ブルースターの花言葉・誕生花・種類・育て方

ブルースターの花言葉・誕生花・種類・育て方

ブルースターは、春から秋にかけて咲く多年草です。花言葉には幸福な愛、信じあう心等があります。今回はブルースターの花言葉や誕生花、更に種類や育て方についてご紹介します。

Lani編集部
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ブルースターとは?どんな花?

ブルースターの特徴

ブルースターという花の名前は、聞いたことがない人もいるかと思います。

しかし花束やフラワーアレンジメントでよく見られる、小さな可愛らしい青色の花、といえばピンと来る人も多いのではないでしょうか。

ブルースターはキョウチクトウ科ルリトウワタ属の花です。花の色は澄んだ青色で、5枚の花弁の形が星のように見えることから、ブルースターと呼ばれています。

以前は主に切り花として流通していた花ですが、近年のガーデニングブームや品種改良により、鉢植えもよく出回るようになりました。

ブルースターは半ツル性の植物で、茎や葉に短く白い軟毛が生えています。楕円形の葉が株元から対になって生えます。草丈は50㎝から1mほどになります。

茎の先端に近い葉から細い花柄を伸ばし、約3cmの小さな数輪の花を付けます。花はフェルトを思わせるような優しく柔らかい質感を持っています。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

花の色はつぼみの時期は少し赤みを帯びていますが、咲き始めてしばらくすると、澄んだ青色になります。そして開花から時間がたつにつれて再び赤みを帯びてきて、咲き終わりには紫色に変色します。

開花後には大きなさや状の果実をつけ、さやが裂けると白い綿毛のついた種が弾け飛びます。そのため、こぼれた種から増えることがあります。

ブルースターの歴史

ブルースターの原産地は、南米ブラジルからウルグアイにかけての地域です。西洋では200年以上愛されており、日本ではおよそ30年前から栽培が盛んになりました。中でも高知県芸西村は、ブルースターの特産地として知られています。

ブルースターの別名・英語名

実は、ブルースターという名前は品種名であり、流通上で呼ばれる通称です。

では、本当の名前は何なのでしょうか。

ブルースターの正式名称は瑠璃唐綿(ルリトウワタ)といいます。この名前の由来は瑠璃色(青色)で、種に綿毛がついている事から来ていると言われています。また、近縁種のトウワタという植物に似ているからだとも言われています。

ブルースターの別名として園芸店等でもよく見られるものに、オキシペタラムがあります。これはルリトウワタの属名を表しています。

ブルースターは海外では一般的にトゥイーディア(Tweedia)と呼ばれます。これはスコットランドのエディンバラ王立植物園の庭師だったジェームス・トゥィーディーにちなんで付けられた名前と言われています。

特に欧米ではブルースターと呼ばれる事はほとんど無く、ブルースターとは他の花のことを指すようです。

また、学名はオキシペタラム・カエルレウム(Oxypetalum caeruleum)といいます。オキシペタラム(Oxypetalum)とはギリシャ語で鋭い花弁を表し、カエルレウム(caeruleum)は英語のcerulean(セルリアン)にあたり、鮮やかな青色という意味です。

ブルースターの花言葉

花言葉には幸福な愛、信じあう心といった幸せなイメージのものと、早すぎた恋、身を切る思いという切ないイメージのものがあります。まるで正反対ですね。どうしてこのような花言葉を持つのでしょうか。

ブルースターの花言葉の由来

まず幸福な愛、信じあう心という花言葉の由来から見ていきましょう。これらはどちらも西洋の言い伝えから来ています。

みなさんはサムシング・フォーという言葉を聞いた事がありますか。

西洋では、結婚式の時に花嫁がサムシング・フォーといわれる4つのものを身に着けると、末永く幸せな結婚生活が送れるという古い言い伝えがあります。

その4つのものとは、サムシング・オールド(何か古い物)、サムシング・ニュー(何か新しいもの)、サムシング・ボロウ(何か借りたもの)、そしてサムシング・ブルー(何か青いもの)です。

青色は純潔や誠実を表す色とされ、サムシング・ブルーに昔からよく使われてきたのがブルースターのウエディングブーケや髪飾りです。

また、西洋には男の子が誕生した時にお祝いとしてブルースターが贈られる風習があります。

これはブルースターの青色が、男の子のラッキーカラーとされるベイビーブルーの色だからです。

これらの言い伝えや風習が、幸福な愛や信じあう心という幸せなイメージの花言葉の由来となっています。

そして、青色は聖母マリアを象徴する色とも言われ、信仰を表す色だとされています。信じあう心という花言葉の由来は、そこから来ているとも言われています。

では、早すぎた恋、身を切る思いという切ない花言葉には、どのような由来があるのでしょうか。

実は、これらの花言葉はブルースターの花の色から来ています。ブルーな気分等とよく言われるように、青は悲しみや憂鬱な気持ちを表す色でもあります。

ブルースターの青い色のイメージが由来となっている花言葉で、特に悲しい言い伝えがあるわけではありません。

また、身を切る思いという花言葉は、ブルースターの茎を切った際に白い乳液が出る事から来ているともいわれています。

以上のことから、プレゼントとしてブルースターを贈りたい場合には、マイナスイメージの花言葉をさほど気にかけなくても良いといえるでしょう。

幸福な愛、信じあう心といった素敵な花言葉のメッセージカードを添えてブルースターを贈れば、きっと喜んでもらえるはずですよ。

ブルースターの誕生花

誕生花は1月24日、3月8日、4月14日、5月2日、5月17日、5月25日、6月14日、9月7日です。

また、白色の品種の誕生花は1月5日とされています。

とても素敵な花なのに、普段は花束等でアクセント的に使われることが多いブルースター。

誕生花としてブルースターを贈る場合には、ブルースターを主役とした花束やフラワーアレンジメントを贈るのはいかがでしょうか。

1年に1度しかない誕生日を祝う心のこもったプレゼントに、受け取ったお相手も感動されることでしょう。

ブルースターの種類

近年の品種改良によりブルースターの品種も増え、白色の品種はホワイトスター、ピンク色の品種はピンクスター、またはローズスターと呼ばれています。

かつてインカ帝国が栄えた地域で原種が発見されたとされる、インカレッドという赤色の品種もあります。

また、八重咲きのブルースターもありますが、色や形によって花言葉に違いはありません。

ブルースターに似た花

色や形がよく似ている花に、ワスレナグサが挙げられます。

ワスレナグサは、ムラサキ科ワスレナグサ属の一年草の植物で、4月から6月にかけて、とても小さな青い花を沢山咲かせます。

ワスレナグサには、その名前の通り私を忘れないでという花言葉があります。

また、ブルースターの近縁種として園芸店等でよく見られるものに、ニチニチソウが挙げられます。

ニチニチソウは、キョウチクトウ科ニチニチソウ属の一年草の植物で、花色は白やピンク、赤等さまざまです。初夏から晩秋まで、花が次から次へと絶えず咲き続けるので日々草といいます。

ニチニチソウの花言葉には、楽しい思い出、生涯の友情等があります。花が次々と沢山咲く様子が、友達同士が楽しく遊んでいるように見え、楽しかった子ども時代を想起させるためと言われています。

ブルースターの季節・開花時期

ブルースターは春から夏にかけてが生育期で、5月から10月までの長い期間花を楽しめます。

切り花の場合は花の持ちはおよそ10日程度ですが、品種改良により徐々に花もちが良くなっています。

自宅で栽培する場合は、同じ株でも一度に開花するのではなく、ポツポツと咲いていくのでゆっくりとブルースターの美しさを楽しめます。

花の季節が終わると休眠期に入り、次の春を待つというサイクルを持つ多年草なので、育てる楽しみが続くのも嬉しいですね。

ブルースターの育て方・ポイント

ブルースターは比較的栽培が簡単な植物だと言われています。綺麗な花を咲かせるためのポイントは、日なたで育てる事と、土の湿度管理にあります。

ブルースターの用土

水はけと通気性の良い土が適していますが、市販の園芸用培養土でもじゅうぶんに育ちます。

鉢の選び方

鉢植えは、5号鉢に1本が目安です。ブルースターは根が地面に対して垂直に生える直根性の植物で、根が傷つくと枯れてしまうので、植えつけの際には丁寧に植えましょう。

庭植えの場合は、株同士の間隔を20cm程度空けて植えていきます。

日当たりや置き場所について

南米原産のため、日がよく当たる温かい場所を好みます。気温が高くても日陰やジメジメした場所は苦手なため、日当たりと水はけのよい場所が適しています。

ブルースターの花や葉の色は、雨に長く当たると白く抜けてしまうため、鉢植えの場合は適宜雨が当たらない場所に移動させます。

暑さに強く丈夫で、寒さにもある程度は耐えるため、日本でも温かい地方は戸外で冬越し可能です。

庭植えの場合は、霜に当たると枯れてしまうため、霜よけを設置しましょう。鉢植えは霜の当たらない場所に移動させるか、室内で育てると良いでしょう。

水やりについて

湿気を嫌うのでやや乾燥気味に育てますが、土の表面が乾いたらたっぷりと水をやります。土が湿ったままの状態が続くと、根腐れを起こし花が枯れてしまうので水のやり過ぎに注意しましょう。

また、花や葉に水がかかると変色するので、なるべく株の元に水をかけるようにすると良いでしょう。

庭植えの場合は、根が張るまでは鉢植えと同じように水やりを行いますが、その後の水やりは、自然の降雨に任せます。夏に雨が何日も降らず、地面がカラカラに乾いた場合には水を与えましょう。

肥料について

植え付け時に緩効性の化成肥料を用土に混ぜます。育成期の5月から10月にかけては、1~2ヶ月に1回化成肥料を施すか、または月に2~3回程度液体肥料を与えます。

支柱と切り戻しについて

ブルースターはつる性の植物なので、生育期につるを伸ばしますが、柔らかく倒れやすいため、ある程度まで育ったら支柱を立ててつるを絡ませます。朝顔用の支柱を利用すると丁度良いサイズです。

支柱を立てない場合は、切り戻しをして草丈を短くすることで茎が倒れるのを防ぎます。

花が終わったら

花が終わって枯れたものは順次摘み取ります。こうすることで湿気を防ぐことも出来、病気や害虫の予防となります。

花が全て終わったら、冬を越す準備を始めます。株の元から15cm程度の高さで切り、腐葉土で株元を覆って次の春を待ちます。

植えっぱなしで育てられる

ブルースターは根が傷付きやすい植物なので、植え替えは頻繫に行わない方が良いでしょう。植えっぱなしでも2~3年は花を楽しめます。その後は株が老化して花のつきが悪くなるので、種の採取をして新たな株を増やします。

かぶれに注意

ブルースターの茎を切ると白い乳液が出ますが、この乳液が手に付くと、人によってはかゆみやかぶれを起こすおそれがあります。もし手についてしまった場合には、すぐにせっけんでよく洗いましょう。

切り花から出た乳液は、そのままにしておくと固まって茎の導管が詰まり、水を吸い上げられなくなります。

流水で30秒程度乳液を洗い流してから切り口をティッシュ等でよくふき取り、乳液が出てこないのを確認してから花瓶等に挿すと、花が長持ちします。

病気や害虫について

気を付けるべき病気は特にありませんが、害虫はアブラムシに注意が必要です。アブラムシは見つけ次第殺虫剤を撒いて駆除しましょう。

まとめ

今回はブルースターについてご紹介しました。可愛らしくロマンチックな雰囲気のブルースターには、沢山の魅力がありますね。

ブルースターは切り花としてプレゼントにも良いですが、育てやすく丈夫な花なので、ぜひ育ててみてくださいね。

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