スターチスの花言葉・誕生花・育て方・種類

スターチスは初夏に花を咲かせる植物で、花言葉には「変わらぬ心」等があります。

今回はスターチス全体の花言葉や色別の花言葉、また誕生花やスターチスを用いた風水についてもご紹介したいと思います。

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スターチスとは?どんな花?

スターチスはブーケやフラワーアレンジメント、そしてドライフラワーとしてよく使われる花です。

花の名前は知らなくても、花束などでアクセント的に使われるカサカサした質感の花といえばピンとくる人もいるかもしれませんね。

そんな誰しも目にしたことがあるようなスターチスですが、どのような特徴を持っているのでしょうか。

まずはスターチスの特徴や歴史などをご紹介したいと思います。

スターチスの特徴

スターチスはイソマツ科イソマツ属の一年草または多年草です。本来は多年草なのですが、園芸上では多くの品種が1年草として扱われています。

原産地はヨーロッパ、地中海の沿岸等です。

茎部分が丈夫で折れにくいことに加え、草丈も高い事から主に切り花として流通しています。

特に暑くて花もちの悪くなるお盆やお彼岸の時期の仏花としても重宝されています。

生花であっても触ったときに乾いているような感触でカサカサしていますが、これはケイ酸という成分を含むためです。

また、花のように見える部分は実は萼(がく)です。スターチスの花は小さな白い部分です。

海辺に近い場所に自生し、激しい海風から花を守るために萼が発達したとも言われています。

萼の色はさまざまで、紫色やピンク、黄色や白色等があります。

そして乾燥してもほとんど色あせず生花の時と同じ美しさを保つのが大きな特徴です。このためドライフラワーとしても人気の高い花です。

花名のスターチスはこの花の旧属名ですが、園芸上の名称として現在も広く使用されています。

スターチス(Statice)はギリシア語のstatizo(止める)を語源とし、ヨーロッパではスターチスの仲間が止瀉薬として利用されていたことに由来します。

学名はリモリウム(Limonium)で、この語源はギリシア語で草原や沼地を意味する「Leimon」です。

スターチスの歴史

スターチスは元々ヨーロッパの一部の地域に自生していましたが、1620年代にイギリスに渡り、品種改良が盛んに行われて世界中に広まりました。日本には明治時代に渡来したと言われています。

その後1980年代に宿根性で花もちの良いハイブリッド種が作出され、現在では世界中に150種を超える品種が存在します。

スターチスの別名

別名は「花浜匙」(はなはまさじ)です。浜辺などに咲き、萼の形がさじ(スプーン)のように見えることが由来です。

また、スターチスを逆さに持つと線香花火のように見えるため、「庭花火」という別名もあります。

海外では、見た目がラベンダーに似ていて海辺に咲くことから「Sea Lavender」(シーラベンダー)という別名や、ローズマリーに似ている沼地に咲く花の意味で、「Marsh Rosemary」(マーシュローズマリー)という別名も持ちます。

そして、ドライフラワーにしても咲いていた時の美しい状態のままなので「everlasting fiowers」 (永遠の花)とも呼ばれます。

スターチスの花言葉

スターチスの花言葉には、スターチス全般が持つものに加え萼(がく)の色別の花言葉があります。

まずはスターチス全般が持つ花言葉をご紹介しましょう。

「変わらぬ心」

スターチスはドライフラワーとしてよく利用される花。

転じて「永遠の愛」といった意味を持つロマンチックな花言葉です。

あなたへの思いは変わりませんという心をこめて記念日への贈り物にも最適です。

「途絶えぬ記憶」

人間というのは忘れる生き物ですが、ドライフラワーにしても色褪せず変わらないスターチス。

沢山の思い出を共有した友人やパートナーへのプレゼントにも良いですね。

「驚き」

スターチスの驚きは、いつまでも枯れないということに対する驚きです。

転じて長生きしてほしいという思いもこめられますね。

「愛の喜び」

スターチスの美しさがずっと変わらないことが不変の愛情を思わせ、愛の喜びという花言葉を持ちます。

「成功」

ずっと咲き続けているようなスターチスの花姿から、成功がイメージされています。

仕事での成功を祈る場合や受験生への贈り物にも良いですね。

「長すぎた恋愛」

一見ドキッとする花言葉ですが、いつまでも変わらないスターチスの花姿が由来の花言葉です。

長い恋愛の先にある新たなるステップ、結婚を想起させる花言葉でもあります。

長い交際期間を経てのプロポーズには適しているかもしれませんね。

「同情」

周りの花が時間と共に枯れていく中、スターチスだけが姿が変わず美しいままなのが由来です。

すぐ枯れてしまう他の花があわれにも思われるため、同情という花言葉を持ちます。

「いたずら心」

時を経ても変わらないスターチスの姿にびっくりさせられる事がいたずら心の花言葉の由来です。可愛らしい花言葉ですね。

「永遠に変わらない」

長く続くスターチスの美しい花姿にちなんだ花言葉です。末永く栄えることを願い、新築祝いや開店祝いに使われることもあります。

紫色のスターチスの花言葉

紫色のスターチスには神秘的なイメージがあります。

「しとやか」

紫色はたしなみがあり落ち着いた様子を思わせるので、しとやかという花言葉を持ちます。

「上品」

紫色は昔から高貴な人が身に着ける色だったことから、上品という花言葉を持ちます。

青紫色のスターチスの花言葉

青紫色のスターチスには冷静沈着なイメージがあります。

「知識」

知的で凛とした印象から知識という花言葉を持ちます。勉強を頑張っているへのプレゼントにも良いかもしれませんね。

ピンクのスターチスの花言葉

ピンクのスターチスにはロマンチックなイメージがあります。

永久不変

ドライフラワーでも美しい姿をとどめているスターチス。歳月を経ても変わらない心を表す花言葉として、ウエディングブーケとしてもよく利用されます。

黄色のスターチスの花言葉

黄色の花の花言葉はネガティブな意味を持つ場合が多いのですが、スターチスは例外で素敵な花言葉を持ちます。

黄色いスターチスは明るく軽やかなイメージを持ちます。

愛の喜び

スターチス属全体の花言葉でもありますが、黄色のスターチスには長く続く花姿に喜びを感じることから、愛の喜びの花言葉があります。恋人やパートナーに贈るのにぴったりですね。

誠実

スターチスの長い間変わらない姿には偽りがなく、約束を堅く守っているようにも見える事からの花言葉です。

黄色のスターチスはこれらの花言葉を持つ事から、2つの花言葉を組み合わせて連想される愛の誓い、プロポーズに利用出来ますね。

ハイブリッドスターチスの花言葉

ハイブリッドスターチスは通常のスターチスと比べボリュームと存在感があり、キュートな印象です。

お茶目

愛らしい花姿から生まれたお茶目という花言葉。親しい友人や家族へのプレゼントにも良いですね。

スターチスの花言葉の由来

スターチスの花言葉は、ほとんどのものがドライフラワーにしても色あせないスターチスの特徴に由来します。

それに加えて色別の花言葉は、色そのものの持つイメージからもつけられています。

海外・西洋のスターチスの花言葉

海外の花言葉には、記憶(remembrance)、成功(success)、同情(sympathy)といったものがあります。スターチスの特徴からくる花言葉を持つのは日本と共通ですね。

スターチスの誕生花

誕生花は4月18日、4月29日、5月7日、11月17日となっています。

スターチスを誕生花として贈る場合は、ブーケやフラワーアレンジメントに明るい花言葉を添えると素敵なバースデープレゼントになるでしょう。

園芸好きな方には鉢植えを贈っても良いかもしれませんね。

スターチスと風水

風水学的には、植物には良い気を呼び込み悪い気を遠ざける作用があります。

また、風水では花の色が持つ意味と飾る方角が重要です。

スターチスは切り花として年中流通していて、色のバリエーションも豊富なので、花を用いた風水にも生かせますね。

それではスターチスの色が持つ風水的な効果と、飾ると良いとされる方角をご紹介します。

ピンクのスターチス

明るくポジティブな気持ちにさせてくれるピンク。ピンク色は人間関係に作用する色です。

恋愛や結婚運上昇を望む場合には、東南の方向にピンクのスターチスを飾りましょう。

紫色のスターチス

紫色は神秘的な色で強い守護の力を持ちます。

気の入り口である玄関に紫色のスターチスを飾ると、厄落としのパワーを期待できます。

また、南西の方向に紫色のスターチスを飾ると女性の潜在能力を高め、運気アップに効果があります。

黄色のスターチス

黄色は金運や財運を司ります。また、過去を清算し新たな自分に生まれ変わりたい時に力をくれる色です。

金運に恵まれたい場合には西、北東、北の3つの方位に黄色のスターチスを飾りましょう。

白色のスターチス

白色はリセットの色。気を浄化する作用があり、悪い気を遠ざけてくれる色です。

鬼門にあたる北東の方向に飾ると不動産運上昇、裏鬼門にあたる南西の方向に飾ると家庭内のトラブルが解消できるでしょう。

オレンジ色のスターチス

オレンジ色は人間関係のバランスに作用し、「調和」を司る色です。

南東の方角にオレンジ色のスターチスを飾ると、人間関係の改善や人気運上昇の効果が期待できます。

また、子宝運アップを望む場合は寝室にオレンジ色のスターチスを飾ると良いでしょう。

ドライフラワーのスターチスについて

風水でスターチスを用いる際に、気を付けなければいけないことがあります。それはドライフラワーは出来るだけ避けるということです。

なぜかというと風水においてはドライフラワーは生きている花ではないので「陰」の気をまとっているためです。

もしスターチスのドライフラワーを飾る場合には、「陰」の気を中和させると言われる赤色のナチュラル素材のアイテムと共に飾りましょう。

ドライフラワーを飾る場所は、風水的に考えると「陰」の気を持つ水回りの近くはNGです。気が滞らない廊下などの部屋以外の場所や風通しの良い窓際等に飾ると良いでしょう。

また、ドライフラワーにほこりをためないように保つことも重要です。ほこりがたまると悪い気もため込んでしまうからです。

いずれにしてもドライフラワーの場合は風水的な効果を期待するより、インテリアとして楽しむ方が良いでしょう。

スターチスの仲間

スターチスの仲間として、イソマツ科アルメリア属のアルメリアが挙げられます。

海岸などに自生する植物で、細い茎の先に丸いピンポン玉のような形の花が咲き、かんざしのように見える事からハマカンザシとも呼ばれます。開花期は3月から5月です。

花言葉は「同情」、「思いやり」、「共感」です。誕生花は2月29日、3月2日、3月30日です。

スターチスに似た花

似ている花としてラベンダーが挙げられます。

ラベンダーはシソ科ラベンダー属の植物で、花の美しさと良い芳香を持つ事で有名です。別名「薫衣草」といいます。

また、「ハーブの女王」と呼ばれ、鎮静作用などの効能も古くからよく知られています。

花言葉には「沈黙」、「期待」、「疑問」、「私に答えてください」等があります。誕生花は7月5日、7月10日、12月3日です。

スターチスの季節・開花時期

スターチスは秋から春にかけて生育し、5月から7月に開花期を迎えます。 生花としての花もちは10日から14日程度です。

スターチスの育て方・ポイント

スターチスは暑さや極端な寒さに弱く、ジメジメした環境も苦手な植物です。綺麗な花を咲かせるためのポイントは、温度と湿度の管理にあります。

スターチスの用土

水はけの良い弱アルカリ性から中性の用土が適しています。市販の園芸用培養土でも構いません。

鉢の選び方

苗よりも一回り大きいサイズの鉢を選びます。根が傷つくと株が弱ってしまうため、植え付けの際には根鉢を崩さないよう丁寧に扱いましょう。

日当たりや置き場所について

日当たりが良く風通しの良い場所に置きましょう。雨に濡れると病気にかかりやすくなるので、雨の日は屋根のある場所に移します。冬は霜に注意し、軒下等で管理しましょう。

水やりについて

基本的には乾燥気味に管理し、土の表面が乾いたら水を与えます。

肥料について

秋の植え付け時と3月から5月に緩効性化成肥料を施します。肥料の与え過ぎは茎や葉の徒長につながるので注意しましょう。

増やし方

種まきで増やします。9月から10月頃が種まきに適した時期です。

花が終わったら

宿根性のスターチスは花が終わった後に茎を10㎝残して切り戻しを行います。

植え替え

宿根性のスターチスは3月頃にひと回り大きい鉢に植え替えます。その際に用土も新しいものに替えましょう。

病気や害虫について

かかりやすい病気に灰色かび病と立枯病があります。

灰色かび病はジメジメした環境が続くと発生しやすくなります。発見次第殺菌剤を散布します。

立枯病は夏の時期の根詰まりや多湿で発生しやすい病気です。見つけたら枯れ葉や花がらをきれいに取り除きましょう。

害虫はアブラムシに注意します。見つけ次第殺虫剤で駆除しましょう。

病気や害虫は湿気のたまらない風通しの良い場所に置くことである程度は予防できますので、スターチスが元気に育つ環境で育てましょう。

まとめ

今回はスターチスについてのご紹介でしたが、いかがでしたか。

スターチスは切り花だけではなく、鉢植えやドライフラワー等、沢山の楽しみ方があります。興味のある方はぜひ手に入れてみてくださいね。

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