邪気とは、マイナスのエネルギーや悪い影響を与える力のことを指します。邪気の影響を受けると、体調不良や運気の低下、精神的な不調など、さまざまな症状が現れることがあります。
では、邪気を受けやすい・もらいやすい人は、どのような特徴を持っているのでしょうか。
この記事では、邪気を受けやすい・もらいやすい人の特徴を22個ご紹介します。
自分に当てはまる特徴が多い人は、邪気を受けやすい・もらいやすい傾向にあると言えるでしょう。
また、邪気から身を守るための方法についても解説します。
邪気から身を守り、健康で幸せな生活を送るために、ぜひ参考にしてみてください。
邪気とはなにか、溜まると起こることについてはこちらをご覧ください。
邪気を受けやすい・邪気もらいやすい人とは
「邪気を受けやすい人」、「邪気をもらいやすい人」。この2つは、ほぼ同じ意味ですが、若干ニュアンスが異なります。
邪気を受けやすい人は、一般的には外部からの悪影響に対して抵抗力が弱まっている状態です。邪気を受けてその場で影響を感じたりすることはあるけれど、邪気を溜め込まないこともあります。
邪気をもらいやすい人は、その受けた邪気が、溜まってしまう人のことです。邪気が溜まりやすい体質になってしまっているので、邪気が移されてしまうというイメージですね。
ただ基本的には同じことなので、この記事では両方同じものとして扱って解説していきます。
邪気は、人の体に悪影響を及ぼすエネルギーなので、邪気を受けやすい・もらいやすい人は、邪気を避けるようにすることが大切です。
邪気がある人の特徴や、邪気が溜まりやすい人については、こちらの記事を参考にしてください
邪気を受けやすい・邪気もらいやすい人の意外な才能
邪気を受けやすいというのは、マイナスなイメージがありますが、実は意外な才能を持っているのです。
それは、霊感が強いということ。これは後天的に身につけることもできるとされていますが、やはり生まれ持った才能が大きいようです。
もし自分が邪気を受けやすいと感じたら、精神的、身体的に今は辛いかもしれませんが、きちんと対処することができれば、強みを活かして生きていくことができますよ。
邪気を受けやすい・邪気もらいやすい人の特徴
邪気を受けやすい、または邪気をもらいやすい人の特徴を、よく見られる順にご紹介します。
1:ストレスや疲れが溜まっている
ストレスや疲れが溜まると、人のオーラは弱く、混濁した色合いを示すことがあります。
オーラは個人のエネルギーの状態を表し、健康や心の状態に影響を受けます。一度オーラを診てもらうのもおすすめです。
2:生活習慣が乱れている
生活習慣の乱れは、さまざまな面で私たちの健康に影響を及ぼします。
そして、この乱れは、邪気を受けやすくする原因の一つにもなり得るんです。
古くから伝わる「病は気から」という言葉がありますね。
私たちがよくかかる風邪も、この言葉で考えると、「風邪(ふうじゃ)」は邪気が原因という見方もできます。
つまり、昔の人々は悪い気、つまり邪気が風邪の原因だと考えていたわけです。
このように、邪気は古くから人々の健康に影響を与えるとされてきました。
現代の科学ではまだ解明されていない、目に見えない力が健康に影響を与えているのかもしれません。
気は、私たちの身体から生まれるものです。
身体があるからこそ、エネルギーや波動、そして気が存在するのです。
もちろん、魂などの概念を考慮に入れると、身体がなくなった後も何らかの形でこれらが存在する可能性はあります。
しかし、私たちが今生きているこの世界で考えるならば、身体の状態が直接、私たちの気の状態に影響を与えることは間違いありません。
健康な身体は、良い気の流れを促進します。
逆に、不健康な身体は気の流れを妨げ、不調やネガティブなエネルギーを引き寄せがちです。
だからこそ、身体を整えることが重要なのです。
バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動は、身体だけでなく、気の健康にも良い影響を与えます。
結局のところ、身体と心、そして気は密接に結びついているため、身体を整えることは、全体の調和とバランスを保つことにつながるのです。
生活習慣を整えることで、身体だけでなく心の健康も保ち、邪気の影響を受けにくくすることが大切ですね。
3:ネガティブ思考
邪気は一体どこから生まれるのでしょうか。
その答えは、負のエネルギー、すなわちネガティブな思考にあります。
ネガティブな思考は、邪気の源となる土台を作ります。
妬み、恨み、復讐心など、ネガティブな感情は邪気を生み出す原因になるのです。
スピリチュアルの世界には「共鳴」という概念があります。
これは物理学でいう共鳴現象に似ていて、同じ周波数の振動がお互いに影響を与え合うことを指します。
この共鳴により、自分のネガティブな思考が、同じようなネガティブな思考を持つ人々に引き寄せられ、その結果、ネガティブな思考が増幅されることがあります。
つまり、自分のネガティブな思考が、似たような状態の人々を引き寄せ、共鳴し合うことで、さらにネガティブなエネルギーが強まるというわけです。
このようなサイクルは、自分自身だけでなく周囲にも影響を及ぼし、邪気の影響を受けやすい環境を作り出してしまいます。
だからこそ、ポジティブな思考や健康的な生活習慣を心がけることが、邪気から身を守るためには重要なのです。
4:風水が乱れている
風水の世界では、「邪気」という言葉がよく使われます。自宅の風水が乱れていると、その家に邪気が溜まりやすくなるんですよ。簡単に言うと、家の中がごちゃごちゃしていたり、掃除が行き届いていないと、良くないエネルギーが溜まりがちなんです。
例えば、トイレにホコリがたくさん溜まっている場合や、寝室に物が多すぎるといった状況がこれに当たります。こういう基本的なことが原因で、家に良くないエネルギーが溜まってしまい、それがなかなか消えないこともあります。
つまり、自宅の環境を整えることが、邪気を遠ざける一つの方法と言えるでしょう。部屋をきれいに保ち、物を整理整頓することで、良いエネルギーの流れを取り戻すことができますよ。
5:感情の波が激しい
「感情の波が激しい」とは、普通の人よりも感情が急に激しくなったり、落ち込んだりすることを意味します。つまり、感情のアップダウンが激しく、気分がコロコロ変わるんですね。これは、邪気に影響されやすいということにもつながります。
ネガティブな思考が邪気を作り出したり、邪気を受けやすくする土台を作ってしまうことがわかりましたが、感情の波が激しい人は下がったときにネガティブに成りやすく、その頻度も多いので、結果的に邪気を受ける回数が増えてしまうのです。
でも、この感情の波が激しいことが、いつも悪いわけではありません。自分で感情を上手にコントロールできていれば、個性として魅力的に映ることもあります。
しかし、自分の感情をなかなかコントロールできない場合は、少し気をつけた方がいいでしょう。気分の変化に振り回されずに済むよう、感情の管理方法を学んだり、リラックスする方法を見つけたりすると良いですね。そうすることで、心が落ち着き、感情の波が少し穏やかになるかもしれませんよ。
6:体質的に邪気を受けやすい傾向にある・エンパス体質・HSP
エンパス体質の人は、人体にあるエネルギーの中心であるハートチャクラ(第四チャクラ)が開いている傾向にあります。このチャクラが開いていると、外部のエネルギーに対して特に敏感になり、周囲の感情や気持ちを深く感じ取ることができます。
このような人々は、体質的に邪気を受けやすいと言えます。しかし、これには一種のトレードオフが存在します。エンパス体質の人は、人の痛みに敏感であり、他人の気持ちを深く理解する能力に長けています。これは大きなメリットとなり、他者との深い共感や理解に繋がります。
ただし、現代社会では人間関係が複雑で、情報もあふれています。そのため、エンパス体質の人にとっては、自分を守る方法を学ぶことがより一層重要になってきます。エンパス体質であることは特別な才能であり、上手く管理することができれば、自分自身も周りの人々も助けることができるでしょう。
人類を救う使命を持ったライトワーカーはこの性質を持っている人が多いと言われています。
7:エネルギーヴァンパイアが身近にいる
エネルギーヴァンパイアは邪気を持つことが多いです。
エネルギーを吸い取る側(エネルギーヴァンパイア)が持つネガティブなエネルギーや邪気が、被害者に移ることがあります。
つまり、エネルギーの吸収だけでなく、邪気の移転も同時に起こり得るのです。
8:霊感が強い
霊感が強い人は、マイナスのエネルギーや感情に敏感に反応しやすいため、邪気を受けやすいと考えられています。
霊感が弱ければ、エネルギーにも邪気にも気づくことができません。そもそも、邪気という概念すらうまれないのです。
しかし、邪気が人間の認識によってのみ生まれるかどうかは、もっと複雑な問題です。
ここで一つの見方として、邪気やエネルギーは客観的な現象として存在し、人間がそれを認識するか否かは別として、その実体は変わらないという考え方があります。
別の見方では、邪気は人間の認識や信念によって形作られ、存在を持つというものです。
瘴気などは自然界から生まれる悪い気であり、邪気は人から生まれる悪い気という考え方です。
この場合、邪気は、人間が存在し、それを感じ取ることができる状態でのみ「実在」することになります。
つまり人間が居なければ、この世界に邪気はないという考え方ですね。これらの考え方は、現代物理学の観点からも、古代からの哲学的な議論からも、まだ完全には解明されていない問題です。
皆さんは、この邪気についてどう思いますか?
9:守護霊が弱い
守護霊が強いという概念があることから分かるように、守護霊が弱い人も存在します。
何かしらの原因で守護霊との繋がりが弱まっている場合も、守護霊が弱い状態になってしまいます。
守護霊との繋がりを強めるにはこちらの記事を参考にしてください。
10:波動が下がっている
波動が下がっている、波動が低い状態は、邪気を受けやすく、溜まりやすいです。
波動とは、私たちの心身のエネルギー状態を表すもので、これが低いということは、ネガティブな感情やストレスが多く、精神的、感情的なバランスが崩れている状態を意味します。
低い波動の状態では、人はネガティブなエネルギーや影響を受けやすくなり、これが邪気として体内に蓄積されることがあります。例えば、慢性的なストレス、怒り、悲しみ、恐怖などのネガティブな感情は、波動を下げる主な原因となります。
このような状態を改善し、邪気の影響を避けるためには、積極的に波動を高める努力が重要です。
波動を高めることは、邪気から身を守るだけでなく、全体的な心身の健康を促進することにも繋がります。
11:閉運している
開運ではなく、閉運してしまっている人も邪気を受けやすい状態です。
ありとあらゆる開運行動がありますが、当然ながら、その逆に閉運する行動もあります。
例えば風水ですよね。家の掃除をしないでゴミ屋敷にする。これは閉運行動で、邪気が溜まりやすくなります。
こういった開運行動の逆を取ってしまっているときは要注意です。
12:心配性
心配性の人は、不安や心配の感情が強いため、ネガティブなエネルギーや感情に影響されやすい傾向があります。
これは、不安や心配が心のエネルギーを低下させ、その結果としてネガティブな外部のエネルギーを引き寄せやすくなるからです。
心配性であることも、ある種トレードオフですから、リスク管理能力が高いなどのメリットがあります。
例えばこのスティーブ・ジョブズ・ピーター・ドラッカーなども絶賛した、インテル創業者「アンドリュー・グローブ」の名著では、パラノイア(この本での訳が、病的なまでの心配性)だけが生き残るとされていました。
そして自信も心配性であると、だからこそ、しぶとく生き残ることができたと。天才的な幼少期の特徴として、極度の心配性が挙げられることもあるほどです。
ですので、心配性な人は邪気も受けやすいですが、その良さを失わずに対処する方法をみにつけたいですね。
13:共感力が高く、感受性が豊か、他人の気持ちに影響を受けやすい
共感力が高く、感受性が豊かな人は、周囲のエネルギーや感情に深く共感する能力があります。これは、他人の喜びや苦しみを自分のものとして感じ取ることができるという意味です。しかし、この特性が強い場合、邪気に共感しやすくなることがあります。
つまり、彼らは他人のネガティブな感情やエネルギーを強く感じ取ることが多く、時にはそれらを自分自身の感情やエネルギーとして吸収してしまう傾向があります。これは、他人の悩みやストレスが直接自分に影響を及ぼすことを意味し、結果として邪気を受けやすくなるのです。
14:他人のことを気遣うことが多い
他人のことを気遣うことが多い人は邪気を受けやすいです。周囲の人々の幸福に対して強い関心を持っています。しかし、このような特性は、他人のネガティブなエネルギーに影響されやすいという側面も持っています。
仮にですが、他人のことを一切考えない自己中心的の極みのような人がいたら邪気を受けることはないでしょう。
15:自己肯定感が低い
自己肯定感が低いことも邪気を受けやすいことに繋がります。
- 自分の境界線が曖昧になりやすい
- ストレスや疲れが溜まりやすい
- 他人のマイナスの感情に影響を受けやすい
16:過去に向ける意識が強い
過去に向ける意識が強い人は、過去の出来事や経験に強く囚われ、その結果、現在や未来への視点が制限されがちです。
過去の変えられない出来事への執着、ネガティブな思考のループ、そして変化への抵抗は、心を過去に留め、エネルギーの停滞を引き起こします。
このような状態では、邪気を受けやすくなる可能性が高まります。過去への固執は、ネガティブな感情や思考を引き起こし、それが邪気を引き寄せる原因となります。さらに、心理的な柔軟性が失われることで、新しい可能性や前向きな変化への対応が難しくなります。
このため、心を「今ここ」に集中するマインドフルネスの練習は非常に重要です。過去から学びつつも、過去に囚われ過ぎず、現在を生きることで、心のバランスを保ち、邪気の影響を遠ざけることができます。現在に焦点を当て、マインドフルネスを実践することで、心の健康とエネルギーバランスを取り戻すことが可能です。
17:自他の境界線が薄い・境界線がない
自他の境界線が薄い、または全くない場合、邪気を受けやすくなることがあります。これは、自分の感情や思考と他人の感情や思考を区別するのが難しい状態を指します。自分と他人との間に明確な境界がないため、他人のネガティブなエネルギーや感情が自分に影響を及ぼしやすくなります。
ただし、この特性は、「ワンネス(一体感)」や「ツインレイ(魂の伴侶)」などのスピリチュアルな概念においては、ある種の統合や深いつながりを感じるために重要な要素となります。この観点から見れば、自他の境界線が薄いことは、スピリチュアルな覚醒や深い人間関係の理解への道を開く可能性も持っています。
逆に言えば境界線がないことは、スピリチュアルな覚醒を引き起こす可能性もあります。
18:霊の仕業・低級霊や霊障の影響
低級霊や霊障などの影響によって、邪気を受けやすくなることもあります。
19:邪悪な心を持っている
邪悪な心を持っている人は、当たり前ですが、邪気を受けやすいです。共鳴でも解説しましたが、邪気を持っていることは、人の邪気にも共鳴します。
邪悪な心とは、他人の不幸や苦しみを喜び、自分の利益や欲望のために他人を傷つける心です。
しかし、戦争などの文脈で考えると、一方の当事者は自分たちの行動を正義と見なし、もう一方からは邪悪な行為と見なされることがあります。このように、「正義」と「悪」は、視点や立場によって解釈が大きく変わる概念です。
これは、個人の心理レベルでも同様で、人は自分の行動を正当化し、自分の信念や価値観を基準に「善」と「悪」を判断することがあります。
おわりに:邪気を避けるようにすることが大切
邪気を避けるためには、邪気を持っている人と接触しないようにすること、邪気を持つ人が触れたものに触れないようにすること、邪気を持つ人がいる場所に近づかないようにすることなどが大切です。
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