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毎日りんごを1個食べた結果に驚き!!〜おいしいりんごの見分け方&食べ方のコツは?〜

甘酸っぱくて歯応えもよく、果物の中でも人気のあるりんご。実は、栄養もたっぷりで、『りんごが赤くなると医者が青くなる』と言われるほどなんです。そこで今回は、そんなりんごを1日1個食べたら、どのような結果になるのかを紹介!

おいしいりんごの見分け方や食べ方のコツも解説しちゃいますよ。これを読めば、さらにりんごの魅力に引き込まれること間違いなし!

りんごに含まれている栄養素は?

りんご

りんごには、どんな栄養素が含まれているか知っていますか?ここでは、そんなりんごに含まれている栄養素を紹介!聞き慣れた栄養素から聞き慣れない栄養素もあるので、順番に見ていきましょう。

りんごポリフェノール

りんごポリフェノールとは・・・

りんごに含まれている数種類のポリフェノールの総称

その中でも、6割を占めているのが『プロシアニジン』。生活習慣病の予防やアンチエイジングの効果あるんだとか。この『プロシアニジン』は、さまざまあるりんごの品種の中でも、ふじや王林にやや多めに含まれていると言われています。

カテキンがいくつか繋がった構造をしていて、さまざまなポリフェノールの中でも特に強い抗酸化作用があるんだとか。この『プロシアニジン』は、皮にも果肉にも多く含まれているのもポイント!

一方、赤い色素の『アントニアニン』は皮に多く含まれています。りんごポリフェノールを効率よく摂るには、皮ごと食べましょう。

食物繊維

りんごには、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維はバランスよく含まれています。

不溶性食物繊維

『セルロース』や『レグナン』は、腸内の水分を吸収して膨らみ、蠕動運動を活発にしてその結果、便通が促される

水溶性食物繊維

『ペクチン』は、腸内でゲル化し、便秘の時は便を包み込んでスムーズに排出し、下痢の時は、ゼリー状の膜になって腸壁を守る

ペクチンの効果
  • 糖質の吸収を穏やかにして食後の血糖値の急上昇を防ぐ
  • インスリンの分泌を抑制する
  • コレステロールの吸収を抑制する
  • 生活習慣病の予防に効果的

わたしたちの身体にたくさんのうれしい効果を与えてくれる『ペクチン』は、りんごの皮に多く含まれています。皮を剥いて食べる人が多いかもしれませんが、皮ごと食べるのがおすすめ

また、加熱すると皮に含まれるペクチンになる前の成分『プロトペクチン』がペクチンに変化するので、生で食べるよりも多くペクチンを摂取することができます。

しかし、加熱をすることで、ポリフェノールやビタミンは減少…。整腸作用を優先したい時は、加熱調理がおすすめですよ!

ビタミンC

『ビタミンC』は、身体のさまざまな部分を作り上げる物質で、コラーゲンを作るのに欠かせない栄養素。そのため、

ビタミンCが不足すると・・・
  • イライラ
  • 貧血
  • 筋肉の減少
  • 心臓障害
  • 呼吸困難

など健康にさまざまな悪影響を及ぼしてしまうんです。また、肌荒れやシミなどの肌トラブルからも守ってくれるので、美肌維持にも欠かせない栄養素なんですよ。

カリウム

『カリウム』は人間が生きていく上で必要不可欠なミネラルの一種。色々な食品に含まれているので、基本的に悪影響を及ぼすほど不足することはありません。

カリウム不足になると・・・
  • 筋力低下
  • 筋肉の痙攣や麻痺
  • 不整脈

などを引き起こしてしまう可能性が…。また、カリウムは体内の余分なナトリウムを排出する働きをもつので、むくみの改善や血圧を正常に保つことができます。1日2,000mg〜2,500mgくらいのカリウムを摂取するのが理想的!

りんご200gを食べると・・・

1日に必要な量の1/10のカリウムを摂取できる

有機酸

りんごには、『りんご酸』や『クエン酸』といった有機酸が豊富。

  • りんご酸・・・爽やかな酸味をもっているので食品の調味料としても使われている
  • 有機酸・・・腸内細菌のバランスを整えて大腸の悪玉菌を抑える働きがある

そして、リンゴ酸やクエン酸は、体内でエネルギーを作り出す『クエン酸回路』を回すのに重要な成分!私達が摂取した糖質や脂質をクエン酸回路でエネルギーに変換することで、身体を動かすために必要な力を作っているんですよ。

疲労回復効果もあるので、毎日の食事に取り入れることで、生き生きと過ごすことができちゃいます。

βカロテン

『βカロテン』は体内の中で、ビタミンAに変わります。

βカロテンの効果
  • 鼻や口、胃や丁などの粘膜を丈夫にする
  • ウイルスの侵入を防いでくれる
  • 風邪予防
  • 癌のきっかけとなる細胞の損傷を防ぐ
  • 骨を丈夫にする

など健康維持には欠かすことのできない栄養素なんです。

りんごを1日1個食べると?

りんご

りんごには、『1日1個で医者いらず』なんていう格言もあるのは、ご存知ですか?このことから、入院している方へのお見舞いに持っていくことも多いんですって。

また、農水省が過去に提案した『毎日くだもの200グラム運動』というものがあります。日本人のくだものの摂取量は140gで、先進国では最低レベルの値。『毎日くだもの200グラム運動』の趣旨はアンチ生活習慣病なんです。

りんごは、おいしいだけでなく健康な身体作りに必要な栄養素がたっぷり含まれています。そんなりんごを毎日1個食べることで、『毎日くだもの200グラム運動』も達成することができちゃうんですって。

りんごのうれしい効果は?

りんご

りんごは1日1個食べるといいということは、前にお話しました。では、りんごを1日1個食べるとどのようなうれしい効果があるのでしょうか。ここでは、そんなりんごを食べた時のうれしい効果を紹介しますよ!ぜひ参考にしてくださいね。

生活習慣病予防

りんごには、たくさん含まれている食物繊維によって、体内のコレステロールから作られる胆汁酸を便中に排出するのを促進。血中コレステロール値を下げる効果があるんですって。

悪玉コレステロールが増えてしまうと、血管内に脂肪が溜まってしまい、動脈硬化の原因にも…。食物繊維を摂取することで、動脈硬化の予防にも繋がります。

便秘改善

便秘

りんごに含まれる食物繊維によって、便のかさを増やして腸を刺激することで便秘改善の効果も!また、下痢の時には、ゼリー状の膜になって、腸壁を守ってくれる効果もあるんですって。さらに、食物繊維は善玉菌のエサになるので、腸内環境の改善にもつながります。

美肌効果

ポリフェノールに含まれるプロシアニジンには、高い抗酸化作用と殺菌作用があります。その結果、ニキビの原因になる細菌の繁殖を防ぐ効果があるんですって!

また、活性酸素を抑える効果もあるので、シミやシワ、老化を防ぎ、アンチエイジング効果にも繋がります。食物繊維によって、腸内環境が整うと、代謝や免疫の機能が高まるので、肌のターンオーバーが促進!肌トラブルを予防して美肌を作ることができるんですよ。

ダイエット効果

ダイエット

食物繊維には、食後の糖の吸収を緩やかにして、血糖値の急激な上昇を防いでくれる効果もあります。また、りんごの果肉は硬く、よく噛んで食べるので、満腹中枢が刺激されて食べ過ぎ防止に!その結果、肥満予防にもなるんですって。

りんごの果肉よりも皮にたくさん含まれている食物繊維であるペクチンを効率よく摂取するには、皮ごと食べるのがおすすめですよ。

りんご選びのポイントは?

りんご
ポイント
  • 手に取ったときにずっしりと重みがある
  • 皮にハリとツヤがある
  • 軸が太くて干からびてないもの

干からびているものは、鮮度が落ちて水分が抜けていることがあるんですって。お尻の方まで全体的に赤くなっているりんごは、しっかり熟していて甘みも強いですよ。一方、未熟なものは下の方が緑で、酸味が強いんだとか…。

熟したりんごは、皮の上からでも甘い香りが漂うので、香りもチェックしましょう。実は、りんごのツヤやべたつきは、ワックスや防虫の薬剤ではないんです!

このツヤの正体は、『油上がり』と呼ばれる減少で、りんごに含まれているリノール酸やオレイン酸といった脂肪酸が表面に出てきたもの。水分の蒸発による乾燥を防ぐ働きがあるんですって!

りんごが熟すと、この『油上がり』という減少が見られるので、食べごろのサインとも言えます。

ちなみに…
りんごの『蜜』の正体は、『ソルビトール』という成分が染み出したもの。
完熟期のりんごになると、細胞内の糖が緩和して、細胞の外に溢れ出してくるんですって。
見た目がはちみつに似ているので、このように呼ばれていますが、実はこの蜜の部分はそんなに甘くないんです。
ソルビトールは口の中に入れると涼やかな甘みを感じるので、砂糖の甘みに比べたら、穏やかに甘みを感じられるんですよね。
蜜入りのりんごは完熟のサインなので、全体的に糖度が高いのがポイント!
蜜は、すべての品種に入るわけではなく、サンふじなどで多いんだとか。
逆につがるや王林には、蜜は入りにくいんです。


りんごの栄養をたっぷり摂取する食べ方のコツは?

りんご

せっかくりんごを食べるなら、栄養をたっぷり摂取したいですよね?そこで、ここではどのようにりんごを食べると効率よくりんごの栄養を摂取できるかを紹介!とても簡単な方法ですぐに実践できるので、ぜひりんごを食べる時はやってみてくださいね。

スターカットで皮ごと食べる

りんご

りんごの食物繊維やペクチン、ポリフェノール、ビタミンC、ビタミンEは皮にもたくさん含まれています。このたくさんの栄養素を摂取するためにも、皮ごと食べるのがおすすめ!その中でもさらにおすすめなのが、『スターカット』という切り方なんです。

りんごを横にして皮のまま薄く輪切りにする方法で、切り口の真ん中に芯の部分が星形…。この芯の見え方から『スターカット』という名前がついたんですって。

スターカットにすると、果肉に対しての皮の面積が少ないので皮の食感があまり気にならないのがポイント!また、捨てるところも芯と軸の部分だけなので、生ゴミの量も減って環境にもやさしいですよ。

切ったらすぐに食べる

りんご

切ったりんごを放置すると、切り口が茶色くなってきますよね?これは、りんごに含まれているポリフェノールが酸化して起こります。ポリフェノールが酸化することによって、りんごの他の成分が酸化されないように守ってくれているんですって!

しかし、ポリフェノールの抗酸化作用はなくなってしまうんです。つまり、体内で抗酸化作用を得るには、色が変わる前に食べるのが効果的!時間を置く場合には、薄い食塩水やレモン水につけると酸化を遅らせることができますよ。

まとめ

今回は、りんごのうれしい効果について紹介しました。りんごには、わたしたちにとってうれしい効果がたくさんあります。そして、1日1個食べることで、そのうれしい効果を継続して摂取することが可能!

毎日りんごを食べる習慣を身につけて、りんごの栄養をたくさん摂取しましょう。せっかくりんごを毎日食べるからには、おいしいりんごの見分け方も知りたいですよね?そこで、おいしいりんごを見分けるポイントも解説!

さらに、りんごの栄養をたっぷり摂取する食べ方のコツもお話しました。おいしいりんごを食べて、栄養たっぷり摂取しましょう。それでは、『毎日りんごを1個食べた結果に驚き!!〜おいしいりんごの見分け方&食べ方のコツは?〜』はここまで!

今回紹介したことが、少しでもみなさんのお役に立てたらうれしいです。

庄司 奈南
執筆者

専門学校を卒業してから、保育園栄養士として勤務しています。自身の妊娠を機に、食生活に関しても意識するようになり、プレママやお子さんのいるママさんの食に関するお悩みはもちろん、それ以外の方の食に関するお悩みを解決できるようにお役立ちできたらうれしいです。

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