たっぷりのメープルシロップに溶けたバターがしみていて、小さなお子さんから大人まで色んな世代で人気があるホットケーキ。
そんなホットケーキ、お家で焼いてると焼き上がりのタイミングがイマイチ分からなくて、生焼けになってしまったという経験もありますよね?
生焼けのホットケーキを食べても身体への害はないのか気になる人もいると思います。
そこで今回は、生焼けのホットケーキを食べたらどうなるのかを紹介!
また、生焼けにならないホットケーキの焼き方や生焼けになってしまった時の対処方法やポイントもお伝えするので参考にしてくださいね。
色んな世代に人気のあるホットケーキ…せっかくならふわふわでおいしいホットケーキを焼けるようになりましょう!
生焼けのホットケーキ、食べてもいい?
生焼けのホットケーキを食べてしまった時、心配になってしまう人も多いと思います。
しかし、基本的に生焼けのホットケーキを食べてしまったからといって腹痛を起こす可能性は低いんですって。
その理由は、ホットケーキに使われている材料にポイントが…。
ホットケーキの材料は主に小麦粉や卵、牛乳が使われていますよね?
実はこれらの材料は全て生でも食べることができるんです。
そのためホットケーキは生焼けだったとしても基本的には腹痛を起こす可能性は低いんですって!
しかし、小麦粉は加熱をすることで消化がよくなりますが、生で食べてしまうと消化がされにくく腹痛を起こす可能性も…。
一般的に健康な方は、過剰な量を摂取しない限り大丈夫ですが、体が弱っていたり、小さいお子さんは注意が必要!
ホットケーキの生焼けの見分け方は?
生焼けのホットケーキを食べても身体に害はなさそうですが、ふわふわでおいしいホットケーキを食べたいですよね?
そこで、ホットケーキの生焼けを見分ける方法を紹介!
簡単にできる方法なので、ぜひ取り入れてくださいね。
爪楊枝や竹串を生地に刺してみる
確実にホットケーキの生焼けを見分ける方法は、竹串や爪楊枝を刺してみること。
ホットケーキの真ん中あたりに爪楊枝や竹串を刺してみて、液体状の生地が付着したら生焼けの証拠。
何も付着しないようになるまで加熱して、生焼けを防ぎましょう。
生地が膨らんでいる状態を確認する
ホットケーキは生地をどんなに薄く伸ばしたとしても、加熱されて火が通ると表面に気泡ができるのと同時に生地が膨らんできます。
焼き始めから生地の厚みに変化がない場合は、厚みがでてくるまで加熱が必要になるんですって。
焼き色を見て判断する
ホットケーキに火が通っていると表面がこんがりとしたきつね色に…。
生焼けの時は、焼き目が焼く前の生地の色に近い白っぽい色をしている時は、加熱が足りてないので、表面が焦げつかないように気をつけながら加熱をしましょう。
ただし、弱火でじっくり焼くといつまで経っても焼き目がきつね色にならないこともあるんです。
逆に強火で焼いた時は、表面がきつね色になっていても中が生焼けになってしまっている可能性も…。
生焼けにならずにしっかり焼けているか不安な時は、爪楊枝や竹串を刺して確認するようにしましょう。
ホットケーキが生焼けだった時の対処法は?
もしホットケーキが生焼けになってしまった場合、どのような対応をすればいいのでしょうか。
ここでは、ホットケーキが生焼けになってしまった時の対処方法とポイントを紹介!
対処方法とポイントを知ることによって、ホットケーキが生焼けになってしまっても落ち着いて対処することができますよ。
弱火でじっくり焼く
生焼けのホットケーキは、弱火でじっくり再加熱することで中まで火を通すことができます。
弱火でじっくり火を通す場合は、次の2つのことに気をつけましょう。
- フライパンやホットプレートに蓋をする。
- 弱火でじっくり加熱する。
フライパンやホットプレートに蓋をすることで、内部の温度が上がってしっかりとホットケーキに火を通すことができます。
さらに蓋をすることで、水分も蒸発を防ぐこともできるんですって!
また強い火力で焼き直してしまうと、中まで火が通る前に外側が焦げてしまう原因に…。
弱火でじっくり火を通すことで、外側が焦げずに中まで火を通すことができますよ。
電子レンジで再加熱する
ホットケーキが生焼けだった時、電子レンジで加熱すると簡単に中まで火を通すことができます。
電子レンジで再加熱する時は、次の2つのことに気をつけましょう。
- ラップをかける。
- 温めすぎない。
再加熱をする時に、しっかりとラップでホットケーキを覆わないと乾燥してしまいパサつきの原因に…。
また温めすぎてもホットケーキの中の水分が蒸発してしまうので、パサパサになってしまうんです。
電子レンジの加熱は想像以上に早いので、1回の加熱は20秒くらいが目安!
加熱した後にホットケーキから湯気が出ていたら、十分に加熱されている証拠ですよ。
生焼けのホットケーキを電子レンジで再加熱する方法は、確実にホットケーキに均一に火を通すことができるので、フライパンで焼き直すのが苦手だったり、料理初心者の人にはこの方法がおすすめ!
ホットケーキが生焼けにならないようにする焼き方は?
ホットケーキが生焼けにならないように上手に焼くにはどのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。
ここでは、生焼けにならないホットケーキの焼き方のポイントを紹介します。
ぜひお家でホットケーキを焼くときの参考にしてくださいね。
強火で焼かない
強火で焼いてしまうと中まで火が通る前に外側が先に焼けてしまうので、生焼けの原因に…。
生地を焼くときの火力は強火ではなく、中火がおすすめ!
ホットケーキを焼き始める前に焼きムラ防止のために、フライパンを強火で熱するのもポイントなんですよ。
生地を焼く前にフライパンを濡れ布巾で冷ます
強火で熱したフライパンを濡れ布巾の上にのせて冷ますと、フライパンの温度が均一になって、焼きムラや生焼けを防ぐことができます。
濡れ布巾で冷ます時間は5〜10秒くらいで、ジューと音がしなくなればフライパンの温度が下がった合図!
生地を入れて焼くときには、中火にしましょう。
裏返したら蓋をして、蒸し焼きにする
ホットケーキの生地に気泡がしっかりとできてきて、膨らんできたら火が通って片面が焼き上がった合図。
裏返して蓋をして蒸し焼きにしましょう。
蓋をすることで、フライパンの内部を高温に保てるだけでなく、水分の蒸発も防げるので、ホットケーキが生焼けになるのを防げるんですって。
弱火では焼かない
弱火でホットケーキを焼くと、火がしっかり通らずいつまで経っても生焼けに可能性が…。
また、焼き色もつきにくいので焼きあがってもホットケーキの香ばしさがなくなってしまいます。
時間をかけて焼き色がつくまで火を通そうとすると、ホットケーキに含まれている水分が蒸発して焼き上がりがパサパサになってしまう原因にもなるんですよ。
まとめ
今回は生焼けのホットケーキを食べた時のわたしたちの身体への害はあるのかについて紹介しました。
ホットケーキに使われている材料は基本的に生でも食べることができるので、腹痛を起こす可能性は低いとされています。
しかし、小麦粉に関しては加熱することによって消化がよくなるため、生で食べた場合腹痛を引き起こす可能性も…。
健康な人は過剰に摂取しない限り腹痛を引き起こすことは少ないですが、身体が弱っていたり小さいお子さんは注意が必要!
腹痛を引き起こさないためにも、今回紹介した生焼けにならないホットケーキの焼き方をぜひ実践してみてくださいね。
また、万が一生焼けになってしまった場合でも、弱火でゆっくり再加熱したり、電子レンジで加熱することによって中まで火を通すことができます。
小さなお子さんから大人まで人気のあるホットケーキ…ポイントを踏まえてふわふわに焼けるようになりましょう。
それでは『食べてもいい?ホットケーキが生焼けでもおいしく食べる方法!』はここまで!
今回紹介したことが、少しでもみなさんのお役に立てたらうれしいです。
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