エメラルド(翠玉)の意味・石言葉・誕生石・効果・相性【パワーストーン】

エメラルド(翠玉)の意味・石言葉・誕生石・効果・相性【パワーストーン】

ジュエリーとして人気のあるエメラルドは、5月の誕生月石にもなっています。指輪やネックレスの素材として知っている人も多いのではないでしょうか。「愛の石」として知られるエメラルドのパワーやその逸話、偽物の見分け方などについて徹底解説します。

Lani編集部
執筆者

「Lani編集部」です。さまざまなジャンルの情報を配信しています。

Lani編集部をフォローする

エメラルドってどんな石?

エメラルドとは

エメラルドとは、緑柱石(ベリル)の1種。アクアマリンと同じ化学式で表現されますが、クロムやバナジウムが混入し濃いグリーンカラーをしています。ジュエリーとして知名度が高く、ダイヤモンド・サファイア・ルビーと並べて4大宝石とも呼ばれます。

美しいグリーンカラーになり人気がありますが、小さな結晶でしか産出しないため、大きな粒のものはとても希少で高価になります。また、内部に特有の傷が多く、「不可能なこと」を表現する「傷のないエメラルドを探す」という言葉もあるほどです。傷がないものはありえないので、他の宝石やパワーストーンでは考えられないほどに傷が多いものでも宝石ランクで流通しています。それほどまでに希少価値が高いということですね。

とても高価な宝石であるエメラルドがパワーストーンとして流通する際は、透明度が低く宝石としての規格外のものが使用されています。

エメラルドの名前の由来

エメラルド(Emerald)の語源は、サンスクリット語で「緑の石」を意味する「marakata(スマラカタ)」とされています。その後ギリシャ語で「smaragdos(スマラグドス)」、古いフランス語の「esmeraude(エスメラルド)」、英語の「Emerald(エメラルド)」と変化していったとされています。

エメラルドの和名・別名

エメラルドの和名は「翠玉(すいぎょく)」もしくは「緑玉(りょくぎょく)」。見た目通りの名付け方ですね。

エメラルドは内包物や内部の傷が多く、光に通すと樹木の生い茂った庭に見えたことから、フランス語で「庭」を意味する「jardin(ジャルダン)」と呼ばれていたことも。「天国の庭を覗ける石」として人気があったんだそうです。

宗教的にも神聖視されたエメラルドは、ユダヤ教では「聖なる石」、カトリックでぇは「法王石」と呼ばれています。

エメラルドの歴史

エメラルドは紀元前4000年ごろのバビロニア時代にさかのぼります。遺跡から発見されたパピルスにエメラルドに関する記載があり、プトレマイオス朝にはクレオパトラ女王がエメラルドを好み、宮殿の装飾に利用した他大使に与えていたこともありました。クレオパトラは自分専用のエメラルド鉱脈を持っていたほど、エメラルドがお気に入りだったようですね。

エジプトからローマに渡ったエメラルドは、プリニウスの「博物誌」の中で「ダイヤモンド、パールに次ぐ石」と記載されています。エメラルドがその美しさでヨーロッパの人々を魅了したことは、古代ローマ帝国時代の遺跡から出土するエメラルド製品の多さが物語っています。暴君として名高い皇帝ネロはエメラルドのモノクルを所有していたとされています。

インカ帝国でもエメラルドが神聖視され装飾品に使用されていましたが、1533年にスペインが南アメリカ大陸に上陸した後からは現在の名前であるエメラルドが用いられるようになり、宝石としてますます愛されるようになったのです。

個別に鉱物を分析したり鑑定したりする方法がなかった古の時代には、緑の宝石はすべてエメラルドと呼ばれていました。そのため、ペリドットなど他のグリーン系鉱石も、エメラルドと呼ばれていた時代がありました。クレオパトラの所持品の中でも長くエメラルドだと信じられていたものがペリドットだったことがあり、両者が混同されていたことがうかがえます。

エメラルドの伝説・言い伝え

エメラルドは歴史が古く、各地で言い伝えがあります。

ユダヤの伝説ではソロモン王が神から授けられた宝玉の内の1つがエメラルドだとされ、古代エジプトでは「繁殖と生命のシンボル」とされ好まれていたようです。眼病予防や解毒作用があるとされ、ローマの帝国であるカエサルは治療のために多くのエメラルドを集めていたとされています。

宗教上でも崇められたエメラルドは、カトリックやユダヤ教でも神聖視されています。キリストの善良な心を表す医師とされ、最後の晩餐で用いた盃はエメラルドで出来ていたともされています。

また、「蛇がエメラルドを見ると失明する」「女性の貞操を守り浮気を防止する」という言い伝えもあります。

エメラルドの産地

コロンビア・ブラジル・ザンビア・ロシア・ジンバブエ・マダガスカルなど

中でもコロンビアはエメラルド産出量は世界シェアの60%を超えていて、続くブラジルそしてザンビアを合わせた3カ国のシェアは90%以上となります。

産地による特色もあり、コロンビア産エメラルドはクロムにより発色していてグリーンカラーが強く、良質とされています。ザンビア産エメラルドはバナジウムに起因する発色であり青みがかったグリーンカラーをしています。

エメラルドの硬度

モース硬度は7.5~8。決して傷つきやすい鉱石ではありませんが、内部に傷が多すぎて衝撃にとても弱いです。職人泣かせの鉱石であり、「エメラルドをカットできたら1人前」という言葉もあるほどです。

エメラルドの宝石言葉・石言葉

「幸運」「幸福」「夫婦愛」「安定」「希望」など

エメラルドと誕生石・曜日石・守護石

エメラルドは5月の誕生月石、3月17日の誕生日石に制定されています。

守護石としては、牡牛座・蟹座・獅子座・蠍座・卯年・金曜日の守護石となっています。

また、結婚5年目と55年目の記念石でもあります。

エメラルドの色と種類・似ているパワーストーン

エメラルドは火山活動で出来る鉱物で、クロムやバナジウムによりグリーンに発色している緑柱石であることが条件です。

グリーンカラーしかなく、カラーリングが濃く傷が少なく、大きさが大きいものほど価値があります。

キャッツアイ・エメラルド

キャッツアイもしくはシャトヤンシーと呼ばれる光学反応を持つエメラルドのことを、「キャッツアイ・エメラルド」と呼びます。宝石表面にチューブ状の内包物があることが原因となっていて、ごく稀にしか見られません。キャッツアイ・エメラルドはそのキャッツアイ効果を引き立たせるために厚みのあるカボションカットを施されることが多いです。

スターエメラルド

スター効果を持ったエメラルドのことを、スターエメラルドと呼びます。

スター効果とはカボションカットをした際に表れる光学反応のこと。針状の結晶を内包することで光の筋が放射状に延びる効果です。

トラピッチェ・エメラルド

1960年代にコロンビアのムゾー鉱山で発見されたエメラルドで、ブラックの放射線が6本見えます。
トラピッチェとは、黒色頁岩を母岩として発見される、6つの仕切りを持った結晶のこと。6枚の花弁を持った花のようにも見えます。歯車にも似ていることから、スペイン語で「歯車」を意味する「trapiche(トラピッチェ)」と名付けられました。スター効果のような光学反応ではなく、エメラルドにがトラピッチェ結晶に沿って成長を続けた結果なので模様といってもよいでしょう。このトラピッチェを内包するエメラルドがトラピッチェ・エメラルドと呼ばれます。

トラピッチェ・エメラルドには3つのタイプがあります。中心に六角形がありその角から細い6つの線が伸び、亀の甲羅のように見えるタイプ。中心に六角形がなく6つの線のみが放射状に延びるタイプ。そして、トラピッチェで仕切られたエメラルドが成長し花びらのように見えるタイプです。花びら型のトラピッチェ・エメラルドについての成長の仕方は現時点でまだ分かっていません。

とても希少価値が高いため高価であり、宝石ランクの品質を持ったトラピッチェ・エメラルドはなかなかお目にかかれないでしょう。反対に、パワーストーンとして流通する品質ランクのトラピッチェ・エメラルドは見かける機会も多いです。

エメラルドと似ているパワーストーン

ペリドット

「太陽の石」と呼ばれるペリドットは、古代エジプトではエメラルドと同一視されていたパワーストーンです。「太陽を浴びた草原のような」「オリーブの実のような」と表現される明るいカラーリングで人気があり、8月の誕生月石にもなっています。屈折率が高く光量が少なくても輝くため夜会に欠かせない宝石となり、「イブニングエメラルド」と呼ばれていました。

ペリドットはエメラルドほど内部に傷が少なく、色見も明るく薄いです。しかし、品質によっては見分けがつかないこともあるため、プロに鑑定を依頼するのが無難でしょう。

グリーンベリル

エメラルドがクロムもしくはバナジウムを発色要因としているのに対し、同じ緑柱石グループの中でも鉄分によってグリーンに発色しているものは「グリーンベリル」とされます。グリーンベリルは加熱処理をすることでアクアマリンに変化するという特性を持っています。エメラルドに比べて明るいカラーをしています。

1960年代にアメリカにおけるエメラルドの定義が変更になり、バナジウムにより発色したグリーンベリルもエメラルドと呼んで良いことになりました。それまではクロムで発色したもののみがエメラルドだったのです。しかし、アメリカ以外の国では定義変更が認められず、バナジウムによって発色したグリーンベリルはアメリカ以外の国ではエメラルドとは認められていません。

本来の定義ではグリーンベリルなのにアメリカの新しい定義ではエメラルドという存在がある点は、購入を考えているなら留意しておくべきでしょう。

グリーングロッシュラーガーネット(ツァボライト)

エメラルドによく似た宝石としてあげられるのが、グリーンのガーネットであるグリーングロッシュラーガーネットです。ケニアのツァボ国立公園で採掘されたことから、「ツァボライト」という商品名で流通しています。

発色要因はエメラリドと同じくクロムとバナジウム。グリーングロッシュラーガーネットの方が色が淡く、グリーンというより黄緑色であることが多いようです。カット方法や品質によっては見分けがつかないことも多いので、鑑定に出してプロに見分けてもらうのが無難でしょう。

ヒスイ

西洋では宝石として知られていないヒスイですが、東洋では絶大な人気を誇っていますよね。翡翠といえば不透明でこっくりとしたグリーンカラーを思い浮かべる人が多いですが、中国でもっとも価値が高いとされる琅玕(ロウカン)は透明度が高く緑が深いので、エメラルドと間違われても不思議ではありません。素人が見分けることは不可能なので、プロに鑑定をお願いするしかないでしょう。

グリーントルマリン・クロムトルマリン

かつてエメラルドと同一視されていたグリーントルマリン。「ヴェルデライト」「バーデライト」という別名もあり、クロムを発色原因とすることから「クロムトルマリン」とも呼ばれます。

グリーントルマリンはエメラルドより明るいカラーリングのものが多いですが、品質によっては見分けがつかないことも多々あります。

クロムダイオプサイト

一部地域でのみ見つかる珍しいグリーンカラーのダイオプサイトであり、鉱石愛好家に注目されていたクロムダイオプサイト。1980年代にロシアで大きな鉱脈が見つかったこともあり、近年ではエメラルドに変わるグリーン系の鉱物として人気が出始めています。「ロシアンエメラルド」という別名もあるほどです。

両者ともにクロムが発色原因であることや内部に傷が多いことなど共通点が多く、見た目も美しいクロムダイオプサイト。エメラルドと同じくらい美しい上にエメラルドより安いとあって、クロムダイオプサイトを好んで選ぶ人も増えています。

エメラルドが持つスピリチュアル的性質

エメラルドと風水

エメラルドは五行思想において木気を持っています。木気が表すのは「仁」。仁とは優しさや慈しみの心、つまり友愛や慈愛のことです。他にも若さや成長を意味し、始まりや伸びやかさを象徴しています。

エメラルドと相性の良い方位

東・東南・南

エメラルドとチャクラ

エメラルドが活性化させるチャクラは、胸にある第4チャクラ。「ハートチャクラ」と呼ばれ、「愛」「癒し」「調和」などを意味します。

孤独感が強かったり安心感が欲しいときに活性化させることで、気持ちが和らぎ癒されるでしょう。

エメラルドはこんな人におすすめ

・対人関係を良くしたい人

・恋愛成就や結婚のお守りが欲しい人

・深い癒し効果を得たい人

・魔除けのお守りが欲しい人

・インスピレーションを高めたい人

エメラルドの効果・効能・スピリチュアルへの影響

1.恋愛運・結婚運アップ

エメラルドは「愛の石」と呼ばれ、持ち主やその周囲の人に愛を振りまくと同時に、愛情を持続させる力が強いです。そのため恋愛成就や結婚に関する願いを込めて身に着けるとよいでしょう。

持ち主の気品や魅力を表面化してお相手に伝える効力のあるエメラルドは、お相手の心を振り向かせるサポートをしてくれます。すでにパートナーがいる人も、パートナーとの絆を深める効果もあります。その一方、エメラルドは浮気封じのためのパワーストーンともいわれています。持ち主の魅力を高めて愛情を持続させる効果があるのはもちろん、お相手の不誠実があれば色を変えて持ち主に知らせてくれます。

2.ヒーリング

エメラルドは愛情を振りまくパワーストーンなので、持ち主を大きな愛で包み癒す効果があります。深い癒しの波動で持ち主の感情を鎮め、不安や恐怖、焦燥といったネガティブな感情と離れることができるでしょう。

トラウマからの解放にも効果があり、思い悩んでいる人におすすめです。原石タイプのエメラルドはよりヒーリング能力が高いので、お部屋に飾るのもよいですよ。

3.魔除け

エメラルドは持ち主の思いに応えてくれるパワーストーンなので、持ち主を守る保護能力にも長けています。また、持ち主自身のインスピレーションを高めて危険に気づかせるだけでなく、危機が迫ったときに知らせてくれるという逸話も。色が薄くなったりヒビが入ったりすることで、危険を教えてくれるんだそうです。「魔女はエメラルドのある場所には近づかない」という言い伝えもあるほどです。

持ち主に悪影響を与える存在から距離を取らせてくれるので、ストーカーや詐欺などから身を守ることができるでしょう。不誠実なお相手をパートナーに選んでしまった場合にも、お相手の不誠実さを教えてくれるため、ダメージが少ないうちに離れることができそうです。

4.人間関係好転

エメラルドはヒーリング効果が強く、精神的な波を鎮めて心身のバランスを取ってくれます。精神的に安定すれば、自信がつき心が穏やかになりますよね。周囲の人にも優しい気持ちを持って接することができるようになるため、良い人間関係を築いていけるでしょう。

エメラルドは持ち主に無条件の愛を教え、計算のない繋がりを促す愛の石です。忍耐力や知恵を与えるため、人間関係も良好になるでしょう。持ち主にだけ作用するのではなく周囲の人にも働きかける効果が強いので、調和と愛情を振りまいてくれます。ただし、エメラルドは持ち主の思いに応えて力を貸してくれるパワーストーンなので、持ち主自身の努力は必須です。

5.インスピレーションを高める

エメラルドにはインスピレーションを高める効果があります。

古くから知性や叡智といった意味を持つエメラルドは、持ち主の洞察力や直感力をアップしてくれます。クリエイティブな職業に就いている人や知性を必要としている人にとっては、お守りとなってくれるでしょう。

エメラルドと相性の良い組み合わせ

エメラルド×ルビー

エメラルドとルビーの組み合わせは、恋愛成就に効果を発揮します。

エメラルドと同じく4大宝石に数えられるルビーは「勝利の石」として有名です。ルビーは女性の魅力を高め自信を持たせるのと同時に、ライバルに打ち勝ち勝利を得る効果があるとされています。そのため、恋愛においてライバルがいるケースなどで強い効果を期待できるパワーストーンです。

「愛の石」という別名を持つエメラルドも、持ち主や周囲を愛情で包み込み、無条件に結び付けます。慈愛の心が芽生えるパワーストーンなので、意中のお相手がいる人におすすめ。ルビーと組み合わせることでより強くお相手と結ばれることとなるでしょう。

エメラルド×モルガナイト

エメラルドとモルガナイトは、恋愛の長続きに効果をもたらす組み合わせです。

モルガナイトは「愛情」「優美」といった意味を持ち、ヒーリング効果が高いパワーストーンです。優しいピンクカラーから発せられる愛の波動は、持ち主をそっと包み込んでくれるでしょう。と同時に持ち主に自愛の心や優しさを与えるため、相手を許すことができるようになります。

一方、エメラルドも「愛の石」という別名通り、恋愛に効果があるパワーストーン。持ち主を優しく癒すと同時に周囲の人にも優しくできるように促してくれるので、穏やかで思いやりのある関係を築いていけます。パートナーと長続きしない人や喧嘩が多いという人におすすめです。

エメラルド×シトリン

エメラルドとシトリンの組み合わせは、全体的な運気のアップや自己改革に役立ちます。

シトリンは金運の石というイメージが強く、実際に金運アップ効果が期待できます。と同時に気の流れを良くし、悪い運気を溜め込まないようにしてくれる開運のパワーストーンでもあるのです。ポジティブ思考をもたらし行動力を授けてくれるので、そもそも悪い運気が寄り付くことがないともいえるでしょう。

エメラルドは愛と癒しの効果がある優しいパワーストーンですが、シトリンと合わせて持つことでよりポジティブかつ人に恵まれることができます。明るく優しく、慈愛の心を持った人は、他人から好かれやすいからです。他人につらく当たってしまう人や自分自身を好きになれない人におすすめの組み合わせです。

エメラルド×バリサイト

エメラルドとバリサイトの組み合わせは、精神的にも物質的にも豊かさをもたらしてくれます。

バリサイトはヒーリング効果に優れ、目標実現のサポートをしてくれるパワーストーン。持ち主の心を癒して勇気と自信を与え、辛い状況から抜け出すサポートをしてくれるのです。希望を持つことで前向きな気持ちになり、目標達成や富へと近づくことができるでしょう。

そんなバリサイトと愛の石であるエメラルドを組み合わせることで、精神的な幸福度がアップします。周囲の人との関係が良くなると同時に、周囲からの助けを得て目標を達成できたりするでしょう。全体的な運気が良くなる組み合わせなので、辛い状況にいる人にもおすすめの組み合わせです。

エメラルドと相性の悪い組み合わせ

エメラルド×ラリマー

エメラルドとラリマーの組み合わせは、やる気を失ってしまう組み合わせです。

ラリマーは3大ヒーリングパワーストーンの1つとされる、癒しの石。水面のようなカラーリングと模様で人気があり、「カリブ海の宝石」と呼ばれています。ヒーリング効果が強く、持ち主に心の余裕を与えることによって周囲の人との関係を良くしてくれます。

その一方、持ち主に優しくしすぎて、持ち主がダラけたり甘えたりしてしまいやすいのです。同じくヒーリング能力が高く持ち主に愛を注ぐエメラルドと組み合わせることで、持ち主を守る効果は強くなりますが、持ち主自身が成長したりピンチを切り抜けたりできなくなってしまいます。つまり、過保護な組み合わせなのですね。

エメラルド×タイガーアイ

エメラルドとタイガーアイの組み合わせは、そもそもの気質が合わないため効果が半減してしまいます。

タイガーアイは金運やビジネスに良いパワーストーンとされていますが、魔除けの力が強く、損害を避けたりチャンスを逃さないことで金銭的豊かさやビジネスの発展を呼び込むのです。虎がそばに控えているかのごとく、いつも周囲を警戒してくれるため、ガード役としてとても優秀です。反面、周囲の人に警戒心を持ちすぎて、縁結びとは程遠い性質となってしまいます。

エメラルドがせっかく愛の波動を放っていても、タイガーアイの注意力や警戒心といった意味とは正反対なので打ち消し合ってしまいます。効果が半減するため、あまり良い組み合わせとはいえないでしょう。

エメラルドを身に着けるのにおすすめのアクセサリーと効果

エメラルドのアクセサリーは、ペンダントやブローチとして着けるのがおすすめ。エメラルドは第4チャクラを活性化させるため、胸の近くに着けることで慈愛や癒しをもたらします。

また、「シルバーの台座にエメラルドを合わせて右手小指に着けると魅力がアップし恋愛成就効果がある」という説もあります。

エメラルドのお手入れ・浄化方法

エメラルドは、取り扱いに細心の注意を払わなくてはならない鉱石です。

水、熱、乾燥に弱く割れやすくなってしまいます。紫外線によって色が褪せてしまうこともあるため、注意が必要です。衝撃を与えないようにすることも大切です。

日々のお手入れでは柔らかい布で優しく汚れを拭き取るだけにし、保管は黒い布に包んで日光や熱の影響を受けないようにします。超音波を使った洗浄や洗剤を使用した洗浄もやめましょう。

浄化方法対応
塩・塩水
流水
ホワイトセージ
水晶クラスタ
日光・月光浴
エメラルドのお手入れ・浄化方法早見表

ホワイトセージ

ホワイトセージのお香や乾燥させた葉っぱを使い、エメラルドを浄化できます。

ホワイトセージのお香や乾燥葉を燃やし、立ち上る煙にエメラルドを10回程度くぐらせましょう。水で洗い流したり表面を布で拭き取ったりする必要はありません。

エメラルドは熱に弱いため、何度も繰り返したり煙の元に近づけすぎるのはNGです。また、樹脂コーティングされているものも多いですから、ホワイトセージのオイルを塗りこむのはやめておきましょう。

水晶クラスタ

水晶クラスタにエメラルドを1晩置いておくだけでも浄化ができます。エメラルドは衝撃にとても弱いので、そっと置くように注意してくださいね。

また、エメラルドは直射日光を長時間当てると良くありません。水晶クラスタの置き位置を調整して、エメラルドを日光から守ってあげる必要があります。

日光・月光浴

エメラルドは日光に弱いですが、月光とは相性が良いです。エメラルドは木気を持っているため、水気を持つ月とは相生の関係となり、パワーチャージもできるからです。

エメラルドを月の光が差し込む部屋の中に1晩置いておくだけで浄化ができます。日光が差し込む前に片づけるよう、注意してくださいね。

鉱物の性質に関わらず使用できる浄化方法は、音です。直接的に他の物質と触れ合うことがないため、退色やヒビなどの原因とならないからです。

音叉やクリスタルチューナー、そして水晶ポイントを使って音を出します。エメラルドを浄化皿の上に置き、その周りに水晶ポイントで円を描きましょう。この際、水晶ポイントの先をエメラルドに向けたままにします。水晶ポイントの先から出ている音を、エメラルドに全方位から浴びせるようなイメージを持つとやりやすいですよ。

エメラルドの好転反応・副作用

エメラルドは持つ人を選ばない、愛を振りまくパワーストーンです。そのため好転反応は起きづらいですが、エメラルドの効果を副作用として捉えてしまうケースがあります。

エメラルドは恋愛成就という人と人を結びつける効果を持つと同時に、魔除けの効果もあります。お相手が相応しくない人物であった場合、持ち主に知らせようと相手を分かりやすく遠ざけてしまうのです。持ち主がお相手の本質に気づいていない場合、「失恋した」と思い込んでも不思議ではありません。もしくは、「近々お相手の気持ちが離れてしまうようなことが起きるため、今から注意をしておいて」と、未来のビジョンを見せていることもあります。

エメラルドに限ったことではありませんが、パワーストーンを正しい手順で身に着けて努力もしているのに願いが叶わないという場合は、何らかの意味があります。今はそのタイミングではなかったり、石が何かメッセージを伝えようとしたりしているのです。石を責めるのではなく、多角的な方向からその現象を解析することが大切ですよ。

エメラルドのQ&A

エメラルドの偽物の見分け方は?

エメラルドは価値が高く、天然でないものが存在します。別の鉱石をエメラルドと偽っている他、合成エメラルドや他の鉱物にエメラルドを張り合わせたものもあります。

天然エメラルドの特徴は、内部の傷の多さ。傷や内包物がまったくないものは存在せず、あったとしても非常に高価です。良質なエメラルドは1カラットを超えると途端に価値が上がるため、大きさによっては新車や新築住宅が購入できるほどの値が付くのです。そんなものが安く販売されている場合は偽物である可能性が高いです。

また、紫外線を当ててルーペで観察した際、エメラルドから発せられる光の色でも判断ができます。張り合わせのエメラルドの場合は継ぎ目が見えるため、比較的分かりやすいでしょう。

パワーストーンとしてのエメラルドはジュエリークラスでないものが使用されていることが多いですが、ジュエリーとして良品質のエネラルドを購入する際には、プロの鑑定を受けたものを購入した方がよいでしょう。

エメラルドが割れた・欠けた!特別な意味はある?

エメラルドは火山活動によって出来たことから内部に傷が多く、傷のないものはレアで高価ですがほとんど見当たらないといっても過言ではありません。硬度は高いのに耐久性がないのはこの傷の多さが関係しており、ピンでつまんだだけでも割れることもあるんだとか。傷やヒビがないものが見当たらないため、傷があったりヒビが入っているものも宝石として市場に出ているのが通常です。他のジュエリーでは考えられませんが、「エメラルドには傷があるものだ」という認識から言えば至極当然のことなのです。宝石ランクでも傷が当たり前なので、パワーストーンとして流通しているランクのものはさらに傷やヒビが多いことは言うまでもありません。当然、耐久性はとても低いです。

市場に出回っているエメラルドは耐久性を上げる加工処理を施されていますが、衝撃に弱く簡単に割れたり欠けたりします。乾燥や紫外線、水、塩分など弱点が多いので、加工していても取り扱いは慎重にしてください。

上記のような理由から、エメラルドが割れたり欠けたりしても、スピリチュアル的なことを心配する必要はないでしょう。しかし、「エメラルドが欠けたり傷が入ったままの状態で使用し続けると両親との関係が悪くなったり、家が没落したりする」「エメラルドが割れたり欠けたりするのは、パートナーの不誠実を知らせている」「持ち主に危険が迫るとエメラルドが割れたり保管場所から落ちて知らせる」という話も……。もしエメラルドに外から割れや欠けが入ってしまったら、身辺に注意する必要がありそうですね。

エメラルドの色が変わった?退色・変色する?

エメラルドは紫外線や水分により退色する性質があります。色を際立たせるために処理をしていることも多く、その処理剤が落ちることで輝きを失いカラーリングが変化したように見えることも。水分や汚れを拭き取るのはもちろん。長時間紫外線に当てるのはやめましょう。

エメラルドの購入におすすめの販売店・通販

RASPIA

RASPIA Jewelry 天然石とゴールド(K18・K10)のジュエリーブランド

高品質なジュエリー販売サイト。シンプルで大人っぽいものから可愛らしいデザインまで幅広く取り扱っています。宝石品質の石ばかりなので、安心して注文できるでしょう。

vec stone club

鉱物・原石・天然石・鉱石の販売専門店【vec stone club】

原石やルースなど、天然石を取り扱うサイトです。パワーストーンというより鉱物的なテイストでの取り扱いで、多くの大学や一流企業、文部科学省やテレビ局に品物を納品しています。カットされただけのものや原石そのままなどがお好きな人におすすめです。

ANAM gems

ANAM gems(アナムジェムズ)‖ハンドメイドアクセサリー用天然石ビーズを卸売価格で仕入れ♪

ハンドメイド用の天然石専門サイトです。ビーズやペンダントトップなどを取り扱っています。宝石ランクのエメラルドではありませんが、かといってランクが低いものもそこまで悪くなく、天然であることがしっかり伺えるようになっています。

まとめ

パワーストーンというよりジュエリーとしての人気が高いエメラルドですが、古くから人間に愛されてきたのはその美しさだけではないでしょう。美しいグリーンカラーの宝石なら他にもたくさんありますし、実際、ペリドットはエメラルドと混同され同一視されていたという歴史もあります。にも関わらずエメラルドがエメラルドとして人気を博してきたのは、その希少性や美しさだけでない魅力があったに違いありません。

エメラルドは「愛の石」とされ恋人たちの間で交わされてきたことで有名です。それ以外にも「魔女が近づかないように」「危険を察知できるように」といったオーソドックスな逸話があります。そんな逸話と共に気の遠くなるような時間を超えて愛され続けてきたのは、エメラルドの力が本物で、効果が実証され続けてきた証といってもよいのではないでしょうか。

元々の採掘量が限られている上に採掘しても割れやすいエメラルドは、とても貴重です。宝石ランクのものを手に入れて生涯大事にするのも良し、鉱物ランクのものを眺めるのも良し、パワーストーンとして共に生活するのも良いでしょう。エメラルドに惹かれ、インスピレーションでピンとくるものと出会ったら、ぜひお迎えして大事にしてあげてくださいね。

コメント