スーパーやコンビニにも売られている冷凍ブルーベリー。
長期保存が可能で、使いたい時にいつでも使えるので、人気がありますよね?
実は、冷凍ブルーベリーが体に悪いと言われることがあるんですって。
そこで、冷凍ブルーベリーの健康への影響やブルーベリーの栄養を徹底解説!
これを読めば冷凍ブルーベリーについて詳しくなっちゃいますよ。
冷凍ブルーベリーは体に悪い?
冷凍ブルーベリーについて調べていると確かに体に悪いと言われていることがわかりました。
ここでは、冷凍ブルーベリーが体に悪いと言われてしまう理由を紹介!
冷凍ブルーベリーがなぜ体に悪いと言われてしまうのかを理解しましょう。
便秘・下痢の可能性
冷凍ブルーベリーを食べると、お腹か冷えてしまい胃腸に負担をかけて、消化不良を起こしやすくなるんだとか。
また、ブルーベリーには不溶性食物繊維が含まれています。
この不溶性食物繊維には、便のかさを増やして便通をよくする働きがあるので、適量摂取すると便秘改善に効果的!
しかし、過剰摂取をしてしまうと逆に便が固くなってしまい、便秘になってしまう可能性があるんですって。
アレルギーのリスク
ブルーベリーはアレルゲンとして表示が義務化されている27品目には含まれていませんが、実はアレルギー症状の報告がされているんです。
症状としては、口の中や舌、唇のかゆみやしびれ、むくみ、イガイガ感が食後15分以内に起こるんだとか。
海外では、ブルーベリーでアナフィラキシーを発症した事例もあります。
万が一ブルーベリーを食べた後に違和感やかゆみがある場合には、すぐに食べるのをやめて様子を見ましょう。
症状が強く出た場合などは、アナフィラキシーなど危篤な状況になることもあるんで、そうなる前に病院を受診してくださいね。
添加物が使われている
保存期間を延ばすために、保存料や酸化防止剤などの添加物が使われている冷凍食品もあります。
もちろん添加物の利用は、必要最低限に抑えられてはいますが、過剰に摂取すると、健康に影響がでる危険性があるんですって。
残留農薬の恐れ
ブルーベリーは、農産物であるため、生育のために農薬を使っている場合があるんですって。
冷凍ブルーベリーは出荷や製品になるまでの過程で必ず検査が行われているので、安全であると保証されたものだけが販売されています。
そのまま食べることが多いブルーベリーですが、残留農薬に関しては心配しなくても大丈夫ですよ。
冷凍ブルーベリー、実は体にいい?!
冷凍ブルーベリーが体に悪い理由は、お話しました。
しかし、実は冷凍ブルーベリーは、体にいいと言われてることもあるんです。
そこで、ここでは冷凍ブルーベリーが体にいいと言われている理由を紹介!
わたしたちにとってうれしい効果ばかりですよ。
目の疲れをやわらげる
ブルーベリーに含まれる『アントシアニン』という成分は、
- 目の筋肉の緊張をほぐす
- 視力の低下を予防
- 白内障や緑内障の予防
などわたしたちの目に関するうれしい効果が!
また、ブルーベリーには『ビタミンA』も含まれているので、
- 目の粘膜を保護
- 網膜を丈夫にする
効果もあるんですって。
PCを見る仕事の人だったり、目を酷使する人にはうってつけの果物ですよ。
メタボの予防
『アントシアニン』には、内臓脂肪の蓄積を抑制する効果も!
内臓に脂肪がたまって、さまざまな生活習慣病の原因になる『メタボリックシンドローム』は、日本語に訳すと『内臓脂肪症候群』と言います。
ブルーベリーに含まれているアントシアニンは、内臓脂肪の蓄積を抑えてくれるので、このメタボリックシンドロームを予防してくれるんですよ。
便秘解消
ブルーベリーには、『水溶性食物繊維』と『不溶性食物繊維』の2種類の食物繊維が含まれているんです。
- 水溶性食物繊維 便を柔らかくして善玉菌を増やす働き。
- 不溶性食物繊維 便の量を増やして排便を促す働き。
食物繊維を摂取しすぎると、下痢や便秘などを引き起こす可能性が…。
腸内環境を整えたり、便秘解消などの効果を得るためには、適正な量を食べるということが大切ですよ。
抗酸化作用
ブルーベリーは、抗酸化作用のある『ポリフェノール』がたくさん含まれています。
体内に取り入れたのに使われなかった酸素(活性酸素)が体のサビさせてしまうのを防ぐ効果のことを『抗酸化作用』と言うんですって。
この活性酸素には、
- 肌の老化
- 生活習慣病
を引き起こす原因に…。
ブルーベリーには、抗酸化作用のあるビタミンEも含まれているので、ポリフェノールとダブルで効果的なんですよ。
生のブルーベリーよりも栄養価が高い
『冷凍』というと生のものに比べて栄養素はどうなんだろ?と思う方もいますよね?
実は…
- ビタミンC
- 抗酸化物質
この2つの栄養素は、冷凍をすると特に増えるという結果を外国の研究機関が発表しているんです。
しかも増えるだけでなくて、長期間冷凍しても栄養価は保たれるので、冷凍ブルーベリーは生のブルーベリーよりも栄養価が高いと言えるんですよ。
冷凍ブルーベリーの栄養素は?
ブルーベリーは冷凍しても栄養素はそのまま!
むしろ冷凍して方が、生のブルーベリーよりも栄養素が高くなるんです。
そして、冷凍することにより、皮の細胞が壊れて、吸収率が上がるんだとか。
ここでは、そんな冷凍ブルーベリーに含まれている栄養素について紹介!
栄養素の働きも解説するので、参考にしてくださいね。
ビタミンC
体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンというタンパク質を作るのに不可欠な栄養素。
ビタミンCの働きによって、皮膚や粘膜の健康が維持されているんですよ。
また、病気などのいろいろなストレスへの抵抗力を強めたり、鉄の吸収をよくする効果もあるんですって。
ビタミンE
体内の脂質の酸化を防ぎ、強い抗酸化作用を持つ脂溶性のビタミン。
動脈硬化や血栓の予防、血圧の低下、LDL(悪玉)コレステロールの減少、細胞膜を健全に保つ働きがあり、加齢によって発症しやすい疾患の予防にも役立つことから、『若返りビタミン』とも呼ばれているんですって。
食物繊維
便通を整えて、便秘を防ぐ上で欠かせない栄養素。
脂質・糖・ナトリウムなどを吸着して体の外に排出する働きがあります。
その結果、肥満や脂質異常症(高脂血症)、糖尿病、高血圧などの生活習慣病の予防や改善にも効果も期待!
アントシアニン
強い抗酸化作用を持ち、目や体の老化防止に欠かせない栄養素。
加齢に伴う老眼や白内障、加齢黄斑変性などの眼病や視力低下の予防に効果的なんだとか。
また、血流を促進して目の毛様体筋の緊張をほぐす効果もあるんですよ。
冷凍ブルーベリーの摂取量の目安は?
冷凍ブルーベリーを食べて、消化不良を引き起こさないようにするには、適量を守り食べすぎないことが大切!
農林水産省が提唱している『食事バランスガイド』では、1日に摂取する果物の目安量を200gとしています。
しかし、冷たい果物を一気に食べるのは、胃腸にも負担がかかるので控えましょう。
まずは、1日に摂取する果物の目安量の半量となる100g程度を目安にするのがおすすめ。
糖尿病やアレルギー体質の方は、まずはお医者さんに相談してみるといいですね。
胃腸が弱い人も様子を見ながら、自分に合った量に調整しましょう。
冷凍ブルーベリーの選び方おすすめは?
冷凍ブルーベリーの体に良い効果や含まれている栄養素、目安量を紹介しましたが、やっぱり体に悪いんじゃないか…と思う方もいますよね?
そんな方の人のために、冷凍ブルーベリーの選び方のおすすめを紹介!
今回紹介するポイントに気をつけて冷凍ブルーベリーを選ぶことで、少しでも体に悪い?という気持ちを軽減できたらうれしいです。
国産のものを選ぶ
市販の冷凍ブルーベリーはほとんどが外国産。
外国産だからといって、すべてが危ないとは言えませんが、安全基準が明確な国産品を選んだ方が安心。
外国産に比べると割高になるので、『安心感』を買うという気持ちで国内産を選ぶのもいいかもしれないですね。
無添加の商品を選ぶ
店頭やネット通販で冷凍のブルーベリーを購入する時は、添加物不使用で無添加と記載されている商品を選びましょう。
ちなみに商品のパッケージを裏返すと『原材料』という欄があります。
原材料のところに『ブルーベリー』とだけ書いてある商品は、添加物不使用なんですって。
まとめ
今回は冷凍ブルーベリーが体に悪いのかについてお話しました。
しかし、冷凍ブルーベリーにはたくさんの栄養素が含まれているので、体にいい効果もたくさん!
1日の目安量を意識することによって、その体にいい効果をわたしたちの体に取り込むことができますよ。
体にいい効果があるなら冷凍ブルーベリーを普段の生活に取り入れたいけど、やっぱり体に悪いんじゃないかと思ってしまう人もいますよね?
そんな人のために冷凍ブルーベリーを選ぶ時のおすすめも紹介しました。
冷凍ブルーベリーを購入する時の参考にしてくださいね。
それでは『冷凍ブルーベリーは体に悪い?ブルーベリーの効果を解説!』はここまで!
今回紹介したことが、少しでもみなさんのお役に立てたらうれしいです。
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