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ブルースギライトとは?意味・スピリチュアル効果・取り扱い方

近年人気が高まってきている、ブルースギライト。スギライトより強力かつ個性あふれるルックスをしていることで、注目を集めています。強力ではありますが取り扱いに注意が必要とされるブルースギライトについて、効果や浄化方法、取り扱い方法などをまとめました。

ブルースギライトってどんな石?

ブルースギライトとは

ブルースギライトとは、スギライトの中にブルーリヒテライト、ペクトライト、ウィンチャイトなどが混晶したもののこと。パープルとブルーが混じりあいそれぞれ点在しているため、パープルともブルーともいえるような深みのあるカラーリングになっています。それぞれの割合によって鑑別における結果は違ってきますが、スギライトをベースにしてリヒテライト、ペクトライト、ウィンチャイトのどれか1つでも混ざっていればブルースギライトとされています。

あまり見かけませんが、スギライトが本来持っている成分の鉄の割合が多くなれば、カラーリングはブルー寄りになります。こうしたものもブルースギライトと呼んでいますが、リヒテライトやペクトライトが混晶したものと比べて鮮やかさがありません。全体的にブルー寄りのパープルといった雰囲気なので、両者の違いはハッキリしています。現在の日本のパワーストーン業界においては、前者の、他の鉱石が混じりあったものをブルースギライトとして呼ぶのが主流です。

リヒテライトとは

リヒテライトとは、ナトリウムやカルシウムから成るケイ酸塩鉱物の1種です。宝石名はリクトライト、和名はリヒター閃石です。1865年に発見され、ドイツ人鉱物学者であるテオドル・リヒター氏(Theodor Richter)にちなんで名づけられました。

ブラウン、イエロー、グリーン、レッド、ブルーなどカラーリングの幅が広く、ブルースギライトに入り込んでいるのはブルーリヒテライトです。リヒテライトそのものがブルースギライトというわけではありませんが、スギライトよりもリヒテライトの割合の方が多い個体は、ブルースギライトであっても鑑別するとリヒテライトとなります。鑑別書においてはもっとも割合の多い鉱石名を記すことになっているからです。

ペクトライトとは

ペクトライトとはカルシウムやナトリウムを主成分としたケイ酸塩鉱物。本来のペクトライトはホワイトやグレーですが、銅やバナジウムが含まれるとブルーになります。ブルーのペクトライトはラリマーと呼ばれ、その水面のようなルックスが人気を博し、ドミニカ共和国以外では枯渇してしまったとされています。ドミニカ共和国においても、ラリマーは国石とされ輸出制限がかけられているため、今後さらに希少となっていくでしょう。

ウィンチャイトとは

ウィンチャイトとはカルシウム、ナトリウム、マンガンなどから成るケイ酸塩鉱物です。和名はウィンチ閃石で、1906年にインドで発見されました。

本来、ウィンチャイトはカラーレスまたは淡いイエローです。しかし、リヒテライトとは同じ角閃石グループに属しておりとても近い存在であるため固溶体になりやすく、中間の存在ともいえるものはブルーカラーをしていることも多いです。

ブルースギライトの名前の由来

ブルースギライト(Blue Sugilite)は、ブルーが混じったスギライトという意味です。スギライトは、1944年に日本の愛媛県で発見された石で、発見者である村上允英氏の恩師である杉健一氏にちなんで名づけられました。

ブルースギライトの和名・別名

ブルースギライトの和名は「杉石(すぎせき)」です。スギライト同じ和名で、ブルースギライトとしての和名はありません。

別名としては「リクトライト入りスギライト」や「リヒテライト入りスギライト」などがあります。両者が混在していることが由来です。

ブルースギライトの産地

南アフリカ

ブルースギライトの硬度

ブルースギライトのモース硬度は5~6です。 劈開はありません。摩擦には弱いですが衝撃には強いと思っておきましょう。

ブルースギライトの宝石言葉・石言葉

「癒し」・「邪気予防」

ブルースギライトと誕生石・曜日石・守護石

ブルースギライトは希少であり、現時点では誕生石や守護石としての制定はありません。

ブルースギライトの色と種類・似ているパワーストーン

ブルースギライトは、パープルのスギライトをベースにして、リヒテライトやペクトライトのブルーが混じりあっています。それぞれのカラーリングが点在しているものもあればグラデーションカラーのように見えるものもあり、夜空や深海を思い浮かべる人もいるでしょう。静謐ながら力強さを感じるカラーリングで、人気が高まっています。

ブルースギライトと似ているパワーストーン

ブルースギライトにもっともよく似ているのは、チャロアイトでしょう。チャロアイトはパープルをベースにマーブル模様が入ったもので、エリジンやティナクサイト、フェルドスパーなどさまざまな鉱物が混ざり合っています。この中で淡いカラーリングのものは、淡いパープルと濃いパープルが混じったように見え、ブルーとパープルが混じったブルースギライトと似ています。ブルーである部分がハッキリと見えればチャロアイトではなくブルースギライトですが、そもそもブルーとパープルは近いカラーなので、個体によっては見分けるのは困難でしょう。

ブルースギライトが持つスピリチュアル的性質

ブルースギライトと風水

ブルースギライトは、風水における五行思想では火気、水気、木気を持っています。

火気は「礼」で、激しさや華やかさ、旺盛さの象徴です。真夏の太陽のようにギラギラしていて派手で力強さのある気質です。また、火は物質を燃やして別の物質へと変化させることから、昇華や応用といった意味もあります。

水気は「智」です。人類の範疇を超えた叡智を表し、奇跡やインスピレーション、神秘といった意味を持ちます。水は変幻自在に形を変えることから、自由や不安定といった意味もあります。

そして、木気は「仁」。慈しみの心や情け、優しさの象徴です。木はすくすくと伸びていくことから成長や発展といった意味がある反面、素直さや未熟さといった意味も持っています。

ブルースギライトと相性の良い方位

太極(中央)

ブルースギライトとチャクラ

ブルースギライトは第5チャクラ、第6チャクラ、第7チャクラを活性化させます。

第5チャクラは喉にある「スロートチャクラ」で、表現力、知性、説得力を強化します。第5チャクラが元気になることで、他人や物事を正しく理解したり、自分を上手に表現させる力がアップするでしょう。

第6チャクラは「サードアイチャクラ」で、眉間にあります。いわゆる「第3の目」と呼ばれるチャクラで、霊性や洞察力、直観力を高める力を宿しています。自分自身のスピリチュアルな能力を高めることができるでしょう。

第7チャクラは頭頂にある「クラウンチャクラ」です。神秘、神聖、純真、信仰といった意味を持つチャクラで、高次の存在とつながる力を秘めています。人体にある中ではもっともスピリチュアルなチャクラで、このチャクラに力を与え維持することはとても難しいといわれています。

ブルースギライトはこんな人におすすめ

・自分の幸福が分からない人

・自分を好きになりたい人

・自分らしく生きたい人

・強力な魔除けのお守りが欲しい人

・辛い経験から立ち直りたい人

ブルースギライトの効果・効能・スピリチュアルへの影響

1.マイナスエネルギーのブロック

ブルースギライトには、マイナスエネルギーをブロックする効果があります。

ブルースギライトは魔除けや邪気払い効果を持つ石で、そのパワーは強大とされています。そのため、パワーストーン初心者ではなくある程度使い慣れている人でなければ、好転反応が生じたり、そのパワーを受け止めきれず無駄にしてしまうといわれています。

ブルースギライトは、持ち主の周囲の環境や対人関係、霊的なものなどすべてのマイナスエネルギーに反応し、即座にブロックをかけて持ち主を守ってくれます。洞察力が高まり勘が鋭くなるので、危険を察知し回避する能力も高まるでしょう。目の前の相手の本心を見抜き、自分の身を守れるようにもなります。

また、ブルースギライトは決断力や実行力を高めてもくれます。冷静に物事を見つめて判断させるので、悪縁切りにもおすすめ。持ち主自身が気づいていない悪縁に対しても、「本当は離れたいけどなかなか……」と困っている悪縁に対しても作用して、自ら気持ちよく離れられるよう導いてくれるのです。自分を信じ、心を最優先させる力が高いブルースギライトですから、持ち主が自分自身の幸福を最優先させるように仕向け、守護してくれるでしょう。

2.自己成長・自己改革

ブルースギライトは自己成長や自己改革に力を貸してくれます。

ブルースギライトは、持ち主が自分の幸福を最優先させるように導きます。自分の心に従い、決断し、実行するよう背中を押してくれるのです。そのため、持ち主の洞察力や判断力を高め、意志を強くしてくれるでしょう。また、自分自身の心の声を聴けるよう、内面へと深く潜らせてもくれます。

ブルースギライトは持ち主を自分の内面と向き合わせ、自分の素晴らしさに気づけるよう見守ってくれます。と同時に、小さな試練をいくつか与えるとされています。自分自身の力でその試練を乗り越えることでさらに自信がつき、自尊心が高まり、自分を大事にできるからです。人は、自分を大事に思うことで幸福への渇望が生まれます。「幸福になりたい」という気持ちがなければ幸福にはなれませんし、周囲から見れば幸福でも本人は幸福を享受できないでしょう。ブルースギライトは幸福への感受性や願望を高めて持ち主に努力させることで、幸福を受け取りやすくしてくれるのです。

3.問題解決・再チャレンジ

ブルースギライトには、問題解決効果や再チャレンジをサポートする力があります。

ブルースギライトは、スギライトが入っていることから、ヒーリングに効果があります。そのため、辛い状況に陥った際には持ち主を癒し、なぐさめてくれるでしょう。マイナスエネルギーを手放させる効果や、決断力と実行力をアップする効果のあるブルースギライトですから、問題が生じたときには、心を癒しつつ解決へと導いてくれます。

また、ペクトライトが混入しているブルースギライトに限りますが、再チャレンジにも効果があります。ペクトライトつまりラリマーと呼ばれる鉱物には、未来に希望を抱かせる力があります。過去がどんな風であれ、未来を諦めさせないのです。そのため、ラリマーはトラウマ解除や過去からの脱却といった意味があり、挫折から立ち直らせてくれるといわれるのです。前向きなパワーを持つペクトライトが混入したものは、再起や再チャレンジに効果があり、持ち主の心をなぐさめつつ再び立ち上がらせてくれるでしょう。

ブルースギライトと相性の良い組み合わせ

ブルースギライト×水晶

ブルースギライトと水晶の組み合わせは、ブルースギライトの力を存分に発揮できるようになります。

水晶はすべてのパワーストーンの基礎であり、どんなパワーストーンとも相性が良いとされています。組み合わせた他のパワーストーンの力を調節する能力を持ち、持ち主にピッタリの強さにしてくれるでしょう。水晶単体としては邪気払いや魔除けの能力に長け、どんな穢れでも払ってくれる頼もしさがあります。パワーストーンの浄化に使われるほどに強力な浄化効果を持ち、自浄作用もあるので常に清浄を保ってくれるのです。

そして、ブルースギライトはマイナスエネルギーのブロックが大得意。霊的な波動から環境由来のもの、他人から発せられるものや持ち主自身が生んだものなど、全方位に向けて邪気払いをしてくれるでしょう。その力はとても強いので、水晶によってコントロールしてもらうのがおすすめです。また、力の強さゆえにパワーの消耗が激しいブルースギライトですから、水晶にも浄化効果があるため、ブルースギライトがいつもパワー全開でいる必要がなくなるのです。水晶が、ブルースギライトのサポート役兼コントロール役をしてくれるでしょう。

ブルースギライト×アメジスト

ブルースギライトとアメジストの組み合わせは、魔除け効果が高まります。

アメジストは推奨の変色種であり、パープルカラーをしています。パープルは霊性が高いとされ、世界各国で古代より高位の宗教者や一部の身分の高い人のみが身に着けることができる色とされていました。日本も同様で、現在でもお坊さんの僧衣や装具に紫が取り入れられています。霊的な波動に対する力が強く、生霊や霊障にも効果的。持ち主を守り、安心を与えてくれるでしょう。また、冷静のブルーと情熱のレッドの混合色であることからバランスが良いとされるアメジストは、「真実の愛を見つける石」とも呼ばれます。情熱を持って愛しながらもどこか冷静にお相手を見つめることができるため、自分にピッタリのお相手を見つけるお守りとされています。

一方、ブルースギライトはマイナスエネルギーをブロックするだけでなく、洞察力を高め意志を強くし、持ち主が自分自身を守れるように防御力をアップしてくれます。霊的な波動を跳ね除けるアメジストと組み合わせることで、対人トラブルを避けられたり、霊的な由来のマイナス影響から逃れることができます。また、アメジストにはヒーリング効果もあるので、マイナスの影響を敏感に感じ取り、いち早く持ち主を包んでくれます。ブルースギライトが持ち主の周辺に強固な壁を作りブロックし、アメジストはその内側で持ち主をふんわりと包み込み癒すような関係で、しっかりとサポートをしてくれるでしょう。

ブルースギライト×シトリン

ブルースギライトとシトリンの組み合わせは、仕事運アップに効果があります。

シトリンはイエローカラーに変色した水晶で、天然のものは少なく、大抵はアメジストやスモーキークォーツに処理を施してイエローへと変色させています。「金運アップの石」、「商売繁盛の石」と呼ばれ、特に事業主に人気の高いパワーストーンです。シトリンは自信や勇気、ポジティブさを与えることから、新しい事業へ飛び込みたい人や前向きな気持ちを持ち続けたい人におすすめ。停滞していた運気を流し良い運気を呼び込む動の石でもあるため、運気回復にもよいでしょう。

そして、ブルースギライトには、洞察力や決断力、実行力を高める効果があります。仕事面において「大丈夫かな、できるかな」と不安に思うことがなくなるので、前向きな気持ちで果敢にチャレンジしていけるでしょう。また、ブルースギライトは試練を乗り越えさせ成長を促す石であると同時に、持ち主の良い面を見つけさせ自尊心を高めてくれます。自信やポジティブさを与えるシトリンと合わせることで、チャレンジ意欲が高まり、どんどんステップアップしていけるでしょう。シトリンが持つ運気回復効果と上手くかみ合えば、一気に飛躍できる可能性もあります。ただし、この組み合わせは、コツコツと一歩ずつ頑張ることが前提です。ラッキーな出来事があって一気にジャンプアップというわけにはいきませんので、自分を育て力をつけていきたい人におすすめです。

ブルースギライト×ローズクォーツ

ブルースギライトとローズクォーツの組み合わせは、良縁結び効果があります。

ローズクォーツは「恋愛の石」と呼ばれるほど恋愛に強いパワーストーンで、その淡いピンクカラーから女性に人気があります。良縁を呼び込む効果や女性性を高める効果、美意識を向上させて内面外見ともに磨かせる効果があるとされるので、女性に人気があるのも頷けますね。ローズクォーツは優しい波動を持つヒーリングストーンでもあるため、失恋の傷を癒し、次の恋愛に対して前向きにしてくれる効果もあります。

一方、ブルースギライトはマイナスエネルギーをすべてブロックしたり、成長を促し、自尊心や自信を高める効果があります。ローズクォーツと組み合わせることで恋愛面に働くため、良くないお相手を見抜き縁ができるのを回避したり、前向きな気持ちで恋愛に向き合えるようになるでしょう。現在繋がってしまっている悪縁を切る効果もあります。持ち主の幸福を最優先させるブルースギライトですから、恋愛能力を向上させるローズクォーツとの組み合わせは、素敵な恋愛を呼び込んでくれるでしょう。

ブルースギライト×モリオン

ブルースギライトとモリオンの組み合わせは、魔除け効果を強化します。

モリオンとはブラックの水晶のことで、「最強の魔除け石」と呼ばれるほどに魔除け効果が高いパワーストーンです。ブラックは他のカラーに染まることがないため、「侵略されない」「強さ」といった意味があり、ブラックカラーのパワーストーンの多くのパワーストーンが魔除け能力を持っています。その中でもモリオンの魔除け効果はトップクラスであり、邪悪なエネルギーや穢れをはね除け、たいていのことから守り通してくれるでしょう。持ち主自身の心を強くもしてくれるので、どんなときにも穏やかに対処することができ、心の平穏を招いてもくれます。

一方、ブルースギライトもモリオンと同じく全方位に向けてのマイナスエネルギーブロック効果があります。環境由来、人由来、持ち主由来などすべてのマイナスエネルギーから持ち主を守る、強力な鎧となってくれるでしょう。同じ効果のある2種類を組み合わせるため人によっては強力すぎると感じるかもしれませんが、そんなときには水晶を組み合わせて力の調節をお願いするとよいですよ。悪い環境からなかなか抜け出せない自覚がある人や、きちんと環境を整えて自分を伸ばしていきたい人、何かを不幸な目に遭いやすい人などにおすすめです。

ブルースギライトと相性の悪い組み合わせ

ブルースギライト×オブシディアン

ブルースギライトとオブシディアンの組み合わせは、攻撃性が高まってしまいます。

オブシディアンは和名を「黒曜石」といい、旧石器時代からナイフや矢じり、鏡などに使用されてきた鉱物です。ブラックカラーで光を反射することから、マイナスエネルギーをそのまま相手に跳ね返すとされ、古くは呪術の道具にもされていました。現代においても「オブシディアンは他人に贈られても受け取ってはいけない」といわれることがあります。オブシディアンを贈ってきた相手にコントロールされるという謂れがあるからです。強力な魔除け石であるオブシディアンですが、取り扱いには注意が必要です。オブシディアンには攻撃性があり、敵だと認識した相手を攻撃すべく一直線に飛んでいくようなところがあります。場合によってはその攻撃は持ち主自身にも向かうことがあり、心の闇を攻撃すべく持ち主の精神面を破壊することもあるんだそう。

ブルースギライトは持ち主の幸福を最優先に考える性質があります。持ち主に自尊心や自愛を与え、「自分を大切にしよう」「幸福になりたい」という気持ちを生み出し、そのための成長をサポートしてくれます。と同時に、内外に存在するネガティブな存在をブロックしたり遠ざけたりもしてくれます。洞察力や決断力を高めて自衛に努めるように促したりもするでしょう。ここまで聞けば、頼りがいのあるサポートストーンのように感じますよね。しかし、実は、ブルースギライトには「攻撃してきた相手を自滅に追い込む」といういわれがあります。攻撃性のあるオブシディアンと組み合わせるのは危険なので、やめた方がよいでしょう。

ブルースギライトを身に着けるのにおすすめのアクセサリーと効果

ブルースギライトは、ブレスレットやリング、ペンダントやネックレスなどどのように身に着けてもOKです。好みのアクセサリーにするとよいでしょう。原石やルース、スフィアを飾るのも効果的です。

ブルースギライトのお手入れ・浄化方法

ブルースギライトはモース硬度が5~6程度であり、ナイフなどで簡単に傷が入ります。劈開性はありませんので、衝撃には強いです。摩擦には弱く衝撃には強いと思っておきましょう。

ブルースギライトは、水分によって変質や変色をしてしまいます。日ごろ身に着けていて手を洗う際に多少水分が飛んだ程度では問題ありませんが、浄化となると長時間かかってしまうので、水を使用する浄化方法は避けましょう。また、すぐにその場で変色や変質をするわけではありませんが、水が付着した場合にはきちんと拭き取った方がよいでしょう。ペクトライト部分が日光を苦手としているため、日光にもさらさない方が無難です。

浄化は1週間に1度、パワーチャージは2週間に1度が理想的です。

浄化方法
対応
塩・塩水

流水

ホワイトセージ

水晶クラスタ・水晶さざれ


日光・月光浴




ブルースギライトのお手入れ・浄化方法早見表

ホワイトセージ

ホワイトセージによる浄化は、ブルースギライトに対応しています。

ホワイトセージのお香もしくは乾燥させた葉っぱを用意してください。火をつけ、立ち上る煙にブルースギライトをくぐらせます。10回程度くぐらせれば浄化が完了します。

水晶クラスタ・水晶さざれ

水晶クラスタや水晶さざれによる浄化は、ブルースギライトに対応しています。

クラスタを用いる場合は、クラスタの上に直接ブルースギライトを乗せればOK。さざれ石を使用する場合は、まず、浄化皿の上にさざれ石を盛ります。ブルースギライトをその中に埋めるか上に乗せるかしましょう。どちらの場合も、3時間程度で浄化が完了します。

ただし、ブルースギライトのモース硬度は水晶より低いため、水晶によって表面に傷が入る可能性があります。クラスタやさざれに触れさせるときにはそっと置くようにしましょう。

日光・月光浴

ブルースギライトはペクトライト部分が日光を嫌うため日光による浄化は避けた方がよいです。月光なら浄化ができます。

浄化皿の上にブルースギライトを乗せ、月光浴をさせましょう2時間から3時間程度で浄化が完了します。

音による浄化は、ブルースギライトに対応しています。

音叉やクリスタルチューナー、水晶ポイントを用意してください。浄化皿の上にブルースギライトをセットし、音を鳴らします。水晶ポイントの先をブルースギライトに向けたまま、ブルースギライト中心に円を描きましょう。音が鳴りやんだらまた音を鳴らし、繰り返します。10回程度繰り返せば浄化が完了します。

音でパワーチャージができる

ブルースギライトは音によってパワーチャージが可能です。

音は、4096Hzのものを使用してください。4096Hzは地球の基本振動である8Hzを9オクターブ上昇させた音だとされ、高次のチャクラに働きかけるブルースギライトと相性が良いのです。数回聞かせるだけでパワーチャージができるので、浄化と一緒にやってみてくださいね。

ブルースギライトの好転反応・副作用

ブルースギライトは通常のスギライトよりもパワーが強く、波動にもクセがあるといわれています。そのため人を選ぶ石とされ、パワーストーン初心者には不向き。普段からスピリチュアルな世界に馴染みが深い人でなければ、上手く波動を馴染ませることは難しいでしょう。どうしても持ちたいという場合は、ある程度の覚悟をしておいてくださいね。

ブルースギライトの好転反応は、頭痛、不眠、倦怠感、発熱など多岐にわたります。ブルースギライトを身に着けているときだけ症状が現れるなら、好転反応である可能性が高いです。

好転反応を抑えるなら、水晶を合わせるのがおすすめです。水晶がブルースギライトのパワーや波動をコントロールし、持ち主にちょうどよい程度に抑えてくれるからです。水晶は、いわば人と石の仲介役。頼ってみるとよいでしょう。ただし、水晶を合わせたからといってすぐに好転反応が収まるわけではありません。ブルースギライトの波動の強さではなく、クセのある波動そのものと相性が悪いことも多いからです。水晶を合わせたうえで、1日に身に着ける時間を短く設定し、問題がなければ徐々に時間を伸ばすようにしてみましょう。お互いの波動をすり合わせていくことで、波動が馴染み、慣れていけるでしょう。

ブルースギライトのQ&A

ブルースギライトに危険性はある?

ブルースギライトは、スギライトをベースに、リヒテライトやウィンチャイトなどが混晶したもののこと。リヒテライトもウィンチャイトも角閃石グループに属し、しばしアスベストと関連付けられ、危険性を心配する人がいます。

アスベストとは石綿と呼ばれる鉱石のことで、発がん性物質を含むとされ危険性が指摘されています。日本でもかつて話題になり、アスベストを建築物に使用しないようになったり、すでにアスベストを使用して建てられた建築物が取り壊されたりもしました。

結論を言ってしまえば、ブルースギライトに含まれているリヒテライトやウィンチャイトに危険性はありません。日本の規定において、鉱石に含まれるリヒテライトやウィンチャイトには危険性がなく、危険物の指定を受けていないのです。「割れたり欠けたりしたブルースギライトは危険では?」と思うかもしれませんが、どんな石でも、割れたり欠けたりした欠片や粉塵を吸い込めば健康を害する可能性はあります。ブルースギライトだけが特別危険というわけではありませんので、安心してください。ちなみに、同じく内部にアスベストを含むタイガーアイ類も、社団法人日本ジュエリー協会が危険性はないと発表しています。ブルースギライトも同等と考えてよいでしょう。

ブルースギライトの偽物の見分け方は?

ギライトは希少かつスギライトより強力ということで、パワーストーン好きに人気があります。ブルースギライトのルックスに似せたガラス玉やプラスチック玉や、淡いカラーのチャロアイトなどがブルースギライトとして流通するケースは考えられます。これといった見分け方がないため、鑑別書付きのものを購入するしかありません。

ブルースギライトにはスギライト以外にもリヒテライトやペクトライトなどが混入しているため、鑑別書の鉱物種名にはもっとも多い割合を占める鉱石が記載されます。そのため、鉱物種名欄には天然リヒテライトと記載されることもあれば、天然スギライトと記載されることもあるでしょう。そのため、他の欄もしっかりチェックして、スギライト以外にもリヒテライトなど該当する鉱物が含まれているかをチェックしてください。「スギライトを伴うリヒテライト」という記載や、鉱物種名はスギライトでも「リヒテライト、ペクタイトを含む」などの記載があればそれはブルースギライトと呼べます。

ブルースギライトが割れた・欠けた!特別な意味はある?

ブルースギライトは割れたり欠けたりしづらい鉱物ですが、ぞんざいな扱いをしていたり、変質を起こしていれば破損することもあるでしょう。また、モース硬度が低いため削ることもできます。問題が生じないよう、きちんと丁寧に取り扱ってくださいね。

何もしていないのにブルースギライトが突然割れたというなら、スピリチュアルな理由が考えられます。

ブルースギライトに限らず、パワーストーンは力を完全に失うと割れたり欠けたりしてただの石に戻るといわれています。ブルースギライトはネガティブなものをすべてブロックする、強力な守護石。人由来のものでも環境由来のものでも対応し、持ち主が内部に持つ闇すら払ってくれるでしょう。盾というよりは鎧といった方が近いかもしれません。そのため、いつも力を発動させているうえに傷つきやすく、弱りやすいのです。浄化やパワーチャージが足りていなかったり、一気に大きな穢れが迫ってきた際など、力を失って割れてしまう可能性があります。力を完全に使い切ってしまったというわけです。こまめな浄化やパワーチャージをしていたのに破損してしまったのなら、後者の可能性が高いでしょう。しばらくは周辺に警戒するべきです。

割れたり欠けたりしたブルースギライトは、あまり縁起の良いものではありません。感謝の気持ちを伝え、土に還してあげましょう。

ブルースギライトの色が変わった?退色・変色する?

ブルースギライトは水分に弱く、変色することがあります。水分に触れさせることは避けましょう。塩分にも弱く変質しやすいので、カラーが変わったように見えることもあるでしょう。また、ペクトライト部分が日光によって退色するため、日光に長時間当てるのも避けてくださいね。

物理的に何の問題もなかったと言い切れるなら、スピリチュアルな理由があるのかもしれません。

ブルースギライトはマイナスエネルギーをブロックすることが得意ですが、それはつまり、穢れから持ち主を守っているということ。穢れに触れる機会が多いため、穢れが内部に入り込んでしまった可能性があります。その場合、穢れは黒点として現れたり全体的にブルースギライトを黒ずませます。凶兆なので災厄が近づいている可能性を考慮し、しばらくは注意しましょう。大きな決断を避け、自分をゆっくり休めた方がよいです。

凶兆が現れたブルースギライトには、とにかく浄化が必要です。しっかりと浄化をしてパワーチャージをし、様子を見てください。それでもダメなら、潔く手放しましょう。穢れた石を手元に置いておくことは縁起が悪く、さらなる穢れを呼び寄せてしまうかもしれないからです。これまでのお礼や謝罪など気持ちを伝え、土に還してあげましょう。

ブルースギライトの購入におすすめの販売店・通販

パワーストーン 石流通センター

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まとめ

深いカラーリングで人気かつ希少なので高価格となってしまうブルースギライトですが、守護の石としても導きの石としても優秀で、持ち主の幸福を最優先に考えてくれる頼もしいパワーストーンです。個体によって個性があるため、惹かれるものがあれば、石からのスピリチュアルサインだと思ってお迎えするとよいでしょう。強力がゆえに取り扱いが難しいとされるブルースギライトなので、自信がない人は水晶を組み合わせるなどして対応してくださいね。

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