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柴犬の多頭飼いで失敗?ケンカしやすい?成功させるポイント!

柴犬の多頭飼いで失敗?ケンカしやすい?成功させるポイント!

小さい三角耳にバランスのとれた体格、ポテンとした体のフォルム全てがとても愛らしい柴犬。

最近では柴犬を散歩している飼い主さんも多く見かけるようになりました。

柴犬が好きな人、もしくはこれから柴犬を迎えようとしている人もいると思いますが、そんな人の中にはもしかしたら柴犬の多頭飼いを検討している人もいるかもしれませんね。

柴犬の多頭飼いを成功させるポイント知りたくありませんか?

そこで今回は、柴犬の多頭飼いで気をつけることそして柴犬の多頭飼いを成功させるポイントを解説します。

柴犬は多頭飼いに向いているのか?

そもそも柴犬は多頭飼いに向いているのでしょうか?

犬には犬種それぞれの特性や性格があります。

その性格によっても多頭飼いが向いているのか向いていないのかが分かれてきますが、柴犬は果たして多頭外にも向いている犬種と言えるのでしょうか。

実はとても可愛らしい柴犬ですが、柴犬は多頭飼いに向いていない犬種に分けられると考えられます。

柴犬は、独立心旺盛で警戒心が高く、また協調性や社交性も洋犬と比べると低い傾向があります。

飼い主に忠実で信頼できるパートナーがいれば幸せを感じられる…そんな日本人気質な性格をしている柴犬。

もちろん柴犬の中には多頭飼いに向いている性格の子もいます。

しかし柴犬の本来持つ気質を考えたときには、柴犬は多頭飼いに向いていない犬種と考えた方が良いでしょう。

また、柴犬はとても警戒心が高く神経質です。

その性格もあってか、喧嘩っ早い子が多い印象を受けます。

柴犬同士であっても、柴犬と多犬種で会っても喧嘩に発展してしまうことは多いでしょう。

しかし、実際に柴犬の多頭飼いしている人は大勢います。

そのため、柴犬の多頭飼いを成功させるためのポイントを抑えることで、柴犬の多頭飼いも可能になります。

柴犬を迎える前に!多頭飼いで注意するポイント

柴犬を迎える前にまずは多頭飼いで注意するポイントをしっかりと認識しましょう。

これは柴犬に限らずどの犬種でも多頭飼いする時には必ず気をつけてほしいポイントになります。

では詳しく見ていきましょう。

性別の組み合わせを重視する

多頭飼いで注意するポイントは【性別の組み合わせを重視する事】です。

基本的に同性同士の多頭飼いはうまくいかないことが多いと言われています。

その中でも1番避けたいのが【オス同士】の組み合わせ。

オスは縄張り意識が強くテリトリー争いをするようになります。

どちらが上か?ということを決めるために激しい喧嘩をすることも。

また、野生の世界ではそんな激しい喧嘩で命を落とすケースもあるほどです。

そのため多頭飼いを考えているのであればオスとメスの異なる性別で飼うようにするようにしましょう。

オスは基本的にメスに寛容なので多頭飼いがうまくいくケースが多いです。

先住犬の性格を見極める

多頭飼いをするときには先住犬の性格を見極めるようにしましょう。

多頭飼いをする時に同じ赤ちゃんの頃から一緒に育てるのであればまだしも、先住犬がすでにいてそこに新しい子を迎え入れる場合、先住犬の性格をしっかりと考えてあげる必要があります。

例えば先住権がこんな性格であれば多頭飼いは諦めた方が良いかもしれません。

  • 臆病
  • 神経質
  • 警戒心が高い
  • 飼い主への依存度が高い

上記のような性格をしている場合、新しい犬に対して心を開かないどころか、最悪の場合攻撃対象になってしまう可能性があります。

一方で多頭飼いに向いている性格は以下の通りです。

  • 社交的
  • 協調性がある
  • 警戒心が低い
  • 他の犬とも遊ぶことができる

上記のようないわゆる洋犬よりの性格をしている柴犬の場合、多頭飼いも割かしうまくいくケースが多いです。

しかし、外で他の犬と遊べるい柴犬でも家の中にいれる事は全く別。

自分のテリトリー内に入る事は許さないと言う可能性もあります。

柴犬の多頭飼いは柴犬同士がいい?多犬種もできる?

柴犬の多頭飼いは柴犬同士が良いのでしょうか?

それとも柴犬と他犬種でも大丈夫なのでしょうか?

性格的には独立心旺盛で警戒心の高い柴犬ですから、同じような柴犬の方が生活スタイルは合うでしょう。

しかし、違う犬種での多頭飼いも不可能なわけではありません。

実際に筆者はゴールデンレトリバーと柴犬の多頭飼いをしていました。

筆者の柴犬とゴールデンレトリバーの多頭飼いがうまくいったのには以下のことが影響していると考えられます。

  • 生後数ヶ月で2匹同時に迎え入れた
  • 1匹はゴールデンレトリバーと言う犬種で穏やかな犬種だった

上記のポイントが多頭飼いを成功させたポイントになっていると考えられます。

同じような月齢で迎え入れると兄弟のように一緒に成長していくため当たり前の存在として自然と受け入れることができることが多いです。

一方で、先住犬がもう既に何年も生活をしてい場合、そこに新しく子犬や新しい犬を迎えると言う事は先住犬とってはかなりストレスになります。

特に先住犬が柴犬だった場合、柴犬はとても警戒心が高いのでそれだけ不安やストレスが大きくなりがち。

洋犬の先住犬のもとに柴犬を迎え入れることと、柴犬が先住犬でそこに他の犬を迎えることでは全く話が変わってくると言うことを理解してください。

柴犬の多頭飼いを成功させるためのポイント!

柴犬の多頭飼いを成功させるためには一体どうしたらよいのでしょうか?

柴犬の多頭飼いを成功させるためにはあるポイントがあります。

ここではそのポイントについて詳しく解説していきましょう。

急に会わせない

柴犬の多頭飼いを成功させるためには、犬同士を急に会わせないこと。

できるのであれば家に迎え入れる前に、先住犬との相性を見てあげることがとても大切です。

  • ペットショップで手に入れる場合にはそのペットショップに先住犬を連れて行く
  • ブリーダーで迎え入れる場合にはそのブリーダーの下に先住犬を連れて行く

上記のような方法で先住犬を連れていき、先住犬に選んでもらう、決めてもらうとよいでしょう!

明らかに、興味を示すような反応を見せる場合のは相性は悪くないと言えます。

また急に家の中で会わせしまうと先住犬にとっては自分のテリトリー内に急に入ってきた怖い存在と認識してしまう恐れがあるので、家の外でまず会わせるようにしましょう。

とにかくテリトリー内に急にやってきたと言う状況を作らせないことが大切です。

先住犬を優先

柴犬の多頭飼いを成功させるためには、先住犬を優先すること。

先住犬にもプライドがあります。

新しく迎えれた子が子犬の場合ど、しても子犬に手がかかってしまったり子犬が可愛くてつい構ってしまったりしますよね。

しかし先住犬はそれまで独り占めできていた飼い主が子犬のほうに意識が向いてしまっていると、とても寂しい思いをします。

その寂しい想いが膨らんでしまうと新しい子に嫉妬心から攻撃してしまう恐れも…。

そのため、先住犬を優先にし【新しい子が来てもあなたは1番だよ】と言うことをしっかりと態度で表してあげるようにしましょう。

ケージやトイレは別

柴犬の多頭飼いを成功させるためには、ケージやトイレは別にすること。

柴犬はとても独立心が旺盛な犬です。

そのため、安心できる唯一の場所を用意してあげることが柴犬の心を安定させる秘訣になります。

もちろんこれは多頭飼いに限った話ではありません。

柴犬単体で飼っていたとしても柴犬が好きに入れてくつろげる場所を確保してあげて下さい。

それぞれとの時間を作る

柴犬の多頭飼いを成功させるポイントはそれぞれの時間を作ることもちろん。

仲間意識が芽生えるので一緒に可愛がってあげることもとても大切なのですが、やはりそれまで飼い主を独り占めしてきた先住犬は新しい犬が来たことによって自分と飼い主との時間が少なくなりストレスを抱えています。

特に柴犬は飼い主に忠実という気質を持っていますから、飼い主と1対1でしっかりとコミュニケーションをとる時間を作ってあげましょう。

散歩は一緒に

柴犬の多頭飼いを成功させるためには散歩は一緒に行くこと。

散歩はコミニケーションを取るのにとても有効な手段です。

家の中ではまだピリピリしていても、散歩に連れ出すと、一緒に草むらのクンクン匂いかいだり1匹がやっていることを真似したりとういように、同じような行動をとることがあります。

このように同じことを一緒に経験することで、仲間意識が芽生えることも。

柴犬の多頭飼いに向いている人の特徴

柴犬の多頭飼いに向いている人にはどのような特徴があるのでしょうか?

ここでは柴犬の多頭飼いに向いている人の特徴を解説します。

柴犬の特性をよくわかっている

柴犬の多頭飼いに向いている人の特徴は、日本犬の特性をよくわかっている人です。

柴犬はゴールデンレトリバーやダックスラブラドールなどの洋犬と比べてとても、独立心があり警戒心の高い犬種です。

愛情深い犬種ではありますがベタベタとする事は好みません。

常にベタベタベタベタしてしまうと、それがかえってストレスになる可能性も。

そのため柴犬の性格や特性をしっかりわかっている人が良いでしょう。

柴犬の飼育経験がある

柴犬の多頭飼いにも向いている人は柴犬の飼育経験がある人です。

柴犬はちょっと飼いにくいところもあります。

柴犬1匹で飼っていても、しつけがなかなかうまく入らなかったり、コミュニケーションがうまく取れなかったり信頼関係が築けていなかったり…問題行動がとても多かったりというような悩みを抱えている飼い主さんも多いです。

そのため、柴犬の飼育経験があり柴犬との関わり方をよくわかっている人、柴犬に慣れている人の方が向いていると考えられます。

一貫性がありリーダーになれる

柴犬の多頭飼いに向いている人は一貫性があるリーダーになれることです。

柴犬は信頼できるパートナーをとても必要とする犬種です。

飼い主に忠実であり賢い犬。

しかし、賢い犬だからこそ柴犬のリーダーになれないとコントロールすることが難しくなってしまいます。

多頭飼いをするのであればなおさらです。

あなたがリーダーとなり犬たちをコントロールできなければトラブルが起きてしまうリスクもあると言えるでしょう。

柴犬の多頭飼い失敗で起こること

柴犬の多頭飼いをするにあたって、どんなに頑張ってもどんなに時間を費やしても失敗してしまうことがあります。

柴犬の多頭飼いが失敗するとどんなことが起こるのでしょうか?

先住犬が柴犬の場合受け入れない可能性がある

柴犬の多頭飼いで失敗すると、先住犬が柴犬の場合一向に新しい犬を受け入れない可能性があります。

先住犬が新しい犬が受けれないと言う事はどういうことかと言うと、群の仲間として認識していないということ。

お互い無視するくらいの距離感を保てればいいのですが、完全に敵認定してしまうと気に入らないと攻撃してしまったり怪我を負わせてしまう可能性もあるのです。

相性が悪く犬猿の仲になる可能性がある

相性が悪く犬猿の仲になる可能性があります。

犬同士の相性が悪すぎると、顔を合わせただけで喧嘩したり、すれ違っただけで喧嘩したり、このような一触即発のような仲になりとても危険な状況になってしまう可能性があります。

相性が悪くても、お互い干渉しないというところで折り合いがついてくれれば良いのですが、いつでも攻撃態勢を持っている場合には血を流す喧嘩になる可能性もあるためとても危険です。

部屋を分けなければいけない可能性がある

柴犬の多頭飼いの失敗で起こる事は部屋を開けなければいけない可能性があること。

上記で触れたように犬同士がどうしても合わない…どうしてもケンカになってしまう場合には、部屋を完全に分ける必要があります。

お互いの安全を守るためにはこれは致し方ない策でしょう。

ただ、相性の悪い犬でも散歩だけはいける!なんて不思議な関係も…。

筆者の知っている人でも、家の中では険悪だけれど散歩だけは楽しそうに一緒に行くという柴犬の飼い主を知っています。

ただ、仲が悪くなると描いていた多頭外のイメージとガラッと変わってしまうことがあることを肝に銘じておきましょう。

まとめ

今回は柴犬の多頭飼いを成功させるポイントについて解説しました。

柴犬は、とても賢くとても人気のある犬種ですが、独立心が旺盛な犬ということを忘れてはいけません。

もちろん柴犬の多頭飼いをしている人はたくさんいます。

どのようにしていけば柴犬が心地よく生活をできるのかということを重視し、多頭飼いをする前にはしっかりと勉強するようにしましょう。

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