「人の悩みの9割は人間関係からきている」と心理学では言います。人間関係はストレスのもとになりやすいのを実感している人も多いのではないでしょうか?手相には人間関係について注意すべきものがあります。この記事では人間関係に問題を抱えやすい26の手相を傾向別に解説しました。
自分の手相を知ることは自分の取扱説明書を読んでおくようなもの。自分の手を確認して抱えがちなトラブルを事前に知っておくことは、穏やかな人生の手がかりになることでしょう。
人間関係に要注意!黄信号がでている手相とは?
人間関係に注意が必要といってもいろいろあります。ここでは人間関係の傾向を6種類にわけました。
- 運気の悪さが人間関係を悪くする手相
- 言いたいことが言えない手相
- 我が道を行くトラブルメーカーの手相
- まわりがひいちゃう手相
- つき合いにくい性格の手相
- トラブルを呼び寄せてしまう手相
運気の悪さが人間関係を悪くする手相
運気が落ちていてトラブルを引き寄せやすくなっている手相です。一時的に発生する手相で誰にでもおこりえます。
手のひらに血色がないのは「生きるエネルギーが落ちている」
手のひらは、少し血色があるのが理想。血色がない手のひらは少しくすんだ感じがするものです。この手相の人は生命力が弱っています。この手をしているときに無理に交友関係を広げるとよくない人間関係を引き寄せてしまうかもしれません。
まずは栄養のあるものを食べてよく眠ることを優先しましょう。人間関係は自分に余裕ができてから広げるように心がけましょう。そのころには手のひらに血色が戻っていることでしょう。
金星丘に張りがないのは「与えることに疲れている」
親指の下のふくらみは金星丘という場所で、愛情や健康、財力などを蓄積する場所です。人間関係で与えることばかりが多くなると、この金星丘がしぼんで張りがなくなってしまいます。
与えることは素敵なことですが少し行き過ぎているようです。そろそろ自分にご褒美が必要な時期。あなたがワクワクすること、心から楽しめることに時間を使いましょう。
手のひらの赤い点は「要注意」
手のひらに急に赤い点が出るときがあります。これは要注意の相。場所別に意味が違いますので場所ごとに説明します。
人差し指の下にある赤い点
野心が満々で、知らず知らずのうちに他人をないがしろにするような暗示がでています。自分を振り返って、周囲に感謝を忘れずに過ごしましょう。
中指の下にある赤い点
中指下に赤い点が出るときは、うわついた行動で無責任な行動をしてしまいそうです。飽きっぽく野放図になりがちで、思わぬトラブルを引き寄せてしまいそうです。うかれてしまう自分を自覚して、落ち着いた行動をこころがけましょう。
薬指の下にある赤い点
薬指の下に赤い点が出た場合は、努力しても実らないことが多く徒労感を感じてしまいそうです。よくない噂ばかりが流れることもありそうですが、周囲にあたったりせずに運気が向いてくるのを待ち、穏やかさを心がけましょう。
小指の下にある赤い点
小指の下に赤い点が出る場合は、金銭的にうまくいかないことが多くなりそうです。この手相は、散財が激しくて借金など周囲とのトラブルもある暗示。身を慎んで身の丈に合った生活をしましょう。
金星丘にある赤い点
親指の下のふくらみは金星丘という場所で、愛情や健康、財力などを蓄積する場所です。 ここに赤い点ができると思いやりの心が失われている暗示。包容力がなくトラブルを招きやすくなっています。このままだと大切な人に別れを告げられることもあるかも。心に余裕を持ち休息をとって穏やかな気持ちを取り戻しましょう。
月丘にある赤い点
親指下のふくらみの反対側にあるふくらんだ部分を月丘といい、精神的なひらめきなどを意味する場所です。月丘に赤い点ができていると、精神的に追いつめられやすく思い込みが激しくなります。まわりの人が自分の悪い噂をしていると思いこみ孤独になってしまうこともあるようです。何も考えずにボーっとする時間をとって思いつめないようにしましょう。
手のひらの真ん中にある赤い点
手のひらの一番凹んだ部分に赤い点ができたときは、闘争本能が空回りしている暗示です。人のしていることが気に食わずケンカをふっかけることもありそう。自分に無理をしているので神経質になっているのかもしれません。短時間でも瞑想をするなどして心の安定をはかるのがよいでしょう。
横線が多い手相は「ストレスをためすぎてトラブル勃発」
手のひらに横線が多いのは、ストレスをためすぎている暗示です。たまったストレスが思いもよらないところから吹き出して、親しい人に急に切れてみたり、びっくりするほどワガママになったりすることがあります。
大切な人に愛想をつかされる前に、できるだけストレスをためこまない考え方や環境に現状を見直すべきです。基本的に自分に厳しい人が多く無理をしすぎていますから、自分に厳しくしすぎずすごしていきましょう。
言いたいことが言えない手相
考え深く慎重なタイプです。独特の味がある人が多く長い目で見れば信頼を勝ち取ることができるでしょう。
生命線から知能線が出ている手相は「石橋をたたく」
生命線から知能線が出るのは、よく考えてから意見を言おうとします。検討に検討を重ねて思いをめぐらせて、ひと言話すタイプ。話そうと思ったときには次の話題になってしまって、結局話せないということもありがちな人です。話の上手な友達の多いひとに憧れ、無理をして空回りをするのは悪循環です。
あなたは言葉に重みがあるのです。それがあなたの個性。最初は友達が少ないと思っていても、話せるときにだけ心を込めて話すことで、長い目で見れば信頼を得ることができ、心を許せる人ができるでしょう。
感情線が知能線にタッチする手相は「思いが伝わりにくい」
感情線が知能線につくほど下がっている人は、思いを素直に伝えるのが苦手で、本当の気持ちが伝わりにくい人。大事なことを遠まわしに伝えすぎて「何を言っているのかわからない」というようなこともあるようです。
とくに、自分にとって大切な思いは、文章にし手紙を渡すなどして、内容を伝えられる方法を試してみてください。
感情線が下のほうから出ている手相は「感情を表に出すのが苦手」
感情線が小指の下の手のひらの4分の1より下から出ていると考え深く、自分の考えを表に出すのが苦手なタイプです。引っ込み思案と呼ばれることもある手相です。
この手相の人は無理をしないで自分らしくいることで、あなたに安らぎを覚える人と縁を結ぶことができます。ていねいに人間関係をつないでいきましょう。
感情線から知能線に橋が架かる手相は「空気を読みすぎ疲れ果てる」
感情線から知能線に橋が架かる手相は、いわゆる”変形ますかけ”といわれる手相です。
この手相の人は個性的な人ですが、個性的な自分が世間の中でどのように捉えられるかが不安で、いわゆる”普通”の世界になじもうとします。そして無理な気を使って疲れ果てるタイプです。周囲もあなたが気を使いすぎるから逆に疲れてしまい良好な人間関係がつくれません。
無理にあわせようとせず、自分を飾らないことが人間関係を安定させます。
感情線が蛇行する手相は「思いを秘めすぎてしまう」
感情線が蛇行する人は自分の思いを伝えるのが苦手です。告白できなかった恋をずっと秘めているようなことも起こりそう。思いを切り替えることがむつかしく、ストーカー行為をおこすリスクも高いタイプです。
この傾向は、まず誰かに勇気をもって思いを告げることで突破できます。その経験が次への勇気につながりますし、やるだけやったという思いが心を切り替えてくれるでしょう。
我が道を行くトラブルメーカー
あまり、まわりに頓着しないで活動するタイプです。自分が気分屋であること、個性的であることを受け入れることで個性が光り開運に向かいます。
感情線が乱れている手相は「気分屋で周りを疲れさせる」
感情線が1本の線でなく乱れている人は気持ちが不安定な人です。感情が安定せず色々なことが気になるので、まわりの人からすると”気分屋で付き合いにくい人”とうつるでしょう。本人も自分の感情の波に翻弄されてしまいがちです。瞑想やヨガなどリラクゼーションを取り入れ、気持ちを安定させるように心がけると安定した毎日が遅れるようになります。
生命線と知能線の始まりが離れている手相は「空気を読まない」
生命線と知能線の始まりが離れている人は空気を読むことに価値を置いていない人です。個性的なことが大事で、あまり協調性はありません。
このタイプの人は、わかってくれる友人をもつこと。もともと才能に恵まれた人が多いので世間とあなたの間に入ってくれる人がいれば、その才能が開花します。
ますかけ線のある手相は「個性派」
ひらがなの「て」のような手相をますかけ線とよびます。これは感情線と知能線がつながっていると考えられ、普通の人では考えつかない発想をもちます。その結果、周囲からは浮いてしまうこともあるでしょう。
このタイプの人は、「自分は変わっている」ということを大事にすること。個性的なことを、まわりにカミングアウトすることで生きやすくなります。
まわりがひいちゃう手相
熱すぎたり、夢見がちだったりと独特な世界観を持っていて周囲が戸惑うことがある手相です。自分の個性を大切にしながら過ごす道をみつけましょう。
感情線が2本あるのは「熱い!手相」
感情線が2本ある人は、とにかくエネルギッシュで熱情派。周りが驚くバイタリティを持っています。
ときには、あなたの熱い思いにドン引きする人もいるかもしれません。ひとつのことに集中しすぎるとエネルギーが暴走しやすいので、夢中になれるものをふたつ以上持ちましょう。
運命線が中指までのびる手相は「目的に一心不乱に突っ走る」
運命線は普通中指までのびる手相ですが、この線が中指にまで達していると好きなことに一心不乱に取り組む相です。この手相は豊臣秀吉が憧れ、自分の手に刀で傷をつけてまで獲得したという逸話があります。興味のないことには全く関心がないという意味も持つ手相です。
サラリーマンであれば、自分のやりたいことにだけ熱心なので、上司とあわないこともしばしば。自分が好きなことができるように起業やフリーランスのほうが向いています。
知能線が手首に向いてのびる手相は「現実に足がつかない」
知能線が急に曲がり、手首に向かって伸びるのは現実感覚がなく夢ばかり見ることの多い手相です。浮世離れしていると周囲から言われることでしょう。
現実感覚が優れた人と一緒にいることでバランスがとれます。
小指が短い手相は「ひとりが好きな不思議ちゃん」
小指が薬指の第一関節より短いのは、自分の世界を大切にしている人です。あまり周囲のことが気にならず自分の世界に浸るタイプです。グループ行動でもマイペースなのでイライラする人もいるかもしれません。小指の短い人は霊感がある場合も多く、空気を読むのが得意ですから、自分に向けられる悪意が気になる人もいると思います。
それでも大半の人はマイペースなあなたのことを受け入れてくれているはずです。あまり気にせずに自然体で過ごしましょう。
つき合いにくい性格の手相
つき合いにくい手相は、ずっと出ていることは少ないです。感謝を忘れたり、まわりを馬鹿にしたりしている暗示ですので自分を顧みるきっかけにしてください。
人差し指の下に横線が多い手相は「かわいげがない」
人差し指の下に横線が多いのは自信満々で人を軽んじる傾向のある性格をあらわします。自分に万能感があり「自分のまわりはバカばかり」などどいったりするタイプです。自分を助けてくれる周囲に気づき感謝することで横線は消え、人間関係を構築することができます。
第二火星丘に横線の多い手相は「我慢ができず偉そうな口をきく」
小指の下の真ん中あたりは第2火星丘といわれる場所です。ここに横線が多い人は、我慢に弱く尊大な態度を取りがちです。「エラそうな態度を取る」ことで、高圧的な印象をまわりに与えるので、その場が堅苦しく居心地が悪くなります。
この場所に横線が出ている人は、日ごろから自分の態度の影響に注意して、まわりに接するようにしましょう。
トラブルを呼びやすい手相
魅力的すぎたり、人を見る目がなかったりしてトラブルを呼び込む手相です。意味深な言葉遊びを控えたり、相談相手をつくったりして慎重に行動する姿勢を持ちましょう。
二重・三重の金星帯は「逆恨みを買いやすい」
人差し指と中指の間から薬指と小指の間まで弧を描くように線が入っている手相を金星帯といいます。魅力があって色気がありモテモテといわれる手相ですが、この金星帯が二重三重になっている場合にはモテすぎて逆恨みを買いそうな暗示。思わせぶりな言葉はほどほどにしないと、怖い目に遭いそうです。
月丘に横線が多い手相は「人を見る目がない」
親指の下のふくらみを金星丘といいますが、その向かいの小指のずっと下のふくらみを月丘といいます。この月丘に横線が多く入っていたら疲れ切っている暗示。人を見る目がくもっています。変な人に関わってトラブルになる前に休息をとり、信頼できる人に相談しましょう。
まとめ
26種類の人間関係に注意が必要な手相を説明してきました。
人間関係に注意が必要な手相を持っていることはよくあります。人間関係に苦労したことのない人が少ないように人間関係の癖は誰にでもあるのです。
大切なのは癖のある車を乗りこなすように自分の性格の傾向を知ることです。自分の傾向を知って人生を進んでいけば山あり谷ありであっても、楽しい人生を過ごしていけることでしょう。
あなたが、あなたの傾向をうまく乗りこなし、充実した人生をおくることができるようお祈りしています。
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