愛犬のことでこんな悩みはありませんか?
「愛犬がおやつは食べるのにご飯を食べない」
犬を飼っていると、一度は経験するこのご飯食べない問題!
- 「おやつを与えたらそれ以降ご飯を食べなくなった」
- 「おやつばかり催促してくるようになった」
- 「ご飯を食べていないのに太ってきたような気がする」
愛犬がご飯を食べずにおやつばかり食べていると、「この状況は大丈夫なんだろうか?」と心配になりますよね。
でももう悩まなくて大丈夫!
ご飯を食べずにおやつばかり食べてしまうのには理由があります。
その理由を知り適切な対応を取ることでまた以前のようにご飯を食べてくれるようになってくれるはず!
そこで今回は、愛犬がおやつは食べるのにご飯は食べない理由とその対処法をお教えます!
愛犬がご飯を食べないのにおやつは食べるのはなぜ?
愛犬がご飯を食べないのにおやつを食べる…。
そんな悩みを抱えている飼い主さんは意外と多いのではないでしょうか?
カリカリフードを食べて欲しいのに、おやつばかり食べてしまう…。なぜこんな状況になってしまうのか、不安になってしまいますよね。
愛犬がご飯を食べずにおやつばかり食べてしまうのには、きちんと理由があるんです。
その理由には愛犬のわがままや食事への意欲の低下、食事形態が合わない…など様々な理由から食事を拒否してしまっていると考えられます。
数ある理由の中には、飼い主さんの愛犬との接し方が影響している可能性も。
愛犬がなぜご飯を食べなくなってしまったのか?そして、なぜおやつばかり食べてしまうのか?
その理由に迫ることで今後の対策も考えやすくなるでしょう。
それではここからは愛犬がおやつを食べるのにご飯を食べない理由について詳しく紹介していきます。
愛犬がご飯を食べないのにおやつは食べる4つの理由
愛犬がご飯を食べなくなるのにはどのような理由があるのでしょうか?
愛犬がご飯を食べない理由には以下の3つが考えられます。
- わがまま
- おやつのほうが食べやすい
- 食べなければおやつがでてくると学習している
ここでは、愛犬がご飯を食べない上記の理由について詳しく解説します。
理由①わがまま
愛犬がおやつは食べるのにご飯を食べない理由には【愛犬のわがまま】が関係しているといえます。
例えば、日ごろからおやつを与えすぎていたり犬にとって大好物のものを頻繁にあげていると、だんだんと食事よりもおやつの方が欲しくなってしまい食事を食べなくなってしまいます。
おやつの味に慣れてきてドッグフードの味に満足できずおやつを欲しがってしまっているのでしょう。
人間でもおいしいものや甘いものを食べると食べ過ぎると、それが当たり前になってきて食事よりもおやつや甘いものを食べたいと言う欲が出てきますよね。
それと同じで、犬もよりおいしいと思うものを食べたいと感じるのは当然のことなのです。
理由②おやつの方が食べやすい
愛犬がおやつを食べるのにご飯を食べない理由には【おやつの方が食べやすい】ことが関係していると考えられます。
例えば、フードの大きさが大きすぎたり硬すぎたりしてなかなか食が進まないことが考えられます。
そんな時にたまたまもらったおやつが自分にとってとても食べやすかったらどうなると思いますか?
おやつの方が柔らかかったり味が良かったりして食べやすいと感じると、ドッグフードを拒否するのは珍しいことではないのです。
理由③食べなければおやつが出てくると学習している
愛犬がおやつは食べるのにご飯を食べない理由には【食べなければおやつが出てくると学習している】可能性があるからです。
例えば、始まりはちょっとしたわがままであっても、その状況に飼い主さんが何か口に何でもいいから食べさせないと…とおやつばかりを与えていると、犬は食べなければおやつが出てくると学習します。
おやつが出てくると言うのは犬にとってはとても良いことなので、おやつが出てくるに至った行動を繰り返し繰り返し行うことを覚えていくのです。
犬は必ず条件付けに伴って行動をしています。
条件付けと言うのは、「何かをしたら起こった出来事。何かしなかったら起きた出来事」のこと。
この条件付けによって犬はその行動を止めるか?繰り返すか?を決めていきます。
例えば、【ご飯を食べなかったら何もご食べ物が出てこなかった】という状況では、犬にとって不都合なことが起こっているのでそのうちに必ずご飯を食べるようになります。
しかし【ご飯を食べなかった=おいしいおやつが出てきた】と言う犬にとってご飯を食べないことでメリットがあると学習してしまうと、メリットを取るためにその前にした行動を何度も繰り返して行うようになるのです。
そのため、犬がご飯を食べない理由には飼い主さんが飼い主さんの影響があるかもしれないことを少し頭に入れておきましょう。
愛犬がご飯を食べないのにおやつは食べるときの対処法
愛犬がご飯を食べないのにおやつは食べるときの食べるときには、どのような対処をすればまた愛犬がご飯を食べるようになってくれるのでしょうか?
おすすめの対処法は以下の3つです。
- ご飯を食べなくても他のものを与えない
- ドッグフードを温める
- ドックフードにトッピングする
ここでは上記の3つの対処法を解説します。
対処法①ご飯を食べなくても他のものを与えない
愛犬がおやつを食べるのにご飯を食べないときには【ご飯を食べなくても他のものを与えない】方法をおすすめします。
愛犬が全くご飯を食べなくなると、飼い主によっては「何か食べさせなくては…」と思い、ついついおやつを与えてしまうということがあると思います。
しかし、その方法では全く解決にはなりません。
少々心を鬼にする必要はありますが、ご飯を食べなかったとしても一切他のものを与えないようにしてください。
犬がご飯を食べない理由がわがままであれば、究極にお腹が空けばご飯を食べる子がほとんどです。
もちろん餌の形態が合わない場合がある時は、食事の形態を見直してあげる必要がありますが、その心配がない場合には基本的にお水さえ飲んでいれば、多少食べなくても大丈夫です。
しかし餌皿には新鮮なご飯をいつも置いておいてあげましょう。
最初は意地でおやつが出てくるまで食べなかったとしても、お腹が空いて空いて仕方がなくなったときにはフード食べてくれることが多いです。
水分がきちんと取れているのであればご飯は1日2日は食べてなくてもそこまで心配する必要はありません。
もちろんずっと食べないことが続いてしまうとさすがに体の健康を害してしまう恐れがあるので、おやつを与える前に獣医師に相談するようにしましょう。
対処法②ドッグフードを温める
愛犬がおやつを食べるのにご飯を食べないときのおすめの方法は【ドッグフードを温めること】です。
ドッグフードを温めるとフードの香り強くなり犬の食欲をそそることがあります。
犬の嗅覚はとても優れているため、香りが強くおいしそうな匂いがすればその匂いに必ず反応してくれるでしょう。
いつもと違うフードの香りの強さで興味をそそり食べてくれるようになるかもしれません。
対処法③ドッグフードにトッピングする
愛犬がおやつばかり食べてご飯を食べないときのおすすめの対処法は【ドッグフードにトッピングすること】です。
ドッグフードにトッピングを少しすることでフードににおいが移り食べてくれることがあります。
しかしここで1つ注意したいポイントは犬に有害な食べ物は絶対に与えないこと。
犬にとって有害な食物は多くありますが代表的なものには【玉ねぎ、チョコレート、カフェイン、ニンニクなどがあります。
もちろんこれだけではありません。犬の健康状態によっては与えないほうが良い食材も多く存在します。
そのため愛犬の健康状態をチェックしてどの食材が合わないのか、またはどの食材が愛犬にとって良いのか…を調査していただきその食材を少量トッピングしてあげるようにしましょう。
犬は人間が食べるものであれば基本的に好んで食べてくれます。
また、トッピングをするときにはドッグフードの上にポンと置くだけではなくて、ドッグフードに混ぜ込んで与えるようにしましょう。
ドッグフードの上にポンとトッピングをのせてしまうだけだと、どうしてもトッピングだけを食べてドックフード食べない…と言うことが起こる可能性があります。
そのためトッピングを与えるときはドッグフード全体と絡めて与えるようにしましょう。
愛犬がおやつばかり食べることで起こる危険とは?
愛犬がおやつばかり食べることでどのような危険性が起こると思いますか?
愛犬にとっては、自分の大好きなおやつがいっぱい食べれる事はとても嬉しいことです。
しかしそれがほんとに愛犬のためになっているのか?と考えるとそうではありません。
愛犬がおやつばかり食べてしまうと、起こりえるリスクは次の4つです。
- 栄養不足
- 病気のリスク
- わがまま
- 肥満
ここでは上記の4つのリスクについて詳しく解説します。
危険①栄養不足
愛犬がおやつばかり食べてしまうと起こりえる危険は【栄養不足】です。
ドッグフードは、犬に必要な栄養がしっかりと取れるように開発されています。
もちろんドッグフードでなくても手作り食を与えている人もいるでしょう。
ただ手作り食では愛犬が食べなくなると言う事はあまり考えにくいので、おそらく食べないと悩んでいる人たちは「ドッグフードを食べない」と悩んでいると思います。
今はドッグフードが手軽に手に入りますが、その手軽さとバランスの良い栄養を補給できるのがドッグフードの良さ。
しかし、そんなドッグフードを食べずにおやつばかり食べていたら、栄養が偏り体は栄養不足の状態になります。
必要な栄養が取れないとエネルギー不足になり、様々な影響が出てくる可能性があるのです。
毛艶や皮膚の状態、爪の状態など内蔵だけではなく表面的な弊害も出てくるでしょう。
危険②病気のリスク
愛犬がおやつばかり食べてご飯を食べなくなると起こり得る危険は【病気のリスク】です。
前で解説した通り、ドッグフードは栄養バランスを考えて作られております。
そんなドッグフードを食べずに、おやつばかり食べていたら栄養が偏り、それによって病気の発症のリスクが高まります。
カルシウム不足であれば関節や骨が弱くなったり、栄養分解することにとても負担がかかったら、肝障害が起こったり…。
犬は病気になっても人間と違い早期発見がとても難しいです。
たまたま血液検査や健康診断をしたら早期で病気が見つかった…なんてこともありますが、病気の多くは進行してから見つかることが多いと言われています。
それだけ犬は我慢強く痛みを外に出さないんですね。
これは野生の本能で、自分が弱っていることを相手に知らせてしまうと自分に命の危険があるから。そのため何か自分に異常が起きていても必死に隠そうとします。
病気に気づいたときにはかなり病気が進行してしまった…なんてことも珍しくないのです。
病気になると治療の苦しさはもちろん、最悪の場合には愛犬の命を危険にさらす可能性も出てきます。
③肥満
愛犬がおやつばかり食べてご飯を食べないことで起こりえる危険は【肥満】です。
おやつばかり食べていることによって、おやつへの依存が高まり欲求はどんどん強くなるばかり。
その欲求に応えてばかりでおやつばかりを上げていると、カロリーオーバーになり肥満につながります。
肥満は人間でもそうですが、病気のリスクを上げる危険なサイン。
特に大きい体をした大型犬や胴長短足のコーギーやダックスなどは、体重が増えすぎると足にかかる負担がとても高くなります。
そうなると足を痛めて歩けなくなったり、ヘルニアを発症してしまったりすることがあるのです。
④わがまま
愛犬がおやつは食べるのにご飯を食べないことで起こりえるリスクは【わがまま】になることです。
上記のご飯を食べない理由でも説明した通り、ご飯を食べない理由には飼い主さんによる愛犬への接し方が影響していることが考えられる場合があります。
そうなると犬は【飼い主さんはこうすればこうしてくれる】と言うことを学習してしまうことになり、自分の思い通りに飼い主さんをコントロールしようとします。
そうなると主従関係は逆転し、犬が主導権を握る形に…。
そうなると家庭の中で犬は王様になってしまいやりたい放題わがまま放題になってしまうでしょう。
主導権を犬に握られると人間社会ではとてもとても犬は生きづらくなります。
まとめ
今回は、愛犬がおやつばかり食べてご飯を食べない理由について解説しました。
犬がご飯を食べないのには必ず理由があります。愛犬がなぜご飯を食べないのか?その理由を知るために、愛犬とのしっかり向き合うようにしましょう。
また、愛犬が美味しくご飯を食べれるように、対策を考えましょう。
コメント