愛犬がなぜか夜しかご飯を食べてくれない…こんな悩みを抱えている飼い主さんはいませんか?全く食べないわけではないれど、食べムラがあるのはなんでだろう?と疑問に思ってしまいますよね。
犬の食べムラは決して珍しい事ではないのですが、
- どうして夜しか食べないの?
- なんか病気なの?
- どうしたらいいの?
なんて、不安になっていることでしょう。そこで今回は、愛犬が夜しかご飯を食べない理由と対処法について解説します。愛犬の食事に関して悩んでいる飼い主さんはぜひ参考にしてくださいね!
犬が夜しかご飯を食べてくれなくて心配
犬がここ最近夜ごはんしか食べない…。朝与えたフードがそのまま夜まで残っている…。そんな状況に不安を感じている飼い主さんもいるでしょう。
まず、基本的に犬の行動にはすべて理由があると思ってください。そのため、夜しかご飯を食べないことにも何かしら必ず理由があります。
しかし、多くの場合はすぐさま病院に駆け込まなければいけないような緊急性はあまりないので、心配しずぎずに冷静に対処するようにしましょう。まず犬の食欲低下がみられる時には、次のポイントに注目してください!
- 体重は変わらず痩せてきてはいない
- 元気はある
- 食欲低下以外には目立った症状はない
上記のように、食欲低下以外には明らかに愛犬に変わった様子がなければ、病気による食欲低下が起こっている可能性は低いでしょう。そのため焦らないで対策を考えていくことがよいです。
- 普段とは明らかに様子が違
- 痩せてきた気がする
など食欲低下以外にも明らかに愛犬の様子が違うと感じる時には、迷わず獣医師に相談をおすすめします。判断が難しい時には、とりあえず獣医師の指示を聞くのが一番。不安な時にはかかりつけの動物病院にかかるようにしてくださいね!
犬が夜しかご飯を食べない3つの原因って?
病気以外で、犬が夜しかご飯を食べないのには一体どんな理由があるのでしょうか?
考えられる原因は以下の3つ。
- 夏バテ
- 自己調節
- 消化不良
ここでは、上記の原因について詳しく解説します。
原因①夏バテのよる食欲低下
暑い夏になると、人間同様に犬も夏バテをすることはよくあります。犬は暑さに強い…と勘違いしている人もいるかもしれませんが、犬は暑さに強いわけではありません。
むしろ、多量の毛に覆われた犬は人間以上に暑さを感じていることでしょう。また、昔とは違い日本の街はアスファルトが多くなりました。
昔は庭先で犬が土を掘りその中で休む…なんてこともありましたが、今はマンションが多くなりアスファルトが多くなったことで地面の温度は気温以上の熱さになっています。
地面からの距離が近い犬はその照り返しいよる暑さを体に直に受けているのです。また、ここ最近の日本は夏場は30度を超えることも当たり前になってきましたよね。
この温暖化の影響で、犬も夏バテをし食欲が湧かない…なんてことは珍しくないんですよ!
原因②自身で体調を管理している
犬が、夜しかご飯をべないのは、自己調節している可能性があります。
- 自分の体調があんまり優れない時
- 胃の調子が悪い時
などには、自己で食べる量を調節し体調管理をする場合も…。特に狩猟犬なんかでは、数日間も断食を自らすることもあるくらいです。自身でできる体調の管理は進んでしてくれているのかもしれませんね。
原因③消化不良を起こしている
犬が夜しかご飯を食べないのは消化不良を起こしている可能性があります。私たち人間でもこんなことってありませんか?
- 前日の夜ご飯の時間が遅くて翌日の朝はお腹が空いていない
- 前日の夜ごはんを食べすぎて胃がもたれている
この場合には、大体が消化不良を起こしていることが多いですが、これは犬にも起こり得ることです。
- 消化不良によって朝は食欲がない
- 夕方ごろからお腹が減りたくさん食べる
- 食べ過ぎで消化不良
このように悪循環になっている可能性があります。
犬が夜しか食べない時の3つの対策
犬が夜しか食べない時にはどのような対策をとればいいのでしょうか?病気が考えられる時には獣医師に相談が先決ですが、病気以外では以下のような対策をおすすめします。
- 1日一食にする
- 置き餌はしない
- 量を調節する
上記の対策を詳しく解説します。
対策①食事を1日一食にする
犬が夜しかご飯を食べない時には、1日一食にして様子をみましょう。犬のご飯は1日に2回というのがイメージとしてついていますが、摂取カロリーが守られているのであれば、1日一食であっても問題はありません。
食事の回数については、個体差が大きいので、愛犬の様子をみつつ一食で問題ないのであれば、一食にしてみるのも良いかもしれませんね。一般的な食事の回数にこだわるのではなく、それぞれの愛犬に合った食事方法をとることが大切です。
対策②食べなくても置き餌はしない
犬が夜しかご飯を食べない時には、置き餌はしないことです。なかには、食事を与えた時間に食べなかったとしても、そのままお皿の中に入れて置くなんて人もいるのでは?
これでは、犬が好きな時間に食べることができるため、だらだら食べの原因になりその結果、夜しかご飯を食べならなくなっている可能性があります。
食事の時間以外に食べさせるのを阻止するために、置き餌はするのはやめましょう。
対策③ごはんの量を調節する
犬が夜しかご飯を食べない時には、フードの量を調節するようにしましょう。もしかしたら、フードの量が多すぎて消化不良を起こしている可能性があります。
消化不良はお腹がすかなくなるだけでなく、内臓に負担がかかることでもあるので、早めに対応してあげるようにしましょう。
また、フードが合っていないと消化不良を起こしてしまうこともあります。量は適切だけれどフードが愛犬の体に合っておらず結果的に体に負担になっていることがあるので、フード自体も見直すようにしてみましょう。
まとめ
今回は、犬が夜しかご飯を食べない理由とその対処法について解説しました。犬の食べムラは心配になってしまいますが、よくあることでもあります。
そのため、愛犬がなぜ食べないのかを探ることで適切な解決策を探していきましょう!ぜひ参考にしてくださいね。
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