ふわふわの毛に覆われ大きい瞳でが特徴的でかわいいポメラニアン。
ポメラニアンって品があってとても美しいですよね。
しかし、【ポメラニアンは飼いにくい…】なんて言われているのをご存知ですか?
- ポメラニアンは飼育するのが大変
- 手に負えない
- 留守番ができない
なんて声がちらほらと上がっているようです。
あんなに可愛くて愛嬌がある犬種なのに、なぜ飼いにくいの?とその理由が気になりますよね。
そこで今回は、ポメラニアンは大変で飼いにくい!なんて言われているその理由について解説していきたいと思います。
ぜひ参考にしてくださいね!
ポメラニアンを飼うのは大変?
ポメラニアンが飼いにくい…と言われているのはなぜなのでしょうか?
そもそも犬に【飼いにくい・飼いやすい】ってあるのか気になりますよね。
もちろん、犬種によって【飼いにくい・飼いやすい】は存在します。
比較的飼いやすいと言われている犬種の特徴としては、
- 友好的
- 警戒心が低い
- 適応能力がある
- 楽観的
- 賢い(しつけができれば良)
- 子供好き
上記のような特性を持つ犬種は一般的にはとても飼いやすい犬種です。
具体的な犬種で言えば、
- ゴールデンレトリバー
- プードル
- パグ
- ダックス
など…。
一方で、飼いにくい犬種の特徴は以下の通り。
- 神経質
- 警戒心が高い
- 独立心旺盛
- ストレス耐性がない
- 子供嫌い
などの特性を持つ犬種は、一般的には飼いにくいと言われています。
具体的な犬種は、
- 柴犬
- ボーダーコリー
- シェットランドシープドッグ
などの犬種は飼いにくい犬種になります。
それでは、ポメラニアンはどちらのグループに入るのか…気になりますよね?
ポメラニアンは実は【飼いにくい犬種】のグループに入ります。
ポメラニアンって好奇心旺盛で明るいし飼いやすいんじゃないの?なんて思いますが、ポメラニアンはとっても警戒心が高く神経質な犬です。
そのため、上手に飼うことができる人でないととっても飼いにくい犬種なんですよ。
ここからは、ポメラニアンが飼いにくいと言われる具体的な理由を詳しくみていきましょう。
ポメラニアンを飼うのが大変な理由○選
ポメラニアンを飼うのは大変…こんな風に言われているのは一体なぜなのでしょうか?
ポメラニアンが飼いにくいと言われているのは以下の6つの理由からです。
- 抜け毛が多い
- 怪我をしやすい
- 警戒心が高い
- 毛玉ができやすい
- 歯のケアが大変
- 分離不安症になりやすい
それでは、上記の6つの理由について詳しくみていきましょう。
抜け毛が多い
ポメラニアンは、ダブルコートの犬種です。
ダブルコートの犬種は、普段の抜け毛もそうですが換毛期にはとんでもない量の抜け毛が発生します。
そのため、毎日のブラッシングでのケアそして抜け毛の掃除などとても手間がかかります。
また、子供がいて子供が喘息などの疾患を持っている場合には、抜け毛が舞うことで発作に繋がってしまう可能性も…。
さらに、抜け毛が多いことでタオルや服に毛がつくというデメリットも…。
怪我をしやすい
ポメラニアンは足が細く骨も細いにも関わらず、その活発さによって足の骨を折ってしまう怪我をしやすいと言われています。
とてもアクティブで元気なのは良いことなのですが、自身の体の構造と運動量が見合っていないところが難点。
骨折となると病院にかかり手術が必要になったり…費用もかさみます。
警戒心が高い
ポメラニアンは警戒心がとても高い犬種です。
性格的には陽気で活発な性格をしているのですが、一方で警戒心の高さも特徴としてあります。
そのため、警戒心から来客やインターホンの音に敏感に反応し吠えるクセがついてしまうことも…。
もともと警戒心が強い特性のある犬種は、吠えるクセが付いてしまうとなかなか矯正するのが難しいです。
特に成犬になってからだとしつけはより難しくなっていきます。
吠えるクセがつくと、マンションなどの集合住宅で飼育している場合には、吠える声に苦情がきてしまうことも…。
また、赤ちゃんがいる家庭だと吠える声で赤ちゃんのお昼寝を阻害してしまったりすることもあります。
毛玉ができやすい
ポメラニアンは毛玉ができやすい犬種です。
ふわふわで柔らかい毛は絡みやすく、放っておくと毛玉だらけになっていた…なんてことも珍しくありません。
そのため、毎日ブラッシングをして毛玉にならないようにしてあげるのが大切。
毛玉になると、皮膚が引っ張られて愛犬が痛い思いをしたり皮膚が炎症を起こして皮膚病を発症してしまう恐れもあります。
毎日ブラッシングができる余裕がないとポメラニアンは大変でしょう。
歯のケアが大変
ポメラニアンは、歯のケアがとても大変な犬種です。
犬も歯磨きをしてあげなければ、歯周病になったり虫歯になったりしてしまう危険があります。
虫歯や歯周病になると口臭がひどくなるほか、歯茎から出血してしまったり、痛みでご飯を食べれなくなることも。
そのため、歯のケアはとても大切なのですが、ポメラニアンの歯は隙間があることで食べカスが溜まりやすくなっています。
歯周病や虫歯を防ぐには、しっかりと食べカスを取り除いてあげなければならないのですが、人間のようにじっとしていられる子は少ないです。
歯磨きをするにも小さい頃からのトレーニングや慣れがとても大きいので、小さい頃からしっかりと時間をかけて歯磨きに慣らしてあげるという手間がかかってきます。
面倒だから…なんて放置していると大変なことにもなるので注意が必要です。
分離不安症になりやすい
ポメラニアンは分離不安症になりやすい犬種といえます。
ポメラニアンはとても甘えん坊の性格をしていますから、飼い主と離れることに極度に不安になってしまう恐れが。
分離不安になると、飼い主が見えなくなるだけでパニックになりゴミを荒らしたり家具を破壊したりと問題行動をすることがあります。
分離不安症は、なかなか治すことも時間がかかる場合が多いため分離不安症にならないように早めにしっかりと留守番をするトレーニングをする必要があります。
分離不安症になってしまうと、出かけることや仕事に行くことも支障が出てしまうので、家から出れない…なんてことも…。
ポメラニアンを初心者が飼う時に気をつけること
飼いにくい…と言われているポメラニアンですが、ポメラニアンを初心者が飼うときに気をつけることはなんなのでしょうか?
ここでは、初心者がポメラニアンを飼うときに意識するポイントを紹介します。
留守番のしつけは早めに
ポメラニアンを飼育するときには、留守番のしつけは早めにするようにしましょう。
もちろん最初から長時間お留守番をさせてしまうとストレスなどにつながる恐れがあるので、最初は10分でも良いので一人でいることに慣れさせていってください。
特に、留守番時には暇つぶしができるようにおもちゃを与えてあげると暇つぶしになって良いでしょう。
また、留守番時にはいたずらや誤飲を防ぐためにフリーにはせずクレートやケージで留守番をさせましょう。
留守番を早いうちからできるようにするのは、分離不安症を防ぐ意味でもとても良いです。
いつもべったりとくっついていると、飼い主が少し離れただけでも不安になってしまう恐れがあるので、適度に一人でいさせる時間を作ってあげるようにしてください!
しっかりとしつけをする
ポメラニアンを飼うときには、しっかりしつけをするようにしましょう。
ポメラニアンは賢い犬種です。
適切なしつけができればどんどん覚えていってくれます。
一方でしつけの方法が適切でなく上手にコントロールすることができないでいると、賢いがゆえにズル賢くなったりいうことを聞かなくなったりする危険性があります。
成犬になってからしつけ直すのはとても大変ですのでパピーのうちから社会化やルールを教えてあげましょう。
自分ではできない場合にはプロの力を借りるのも良いです。
プロのドッグトレーナーさんに頼んで、一緒にトレーニングをしてもらってみては?
トレーニングにも預かりトレーニングや出張トレーニング、また通いトレーニングなど様々あります。
自分の生活スタイルに合ったトレーニングを選んで利用してみてはどうでしょうか?
間違った躾をしてしまうと、犬がトラウマになったりする恐れもありますし、最悪のケース攻撃的な一面が出てきてしまうこともあります。
そうなると、躾直すのはとても時間がかからので、失敗を防ぐ意味でもプロのトレーナーさんについてもらうと良いでしょう。
過干渉にならない
ポメラニアンを飼うときには、過干渉にならないように気をつけましょう。
ポメラニアンはとても甘えん坊な性格です。
そのため、ついつい甘やかしてしまったり過干渉になってしまったりする飼い主も多いでしょう。
しかし、過干渉は犬との関係性を曖昧にし最悪のケースでは主従関係が逆転する恐れも…。
また、飼い主に異常な愛着を形成してしまい、分離不安症になるリスクもあるので注意が必要です。
可愛がることと甘やかして過干渉になることは全く別物。
ポメラニアンの特性に合った関わり方をするようにしましょう。
月一回のトリミングは必須
ポメラニアンを飼うときには、最低でも月一のトリミングを怠らないようにしましょう。
ポメラニアンは抜け毛が多くまた毛玉なりやすい毛をしています。
もちろん自宅で自分でやっている…という人も多いと思いますが、プロの目でしっかりと隅々まで洗ってもらいケアをしてもらうとより安心です。
歯磨きに慣れさせる
ポメラニアンを飼うときには、歯磨きに慣れさせるようにしましょう。
ポメラニアンは歯のケアが大変な犬種としても知られています。
そのため、しっかりとブラッシングをして歯の健康を守ってあげることが大切になりますが、犬も最初から大人しく歯磨きをさせてくれるとは限りません。
特に口元を掴まれ触られるのは苦手な犬が多いです。
中には、口元を触るだけで唸る犬もいます。
そうなると、歯磨きどころではなく最悪噛みつかれてしまうことも…。
そうならないためには、小さい頃から口元を触られることに慣れさせる必要があります。
小さいころからの積み重ねによって、大人しく歯磨きをさせてくれるまでに成長するのですよ。
ポメラニアンを飼うならメス?オス?
ポメラニアンは飼うのが大変と言われている犬種ですが、オスとメスでは違いはあるのでしょうか?
一般的に、犬はオスの方が縄張り意識が強く警戒心が高い傾向があります。
またオスの方が活発でやんちゃという印象を受けることも…。
もちろん一概に全てのポメラニアンが当てはまるかどうか?はわかりませんが、オスとメスで悩んでいるのであれば、メスの方が飼いやすいのでは?と思います。
ただし、オスであれメスであれ基本的にはしつけや飼育環境次第で良い方にも悪い方にもなり得ます。
メスだからしつけは不要かと言ったらそうではありませんので、どちらを飼ってもしっかり躾を小さいうちからするようにしてくださいね
まとめ
今回は、ポメラニアンが飼いにくいと言われてい理由について解説しました。
ポメラニアン大変な部分を紹介してきましたが、もちろんポメラニアンはとても可愛らしい犬種であることも確かです。
しかし飼育する際には、他の犬種より手間になる部分もあるので、理解し対策を講じてから飼育するようにしましょう。
ぜひ参考にしてくださいね!
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