辛丑(かのとうし)の性格・特徴｜男女別の特徴・恋愛・相性を徹底解説【四柱推命】

干支を使った四柱推命占いは、人の性格・恋愛・適職・相性などを詳しく分析することができます。この記事では、辛丑（かのとうし）生まれの人の特徴について説明します。

辛丑生まれの人はもちろん、あなたの周りにいる大切な辛丑の人を深く理解するために、ぜひ参考にしてください。

そもそも「辛丑（かのとうし）」とは？【四柱推命の基本】

四柱推命には60種類の干支（かんし）があり、「辛丑」はその38番目の星。冬の静けさの中に、確かな輝きと強い信念を秘めたエネルギーを持っています。

• 【辛（かのと）】の象徴：自然界の五行では「金の陰（－）」にあたり、磨き上げられた「宝石」や「貴金属」を表します。繊細な感受性、高い美意識、プライド、そして自分を磨き続けたいという向上心を意味します。
• 【丑（うし）】の象徴：十二支の一つで、季節では厳冬の「1月」を表します。五行では「土の陰（－）」にあたり、春を待つ「湿った土」のようであり、粘り強さ、誠実さ、物事を着実に育む力を意味します。

この二つが組み合わさった「辛丑」が持つイメージは、「凍てつく冬の大地の中で、静かに輝きを放つ宝石」。それは、物静かで慎重、誰にでも分け隔てなく接する穏やかな人柄でありながら、内面には非常に高いプライドと、一度決めたことは曲げない強い信念を秘めた、孤高の魂の姿なのです。土が金を生み出す「相生」という良い関係を内包するため、地道な努力が着実に実を結び、才能を開花させる力を持っています。

辛丑の前には「庚子（かのえね）」があり、後には「壬寅（みずのえとら）」が続きます。一番最近の辛丑は2021年（令和3年）でしたので、次の辛丑は60年後の2081年となります。

【男女共通】辛丑(かのとうし)の基本的な性格と特徴

「冬に輝く宝石」を象徴する辛丑の人は、常識を重んじる慎重派で、決して危ない橋は渡りません。常に安全で確実な道を選び、たとえ時間がかかっても、安定したゴールを目指します。その堅実な姿勢は、周りの人々に絶大な信頼と安心感を与えるでしょう。

誰にでも分け隔てなく接することができる社交家で、落ち着いた雰囲気が人を和ませます。物静かで控えめな行動を好み、調子に乗って羽目を外すことはありません。常に空気を読み、謙虚な姿勢を崩さないため、誰からも付き合いやすいと思われる、愛されキャラです。

ただし、内面には高いプライドと頑固さも秘めています。自分を取り繕うことはしませんが、不思議と人から憎まれることのない、得な人柄です。そのため、一度築いた友好関係は、長く良好に続いていくでしょう。

あなたの「辛丑」はどこにある？柱で見る運命の詳細

「私の干支は〇〇です」という時、ほとんどの方が生まれ年の干支を思い浮かべますよね。例えば「1961年生まれだから辛丑です」というように。それはもちろん正しいのですが、本格的な四柱推命の世界では、実は生まれた「月」や「日」、さらには「時間」にも、それぞれ固有の干支が割り当てられているのです。

そして、この4本の柱の中でも、あなたの「本当の性格」や「魂の核」を最も強く表しているのが、生まれた「日」の干支である「日柱（にっちゅう）」だと言われています。

そのため、この記事で解説している「冬に輝く宝石」といった基本的な性格は、主にあなたの「日柱」が辛丑である場合を指しています。もちろん、生まれ年である「年柱」に辛丑を持つ方も、その性質の影響を強く受けます。このセクションでは、あなたの「辛丑」がどの柱にあるかで、その意味がどう変わるのかを詳しく見ていきましょう。

年柱に「辛丑」を持つ人（生まれ年が辛丑の人）

年柱は、あなたのルーツや社会的な第一印象を表します。生まれ年が辛丑のあなたは、周りから「育ちが良く、おっとりした人」という第一印象を持たれやすいでしょう。大きな愛情を受けながら、安定した家庭環境で育った人が多いです。若い頃から高い目標を持ち、それに向かって努力を重ねることで、大きく飛躍する可能性を秘めています。

月柱に「辛丑」を持つ人

月柱は、あなたの仕事運や才能を表します。ここに辛丑を持つあなたは、仕事において過去の経験を活かし、新しい道を切り拓いていく力を持っています。古いものと新しいものを融合させる才能があり、伝統的な世界に革新をもたらすような役割を担うことも。人生のどこかで大きなモテ期を経験する可能性があります。

日柱に「辛丑」を持つ人

日柱は、あなた自身の本質やプライベートな姿を表します。ここに辛丑を持つあなたは、まさにこの記事で解説している「慎重な努力家」そのものです。プライベートでは自分の才能や能力を自覚し、それを活かせる場所を探し続けます。人に頼らず、自らの力で道を切り拓いていく強い自立心を持っています。

時柱に「辛丑」を持つ人

時柱は、あなたの晩年運や子供運を表します。ここに辛丑を持つあなたは、晩年にかけて平穏で安らぎに満ちた日々を送るとされています。当たり前の日常の中に幸せを見出し、心穏やかに過ごすことができるでしょう。人間関係にも恵まれ、冒険心も湧いてくるため、第二の人生を謳歌することができます。

辛丑(かのとうし)と十二運「養」

十二運は、人の一生になぞらえて、その人のエネルギーの強弱や運勢の波を表すものです。「辛丑」という干支が持つ十二運は、常に「養（よう）」になります。

「養」は、生まれたばかりの赤ちゃんが、周りの人から愛情を注がれて大切に育てられている状態を象徴します。この星を持つ人は、不思議と周りの人から愛され、助けてもらえるという強運に恵まれています。

この「養」のエネルギーを持つ辛丑の人は、もともとの穏やかさに加えて、素直でピュアな魅力が備わります。その純粋な姿が周りの人の心を掴み、自然と協力者が現れます。あなたの地道な努力が、周りの引き立てによって報われ、大きな成果へと繋がっていくでしょう。

辛丑(かのとうし)男性の性格

辛丑生まれの男性は、口数は少ないですが、頭の中では常に様々なことを考えています。自分の考えをしっかり持っていますが、それを表に出すことはせず、人の話をじっくりと聞く聞き上手です。思いつきで行動することがないため、周りからは絶大な信頼を寄せられています。

相手の立場に立って物事を考えられる優しい心の持ち主で、相手の良い所も悪い所もすべて受け入れる度量の広さがあります。そのため、人間関係は非常に良好です。ただし、一度決めたことは絶対に曲げない頑固さも持っており、その心の内には熱い情熱を秘めています。

辛丑(かのとうし)女性の性格

辛丑生まれの女性は、非常にマイペースで慎重派です。高い目標を持っていますが、失敗を極端に恐れるため、確信が持てないことにはなかなか手を出しません。好き嫌いがはっきりしており、自分の好きなことに関しては、周りが見えなくなるほどの集中力でとことん追求します。

他人の評価や流行には一切興味がなく、自分の世界観を何よりも大切にするアーティストタイプです。基本的にはのんびり屋ですが、オンとオフの切り替えが非常に上手く、やるべきことは誰よりも早く完璧に終わらせます。そのギャップが、あなたの大きな魅力となっています。

【男性】辛丑(かのとうし)の恋愛観・恋愛運

辛丑の男性は、寡黙で男らしい印象ですが、実は非常にロマンチストです。しかし、恋愛に対しては消極的で、自分からアプローチするのは大の苦手。その代わり、サプライズを企画するなど、不器用ながらも精一杯の愛情表現をしようとします。

モテるため、交際は女性からのアプローチで始まることが多いですが、最終的には相思相愛の深い関係になります。一人の時間を大切にするため、その価値観を理解してくれる、精神的に自立した女性が最高のパートナーです。

【女性】辛丑(かのとうし)の恋愛観・恋愛運

辛丑の女性も、恋愛においてはかなり慎重派です。社交的ですが、異性に対しては警戒心が強く、簡単には心を開きません。独立心が旺盛で、恋愛よりも自分の時間を優先します。しかし、そのミステリアスな魅力に惹かれる男性は多く、アプローチは絶えません。

恋愛イコール結婚と考える真面目さを持っており、将来を考えられる相手かどうかをじっくりと見極めます。誠実で、束縛せず、お互いの自立を尊重してくれる男性と、安定した関係を築くことができるでしょう。

【男性】辛丑(かのとうし)の結婚観・結婚運

辛丑の男性は、「この人となら生涯を共にできる」という確信が持てるまで、結婚を決断しません。そのため、婚期は遅くなる傾向があります。しかし、時間をかけてじっくり選んだ相手だからこそ、思い描いた通りの幸せな家庭を築くことができます。結婚後は、パートナーの意見を尊重し、家庭円満のために自らが一歩引くこともできる、優しい夫となるでしょう。

【女性】辛丑(かのとうし)の結婚観・結婚運

辛丑の女性は、真面目で堅実な人柄のパートナーを慎重に選ぶため、安定した結婚生活を送ることができます。特に、自分を力強く引っ張っていってくれるリーダーシップのある男性とは最高の相性です。結婚後は、家事や子育てに力を注ぐ良き妻となりますが、一人で頑張りすぎないように注意が必要。パートナーとよく話し合い、協力し合うことで、理想の家庭を築くことができます。

辛丑(かのとうし)の金運

辛丑の人は、堅実にお金を稼ぎ、着実に財産を築いていく安定した金運の持ち主です。経済観念がしっかりしており、収支を上手くコントロールできます。無駄を省き、コツコツと貯蓄することで、中年期以降には大きな資産を形成することができるでしょう。また、美的センスを活かした分野への自己投資は、将来的に大きなリターンとなって返ってくる可能性があります。

辛丑(かのとうし)の適職・天職・職業

辛丑の人は、その努力家で勉強熱心な面を活かせる、多くの知識を必要とする専門職で才能を発揮します。協調性が高く、真面目で謙虚な仕事ぶりは、どんな組織でも高く評価されるでしょう。人脈は広くありませんが、信頼できる少数の人々と深く繋がり、大きな仕事を成し遂げます。年齢を重ねることで大きく飛躍する大器晩成型なので、焦らずコツコツと取り組むことが成功の鍵です。

辛丑(かのとうし)との相性

ここでは、辛丑の人と他の干支との相性を解説します。男女ともに共通の相性です。

【最高のパートナーとなる相性】

丙子（ひのえね）

あなたの「辛（金）」と相手の「丙（火）」は惹かれ合う「干合」の関係。さらにあなたの「丑（土）」と相手の「子（水）」も支え合う「支合」の関係です。これを「天地徳合」と呼び、あなたの慎重さを、相手の太陽のような明るさが温かく照らしてくれる、60干支の中で最も良いとされる奇跡的な相性です。

【良い関係を築ける相性】

戊子（つちのえね）

あなたの「丑」と相手の「子」は、支え合う「支合」の関係です。お互いに堅実な性質が似ているため、すぐに意気投合できます。相手のどっしりとした安定感が、あなたの心を安らげてくれるでしょう。

己酉（つちのととり）

あなたの「丑」と相手の「酉」は、お互いを強め合う非常に良い組み合わせです（三合金局の一部）。多くを語らなくてもお互いを理解し合える、信頼できるパートナーとなります。

【魂を成長させる試練の相性】

丁未（ひのとひつじ）

あなたの「辛（宝石）」を相手の「丁（灯火）」が溶かそうとし、あなたの「丑」と相手の「未」も激しく反発し合う「冲」という関係です。これを「天戦地冲」と呼び、一緒にいるとお互いのペースが乱され、ストレスを感じやすい、最も厳しい試練の相性です。

乙未（きのとひつじ）

あなたの「丑」と相手の「未」は反発し合う関係です。相手の自由奔放さが、慎重なあなたにとっては理解しがたく、気疲れしてしまうことが多いでしょう。

その“生きづらさ”の本当の理由を知り、才能を輝かせるために

あなたが抱える「なかなか本音を言えない」「高い理想と現実のギャップ」といった感覚。それは、あなたの魂が持つ繊細さと高いプライドの表れかもしれません。その秘めたる輝きを本当の意味で開花させるためには、専門家の力も必要になるでしょう。

あなたの繊細なプライドを理解し、心を癒やしてくれる鑑定師

いつも周りに気を遣い、決して弱音を吐かない辛丑のあなた。その穏やかな笑顔の裏で、誰にも言えない傷や悔しさを一人で抱え込んでいませんか？電話占いピュアリのキアナ先生は、あなたの声の波動から魂の状態を読み取り、温かい愛のエネルギーで包み込む、卓越したヒーリング能力をお持ちです。先生はあなたの高いプライドを否定することなく、それがあなたの魂を守るための大切な鎧であったことを理解し、その内側にある繊細な心を優しく癒やしてくださいます。「もう、一人で頑張らなくてもいいんだ」と、心の底から安らげる時間を、まずは体験してみてください。

あなたの“地道な努力”が報われる最高の道筋を示す鑑定師

「私のこの努力は、本当に未来に繋がっているのだろうか？」その答えは、あなたの魂がこの世に生まれる前に立ててきた「人生の計画書」に記されています。エキサイト電話占いの麗愛（れいあ）先生は、魂の縁を読み解く『ソウルフラグメント』の占術で、その計画書の全貌を読み解く、神域の力をお持ちです。先生の鑑定は、あなたのその地道な努力が、魂の計画通りなのか、そして、どうすれば最も早く、最も輝かしい未来へとたどり着けるのかを、具体的に示してくれます。あなたの努力を、最高の形で輝かせるための、究極の羅針盤となるでしょう。

辛丑(かのとうし)の有名人・芸能人

• 柳葉敏郎：1961年1月3日（俳優）
• 徳永英明：1961年2月27日（歌手）
• 松本孝弘：1961年3月27日（ギタリスト）
• ジャガー横田：1961年7月25日（プロレスラー）
• 石橋貴明：1961年10月22日（タレント）
• バラク・オバマ：1961年8月4日（元アメリカ大統領）

まとめ

今回は、辛丑生まれの性格の特徴や恋愛、結婚、金運、適職、相性についてご紹介しました。

辛丑生まれの人は、冬の大地に埋まる宝石のように、物静かで慎重な内側に、高いプライドと強い信念を秘めた努力家です。その誠実な人柄と確かな実力は、多くの人からの信頼を集め、あなたの人生を豊かに、そして確かなものへと導いてくれるでしょう。

この記事をきっかけに自分を深く掘り下げ、あなたの持つ素晴らしい才能に気づく一助となれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。