近年人気が出てきたブラックダイヤモンド。ダイヤモンドという高級感とブラックという強さやカッコよさで、注目を集めています。
ダイヤモンドの中でも特別な力を持つブラックダイヤモンドについて、そのパワーや取り扱い方、組み合わせなどをまとめました。
ブラックダイヤモンドってどんな石?
ブラックダイヤモンドとは
ブラックダイヤモンドは、その名の通りブラックカラーのダイヤモンドです。鉄鉱石やグラファイトなどを内包することによりブラックに見えています。
天然のブラックダイヤモンドは希少で高価ですが、ダイヤモンド全般が人工的な処理を施されたものが多く、ブラックダイヤモンドも人工的に放射処理や加熱処理を施されているものがほとんど。
何の処理も施さなくてもジェムランクといえる天然未処理のブラックダイヤモンドは、なかなか見つからないでしょう。
人工的なものに限っていえば、通常のカラーレスダイヤモンドよりブラックダイヤモンドの方がランクが低いとされています。
ブラックダイヤモンドはジェムストーンとしての側面が強いですが、非常に強いパワーを持つといわれています。
ブラックはカラーの中でも強さや未知の象徴とされるため、ただでさえ強い波動を持つダイヤモンドにさらなるパワーを与えているのです。
また、ダイヤモンドには単結晶ダイヤモンドと多結晶ダイヤモンドがありますが、現在流通しているブラックダイヤモンドは多結晶ダイヤモンドがほとんど。
単結晶のものや、単結晶と多結晶の中間といわれるものもありますが、とても稀です。多結晶ダイヤモンドには劈開性がないことから、単結晶ダイヤモンドよりも割れにくく衝撃に強いです。
そのことも、ブラックダイヤモンドが持つ強さや硬さ、揺ぎ無さという意味を強めています。反面、カットが難しいという難点にもなっています。
ブラックダイヤモンドの名前の由来
ブラックダイヤモンド(Black Diamond)は、ブラックカラーのダイヤモンドであることが由来。そのままですね。
ちなみに、ダイヤモンドの語源はギリシャ語で「侵略できない存在」という意味の「adamas」です。強い輝きを放ち、モース硬度が最高位の10であることが由来です。
ブラックダイヤモンドの和名・別名
ブラックダイヤモンドの和名は
- 金剛石(こんごうせき)
- 黒金剛石(くろこんごうせき)
金剛石とは、仏教で「硬く割れない」を意味する「金剛不壊」からきた言葉です。
別名に
- ボルツ(bort )
- カーボナード(carbonado)
などがあります。多結晶ダイヤモンドを表す言葉です。ブラックダイヤモンドはほとんどが多結晶なので、同じ意味の言葉ととらえてよいでしょう。
ちなみに、多結晶と単結晶の中間にあたるダイヤモンドをキューボイド(cuboid )と呼びますが、一般的に流通するほどの量は産出していません。
また、ブラックダイヤモンドはその輝きや凛とした佇まいからすべてを飲み込み、叶えるパワーがあるとされてきました。そのため「悪魔すら欲しがる石」という異名を持っています。
ブラックダイヤモンドの歴史
ブラックダイヤモンドの歴史は比較的浅く、ジェムストーンやパワーストーンとして流通し始めたのは1990年代に入ってからです。元々ブラックダイヤモンドは工業用に使われてきました。
しかし、1990年代後半にスイスの高級ブランドがブラックダイヤモンドの美しさに目をつけ、ブラックダイヤモンドのアクセサリーを発表しました。
従来のダイヤモンドのイメージをくつがえす佇まいから人気が出て、今では立派なジェムストーンの1つにかぞえられ、パワーストーンとしても愛されるようになりました。
ブラックダイヤモンドの伝説・言い伝え
ブラック・オルロフ
ブラックに限らずダイヤモンドには不吉な謂れのあるものも多く、「ホープダイヤモンド」が有名ですよね。
所有者が次々と非業の死を遂げるなどしているため、「呪われた石」と呼ばれ、都市伝説級の扱いを受け、現在はアメリカのスミソニアン博物館に保管されています。
実は、ブラックダイヤモンドにも呪われた石と呼ばれる存在があります。それが、ブラック・オルロフです。ブラック・オルロフは67.5カラットという大きなブラックダイヤモンド。
原石の状態では195カラットもあったといわれています。このブラックダイヤモンドに関わった人物が、次々と投身自殺を遂げているという話があります。
まず、1932年4月7日、原石の売却をしたディーラーのWJ バリス氏が、ニューヨークで投身自殺。ブラックダイヤモンド売却の数日後のことでした。
彼は商売に悩んでいるという噂がありましたが、遺書は公開されていません。
次に、1947年12月2日に、ロシアの王女であったナディア・ヴィギン・オルロフ王女が、ロシア革命により逃亡していた先のローマにて、投身自殺をしています。
そのわずか1ヵ月後には、ロシア王室のメンバーであったレオニラ・ヴィクトロフナ・バリアティンスキー王女も投身自殺をしました。
レオニラ王女も一時期ではありますが、過去にブラック・オルロフを所有していたことがあったのだそうです。このような謂れがあるブラック・オルロフですが、いくつか疑問が残ります。
ナディア・ヴィギン・オルロフ王女の存在が確かなものではなく、ブラック・オルロフが当時施されていたカット方法は、その時代には存在していなかったともされているのです。
また、ロシア王室ではホワイトダイヤモンドに関する呪いの謂れもあり、その話と混同されているのではという説もあります。
さらに、ブラック・オルロフは最初の宝石ディーラーの手に渡る前に「インドで石像の目の部分にはめ込まれていたものが盗まれた」といわれていますが、インドでブラックダイヤモンドが見つかったという話自体がなく、信憑性が低いといわれています。
現在のブラック・オルロフはリカットを施され、民間人の手に渡っています。
1950年代にニューヨークの宝石ディーラーであるチャールズ・F・ウインソン氏が「3つに割って呪いを解いてしまおう」と考え、2年の歳月をかけてリカット。
現在の67.5カラットになったブラック・オルロフはブローチとなり、その後はネックレスとなっています。
2004年にペンシルバニアのダイヤモンドディーラーであるデニス・ペティメザス氏がそれを購入し、2006年にはアカデミー賞のレッドカーペットにて、女優のフェリシティ・ハフマンが身に着けています。
その後、同年に行われたオークションで4千万円で落札されたブラック・オルロフ。現在の所有者が誰であるかは明らかにされていません。
世界各国の博物館で一般公開されることもあり、話題となることもあります。
リカット後のブラック・オルロフには呪いの話は聞こえてこないので、本当に呪いがあったとしてもすでに解かれているようですね。
ブラックダイヤモンドの産地
- 南アフリカ共和国
- コンゴ共和国
- ブラジル
- オーストラリア
- ジンバブエ など
ブラックダイヤモンドの硬度
ブラックダイヤモンドのモース硬度は10。ダイヤモンドであることから、最高ランクの硬さを誇っています。通常のダイヤモンドとの違いは、劈開性の有無。
他のダイヤモンドが単結晶であり劈開が4方向に完全なのに対し、ブラックダイヤモンドはほとんどが多結晶で劈開がありません。
ダイヤモンドは劈開に沿ってカットするため、劈開のないブラックダイヤモンドはカットがしづらいという難点があります。
何物にも侵されず、揺るがない強さを持つブラックダイヤモンドのパワーに見合った性質といえるでしょう。
ブラックダイヤモンドの宝石言葉・石言葉
- 不屈
- 革新
- 超越 など
ブラックダイヤモンドと誕生石・曜日石・守護石
ブラックダイヤモンドは4月の誕生月石です。
ブラックダイヤモンドの色と種類・似ているパワーストーン
ブラックダイヤモンドのカラーは、ブラックです。グレーに近いブラックもあればブラウンがかったブラックもあり、1つのルースの中でも箇所によって濃淡が違ったりします。
ブラックダイヤモンドは希少な割に、あまり高額になることはありません。それは、ダイヤモンド全般が合成された人工的な石であることが多く、ブラックダイヤモンドも例外ではないからです。
天然かつジェムランクのブラックダイヤモンドならまだしも、人工的に作り出されたブラックダイヤモンドは通常のカラーレスなダイヤモンドより高額になることはないでしょう。
ダイヤモンドをはじめとする鉱石は、ジェムとなる際に加熱や放射線加工などカラーリングを際立たせたり輝きを滑らかにしたりする処理を施されることが一般的。
これらの処理はジェムストーンとしてのランクを下げることはありません。ただし、ダイヤモンドに関しては話が別です。
ダイヤモンドは天然のものがもっとも美しいとされ、さまざまな処理を施されたダイヤモンドはその分価値が下がってしまうのです。
ブラックダイヤモンドにおいても、工業用ランクの原石に着色加工を施してカラーリングを際立たせていることが少なくありません。
天然未処理のブラックダイヤモンドはジェムランクとなるものが少なく希少ですが、工業用ランクのものなら多く取れるので、加工を施してジェムランクまで引き上げているというわけです。
ほとんどが加工処理を施されているブラックダイヤモンドですから、カラーリングによるランク分けはブラックダイヤモンドには存在しません。
ブラックダイヤモンドと似ているパワーストーン
ブラックカラーかつクリアな鉱石は、ブラックダイヤモンドと似ています。
- ブラックオニキス
- ブラックスピネル
など、光沢の加減まで近いものもあります。
- モリオン
- オブシディアン
などをブラックダイヤモンドと偽る店舗もあるでしょう。100%の見分け方はないので、鑑別書付きのものを購入するのがおすすめです。
他にも、
- キュービックジルコニア
- モアッサイト
など、ダイヤモンドの代用品となる合成石があります。特にモアッサイトはダイヤモンドに近い屈折率や熱伝導率を持ち、鑑別に使用する機械でも見抜けないことがあります。
プロの鑑別士の中でもよほど経験値の高い人でなければ、見抜くことは難しいといわれています。
ブラックダイヤモンドが持つスピリチュアル的性質
ブラックダイヤモンドと風水
ブラックダイヤモンドは水気と土気を持っています。
水気は「智」。人類の範疇を超えた叡智の象徴です。水は変幻自在に姿かたちを変えることから、自由や不安定といった意味もあります。
土気は「信」です。大地の投影で、不変かつ不動を表します。大地が変わらず私たちの下にあるように、変わらず動かないことで信頼を得るといった意味があります。
また、すべての土台となる基礎を意味します。
ブラックダイヤモンドと相性の良い方位
すべての方位
ブラックダイヤモンドとチャクラ
ブラックダイヤモンドはすべてのチャクラを活性化させます。
ブラックダイヤモンドはこんな人におすすめ
- 強い心を持ちたい人
- 自信や勇気が欲しい人
- 権力に屈したくない人
- 強運を引き寄せたい人
- どうしても叶えたい願いがある人
- リーダーシップやカリスマ性が欲しい人
- 強力なお守りが欲しい人
ブラックダイヤモンドの効果・効能・スピリチュアルへの影響
1.意志を強くする
ブラックダイヤモンドは持ち主の意志を強くし、どんなときにも折れない心を与えます。ダイヤモンド類は強さや輝きの象徴です。ダイヤモンドは硬く、輝きが強いことが由来です。
中でもブラックダイヤモンドが持つブラックというカラーリングは強さの象徴。
そのため、ブラックダイヤモンドは他のカラーのダイヤモンドよりも強くたくましい波動を持ち、持ち主のことも強くたくましくしてくれます。
ブラックダイヤモンドは持ち主の心の根っこ部分を太くして、周囲の思惑に惑わされないようにします。
ピンチに陥っても自分を信じて前進していけるようになったり、堂々とした振る舞いができるようになるでしょう。これらはすべて、ブラックダイヤモンドが持つ強さが持ち主に注ぎ込まれるから。
ブラックダイヤモンドは何者にも侵略されない強さがあり、持ち主のことも、自分を信じ、これまでの枠を飛び越えて高みを目指していけるようにしてくれます。
心が強くなれば自分を信じる心持ち、即ち自信を持つことができるようになります。
人生は決断の連続ですが、ブラックダイヤモンドの強さを分け与えられることで、自分の決断を信じて突き進めるようになるでしょう。恐れや不安とは無縁になり、チャレンジ精神が旺盛にもなります。
2.個性発揮・カリスマ性アップ
ブラックダイヤモンドは個性を発揮したり、カリスマ性をアップする効果があります。ブラックダイヤモンドは持ち主に強さを与えるパワーストーンです。
自分は自分であり、唯一無二の存在として自信がアップします。自分をそのまま表現することにためらいや不安がなくなり、個性を存分に発揮できるようになるでしょう。
また、ブラックダイヤモンドは持ち主にカリスマ性を与えます。カリスマ性とはリーダーシップであり個性でもありますよね。
個性を発揮しながら自信を持って突き進む人に、人はついていきたくなるものです。
ブラックダイヤモンドはそんな魅力を持ち主に与え、周囲の人を引っ張っていけるだけの魅力と自信を与えてくれるでしょう。
3.願望成就
ブラックダイヤモンドには、願望成就効果があります。ブラックダイヤモンドは持ち主の心を強くし目標まで頑張る勇気や持続力を与えるだけでなく、必要なものを引き寄せる効果があります。
持ち主が自分の欲求に素直になり、その欲求を叶えるために必要なものが自然と分かるようになるからです。
さらに、「強く願えば叶う」という言葉があるように、引き寄せには自信と揺ぎ無い信念が必要です。
ブラックダイヤモンドはその必須条件を満たすことができるため、チャンスを引き寄せたり能力アップの機会を引き寄せたりできるでしょう。
また、ブラックダイヤモンドはカリスマ性アップ効果があります。持ち主が信念を貫き自分を信じて前進していく姿に、周囲からの援助も期待できます。
誰かの助けを借りることで、願望成就にさらに近づくことができるでしょう。
4.魔除け・守護
ブラックダイヤモンドには魔除けや守護の効果があります。多くのブラック系パワーストーンに魔除け効果がありますが、ブラックダイヤモンドにも魔除けや守護の力が備わっています。
- 魔除けのパワーストーンには穢れを吸収するタイプ
- 穢れを取り込んで浄化し放出するタイプ
- 穢れを跳ね除けるタイプ
などさまざまなタイプがあります。ブラックダイヤモンドは、穢れを飲み込みなかったことにしつつ、ダイヤモンドが持つ光のパワーで浄化もしてくれます。
人由来のネガティブなエネルギーであろうと、持ち主が抱える心の闇であろうと、日常的な軽いストレスであろうと、ブラックダイヤモンドはお構いなしに「持ち主にとって害悪」と判断したものを覆いつくし、無にしてくれるでしょう。
ブラックダイヤモンドはダイヤモンドの1種なので、ダイヤモンド類全般に備わっている光のパワーを持っています。その光は強く、闇に負けることはありません。
どんな穢れが近づいてきても、ブラックカラーが持つ強さをもって問答無用でなかったことにし、光の力で浄化してくれるのです。
ブラックダイヤモンドと相性の良い組み合わせ
ブラックダイヤモンド×ルビー
ブラックダイヤモンドとルビーの組み合わせは、成功をもたらします。ルビーは「宝石の女王」と呼ばれるレッド系の鉱石で、ブラックダイヤモンドと同じくジェムストーンとして扱われます。
パワーストーンとしては「勝利」といった意味があり、願望成就やライバル撃退などに効果があります。恋愛成就や魅力アップ、仕事面での成功など、持ち主に栄華をもたらしてくれるでしょう。
一方、ブラックダイヤモンドは「宝石の王様」と呼ばれるダイヤモンドの1種です。強さや前進力、自信を高める効果があるため、目標までしっかり頑張れたり、ライバルに勝利することができるでしょう。
似た効果を持つルビーとの組み合わせは、相乗効果が期待できます。ルビーは魅力を高めブラックダイヤモンドは個性を際立たせるので、自分だけの魅力を発揮することもできます。
仕事においても恋愛においても積極的になり、自信を持って突き進んでいくことができるでしょう。
ルビーは女性性の高いパワーストーンなので、女性特有のワガママさや気まぐれさが出ることもあり、波動も強いためクセがあるとされています。
同じレベルで波動が強くクセの強いブラックダイヤモンドとなら、バランスが取れ上手くいくでしょう。「宝石の王様」と「宝石の女王」の組み合わせなので、お互いに相手に不足はないはずです。
ブラックダイヤモンド×タンザナイト
ブラックダイヤモンドとタンザナイトの組み合わせは、願望成就や問題解決に効果があります。
タンザナイトは「自己啓発の石」「神の啓示を受ける石」と呼ばれ、思考をクリアにし感情を鎮静化することで、思考と感情を一致させ決断させる効果があります。
洞察力や判断力を高めることでインスピレーションを得られるので、問題解決の糸口をつかませるのも得意です。
表現力アップのパワーストーンでもあるので、自分の思いを伝えることが苦手な人にもおすすめ。冷静は判断力を持って、ベストなタイミングでベストな表現方法を取らせてくれるでしょう。
そして、ブラックダイヤモンドは意志を強くし自分を信じさせてくれるパワーストーン。問題が生じても無理やりにでも壁を破って強行突破させるような、精神的強さを与えます。
タンザナイトが持つ思考力や冷静さを高める効果を合わせれば、どんな問題でも乗り越えることができるでしょう。
取るべき手法や実行するタイミングが分かるようになり、願望成就においても効果を発揮してくれます。強さと柔軟性、情熱と冷静さを兼ね備えた、バランスの良い組み合わせといえるでしょう。
ブラックダイヤモンド×ブルーサファイア
ブラックダイヤモンドとブルーサファイアの組み合わせは、目標達成効果があります。ブルーサファイアは知性や忍耐力を高める石です。
惰性や疑心を取り除く効果があり、持ち主がコツコツと努力していくことを促します。周囲からのネガティブな波動をブロックする効果があるので、魔除け石にもなってくれるでしょう。
冷静に落ち着いて物事を1つ1つクリアしていけるようになり、感情に流されたり途中で諦めたりすることがなくなります。
そして、ブラックダイヤモンドは芯の強さや前進力をもたらします。
願望成就に必要な精神的要素をもたらすため、ブルーサファイアは持つ冷静さや忍耐力を高めてコツコツ頑張らせる手法的効果と合わせることで、目標に向かってしっかり進んでいけるでしょう。
さらに、両者ともにネガティブな波動を退けてくれるので、他人に邪魔されることもなくなります。
ブラックダイヤモンド×アメジスト
ブラックダイヤモンドとアメジストの組み合わせは、魔除けや願望成就に効果があります。
アメジストは霊性が高いパワーストーンで、かつては高貴な身分の人や高僧しか身に着けることが許されなかったといわれています。
冷静さの象徴であるブルーと情熱のレッドの中間色であるパープルカラーを持ち、真実の愛を見つけられたり、霊的な攻撃を退ける効果があります。
とてもスピリチュアルな波動を持つので、サイキックな能力を高めたり除霊の効果もあるといわれています。
一方、ブラックダイヤモンドには強力な魔除けと浄化効果があり、問答無用でネガティブなものを覆いつくしてなかったことにし、綺麗サッパリ清浄にしてくれます。
霊性が高く霊的波動を退ける効果の高いアメジストと組み合わせることで、守護の力が高まり守りは完璧になるでしょう。
また、アメジストは洞察を高める効果もあるので、危険に近づくことがなくなったりチャンスを見つけることができます。
ブラックダイヤモンドが持つ自立心や自信、勇気、前進力と組み合わせることで、チャンスを見つけた際に迷わず飛び込むことができ、成功へのきっかけを掴むことができるでしょう。
ブラックダイヤモンド×ブルートパーズ
ブラックダイヤモンドとブルートパーズの組み合わせは、良縁引き寄せ効果があります。ブルートパーズは富をもたらすパワーストーンです。
持ち主が豊かになるために必要なものを引き寄せる効果があり、人に関してもものに関しても必要な存在を引き寄せてくれるでしょう。
「知性」「教養」といった石言葉を持ち、気持ちを静めて心の奥底で求めるものを自分自身に分からせる効果があります。
一方、ブラックダイヤモンドは持ち主に自信と勇気を与えます。
強く突き進む力をもたらすブラックダイヤモンドは、ブルートパーズが持つ引き寄せと縁結びの効果によって、一気にその強みを生かすことができます。
ブラックダイヤモンドにも強運となる効果があるので、チャンスに限らず必要なもの、例えば人材や環境などを引き寄せることができるでしょう。
ブルートパーズとブラックダイヤモンドを組み合わせることで、ジャンプアップできるでしょう。
ブラックダイヤモンドを身に着けるのにおすすめのアクセサリーと効果
ブラックダイヤモンドを身に着ける場合は、ブレスレットでもリングでもピアスでもなんでもOKです。ブラックダイヤモンドは全てのチャクラを活性化するため、どこに着けても問題ないからです。
もちろん、アクセサリーではなく、原石を部屋に飾ったとしても強い効果を感じられるでしょう。ただし、身につける場合には場所を考えなくてはいけません。
リングにするなら、親指もしくは人差し指がよいでしょう。左右ともに、親指と人差し指には
- 願望成就
- パフォーマンス力アップ
- リーダーシップ発揮
などの効果があるからです。また、ブレスレットにあしらう場合は、
- 左腕・・・強さを得たり自分を守りたい場合
- 右腕・・・自分の力を発揮したい場合
などにしましょう。
ブラックダイヤモンドのお手入れ・浄化方法
ブラックダイヤモンドは長時間紫外線に当てることで変色することがあります。普段の外出程度なら問題ありませんが、浄化に日光を使用するは避けましょう。
強くパワフルな石なので、その分消耗も激しいです。月に1度は浄化とパワーチャージを行ってください。
浄化方法 | 対応 |
---|---|
塩・塩水 | ◎ |
流水 | ◎ |
ホワイトセージ | ◎ |
水晶クラスタ・水晶さざれ | ◎ |
日光・月光浴 | △ |
土 | ◎ |
音 | ◎ |
塩・塩水
塩や塩水による浄化方法は、ブラックダイヤモンドに対応しています。塩は天然の粗塩もしくはヒマラヤ岩塩を使用してください。
【塩を用いる場合】
- 浄化皿の上に塩の山を作り、ブラックダイヤモンドをその上に乗せるか中に埋める
- 2時間程度経ったら取り出す
- 流水ですすいだ後に柔らかい布で拭き自然乾燥させる
【塩水を用いる場合】
- 3%の濃度の塩水を作りる
- グラスの中に塩水を入れ、その中にブラックダイヤモンドを沈める
- 1時間から2時間程度経ったら取り出す
- 流水ですすいだのちに柔らかい布で拭き自然乾燥させる
塩でパワーチャージができる
ブラックダイヤモンドは塩によってパワーチャージができます。浄化皿の上に塩を盛り、その上にブラックダイヤモンドを1時間程度置いておくだけでOK。パワーがチャージされます。
流水
流水による浄化は、ブラックダイヤモンドに対応しています。
- ブラックダイヤモンドを浄化皿の上に乗せ、蛇口の下に置いて水を流す
- 水が直接ブラックダイヤモンドに当たらないよう、位置を調節する
- 小川のせせらぎの中にブラックダイヤモンドが浸かっているような図にするとよい
- 10分程度で浄化が完了
- 天然素材の柔らかい布で優しく拭いて、自然乾燥させる
ホワイトセージ
ホワイトセージによる浄化は、ブラックダイヤモンドに対応しています。
- ホワイトセージのお香もしくは乾燥させた葉っぱを用意する
- 火をつけ、立ち上る煙の中にブラックダイヤモンドをくぐらせる
10回程度くぐらせれば浄化が完了します。
水晶クラスタ・水晶さざれ
水晶クラスタや水晶さざれによる浄化は、ブラックダイヤモンドに対応しています。
- クラスタを使用する場合…クラスタの上にブラックダイヤモンドを置くだけ
- さざれ石を使用する場合…浄化皿の上にさざれ石を盛り、ブラックダイヤモンドをその中に埋めるか上に乗せる
どちらの場合も、3時間程度で浄化が完了します。
日光・月光浴
ブラックダイヤモンドは日光により内部のオイルが変色する恐れがあるため、日光による浄化は避けた方が無難です。月光での浄化なら、対応可能です。
- ブラックダイヤモンドを浄化皿の上にセットする
- 月光浴をさせる
1時間から2時間程度で浄化が完了します。
土
土による浄化は、ブラックダイヤモンドに対応しています。
- 天然素材の布でブラックダイヤモンドを包む
- 柔らかく乾いた土の中に埋める
- 1週間から2週間程度経ったら掘り起こす
- 流水で汚れを落とす
- 天然素材の布で拭き自然乾燥をさせる
土でパワーチャージができる
ブラックダイヤモンドは土気を持ったパワーストーンです。そのため、土に触れることでパワーをチャージできます。柔らかい天然素材に包んだブラックダイヤモンドを、土の中に埋めます。
浄化の方法と同じですが、パワーチャージの場合は、1時間程度でも十分にパワーをチャージすることができます。プランターや植木鉢の土でも良いですが、理想はやはり地面です。
音
音による浄化は、ブラックダイヤモンドに対応しています。
- 音叉やクリスタルチューナー、水晶ポイントを用意する
- ブラックダイヤモンドを浄化皿の上にセットし、音を奏でる
- 水晶ポイントの先をブラックダイヤモンドに向けたまま、ブラックダイヤモンド中心に円を描く
- 音が鳴りやんだらまた音を鳴らし、繰り返す
10回程度繰り返せば浄化が完了します。
ブラックダイヤモンドの好転反応・副作用
ブラックダイヤモンドは好転反応が起きやすいタイプのパワーストーンです。ダイヤモンドグループは主張が激しく、波動にクセがあります。
ジェムストーンとして身に着けるなら問題ありませんが、パワーストーンとして考えるなら注意しておきましょう。力が強すぎて、対応しきれない人も多いです。
頭痛や悪寒、発熱など心身に異常を感じたら、ブラックダイヤモンドの波動に持ち主の波動が負けてしまっている可能性が高いです。
心身の異常や悪夢、アクシデントなど何らかの不幸が続くこともあるでしょう。
ブラックダイヤモンドを身に着ける時間を極端に短く設定し、徐々に長くしていくことでお互いの波動がなじみ、反発しあったり持ち主の波動が飲み込まれたりすることがなくなっていきますよ。
副作用もあります。心を強くするブラックダイヤモンドは、持ち主の芯の部分を太くして、何者にも影響されないようにしてくれます。気が弱い人にとってはありがたい効果ですが、いき過ぎると
- ただの頑固な人
- ワガママな人
- 自己中心的な人
になってしまうでしょう。自分を振り返る冷静さを持つよう心がけてください。
ブラックダイヤモンドのQ&A
ブラックダイヤモンドに危険性はある?
ダイヤモンドには色々な逸話のあるものもあり、ブラックダイヤモンドはそのブラックというカラーリングから、闇や悪魔、不吉さを連想する人もいるようです。
しかし、ブラックダイヤモンドには縁起の悪い意味はありません。力が強く暴走してしまうこともありますが、持ち主がしっかりとコントロールすればよいだけです。
合わない人には好転反応が起きますし副作用も出やすいですが、危険という程でもないでしょう。
ブラックダイヤモンドの偽物の見分け方は?
ブラックダイヤモンドの偽物には、
- ブラックオニキス
- ブラックスピネル
などがあります。また、
- 合成ジルコニア
- 合成モアッサイド
などもブラックダイヤモンドとして流通することがあります。これといった見分け方はないので、鑑別書または鑑定書を見るとよいでしょう。
また、ブラックダイヤモンドに限らず、ダイヤモンドは合成もしくはトリートメント処理を施されたものが多いです。
天然未処理のブラックダイヤモンドは珍しいですが、天然未処理のブラックダイヤモンドを求める人は、カラーの付き具合を見るとよいでしょう。
カラーリングを際立たせるトリートメント効果を施されたブラックダイヤモンドは全体にカラーリングが均一ですが、天然未処理のブラックダイヤモンドなら、ルーペで覗いた時に内包物であるグラファイトなどの塊が見えます。
ちなみに、鑑別書においては
- 鉱物名:天然ダイヤモンド
- 宝石名:ブラックダイヤモンド
などとなります。処理の有無についても鑑別書もしくは鑑定書に記載されています。
ブラックダイヤモンドが割れた・欠けた!特別な意味はある?
ブラックダイヤモンドはモース硬度が10あるうえに劈開性がありません。一般的なカラーレスダイヤモンドよりも割れにくく、最高ランクの頑丈な鉱石といえるでしょう。
何をしても大丈夫というわけではありませんが、普通に扱っていて割れたり欠けたりすることはほとんどないでしょう。
そんなブラックダイヤモンドが割れたり欠けたりしたら、スピリチュアルな要因があるのかもしれません。ブラックダイヤモンドは波動が強く、とてもパワフルです。
しかし、パワーを消耗しないわけではありません。強い石ほどパワーの消耗スピードが早く、弱ってしまいがちなものです。
ブラックダイヤモンドは縦と剣両方の役割をしますので、疲労が溜まりやすいです。
そのため、割れたり欠けたりしたブラックダイヤモンドは、パワーの消費によりパワーストーンとしての形を保てなくなりただの石に戻ったと考えてよいでしょう。
防ぐにはこまめな浄化とパワーチャージしかありません。月に1度は浄化をし、パワーチャージをしてください。
破損したブラックダイヤモンドは不吉です。パワーストーンとして身に着けるのはやめておいた方がよいでしょう。
インテリアやただのアクセサリーにするのも良くありませんので、土に還してあげるのがベストです。
ブラックダイヤモンドの色が変わった?退色する?
ブラックダイヤモンドは紫外線により変色することがありますので、日光や蛍光灯の下に長時間置いておくのは避けてください。
紫外線に晒した記憶がないのにブラックダイヤモンドが退色したら、パワーストーンとしての力が落ちている可能性があります。まずは浄化とパワーチャージをして、様子を見てみましょう。
それでも戻らなければ、そのブラックダイヤモンドには以前のような力はありません。今までより力が弱まったブラックダイヤモンドとして付き合うしかないでしょう。
ブラックダイヤモンドの購入におすすめの販売店・通販
瑞浪鉱物展示館
新宿 銀の蔵
GEM STONE KING
まとめ
ダイヤモンドが持つ強固さと輝き、そしてブラックカラーが持つ強さを持ち合わせたブラックダイヤモンド。
ほとんどが人工的な加工を施されてはいますが、ジェムストーンとしての美しさとパワーストーンとしての有能さは失われることはありません。
- 自分を変えたい人
- 強運が欲しい人
など、今後の人生のお守りとしてお迎えしてみてはいかがでしょうか。持ち主にその覚悟があれば、ブラックダイヤモンドは味方してくれるはずです。
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