アートマ体とは?宇宙意識と繋がるオーラ第6層【久遠レイカ監修】

「魂の最も深い部分に触れたい」「宇宙との一体感を体験したい」「『本当の自分』とは何か、その根源を知りたい」… スピリチュアルな探求を深める中で、そんな想いを抱いたことはありませんか? もしそうなら、あなたはオーラの最も高次の領域の一つ、「アートマ体」への関心を深めているのかもしれません。

アートマ体は、私たちのオーラの第6層に位置し、個人の意識を超えた普遍的な宇宙意識、魂の根源的な光、そして「真我」とも呼ばれる存在の本質と繋がる、非常に精妙で神聖なエネルギー層です。ここは、私たちが個でありながら、同時に大いなる全体の一部であるという真実を体験する領域とされています。

この記事では、オーラ鑑定の専門家である久遠レイカ先生監修のもと、「アートマ体」とは一体どのようなエネルギー層なのか、その意味や役割、私たちの意識や霊的な進化にどのように関わっているのか、そしてこの高次の層との繋がりを深めるためのヒントについて、分かりやすく解説していきます。

アートマ体の探求は、自己理解の究極的な旅であり、深い解放と変容をもたらす可能性を秘めています。

オーラ鑑定士<br>久遠レイカ先生
オーラ鑑定士
久遠レイカ先生

はじめまして、久遠レイカです。アートマ体は、私たちが個であると同時に、大いなる宇宙の一部であるという真実を体験する意識の層です。「本当の自分(真我)」とも呼ばれる、非常に純粋でパワフルなエネルギーですね。このレベルを理解することは、究極の自己発見の旅とも言えます。少しずつ、その深遠な世界を探っていきましょう。

アートマ体とは?基本的な意味とオーラ第6層としての位置づけ

宇宙と繋がる高次のオーラのイメージ

まずは、「アートマ体」がオーラの中でどのような位置づけにあり、どのような意味を持つエネルギー体なのか、基本を押さえていきましょう。

オーラ7層モデルにおける第6層

アートマ体(Atmic Body)は、一般的なオーラの7層モデルにおいて、第6層に位置付けられます。普遍的な愛と叡智を司るブッディ体(第5層)のさらに高次にあり、オーラの最上層であるモナド体(第7層、根源意識)へと繋がる、非常に高い波動を持つエネルギー層です。

この層は、個人の意識という枠組みを大きく超え、普遍的な宇宙意識や、全ての存在の根源と直接繋がる領域とされています。

「アートマ」の意味:真我、自己、魂の核

「アートマ(Atma)」あるいは「アートマン(Ātman)」は、サンスクリット語に由来する言葉で、インド哲学、特にヴェーダンタ学派において極めて重要な概念です。一般的に「真我」「本当の自己」「個の本質」「魂の核」などと訳されます。

これは、肉体や思考、感情といった変化し移ろいゆく自己(いわゆるエゴ)とは異なる、個人の内にある永遠不変で、普遍的な宇宙原理(ブラフマン)と究極的には同一であるとされる、根源的な自己を指します。アートマ体は、この「真我」のエネルギーが顕現するオーラの層と考えられています。

宇宙意識・スピリットの領域

アートマ体は、個人的な経験やカルマが記録されているコーザル体(第4層)や、普遍的な愛と叡智が現れるブッディ体(第5層)をも超えた、純粋なスピリット、あるいは宇宙意識そのものに近いエネルギー領域とされます。

ここでは、個としての区別はほとんど意味をなさなくなり、全てが相互に繋がり合った、一つの大いなる意識の一部であるという認識が支配的になります。神智学など一部の体系では、個々の魂の根源的な火花である「モナド」の光が最初に反映される高次の層の一つとして捉えられることもあります。

アートマ体の役割・性質:宇宙との一体性

宇宙意識と繋がるイメージ

アートマ体は、私たちの存在の最も深いレベルに関わり、以下のような役割や性質を持つと考えられています。

① 宇宙意識との接続

アートマ体は、個人の限定的な意識を超えて、時間や空間の制約のない、宇宙全体の意識(ユニバーサル・コンシャスネス)や情報フィールドと直接繋がるポータルとしての役割を果たします。アカシックレコードへのアクセスなども、このレベルの意識状態と関連すると言われることがあります。

② 普遍的な真理へのアクセス

言葉や論理、概念を超えて、宇宙の根本的な真理や法則性を、体験として直接的に認識・理解するレベルです。「知る」というよりは、その真理と「一体化する」という感覚に近いかもしれません。

③ 「真我(アートマン)」の認識

肉体、感情、思考、記憶、役割といった、私たちが通常「自分」だと思っているものは、変化し消え去る一時的な側面に過ぎません。アートマ体のレベルでは、それらを超えた永遠不変の「本当の自己(真我)」、つまり純粋な意識、観察者としての自己の本質を認識します。

④ ワンネス(全ては一つ)の体験

アートマ体の意識の最も顕著な特徴は、「ワンネス(Oneness)」、つまり「全ては一つである」という深い一体感の体験です。自分と他者、自分と世界、自分と宇宙との間に境界線はなく、全てが相互に繋がり合い、影響し合い、一つの大いなる生命の流れの中に存在しているという、根源的な理解と感覚です。

⑤ 純粋な「存在」のレベル

このレベルでは、何かを達成したり、何かになったりする必要性は消え去ります。ただ「在る」こと、純粋な存在そのものであることの完全な充足感、静寂、そして至福を感じる意識状態です。

アートマ体と他のオーラ層(ブッディ体・モナド体)の関係

アートマ体は、オーラの高次構造の中で、隣接するブッディ体(第5層)とモナド体(第7層)との間に位置し、重要な繋がりを持っています。

アートマ体とブッディ体の連携

ブッディ体(第5層)で育まれた普遍的な愛と叡智は、アートマ体(第6層)において、さらにスケールが拡大し、宇宙的なレベルでの愛と真理として統合されます。ブッディ体が魂の「光」や「意志」を表現する層だとすれば、アートマ体はその光や意志の源泉である、より根源的な**「純粋な意識」**そのものに近い領域と言えるかもしれません。ブッディ体を通して顕現する高次のインスピレーションは、アートマ体を経由して宇宙意識から流れ込んでいると考えられます。

アートマ体とモナド体の架け橋

モナド体(第7層)は、オーラの最上層であり、個としての魂が分化する前の「根源的なスピリットの単位(モナド)」、あるいは「創造主の火花」とも言える究極的な源と繋がる層です。アートマ体は、このモナド体という絶対的な源へと至るための最終的な通路、あるいはモナドの純粋な光が最初に反映され、個としての意識と結びつくインターフェースのような役割を持つと考えられています。アートマ体を通して、私たちは自身の最も深い神聖な起源(モナド)との繋がりを認識することができるのです。

アートマ体が活性化する(意識が繋がる)とどうなる?

宇宙的な目覚めやワンネス体験のイメージ

アートマ体レベルの意識に触れることは、非常に稀で深遠な体験ですが、その兆候や影響として、以下のようなものが報告されたり、語られたりしています。これらは一時的なピーク体験であることも、継続的な意識状態の変化であることもあります。

深遠なワンネス(一体感)体験

自分と他者、自分と自然、自分と宇宙との間の境界線が完全に消え去り、全てが相互に繋がり、一つの生命、一つの意識であるという、圧倒的で疑いようのない一体感を体験します。時間や空間の感覚が通常とは異なり、永遠や無限といった感覚を伴うことがあります。

至福感・エクスタシー

理由や対象のない、深く、静かで、満ち足りた純粋な幸福感(至福感、Bliss)に包まれます。時には恍惚感(エクスタシー)と表現されるような、強烈な喜びや神聖な感覚を伴うこともあります。

全知的な感覚・普遍的知識へのアクセス

特定の問いやテーマに対して、個人的な学習や経験を超えた、普遍的な真理や宇宙の仕組みに関する深い理解や知識が、直感的かつ瞬時にもたらされる感覚です。「全てを知っている」という感覚に近いかもしれませんが、通常は限定的な形や、象徴的なイメージ、感覚として現れることが多いようです。

「個」を超えた視点と解放

個人的な悩み、恐れ、願望、成功や失敗といった事柄が、広大な宇宙の視点から見ると非常に相対的で些細なものに感じられ、それらへの執着から完全に解放された、軽やかで自由な感覚を得ます。生死に対する見方も変容することがあります。

強い光やエネルギーの知覚

物理的な光とは異なる、内側から、あるいは周囲から放たれる非常に明るく、純粋で、パワフルな光やエネルギーを直接的に知覚する体験です。神聖さや愛、生命力そのものを感じさせる光として体験されることがあります。

(久遠先生視点) 身体感覚のさらなる精妙化と変容

アートマ体のような極めて高い周波数のエネルギーに意識が触れることは、私たちの存在全体、特にエネルギーの器である身体システムに大きな影響と変容を促します。これはライトボディ化のプロセスとも深く関わります。

  • 細胞レベルの活性化・光化: 身体の細胞一つひとつが活性化し、より多くの光(高次のエネルギー)を保持できるように変容していく感覚。身体がよりエネルギー的な存在、光の乗り物へと変化していくプロセス。
  • 神経系・内分泌系のアップグレード: 高周波のエネルギーに対応するために、神経系やチャクラ、内分泌腺などが調整され、機能が向上したり、感受性が極めて高まったりする可能性。(例:第三の目(松果体)やクラウンチャクラの強い活性化を感じるなど)
  • エネルギーへの極度の感受性: 環境や他者のエネルギー、宇宙からのエネルギー変動(太陽フレア、月の満ち欠けなど)に対して、以前とは比較にならないほど敏感に反応するようになることがある。

これらの変化は、より高次の意識と共鳴するための身体的な準備とも言えますが、同時にバランスを崩しやすい時期でもあるため、丁寧な自己ケアとグラウンディングが不可欠です。

アートマ体を意識し、繋がりを深めるには?【実践ヒント】

深い瞑想や内なる探求のイメージ

注意点: アートマ体レベルの意識に意図的にアクセスすることは非常に高度な探求であり、通常は長年の瞑想修行や霊的な修練、あるいは特別な恩寵によって自然に訪れる領域とされています。無理に目指したり、コントロールしようとしたりするものではありません。むしろ、下位のオーラ層(エーテル体、アストラル体、メンタル体、コーザル体、ブッディ体)を十分に浄化し、バランスを整え、エゴを手放していくプロセスそのものが、結果的にアートマ体との繋がりを深める道となります。

以下は、アートマ体の意識へと開かれていくための方向性を示すヒントです。

① 深い瞑想:無・空・純粋意識への探求

思考や感情、自己という感覚、そして瞑想しているという意識さえも超えて、ただ存在する「純粋な意識(Pure Consciousness)」そのものに気づき、そこに留まることを目指す瞑想です。特定の対象を持たない瞑想(無対象瞑想)や、「私は誰か?」と自己の本質を問い続ける探求(自己探求)などが、この領域に繋がる道とされています。(専門的な指導が必要な場合が多いです)

② 自己同一化(エゴ)からの完全な解放

自分が「私」だと思っているもの――肉体、名前、性格、役割、職業、記憶、思考、感情――これら全ては、真我(アートマン)から見れば一時的な現れに過ぎません。これらの**限定的な自己イメージとの同一化を意識的に手放し、「私はこれらではない、私は純粋な意識そのものである」という認識を深めていきます。

③ 「今ここ」への完全なプレゼンス

過去への後悔や未来への不安といった、時間的な思考から完全に離れ、「今、この瞬間」に存在する全てを、何の判断も期待もなく、ただありのままに体験する意識状態を深めます。この純粋な現在への集中が、時空を超えたアートマ体の領域への扉を開くと言われます。

④ 全てへの受容と信頼

人生で起こる良いことも悪いことも含め、全ての出来事、全ての人々、そして宇宙の完璧なプロセスに対する、絶対的な信頼と全面的な受容の境地です。個人的な意志やコントロールを手放し、大いなる流れに完全に身を委ねる感覚です。

⑤ 師やガイドからの導き(必要に応じて)

アートマ体レベルの探求は、自己流では迷いやすく、時に危険も伴います。この道を深く歩むことを望む場合は、真に信頼できる霊的な師(グル)やガイドからの指導、あるいは適切な教え(経典、聖典など)に触れることが、安全で確かな導きとなることがあります。

⑥ (久遠先生視点) 究極の器作り:身体の純化と波動上昇

久遠先生は、アートマ体のような根源的でパワフルなエネルギーと安全に繋がり、それをこの物質次元で安定して保持(グラウンディング)するためには、エネルギーの乗り物である物理的な身体と、それを支える下位オーラ層(特にエーテル体)を、可能な限り浄化し、波動を高めておくことが決定的に重要だと考えています。

  • 食事による純化: 加工食品、添加物、動物性食品などを極力避け、新鮮で生命力のあるオーガニックな野菜、果物、発芽させた種子などを中心とした、できる限りピュアな食事を心がける。(個々の体質に合わせることが前提)
  • 環境の浄化: 清浄な水や空気、電磁波の少ない自然環境、高波動の音楽や芸術に触れるなど、自身の内外の環境を整える。
  • エネルギーワークによる浄化と調整: 定期的なエネルギーヒーリングやチャクラ調整などで、下位オーラ層のブロックを解消し、エネルギーの流れをスムーズにする。
  • グラウンディングの徹底: どれだけ高次の意識を探求しても、グラウンディングを怠らないこと。地球との繋がりをしっかり保つことが、高次のエネルギーを安全に扱うための基盤となる。

身体(器)が十分に準備できていない状態で高次のエネルギーを受け取ろうとすると、神経系や精神に過負荷がかかり、深刻なバランスの崩れを引き起こす危険性があります。土台(肉体・エーテル体)を整えることこそが、安全なスピリチュアルな進化の鍵なのです。

オーラ鑑定士<br>久遠レイカ先生
オーラ鑑定士
久遠レイカ先生

アートマ体は、私たちの最も深い場所にある、静かで力強い光のようなものです。そこへ至る道は、何かを「する」ことよりも、むしろ余計なものを「手放す」ことにあるのかもしれません。思考、感情、執着、そして「私」という感覚さえも。そして忘れないでください。どんなに高次の探求をする時も、この地球にしっかりと根を下ろすこと、ご自身の身体を大切にすることが、安全で確かな道しるべとなります。

注意点:高次の探求における誤解とバランス

アートマ体のような高次の意識領域を探求する際には、誤解や陥りやすい罠もあります。バランスを保つために以下の点に注意しましょう。

概念への執着・知識偏重

アートマ体に関する情報を集め、知識として理解することと、その意識状態を実際に体験することは全く異なります。スピリチュアルな知識や概念そのものに執着せず、あくまで自身の内なる体験と実践を重視しましょう。

選民思想・傲慢さ(スピリチュアル・エゴ)

高次の意識に触れたと感じる体験は素晴らしいものですが、それが「自分は他の人より優れている」「特別な存在だ」といった**選民思想や傲慢さ(スピリチュアル・エゴ)**に繋がらないように注意が必要です。真のアートマ体との繋がりは、ワンネスの感覚、つまり全ての存在への謙虚さと敬意をもたらすはずです。

グラウンディングの欠如

高次のエネルギーや意識状態にばかりフォーカスしすぎると、現実世界との繋がりが希薄になり、日常生活(仕事、人間関係、経済など)に支障をきたしたり、精神的に不安定になったりすることがあります。スピリチュアルな探求と現実生活のバランスを取り、常にグラウンディングを意識することが極めて重要です。

精神的・肉体的リスク

身体や精神の準備が整っていない状態で、無理に、あるいは誤った方法で高次の意識状態を追求しようとすると、精神的な混乱(いわゆる魔境に陥る)、エネルギー的な不調和、神経系の過負荷、現実認識の歪みなどを引き起こすリスクがあります。安全な探求のためには、焦らず、段階を踏み、必要であれば信頼できる指導者の助けを借りることが賢明です。

まとめ:アートマ体を探求し、真我の光を生きる

魂の根源、真我に目覚めるイメージ

今回は、オーラの第6層であり、宇宙意識、真我(アートマン)、そして普遍的な真理と繋がる非常に高次のエネルギー層「アートマ体」について、その意味、役割、活性化の影響、そして繋がり方のヒントを、久遠レイカ先生の監修のもと解説しました。

アートマ体は、私たちが個としての存在を超え、大いなる宇宙の一部であり、根源的なスピリットそのものであるという、最も深いレベルでの自己認識と繋がる領域です。それは、

  • 全ては一つであるというワンネスの体験
  • 理由なき至福と平和
  • 普遍的な真理への直感的アクセス
  • エゴや制限からの完全な解放

といった、究極的な意識状態と関連しています。

アートマ体との繋がりを深める道は、特定のテクニックを習得するというよりも、深い瞑想の実践、自己同一化(エゴ)からの絶え間ない解放、そして何よりもエネルギーの器である心身を浄化し、波動を高め、大いなる流れへの完全な信頼と受容を育んでいくプロセスです。

この高次の探求においては、焦らず、執着せず、バランスを保ち、そして常にグラウンディングを意識することが極めて重要です。

アートマ体の概念を理解することは、私たち自身の内なる神聖さと無限の可能性に気づき、日々の生活の中で「真我」の光を少しずつでも表現していくための、パワフルなインスピレーションとなるでしょう。

オーラ鑑定士<br>久遠レイカ先生
オーラ鑑定士
久遠レイカ先生

アートマ体は、あなたが探し求めている『本当の自分』、そして宇宙そのものへと繋がる扉です。その扉は、外にあるのではなく、あなたの最も深い内側にあります。日々の生活を丁寧に送り、心と身体をクリアに保ち、静かに内側を見つめる時、その輝きは自ずと現れてくるでしょう。あなたの魂の旅が、光と愛に満ちたものでありますように。

コメント