PR
SPIRITUAL REBIRTH PROJECT 連載企画 第13回 カルマ 再⽣-実践編-

SPIRITUAL REBIRTH PROJECT 連載企画 第13回 カルマ 再⽣ 実践編

YOKU STUDIO による連載企画、SPIRITUAL REBIRTH PROJECT。

今回は、「カルマ 再⽣ -実践編-」。「カルマ 再⽣」シリーズの最終回です。

前回は、「カルマ」という因果律のストーリーを求める⼈間の欲望をうまく利⽤し、「ポジティブカルマ」を作っていくことの可能性について、お話ししました。

「過去世で犯した罪」などといった、変えることのできない事実によって、「いまここ」の⾃分が縛られている、というのが、これまで根強くスピリチュアルの世界に存在していた「贖罪」的な「カルマ」の考え⽅でした。

しかし、YOKU STUDIO が考える「ポジティブカルマ」は、既成事実として「いまここ」の⾃分を規定するものでは、決してありません。

「いまここ」から⾃由に作り出すことができ、⾃分が持つ可能性をどんどんと広げる効果を持つ、新しい形の「カルマ」なんです!

じゃあ、その「ポジティブカルマ」ってどうやって作ればいいの?と思いますよね。

そこで今回は、あなたの⼈⽣をもっと楽しくする「ポジティブカルマ」の作り⽅を、具体的に紹介していきます!

過去世は選択可能?

第 11 回で紹介したバシャールの⾔葉にあったように、彼が「オーバーソウル」と呼ぶ、⾼次元的な魂の視点から⾒れば、過去-現在-未来という直線的な時間は存在しないとされます。

過去から未来へと続く、⼀本のまっすぐな時間の流れを信じていると、私たちが⽣きる現在の地点からは、私たちの過去は、すでに起こってしまったことであり、決して変えることはできないように感じます。

でも実は、私たちが認識している過去というのは、現在から振り返って特に印象の強い過去の出来事にすぎません。実際に過去に⽣じた無数の出来事の、ほんの⼀部なのです。

そしてそれは、この現世における過去だけではなく、「過去世」に関しても同じことです。

⼈⽣、あるいはその過去世というものは、必ずしも順番に体験する必要はありません。
「オーバーソウル」という、より⾼次な魂の観点からすれば、みなさんの来世を先に、そしてその後に過去世を⾒ることもできます。そのオーバーソウルの次元では、この物理次元のような時間や空間の概念は存在しないからです。まったく意味がないのです。

(ダリル・アンカ『バシャール・ペーパーバック 5―望む現実を創る最良の⽅法はワクワクを⾏動をすること』、 関野直⾏訳、VOICE、140 ⾴)

時間・空間を超越した「オーバーソウル」の視点から⾒れば、私たちの過去も過去世も、未来も未来世も、まるでパラレルリアリティのように、「いまここ」と同時進⾏的に存在しているのだと、バシャールは⾔います。

その視点というのは、「いまここ」という中⼼点に、⾮常に⾼いポールを⽴て、同時進⾏的に地上で展開されている、たくさんの過去・過去世・未来・未来世を、そこから広い視野で眺めているようなもの。

直線的な時間軸のレールから解放された「オーバーソウル」の視点を持つことができれば、実は私たちの過去世というのは、確定的なものではなく無限の可能性に開かれている、そして、そのどれを拾い上げるかは⾃由に決めることができるのだと、考えられるわけです。

誰もがあなたの過去世になる!

YOKU STUDIO では、バシャールの⾔うこの「オーバーソウル」を、魂の故郷、あるいは魂の家族としての「グループソウル」と、ほぼ同じ概念だと考えています。

この「グループソウル」には、私たちの過去世や未来世など、同じ魂を共有する存在たちが所属していると⾔われます。
しかも(これも YOKU STUDIO 流の考え⽅なのですが)、「グループソウル」を構成する要素が、まったく変わらないわけではないんです。

たとえば、この世界における他者との偶然の出会いや交流によって、お互いのグループソウルが融合することだってある。
つまり、「グループソウル」の構成要素⾃体、変更可能性があるということです。

だとすれば、「いまここ」に⽴つ私たちが、「オーバーソウル」≒「グループソウル」的な視点を獲得すれば、⾃分にとって必要だと思う過去世を、どんな制約もなしに、⾃由に選ぶことが可能だ、ということになります!

さらに⾔えば、そのような視点から⾒れば、過去世での⼈⽣→現世での⼈⽣→未来世での⼈⽣という流れが、直線的な時間軸に乗っかっている必要はありません。

つまり、この考え⽅を踏まえれば、この現世において存命の⼈物が、⾃分の「オーバーソウル」≒「グループソウル」の⼀員となり、⾃分の過去世になるということも、あり得るわけです!

ちょっと話がややこしくなってしまったでしょうか?

具体的な例に落とし込みましょう。

たとえばあなたが、ドキュメンタリー映画で観た、ある芸能⼈の⽣き様に感動したとしますよね。

ひたむきに芸事を追求して、思い切りそれを楽しみながら成果を出し、しかもあらゆる⼈に対して思いやりを持って接し、後輩の育成にも真摯に取り組んでいる、思わず憧れを抱くような⼈物。

会社における⽴ち振る舞いに悩んでいたあなたが、「あの⼈のように仕事に打ち込みながら、⼈間的にも周囲に良い影響を与える⼈になりたいなあ…」と思ったなら。

その芸能⼈を、⾃分の過去世だと考えてみれば良いのです!

「私は、あの⼈の⽣まれ変わりだ」というストーリーが、「だったら私は⼤丈夫。私には、こんな素敵な可能性があるはずだ、あんな⾯⽩いことができるばずだ」という、安⼼感とワクワク感につながるのなら。

そのストーリーは、⽴派に「ポジティブカルマ」として機能しているのです!

「ポジティブカルマ」を作るときの注意

⾃分の過去世として選択する対象は、誰でもかまいません。

歴史上の偉⼈でも、好きな⼩説家でも、尊敬する政治家でも、憧れのアイドルでも、極端なことを⾔えばアニメのキャラクターでも… 本当にどんな対象でも良いのです。

その対象をあなたの過去世だと想像することで、あなたが⾃分に⾃信を持って、明るい気持ちで毎⽇を歩んでいくことができるならば。

その「ポジティブカルマ」のストーリーは、かなりあなたの⼈⽣にとって有益なものになるはずです。

しかし、「ポジティブカルマ」を作る上では、⼤きな注意点があります。

それは、その⼀つのストーリーに過度に執着し、それが疑いのない真理だと信じ込まないこと。

たとえば、「⾃分はあの芸能⼈の⽣まれ変わりだから、あの⼈の名前を名乗って何でもすることができる!」と信じ込んで、商売などを始めてしまったら本末転倒なわけです。

このような状態に陥ったとき、その⼈はもはや「オーバーソウル」≒「グループソウル」の視点に⽴つことができていません。

⼀つのストーリーに拘泥し、そこに埋没してしまうと、それはかえって⾃分⾃⾝の可能性を限定してしまうことになるのです。

この時に重要なのは、まずリラックスして、「いまここ」の⾃分を認めること。

「ハイアーセルフ 再生 -後編-」においても、「ハイアーセルフ」とつながる際には、まずリラックス状態を形成するための工夫が、とても大切だとお伝えしました。

「ポジティブカルマ」のストーリーを作る際にも、同じような⼯夫によって、眠りに落ちる前のような、何のとらわれもない安⼼感に包まれた状態をキープできるのが理想的です。

そうすると、「いまここ」のあなたには無数の過去世の可能性が存在していることを認識できるような、フラットな視野を獲得しやすくなります。

そのような視野をしっかりと保ちながら。ある対象が⾃分の過去世であるという⼀つの可能性が、あなたを勇気づけ、あなたの可能性を広げてくれるという理由で、それを「あえて」信じてみる、という姿勢が⼤切なのです。

この「あえて」という姿勢によってこそ、あなたが迎えている局⾯に合わせて、⾃分の過去世として選択する対象を、いくらでも柔軟に変更することができるようになるわけです。

そうすれば、「ポジティブカルマ」は、あなたの⼈⽣を⾃分の⼿でデザインしていくために、とても役⽴つツールになります。

そのような、⾃由かつクリエイティブな「カルマ」の捉え⽅こそ、この「⾵の時代」にふさわしい、新たな「カルマ」の可能性だと⾔えるのではないでしょうか。

次回からは「ツインレイ 再⽣」シリーズをお届けします!

スピリチュアルに興味がある⽅、特に恋愛に悩んでいる⽅にとっては⾮常に馴染みがあると思われる、この「ツインレイ」という概念を、新たな⾓度から深掘っていきます。お楽しみに!

<スピリチュアル&カウンセリング YOKU STUDIO 東京 高円寺店>
【住所】〒166-0003 東京都杉並区高円寺南2丁目53−4 アークビル高円寺401
【アクセス】
・JR中央・総武線「高円寺」駅南口から徒歩6分
・東京メトロ丸ノ内線「東高円寺」駅北口から徒歩8分
【電話番号】070-3284-2348
【営業時間】10:00〜21:00

SRP目次(毎週金曜20:00更新)

翔哉
執筆者

スピリチュアルカウンセラー。YOKU STUDIO 代表、ナチュラルプラネット(下北沢のカウンセリングサロン)オーナー。豊富なカウンセリング・指導経験を生かして、スピリチュアルを理論的・実践的に捉え直し、日常生活に根ざしたものにしていくために活動しています。

翔哉をフォローする
Spiritual Rebirth Project(50)
Lani

コメント