【感受点別】アラビックパーツを徹底解説!宇宙からの更にヒントを受け取るには?

【感受点別】アラビックパーツを徹底解説!宇宙からの更にヒントを受け取るには?

「初心者が最初に巡り会いたい『深楽しい』西洋占星術講座に」ようこそ!


復習になりますが、ホロスコープは、「特定の瞬間の宇宙の時空間」を切り取り、平面に描写したものです。

これを「魂のブループリント(青写真)」と読んだり、宇宙からのメッセージと受け取ることができます。


ホロスコープを読み解く上で重要となるものは、これまで解説してきました、惑星 / 小惑星・星座とハウスです。

ハウスの解説をする前に、「感受点」を説明させていただきます。


今回の講座は「アラビックパーツ」です。


「アラビック」という名の通り、アラビックパーツは、アラブ諸国の占星術研究によって見出された感受点。

数学や数字を用いて化学式を導き出すように、占星術はホロスコープ上に「意味のあるポイント」を見出し、個人から国家、世界情勢が持つ「特性」や「傾向」を導き出す学問です。


アラビックパーツは、個人のホロスコープを読み解く際に、「転機」や「活路」、「問題解決」の糸口となり得ますので、ご紹介させていただきます。

あなたはアラビックパーツを知ることで、ホロスコープをただの平面の羅針盤ではなく、「宇宙的な概念や感覚という立体感」に触れることができるでしょう。

占星術はただの「吉兆占い」ではなく、宇宙の流れや、あなたと宇宙の対話を知ることができる、真理探究の扉です。

次回の「ハウス」の講座と併せて、またこれまで解説してきました天体や小惑星、そして星座と関連付けて、ホロスコープリーディングを深めていきましょう!

それでは今回も、最後までお付き合いください!

WEBライター。西洋占星術の講座を継続的に執筆中。占いの他、神道の学びやレイキヒーリング、言霊学などを通して、精神探究を続けています。只今、オリジナルの占星術鑑定を計画中です。

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感受点とは

感受点とは、ホロスコープ上に示される重要な位置(ポイント) です。

感受点に、以下のようなものを意味します。

  • 太陽系10天体・小惑星
  • 点星点(アセンダント・MC・ディセンダント・IC) / ハウスカスプ
  • 計算上のポイント
    ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル、バーテックス・アンチバーテックス、
    パート・オブ・フォーチューン、パート・オブ・スピリット、
    ダークムーンリリス、
    トゥルーブラックムーンリリス・ミーンブラックムーンリリス etc

感受点は、「時間と空間を指定することで移動し、また特定されるポイント」ということです。

ホロスコープを構成するあらゆる要素は、時間が経てばそれぞれ動きます。

これは私たちの日常と全く同じですし、至極当たり前の現象ですね。

実は、太陽系10天体や小惑星も感受点です。

惑星や小惑星の講座で感受点という言葉を使わなかった理由は、ホロスコープのシステムに関わる用語によって混乱したり、難しさを感じていただきたくなかったから。


ここまで講座を読み進めていただいているあなたなら、「実在しないポイント」にはもう慣れてしまっているかと思います。

今回解説させていただく「アラビックパーツ」は、人生の「転機」や「運の流れ」を見出すことができる感受点です。

アラビックパーツに限らず、占星術におけるあらゆる「象意」や「暗示」は、見方によって「幸運」にも「不運」にも見受けられます。

ホロスコープという円環は、ある意味、「あらゆる可能性」を意味しますので、天体をはじめ、あらゆる感受点は、いかようにも解釈し、また活用することができるのです。

アラビックパーツは、百種類以上もあるといわれていますが、今回の講座では、採用されやすいアラビックパーツをピックアップさせていただきます。

3大アラビックパーツ

今回の講座では、主に3つのアラビックパーツをご紹介します。

  1. 運命のパート:パート・オブ・フォーチュン(PoF) / 幸運位
  2. 精神のパート:パート・オブ・スピリット(PoS) / 精神位
     
  3. 宿命のパート:パート・オブ・フェイタリティ / 宿命位

*すべてのアラビックパーツを算出するためには、正確なアセンダントや10天体の位置(度数)が必要なため、出生時間が必要になることが注意点です。*

パート・オブ・フォーチュンは、ホロスコープ作成時に、自動的に算出されますが、その他のアラビックパーツを出すためには、度数を計算する必要があります。

運命のパート:パート・オブ・フォーチュン(PoF) / 幸運位

パート・オブ・フォーチュン(PoF)は、ホロスコープ作成時に、自動的に算出されます。

パート・オブ・フォーチュン(PoF)の定義は、「生涯に渡って喜びを感じられること」です。

その他のキーワードに、「なりたい自分を叶える鍵」「天からのギフト」があります。

ある人にとっては、物欲が叶えられること、幸せな結婚生活、孤独だけれど研究で成果を出すことなど、本人にしか実感することができない、「個人的な喜び」を知ることが大切です。

パート・オブ・フォーチュン(PoF)は、物質的な動きがあるもの、他者との関係性など、目に見える形で変化や結果がもたらされるポイントです。

「運」とは、変化であり、主体性という「自力」と、他者や世界の「他力」が合わさることによって現象化されます。

そのためパート・オブ・フォーチュン(PoF)は、ホロスコープに映し出されるあらゆる感受点と同様に、「自ら動くため」のヒントです。

ですから「幸運の鍵」を知ることによって、あなたは自ら小さな波を作り、流れに乗って、多いな波・流れに乗ることができる、ということを覚えておいてくださいね。

星座とその支配星、ハウス、サビアンシンボルの4つが大きな鍵になります。

また天体とのアスペクトの関係性については、トランジットとプログレスで確認することができます。

【パート・オブ・フォーチュン(PoF)の計算式】

アセンダントの度数 + 月の度数 ー 太陽の度数 = パート・オブ・フォーチュン(PoF)

この計算式から分かることは、アセンダントと月から、主体性という太陽の力を差し引くことで、「天から与えられている恩恵」が導き出される、ということです。

天の恩恵が、ストレートに現実化することもあれば、遠回りをしたり、抵抗の先に腑に落ちるなど、納得の仕方は様々かもしれません。

運や流れという流動的な働きに、「幸」という解釈をするのはあなた自身。

そしてその解釈は絶対的ではありませんし、タイミング次第で変わることもあります。

是非あなただけの「天(宇宙が指し示す運」を導き出してくださいね!

精神のパート:パート・オブ・スピリット(PoS) / 精神位

パート・オブ・スピリット(PoS)は、精神的な成熟や満足をもたらすポイントで、精神世界や直観(内観)、意識進化に関する象意・暗示です。

パート・オブ・フォーチュン(PoF)と対比的で、精神性に関する高揚感や発見、気づきなどのヒントになるでしょう。

精神性は、数をこなすことで高まる、というものではなく、「本気」という神聖さが、あなたを成長させてくれます。

なぜならあなたが時間と労力を捧げるものは、あなたにとって「美しいもの」であり、「無条件の投資」という側面が必要になるからです。

最初はそれほど関心が無かった、ということでも、「ある日突然」や、「ご縁があって」ということが起こるのが人生。

この世の出来事はすべて必然、という言葉は、いつもいつも納得できるものではありませんが、「個人の真実」という、納得を超えた感動に心が震える体験が鍵です。

人生はやってみなくてはわからないことだらけですし、厳しさや苦労が、時間を経て喜びに変わることもあります。


星座とその支配星、ハウス、サビアンシンボルの4つが大きな鍵になります。

また天体とのアスペクトの関係性については、トランジットとプログレスで確認することができます。

【パート・オブ・スピリット(PoS)の計算式】

アセンダントの度数 + 太陽の度数 ー 月の度数 = パート・オブ・スピリット(PoS)

この計算式から分かることは、精神は主体的に学び、他者・世界と関わることで獲得されるものである、ということです。

元々の素養・素質を、能力をどのように活用するのかは、あなた次第ですし、世界はあなたの決断と変化を望んでいます。

これまでの講座で、私たちは心の奥を抜けた、潜在意識で繋がっている、とお伝えしてきました。

あなたの精神性の成熟は、他者・世界に影響を与え、あなたが時間をかけてご自身を磨くことは、他者貢献・世界貢献・宇宙貢献になります。


これは決して大げさではありませんが、「自分自身を肯定すること」を決め、このことを真実とする人だけが、納得できるものかもしれません。

宿命のパート:パート・オブ・フェイタリティ / 宿命位

パート・オブ・フェイタリティには、「宿命」という重たい言葉が込められています。


運命や宿命の定義と解釈は、人それぞれですが、この講座では、「受け入れること」としています。

何を受け入れるのか、といいますと、それは「生き方」であり、「在り方」です。

世間では「本当の自分など探しても無駄」と言われていますが、真理探究において、「自分を受け入れること」は、人生のおいて最も重要な課題(挑戦)といえるでしょう。

占星術における宿命とは、少なくともこの講座では、「自分の人生を受け入れること」です。

目に見える形で運命や宿命を与える天体は、土星で、明らかな現象として現れる要素。

目に見えない感受点として、ドラゴンヘッドとバーテックスがありますが、これらは環境や役割、方向性を指し示すものです。

パート・オブ・フェイタリティは、抽象的な面が強く、精神や意識の面で強く意識される要素。

ですからパート・オブ・フェイタリティは、何を受け入れ、何を学び、何を人生に活かすべきかを教えてくれるといえるでしょう。

星座とその支配星、ハウス、サビアンシンボルの4つが大きな鍵になります。

また天体とのアスペクトの関係性については、トランジットとプログレスで確認することができます。

【パート・オブ・フェイタリティの計算式】

アセンダントの度数 + 土星の度数 ー 太陽の度数 = パート・オブ・フェイタリティ

この計算式から分かることは、人生の始まりから用意された、現実的(物質的)な成果に向かって、意志を持ち、成長し続けることが求められている、ということです。


土星はこの世(物質世界)を統治する天体で、古い時代では、土星の年齢領域までは生きられない時代が長く続いていました。

私たちが内なる太陽を獲得することは、命懸けで、これまでの人生経験と成果を土星に捧げる、という解釈は大げさでは無いのかもしれません。


宿命と聞くと、「押しつけがましさ」や「強引さ」を感じてしまいますが、1つの命が生まれた瞬間に、この世に新しい波が立ちます。

そういう理解を持つことで、パート・オブ・フェイタリティは、人生の大変化や転換を経て、成長する・生まれ変わるという暗示を受け入れることができるでしょう。

アラビックパーツの計算について

アラビックパーツの計算式を出しましたが、度数を計算するといっても、漠然として分かりにくいと思いますので、計算の方法を加えてお伝えさせていただきますね!


星座の度数は、厳密には「黄経度」と表現されます。


アラビックパーツを出す際は、牡羊座を1ハウスカスプ(1ハウスの始まり)、360度の中の0度とするのがルール。

ですからアラビックパーツを出すためには、アセンダントと10天体の正確な度数が必要となるわけです。

アセンダントやその他の感受点の黄経度は、その感受点が、ホロスコープの中で、何度になるのかを計算する必要があります。


例)

  • アセンダント:蠍座9度
  • アセンダントの黄経度 = 牡羊座~天秤座分の度数(210度) + 蠍座の度数(9) = 219

蠍座は8番目の星座ですので、牡羊座から天秤座までの度数すべてを足し(30×7)、蠍座のアセンダントの度数を加える、ということです。

黄経度を求める場合は、すべて同じ計算になりますが、計算の合計数が360度を超えたら、360を引く必要があります。


ご自分のホロスコープを出した時点で、10天体や、点星点の黄経度をすべて計算で出しておくことをおススメします。

計算が楽になるよう、以下に各星座の度数をまとめました。

  • 星座:牡羊座 (0度)
  • 星座:牡牛座 (30度)
  • 星座:双子座 (60度)
  • 星座:蟹座 (90度)
  • 星座:獅子座 (120度)
  • 星座:乙女座 (150度)
  • 星座:天秤座 (180度)
  • 星座:蠍座 (210度)
  • 星座:射手座 (240度)
  • 10星座:山羊座 (270度)
  • 11星座:水瓶座 (300度)
  • 12星座:魚座 (330度)


星座分の数と度数を、機械的に活用することで、自然と度数の扱いになれていくと思います。

パート・オブ・フォーチュン(PoF)の計算

【パート・オブ・フォーチュン(PoF)の計算式】

アセンダントの度数 + 月の度数 ー 太陽の度数 = パート・オブ・フォーチュン(PoF)

では、パート・オブ・フォーチュン(PoF)の計算の例を挙げてみますね。

例)

  • アセンダント:射手座4度
  • 太陽:蟹座13度
  • 月:獅子座13度

まずは、それぞれの黄経度 / 度数を出します。

  • アセンダントの黄経度
    (30 × 8) + 4 = 244度
  • 太陽の黄経度
    (30 × 3) + 13 = 103度
  • 月の黄経度
    (30 × 4) +13 = 133度

次に、計算式に当てはめます。

アセンダントの度数(244) + 月の黄経度(133) ー 太陽の 黄経度 (103) =  274度


③ 最後に、274度が何座の何度かを出します。

計算式で出た数字が大きければ、30度で割り、出た数字を星座の数として扱うと、簡単に星座を割り出すことができます。


274 ÷ 30 = 9.1333….

9番目の星座は射手座ですから、次の山羊座にパート・オブ・フォーチュン(PoF)があることが分かります。

274 = 270 = 山羊座4度


ホロスコープリーディングに慣れてくると、特にハウスのシステムを通して、度数の使い方に慣れてくるはずです。

ですから先ほどお伝えしたように、ご自分のホロスコープに表示されるあらゆる感受点の黄経度を、予めすべて計算し、メモを取っておくことをおススメします。

アラビックパーツを活用するための4つの要素

これまで長々と説明を続けてきましたが、アラビックパーツを活用する上で、必要となる要素はそれほど多くはありません。

アラビックパーツが示す可能性を知るための要素は、以下に4点です。

  1. アラビックパーツの星座
  2. アラビックパーツのハウス
  3. アラビックパーツのサビアンシンボル
  4. アラビックパーツと太陽系10天体とのアスペクト

アラビックパーツは、その他の感受点と異なり、単体で扱います。

一般的なリーディングなら、パート・オブ・フォーチュン(PoF)、パート・オブ・スピリット(PoS)、パート・オブ・フェイタリティの3点だけで事足りるでしょう。

ただより多くの可能性(要素)を見出したい場合は、上記の4点を中心に、アラビックパーツの特徴を模索してください。


10天体とのアスペクトについてですが、度数を厳しめに取ることをおススメします。

本来アスペクトは、度数がピッタリであることで採用されるべきなので、オーブ(度数の開き)は5~3度以内が望ましいでしょう。

アラビックパーツと天体のアスペクトの関係性は、主にネイタルチャートとトランジットの比較と、プログレス(1日を1年に換算するチャート)で確認されます。

つまりネイタルチャートにあるアラビックパーツの、天体が重なる際に、それぞれの影響を見出すことができる、ということです。

アスペクトの解説も、後にさせていただきますので、また振り返っていただければと思います。

星座については、これまでの講座を参考にしていただくとともに、星座の支配星にも注目してみましょう。

ハウスについては、次の講座から解説をさせていただきますので、お楽しみにしていてくださいね!

その他のアラビックパーツ

一般的なホロスコープリーディングでは、パート・オブ・フォーチュン(PoF)だけを採用することが多いようです。

ただ自分のことをもっと知りたい、という場合に、パート・オブ・スピリット(PoS)やパート・オブ・フェイタリティまで出す方も多いでしょう。


アラビックパーツは百種類を越える、とお伝えしましたので、他にも興味を引くアラビックパーツを、計算式と併せてご紹介します。

*1.ハウスカスプとは、ハウスの始まりの(星座の)度数を意味します。


ハウスは、星座のように30度で計算されません。
ハウスカスプを使用する際は、ホロスコープ作成時に表示されるハウスカスプ表をご参照ください。


*2.ハウスカスプの支配星とは、ハウスカスプの星座の支配星(ルーラー)で、計算に用いる場合は、その支配星が位置する星座の度数(黄経度)を使います。

その他のアラビックパーツ

百以上あるアラビックパーツのうち、以下に興味を引きそうなものをまとめましたので、お時間と余裕がある場合に、探ってみてください。

  • 友人(友情)のパート
    【アセンダント(ASC/AC)の度数 + 月の黄経度 ー 金星の黄経度 】
  • 信頼のパート
    【アセンダント(ASC/AC)の度数 + 水星の黄経度 ー 月の黄経度 】
  • 愛情のパート
    【アセンダント(ASC/AC)の度数 + 金星の黄経度 ー 太陽の黄経度 】
  • 結婚のパート
    【アセンダント(ASC/AC)の度数 + ディセンダント(DSC/DC)の黄経度 ー 金星の黄経度 】
  • 情熱のパート
    【アセンダント(ASC/AC)の度数 + 金星の黄経度 ー 太陽の黄経度 】
  • 理解
    【アセンダント(ASC/AC)の度数 + 火星の黄経度 ー 水星の黄経度 】
  • 遊び
    【アセンダント(ASC/AC)の度数 + 金星の黄経度 ー 火星の黄経度 】
  • 悲しみ
    【アセンダント(ASC/AC)の度数 + 太陽の黄経度 ー 海王星の黄経度 】
  • 裏切り
    【アセンダント(ASC/AC)の度数 + 海王星の黄経度 ー 太陽の黄経度 】
  • 秘密
    【アセンダント(ASC/AC)の度数 + MCの度数 ー アセンダント(ASC/AC)の星座の支配星の黄経度 】
  • 病気
    【アセンダント(ASC/AC)の度数 + 火星の黄経度 ー 土星の黄経度 】
  • 父親
    【アセンダント(ASC/AC)の度数 + 太陽の黄経度 ー 土星の黄経度 】
  • 母親
    【アセンダント(ASC/AC)の度数 + 月の黄経度 ー 金星の黄経度 】
  • 指導者
    【月の黄経度 + 土星の黄経度 ー 木星の黄経度 】
  • 財産
    【アセンダント(ASC/AC)の度数 + 第2ハウスカスプの度数 ー 第2ハウスの支配星の黄経度 】
  • 相続
    【アセンダント(ASC/AC)の度数 + 月の黄経度 ー 土星の黄経度 】
  • 個人的な的
    【アセンダント(ASC/AC)の度数 + 第12ハウスカスプの度数 ー 第12ハウスの星座の支配星の黄経度 】
  • 公の敵
    【アセンダント(ASC/AC)の度数 + ディセンダント(DSC/DC)の度数 ー 第7ハウスの星座の支配星の黄経度 】
  • 解雇・辞職
    【土星の黄経度 + 木星の黄経度 ー 太陽の黄経度 】
  • 首切り・リストラ
    【第8ハウスカスプの度数 + 火星の黄経度 ー 月の黄経度 】

大変化
【アセンダント(ASC/AC)の黄経度 + 天王星の黄経度 ー 太陽の黄経度 】

アラビックパーツは、狙って得られる幸運や、必ず降り注ぐ不運ではなく、「人生に起き得る可能性」として認識するべき要素といえるかもしれません。

その他の感受点と同様に、アラビックパーツは人為的に見出した要素ですから、絶対ではないからです。

アセンダント(ASC/AC)が重要な理由

ここで今一度、アセンダント(ASC/AC)の重要性をお伝えしたいと思います。

アセンダント(ASC/AC)とは、人生の起点です。

上記で挙げたアラビックパーツのほとんどに、アセンダント(ASC/AC)が用いられていますね。

ホロスコープの種類は、今でこそ沢山ありますが、アセンダント(ASC/AC)を必ず第1ハウス(室)に定義する方法が今でも存在しています。

あらゆる天体が地球の周りを回っている、という天動説が信じられていた時代は特に、日の出を絶対視していたのでしょう。

ただここに矛盾が発生します。

ホロスコープは天動説の世界観です。

表示はされませんが、ホロスコープの中心は地球なのですから。

とはいえ、太陽が宇宙の中心ではないため、地動説も絶対的な真理ではありません。

太陽を中心点とする「ヘリオ・セントリック占星術」さえも、太陽系の領域に留まっています。

では、どのような視点が必要かといいますと、ホロスコープを多角的に見る視点で、地動説のホロスコープを読み解くことです。

言い方を変えると、「どんな可能性も起こり得る」や、「自分次第で可能性を見出すことができる」ということになるでしょうか。

更に言えば、「天からのメッセージ・ヒントは、あらゆる形・きっかけ・角度からもたらされる」ともいえます。

そして地球は物質性の象徴であり、物質性を体験するための学び舎です。

私たちのほとんどは、地球から出て生活を営むことはできません。

映画や小説では、宇宙移住の物語が語られますが、物質性の恩恵を最も感じられる環境は、地球以外の星には見当たらないでしょう。

もし地球と同等の、またはそれ以上の素晴らしい環境があるとすれば、その環境に適した占星術が組み立てられるかもしれません。


この講座でお伝えしていることは、一貫して「今の自分自身を見ること」です。

現時点で私たちは、地球に根差して生きていますので、日の出が1日の始まりであり、アセンダント(ASC/AC)が物事の始まりであることを受け入れることが、最良の考えといえるでしょう。

アセンダント(ASC/AC)を起点とすることは、原因や動機、可能性を見出すために大変有効な選択です。

あなたのアセンダント(ASC/AC)は、人生という物語において、あらゆる可能性を見出すための起点であり、原点ですから、大切にしていただけばと思います。

サビアンシンボルを活用することの意義

星座や天体、小惑星の講座で、サビアンシンボルをチェックしてください、と何度もお伝えしてきました。

*サビアンシンボルは、全部で360個あり、この講座ですべてをご紹介するかはまだ未定です。

サビアンシンボルは、星座という成長の物語を通して、私たちの人生(現実)を生きる上での指標になりますので、是非活用していただきたい要素。


これまで解説させていただいてきた感受点と同様に、アラビックパーツを活用する際には、サビアンシンボルがヒントになります。

星座の度数 = サビアンシンボル」といっても過言ではないくらいに、サビアンシンボルは重要です。

サビアンシンボルからヒントを得ることで、意識(自覚)したことがなかった見方と視野を与えてくれるでしょう。

今回ご紹介した、3大アラビックパーツのサビアンシンボルだけは、忘れずにチェックしてくださいね!

【まとめ】360度の可能性を見出す重要性

今回は感受点の第11弾として、アラビックパーツについて解説させていただきました。

アラビックパーツは、元々アラブ諸国で興った、アラビック占星術で用いられた感受点です。

日本は八百万の国ですから、私たちはあらゆる可能性を取り入れることを望んでいる、といっても過言ではありません。

今回ご紹介したパート・オブ・フォーチュン(PoF)、パート・オブ・スピリット(PoS)、パート・オブ・フェイタリティは、検証の価値があります。

特にパート・オブ・フォーチュン(PoF)、パート・オブ・スピリット(PoS)の2点は、二元性を見出すことができますから。


復習になりますが、3大アラビックパーツの特徴・象意を以下にまとめました。

  • パート・オブ・フォーチュン(PoF):物質的な豊かさ、可能性、幸運、機転、転換、個人的な喜びのヒント、天からのギフト
  • パート・オブ・スピリット(PoS):精神的な豊かさ、精神性、個人の神聖な領域、精神的な成熟、貢献、献身、天への恩返し
  • パート・オブ・フェイタリティ:地に足をつけるための制約・制限 / 恩恵、弱点、苦手意識、顕在意識で問題・課題・試練を捉えるためのヒント

ホロスコープリーディングをする上で、パート・オブ・フォーチュン(PoF)だけは、外していただきたくないアラビックパーツです。

パート・オブ・スピリット(PoS)は精神面で見出されるものなので、こちらもできればチェックし、意識下に置いていただればと思います。


パート・オブ・フォーチュン(PoF)は、10天体とアスペクトを取る時、現実的な変化が表れやすいといわれていますので、要チェックです!

ホロスコープは、決して平面(二次元)の世界ではありませんし、占星術は夢物語や空想のためのツールではありません。

大宇宙には上下・左右、時間と空間という制約・制限がありませんが、地球に住まう私たちは、逆に物質性を使って、可能性を実現化させることができています。

ホロスコープは、360度の可能性が広がる宇宙の中で、あなたという存在が持つ可能性を指し示してくれる、大変便利で貴重な羅針盤。

アラビックパーツは、人間が知恵を出せば出すほどに、その種類と用途が増えていくでしょう。

今回の講座では、「自分自身を認めるため」のヒントとして、アラビックパーツを解説させていただきました。

感受点、特にアラビックパーツは、「天からの可能性」と捉えると、知って損はありません。

占星術に対する理解と解釈を、「幸運」や「不運」で留めてしまうと、一喜一憂するトリガーとなりかねませんから、引き続き理解を深めていってくださいね!

今回で感受点の解説は終わりとなりますが、まだまだ講座は続きます。

これからも引き続き、ホロスコープを深読みしながら、現実を生きるあなたを認めていってくださいね!

今回も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

次回の講座以降、ハウスについて解説させていただきますが、次回はその前段階として、「ハウスシステム」について解説させていただきます。

それでは、次回の「ハウスシステム」の講座でお会いしましょう!

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