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【ハウス別】第9ハウス(室)を徹底解説!探究が豊かな人生を導く!

【ハウス別】第9ハウス(室)を徹底解説!探究が豊かな人生を導く!

初心者が最初に巡り会いたい『深楽しい』西洋占星術講座にようこそ!

復習になりますが、ホロスコープは、「特定の瞬間の宇宙の時空間」を切り取り、平面に描写したものです。

これを「魂のブループリント(青写真)」と読んだり、宇宙からのメッセージと受け取ることができます。


ホロスコープを読み解く上で重要となるものは、これまで解説してきました、惑星 / 小惑星・星座とハウスです。

今回の講座は、「第9ハウス(室)」です。


第9ハウス(室)は、第8ハウス(室)の閉鎖的・内省的な段階を経て、意識は外に向かいます。


第9ハウス(室)は主に、「専門性」「深い理解」「探究」といった象意があり、自己実現のために社会性を強化する段階

その意識は、法律や高騰学問、宗教、科学など多岐に渡り、人それぞれが持つ興味・関心を深め、内面・外面の発展に貢献する「向学心」といえるでしょう。

何より第9ハウス(室)は、社会性の頂点である第10ハウス(室)・MCの手前の段階ですから、自立心が強まります。

また第9ハウス(室)は、客観的な視点や概念を取り込み、無意識的な価値観ではなく、主体的な「思想」を強化する段階です。

そのため第9ハウス(室)は、視野を広げ、自分自身を様々な可能性に触れさせる意識を促すでしょう。

第9ハウス(室)のナチュラルサインは射手座で、射手座の支配星は木星です。

そのためこれまでの経験値を材料に、人生をより充実させたいと思うようになり、その眼差しは他者と、他者が大切にしているものに向かいます

第8ハウス(室)・蠍座が、「自分自身の内面」にベクトルの矛先があったのに対し、第9ハウス(室)は、「他者の世界観」「世界を構成する仕組み」などに意識が向かうのです。

第6ハウス(室)から蓄積されていく社会性は、「内面と外面を繋げること」を目的としています。

もし私たちが社会活動を、ただの「仕事」と捉えるだけだったら、社会貢献や他者貢献に喜びを見出すことができないかもしれません。

社会性とは、人との繋がりの中で生まれる刺激や変化、発展と成長をもたらしてくれます。

第9ハウス(室)は、外向きの「研究心」や「探究心」が高まることで、自分自身を「実験台」として、あらゆる学びを吸収しようとする段階です。

この学び方は、「動きながら考える」「短期的なゴールを次のスタート地点に結ぶ」というような、発展的・肯定的な姿勢といえるでしょう。

天体・感受点と星座は、精神的な面が強いため、想像力や直感力を働かせることにより、納得感や実感が沸いてくるでしょう。

それに対してハウスは、物質的・現実的な側面が強調されるため、過去からの実際的な経験や環境が大きな判断材料になります。

第9ハウス(室)は、物質性(現実性)から精神性にアプローチし、冒険をし、収穫を持ち帰ることを繰り返すような学びのハウスです。

私たちは自分自身の人生で大切なテーマを、世界中に溢れている様々な知識と知恵と出会うことで、更なる発展・成長を追究したくなります。

第9ハウス(室)は「内面と外面が繋がる体験」を求めて、1つの刺激や感動を味わうことで、木星の象意の如く、私たちは意識をどこまでも広げることができるのです。

それは単なる「希望的観測」や「楽観的思考」ではなく、「人生の可能性の追究」といえるでしょうか。

ホロスコープは、「360度の可能性」を表し、360通りの可能性は「度数」に表されます。

この可能性にさえ、二元性が働き、精神性(星座)と物質性(ハウス)に分けられ、それら2つの可能性の空間を、天体が動き、現実と内面に変化をもたらす、と考えられるでしょう。


第9ハウス(室)は、「自ら獲得する主体性」が育てられるハウスです。

些細なキッカケや、幼い頃からの好奇心、自分の人生のテーマと価値。

何もせず、じっとしていても、欲しいものは向こうからやって来ることはありません。

そんなことは当然として、「見つける楽しみ」と「学ぶ尊さ」を体験していくハウスが、第9ハウス(室)なのです。


第9ハウス(室)を読み解くことで、あなたがご自分の人生に必要な「専門性」や「奥行きのある視点」、「思想」や「哲学」についてのヒントを得られるでしょう。

自分のことも、他者のことも、世界のことも謎だらけです。

だからこそ少しでも、1つでも謎を解きたいと思うのが、私たちの自然的な欲求といえるでしょう。

ハウスは12の空間がありますので、順次1つひとつのハウスの特徴と重要性をお伝えさせていただきたいと思います。

それでは、今回も最後までお付き合いくださいね!

精神性と社会性

社会性という言葉、「社会に出て働く」という義務だけを意味するわけではありません。


第3ハウス(室)で「人並み」の教育を受けたように、第9ハウス(室)では「求められる力をつけるたの学び」を自ら得ようとします

どちらも「世界や社会に用意されていること」を学ぶわけですが、これは「概念をダウンロードする」という捉え方もできるでしょう。

第3ハウス(室)では、まず自我を抑えることと引き換えに、処世術を学びます。

対して第9ハウス(室)では、自己を活かして、専門性や思想を高めるのです。


これらは両方とも、程度の差はあれ、「精神性を高めること」に貢献します。

なぜなら私たちは、制約・制限の物質世界に生き、「枠組み」「比較対象」があることで、自らを成長させることができるからです。

第9ハウス(室)は、社会的なルールや仕組みに順応するだけでなく、その上で、豊かさと喜びに繋がるための目的と手段を模索することを促すでしょう。

人を知ればするほど、歴史を学べば学ぶほど、人類は「意識進化」に対する研究心が浮き彫りになります。

第9ハウス(室)では、社会生活と私生活を両立させながら、それでも自分自身を成長させようとする向上心が磨かれるハウス。

そのため興味・関心は、より遠い場所へ、より深い理解へと向けられます。

次の第10ハウス(室)では、第9ハウス(室)で培われた思想や哲学が反映され、物質的な価値を得る段階に入っていきますので、向学心や研究心、追究心は非常に重要です。

新しい概念を取り入れ、視野を広げる度に、私たちは自分の殻を脱ぎ捨てることができます。

「玉ねぎの皮を剥ぐ」という言葉があるように、学びには終わりがありません。

終わりやゴールに辿り着いた時、私たちは目的や目標を無くしてしまいます。

物質世界における人生(現実)は、辿り着けない真理や答えがあることで、私たちを前進させ、誰もが孤独な存在でありながらも、他者と繋がっていることを確信する。

この実感を、あらゆる方面と手段で獲得する学びが、第9ハウス(室)で行われるのです。

そういった姿勢と行いは、「精神活動」と呼んでも何ら不自然ではありません。

社会性を積むということは、精神性を高めるということです。

ですから世界や現実に対して、肯定的にあろうとする心こそ、あなたの意識を広げ、またあなたの内面を充実させる選択肢を増やすことになるでしょう。

第9ハウス(室)とは

第9ハウス(室)の定義は、「発展的な学び」です。

私たちの人生は、「人との繋がり」によって発展します。

人との繋がりがあるところは、規模や範囲の差はあれど、「団体性」があり、「価値観」が集まるものです。

その最たるものが、社会であり、国ですね。

私たちは「知らない世界」を知ることで、人生の学びを深めることができます。

ですから第9ハウス(室)が象徴する「発展的な学び」とは、「未知を知る」ということになるでしょう。

第6~8ハウス(室)までの流れは、行く先々で学びを深めるものの、どこか流されたり、強要される側面がありました。

ところが第9ハウス(室)では、主体性を発揮し、自分自身の度量によって、選択肢を増やすこともできれば、行動範囲を広げることができます。

第9ハウス(室)では、自己主観を深めるために学び、学んだ知識を試すために、社会性を発揮する機会を探すような段階です。

ある人は科学を追究し、ある人は哲学を、ある人は文学を、ある人は神秘性を追究する、といったように、大きな視点で見ると、それぞれの追究が根っこでは繋がっています。

ですから第9ハウス(室)における学びは、自分だけの経験値に留まることはありません

その証拠に、第10ハウス(室)では、意志をベースとして、個人の思想や哲学が色濃く反映されることで、大きな影響力を得ることができます。

第3ハウス(室)が「誰でもできる学び」であったなら、第9ハウス(室)は「自分だから追究できる学び」といえるでしょう。

「探究」や「追究」という言葉は、「明確な対象や目標がある状態」に対して使われる言葉。

そのため第9ハウス(室)の学びの成長は、人生の充実度に直結し、社会的な自分を肯定するための原動力になるはずです。

風船が息を吹き込み続けることで膨らむように、私たちの意識も、新しい概念や知らなかった知識を取り入れることで「深化」・「進化」していきます。

「人生で何ができるか」という問いは、直接的であれ、間接的であれ、「社会から何を学ぶべきか」という問いと繋がり、問い続けることで、人生は拓かれていくでしょう。

この精神活動は、あなたという個人が、個人の集合体である社会と繋がるための、重要な成長です。

自分にとっての深い学びを明確にし、人はいつからでも学び、喜びを得ることができると、自らに認めさせることも、人生の挑戦といえるでしょう。

第9ハウス(室)のポイント

以下に、第9ハウス(室)のポイントをまとめました。

  • 第9ハウス(室)は、発展的・専門的な学び、思想、哲学、海外、出版、宗教、神秘、巡礼、科学、専門家からの援助などを表す
  • 第9ハウス(室)は、より俯瞰的な視点を得ることを促す
  • 第9ハウス(室)は、内面と外面を繋げる体験を促すハウスである
  • 第9ハウス(室)は、サクシデントのハウスである
  • 第9ハウス(室)は、第6ハウス(室)の結果が表れるハウスである
  • 第9ハウス(室)の星座は、与えられる影響に対する態度や姿勢、取り組み方を示す
  • 第9ハウス(室)の星座は、その支配星(カスプルーラー)が位置する、星座とハウスと「間接的」に流れを持つ
  • 第9ハウス(室)は、社会活動を充実させ、精神性を高める手段や選択によって、意識を拡大させるハウスである

第9ハウス(室)が象徴するもので、共通することは、「拡大」・「発展」です。

第9ハウス(室)の学びは、個人的な興味・関心を追究することで、直接的・間接的に他者に貢献する、という公的な役割を担います。

「好きこそものの上手なれ」が絶対的な答えとはいえませんが、志向が合っている物事に携わっている方が、発展しやすいことは間違いありません。

第9ハウス(室)の学びは、「好き」や「嬉しい」という単純な感情・情感を満たすものではなく、「達成感」や「次につながる気づき」を伴う学びです。

ですから1つの学びは、必ず次の目標へと、私たちの好奇心を向かわせます。

ホロスコープの範囲が、360度の全方位にあるように、私たちの意識も本来は制限がありません。

ただ物理的・身体的に、1つのことをやり遂げてからでないと、私たちは次に進むことができない、というだけです。

また人類の歴史のように、1つの閃きや創造活動は、次の世代に引き継がれているように、私たちの発展的な学びは、1人で背負うべきものでもありません。

第9ハウス(室)が象徴する「社会的な知識」や「専門性」は、先人の実績が土台となっています。

そして私たちの意識は、個人と社会のあるべき姿を実現するために、自分にできることを追究させようとするでしょう。

なぜなら人類の意識には、自らの社会的な役割を通して、人生の手応えが得られることがインプットされているからです。

この「学習機能」の仕組みを追究することも、第9ハウス(室)の興味・関心、研究の対象といえるでしょう。

覚えておいていただきたいことは、私たちの誰もが、現実に「自分の社会的価値」を見出すための手段に出会うことができる、ということです。

ホロスコープが、あなたの興味・関心、好奇心、琴線に触れる事柄を明確にすることを促し、発展的な学びに導いてくれるでしょう。

そして個人的な志向、思想、哲学、知識、社会活動と精神活動は、他者と社会に貢献していきます。

向学的で発展的な学びが、次の第10ハウス(室)で大いに役に立つことでしょう。

第9ハウス(室)が象徴するもの

第9ハウス(室)が象徴するものを、以下にまとめました。

  • 高等教育
  • 専門的な学び
  • 専門知識
  • 社会的な知識
  • 専門家に学ぶ・専門家のアドバイス
  • 法律
  • 出版
  • 書籍
  • 広報
  • 広く発信する活動
  • 思想
  • 神秘学
  • 哲学
  • 科学
  • 教えを乞う主体的な行為
  • 知恵を授かること
  • 導きを授かるために出向くこと
  • ヴィジョン
  • 自由
  • 探究・追究
  • 信仰
  • 宗教
  • 巡礼
  • 長期的な旅
  • 長距離の移動
  • 答えの出ない問いを続けること
  • 親戚の義理の兄弟姉妹
  • 意識の拡大・拡張

第9ハウス(室)を読み解く要素

第9ハウス(室)を読み解く際に重要な項目を、以下にまとめました。

  1. 第9ハウス(室)の星座
  2. 第9ハウス(室)の星座の支配星(カスプルーラー)の状況 
  3. 第9ハウス(室)の(星座の)度数
  4. 第9ハウス(室)の(星座の)サビアンシンボル
  5. 第9ハウス(室)に入る天体・感受点
  6. 第9ハウス(室)に入る天体・感受点とその他の天体・感受点のアスペクト
  7. 第9ハウス(室)のナチュラルハウスである射手座の状況

ハウスに支配星は存在しない

太陽系10天体は、それぞれ支配する星座がありますが、ハウスに対してはどうか?という疑問はありませんか?

結論から言いますと、天体はハウスを支配しません。

その理由は、星座が精神性(在り方)を、ハウスが物質性(生き方)を役割として与えられていて、天体は精神性を表す星座にのみ、直接的な支配を及ぼすからです。

後の講座で、「品格(ディグニティ)」について解説しますが、天体と星座の関係性と、天体とハウスの関係性はイコールにはなりません。

一般的な間違いとして、太陽系10天体は、それぞれ居心地の良いハウスがあり、それが天体がハウスに対する支配、と解釈されることが要因といわれています。

「誤訳」と「解釈の間違い」が相まって、占星術の本質が歪むということもあり得るでしょう。

ですがこの西洋占星術講座は、伝統(古典)占星術にこだわり、現代占星術を否定する、というスタンスではなく、占星術の正当な流れだけをお伝えしていきます。

天体が強い影響力を持つことは確かですが、天体はハウスを支配しない、ということだけをお伝えさせていただきますね。

ただ天体と星座の支配関係は揺るぎませんので、今後のリーディングのためにも、以下の関係性は徐々に覚えていってください。

【ハウスとナチュラルサイン】

  1. ハウス(室)のナチュラルサイン = 牡羊座:支配星 = 火星
  2. ハウス(室)のナチュラルサイン = 牡牛座:支配星 = 金星
  3. ハウス(室)のナチュラルサイン = 双子座:支配星 = 水星
  4. ハウス(室)のナチュラルサイン = 蟹 座:支配星 =
  5. ハウス(室)のナチュラルサイン = 獅子座:支配星 = 太陽
  6. ハウス(室)のナチュラルサイン = 乙女座:支配星 = 水星
  7. ハウス(室)のナチュラルサイン = 天秤座:支配星 = 金星
  8. ハウス(室)のナチュラルサイン = 蠍 座:支配星 = 冥王星
  9. ハウス(室)のナチュラルサイン = 射手座:支配星 = 木星
  10. 10ハウス(室)のナチュラルサイン = 山羊座:支配星 = 土星
  11. 11ハウス(室)のナチュラルサイン = 水瓶座:支配星 = 天王星
  12. 12ハウス(室)のナチュラルサイン = 魚 座:支配星 = 海王星

社会的な自由への憧れ

社会性は「しがらみ」や「繋がり」という側面があるものの、「選択肢」や「実績」がもたらす自由といった側面もあります。

第9ハウス(室)は、「探究」や「追究」という意識が芽生え、実際的に行動を起こすハウスです。

第9ハウス(室)は射手座の性質を持つため、「コンフォートゾーンを出ること」によって、満足感や達成感を得るように、「人生の旅」を深めるハウスといえます。

また第9ハウス(室)と射手座は、頭で考えつつ、行動力を鍛えることを好みますので、未知の体験に挑戦することを促すでしょう。

二元性の原理として、「恐怖心」と「安心」は対立しますが、第8ハウス(室)で窮屈さを十分に味わったため、第9ハウス(室)では自由と解放を望むことになります。

ただ第9ハウス(室)が示す自由と解放は、自我の欲求を満たすためのものではありません。

どのような分野においても、「専門家」がいて、知識だけでなく、選択肢を与えることで他者貢献を果たしています。

第9ハウス(室)での学びは、利益に直結するものから、価値観の変容を促す思想や啓蒙、哲学、倫理観、道徳観まで至り、社会的な自由の獲得と他者貢献の両立を促すでしょう。

第9ハウス(室)はある意味、第8ハウス(室)で経験した変容の種(可能性)を、外の世界にも探す旅でもあります。

またその旅は、これまでに深刻に受け止めてこなかった神秘性や真理へと行き着くのです。

大いなる働きや流れに合流する旅は、馬に乗って荒野を走りながら、星空を見つめ、次の街(世界)へと向かう、というようなイメージでしょうか。

私たちの内面にある創造性や純粋性は、社会(現実)に根差している普遍性や真理に触発されることで、大きく成長します。

だからこそ第9ハウス(室)・射手座は、人生に可能性を見出し、肯定的・挑戦的に現実に立ち向かう意識を高めるのでしょう。

自由は不自由があるからこそ意識され、自由の中の不自由にも気づいた後、自由と不自由を内包する真理(全体性)に至ることこそが、真の真理探究といえます。

その実感は第12ハウス(室)で見出されますが、それまでに物質性を極めつつ、精神性を高め、人生の学びは段階的に進んで行くのです。

遠くにある希望と神秘的な導き

よく「広い視野を持つ大切さ」や「コンフォートゾーンを出る大切さ」が叫ばれます。

これらは決して、身近や足元に大切なものが無い、ということではありません。

むしろ生まれ育った場所や環境、親近感が沸く繋がりの大切さを認識するために、元居た場所を離れることが大切なのです。

第8ハウス(室)で起こった(起こされた)変容は、親密な関係性や継承されてきた生命の流れを原因(始まり)としていました。

私たちの人生は、内と外を出たり入ったりの繰り返しですが、第9ハウス(室)は、遠い場所や未知の環境で学ぶことで、自分自身と世界の豊かさに気づかせる段階です。

結論からいえば、「どこにでも真理はある」「場所は関係無い」となるのですが、経験無くして、このような境地を語っても説得力が無いでしょう。

この「謙虚さ」に気づくために、第9ハウス(室)では遠くへと学びに出かけ、ある人はそのままその場所に居つくでしょうし、ある人は時を経て返って来るかもしれません。

「探究」や「追究」は、字の如く「究めること」です。

究める姿勢は、1つの分野に埋没するような意識で、射手座らしい意識。

かといって、視野が狭くなるわけではなく、活動的・精力的に動くため、この西洋占星術講座では、射手座を「文武両道」という言葉で表現しています。

文武両道とは、心身ともに健全であるということで、「人間としての器」がある程度整った、ということです。

人生経験を積み、身体的・精神的が鍛えられることによって、私たちは「啓示」や「導き」を迎えることができます。

第9ハウス(室)と射手座が、神秘性や宗教、哲学、思想といった象意を持つ理由は、身体性と精神性の両方を経験した上で、未知の体験に臨む準備ができたからに他なりません。

自身の自由を求める旅路で、向学心を発揮することで、私たちは目に見えない働きの存在に気がつきます。

それは身体と精神が健やかであることが条件で、既成概念や固定観念を無理やり信じ込もうとしたり、他者から刷り込まれることでは、啓示や導きを得ることはできないのです。

私たちはどこへ行っても生きていくことができる、それが第9ハウス(室)・射手座の意識であり、自分の人生に責任と自由を見出すことかもしれません。

学びを深め、可能性を探し、自分の力を過信しない謙虚さによって、私たちは大いなる働きや真理に気がつくことができるのではないでしょうか?

第9ハウス(室)は、自身の非力さを思い知るためではなく、人生には無限の学びと可能性があることに気づかせるハウスです。

世界は、1人ひとりの可能性の追究が繋がることによって、これからも今も成り立っているのですから。

第9ハウス(室)のテーマ

第9ハウス(室)のテーマは、「自己と社会の理解のために学ぶこと」です。

第9ハウス(室)は、社会的な学びと精神的な学びの両方を追究し、内面と外面の接点を多く見つけることで、人生の意味・意義を見出すことを促します。

この世界では、「対象の存在」があることによって、自己理解を深めることができますので、先人を含めた他者や歴史、社会に根差している学びを受け入れることが大切です。

今回の講座では、私たちが決して「非力」や「未完全」な存在ではない、ということを強調させていただきます。

大人が赤ちゃんに自立や協調性を求めないように、世界も私たちに完全な存在であることを求めません。

世界はただ存在し、現象は原理・原則、そして真理に沿って起こるだけです。

私たち人間は、現象に対して、理性や論理と、感情や価値観の整合性を取れるように、概念化や体系化を行います。

この世にはあらゆる情報や知識が溢れていますが、すべての答えが集約されている情報や知識などは存在しません。

私たち1人ひとりが役割分担をして、互いに協力することで、それぞれが行き着いた真理を結んでいます。

ですから私たちは、自分の人生にとって重要な学びを深め、自己理解と他者貢献のために、可能性と発展性を追求し続けていけばいいのです。

以下に、第9ハウス(室)のテーマうち、特に強調され、自覚されるべき要素を以下にまとめました。

  • 成長し、社会性を身につけてからの学び
  • 未知の体験に対して肯定的に挑むこと
  • 神秘性・導き・大いなる力を受け入れること
  • 自分よりも遠い場所にある叡智・知恵に近づくこと
  • 自ら得た学びを広める寛容さを持つこと
  • 自由と可能性を忘れないこと・諦めないこと
  • 概念・情報・仕組みを知ることで、人生が豊かになること


第9ハウス(室)が表す学びは、趣味やライフワークの範囲に収まることなく、「人生の命題」や「社会の中で生きるための学び」という側面を持ちます。

そのため第9ハウス(室)の象意は、「挑戦する意志」を鍛えるとともに、「教えを乞う謙虚さ」が育てられる、社会的な学びの段階といえるでしょう。


自分の能力や才能、個性を認めることは、他者や世界にあるそれらを認めることによって、バランスを取ることができます。

また私たちがどんなに賢くなったと自分で思ったとしても、必ず自分以上の存在がいることも知っておかなければいけません。

だからこそ「人生は学び続けること」であり、「慢心」に気づき、「謙虚さ」を手放してはいけないのですね。

こういった気づきは、自我を客観視し、自己認識を進め、他者と世界(現実)に対して素直であることで得ることができます。

第9ハウス(室)・射手座のテーマは、「自分自身に学びを与えること」であって、自尊心を高めることではありません。

学びによって人生を俯瞰することができれば、私たちは状況に合わせて適切な対応を取ることができます。

それは、自己実現と他者貢献の両立ともいえるでしょう。

相対するものを両立するために、それぞれの価値や役割、意味や意義を知り、併せ持つことによって、社会から望まれる自分像が育てられていきます。

この「自分像の成長」があってこそ、自己実現が果たされ、自信と安心感によって、他者貢献に臨むことができますので、向学的・肯定的な学びは大変重要なのです。

第9ハウス(室)と第3ハウス(室)が示すもの

ハウスシステムの講座で、ポラリティについて解説しました。

ハウスシステムにおけるポラリティとは、「それぞれ対向のハウスが共通のテーマを持つ」ということです。

第9ハウス(室)と第3ハウス(室)はともに、「学び」や「移動」をテーマに掲げています。

第3ハウス(室)が「自分の身を守る」意識によって学び、行動範囲を決める段階とすれば、第9ハウス(室)は「自分の殻を破る」意識によって成長する段階といえるでしょう。

どちらも同じテーマでありながら、意識やスタンスが対称的です。

エレベーターは移動を簡単にさせてはくれますが、瞬間移動をさせてくれるわけではありません。

学習においても、初めは文字や数字を習うところから始まります。

第9ハウス(室)は、「常識」や「共通意識」を身につけた後の学びですから、それだけ選択肢が多く、行動範囲も広くなるのは自然なことです。

第3ハウス(室)が並列的な意識であるのに対して、第9ハウス(室)垂直的な意識

どちらも「広がり」や「成長」をテーマとしていますが、第3ハウス(室)が横軸第9ハウス(室)が縦軸というように表現することができます。

どちらの学びであり、広がりなのであるだけでなく、私たちはこの2つの軸・意識を交互に繰り返しながら、意識を拡大させていく、というところがポイントといえるでしょう。

なぜなら私たちは常に変化し続け、過去に学んだことが常に正義ではなく、原理と真理に沿って、現象や価値観は多様に変化するからです。


第9ハウス(室)は、第6ハウス(室)の結果のハウスで、日常の他者との関わりや労働環境が、自由と発展を望ませる。

第3ハウス(室)は、「身近な他者」からの学びによって促される成長ですから、私たちは近しい他者から大きな影響を受けることが多いもの。

ですが 第9ハウス(室)の成長段階に踏み込むことで、より多角的な視点や、広範囲での行動と結果を求めるようになります。

どちらのハウス(室)も、「外面」や「他者」から学びを得ることを共通としています。

ですから第3ハウス(室)と第9ハウス(室)のポラリティは、私たちの意識次第によって、自分自身に学びを与え、豊かさと喜びに繋がる真理を学ぶ重要性を教えているのです。

第9ハウス(室)に天体が無い場合は?

第9ハウス(室)に主要10天体が無い場合は、第9ハウス(室)のハウスカスプの星座と、その星座の支配星(カスプルーラー)を探し、その影響力を見てみましょう。

以下に、第9ハウス(室)の状況を見るためのポイントをまとめました。

  • 第9ハウス(室)の星座
  • 第9ハウス(室)のカスプルーラーの星座
  • 第9ハウス(室)のカスプルーラーのハウス
  • 第9ハウス(室)のカスプルーラーとその他の天体・感受点のアスペクト
  • 第9ハウス(室に位置する天体・感受点
  • 第9ハウス(室)の度数とサビアンシンボル

「間接的な影響力」を探ることで、天体が入っていないハウスが持つ、テーマ性や影響力を見出すことができます。

天体は星座を支配し、ハウスにはナチュラルサインがありますので、これら3つは必ずどこかに関連性を見出すことができるはずです。

「天体が無い」ということは、「強調されない」という意味とともに、「間接的な影響を知ることが促されている」ということです。

ホロスコープリーディングをする上で、こういった点と点を繋げることが重要になっていくでしょう。

ホロスコープという円環内では、「バケツリレーが行われている」という表現がされます。

12ハウスの講座の後に、更に詳しいホロスコープリーディングの内容をお伝えする予定ですので、楽しみにしていてくださいね!

【星座別】第9ハウス(室)の特徴

12ハウスはアセンダント(ASC/AC)を起点に、「物質的な流れ」を起こしながら、星座という「精神的な流れ」を背景にしています。

第9ハウス(室)のテーマと学びは、「自らに学びを与えること」ですから、向学的・追究的な要素を引き出すことができるはずです。

第9ハウス(室)は、「内と外を繋げる意識」を育てるため、絶え間ない挑戦が続き、挑戦によってもたらされる変化と刺激によって、喜びが生まれます。

この意識の広がり(成長)によって、自己理解と他者・世界への理解の両立が促され、現実を俯瞰的に捉えることができるようになるでしょう。

第9ハウス(室)と重なる星座は、「発展性」「可能性」に対する態度を教えてくれます。

第9ハウス(室)の向学的な学びに対する姿勢を知ることで、自己と人生を肯定的に捉えるためのヒントや気づきを得られるでしょう。

ハウスを「現場」という物質的な時間・空間とすると、星座は「素質」という精神的な要素といえるでしょう。

そこに天体が入ることで、物質性の舞台である現実で、物質・精神の両面での成長と変化が生まれます。

第9ハウス(室)は主体的に学びつつ、他者や世界からの知恵や学びを受容的に受け入れることを促します。

あなたの学びの追究が、星座の精神性によって表現されるため、第9ハウス(室)と星座の組み合わせは、主体性と受容性のバランスを取るための重要な指針となるでしょう。

第9ハウス(室)に重なる星座によって表される「学びへの態度」と「追究の仕方」を、それぞれの星座とハウスの組み合わせを参考にして、見出してくださいね!

第9ハウス(室) × 牡羊座

第9ハウス(室)と牡羊座の組み合わせから分かることは、以下の通りです。

  • カスプルーラーは火星
  • 牡羊座的な価値観と行動原理、精神性が反映され、第9ハウス(室)は「挑戦の繰り返し」を促す
  • 前の星座(魚座)が第9ハウス(室)のハウスカスプである場合、インターセプトの星座(狭在星座)である牡羊座の象意は軽減される
  • 第9ハウス(室)のハウスカスプである牡羊座が広域星座で、次の第10ハウス(室)にまたがっている場合、牡羊座の象意が強調される

牡羊座は星座の始まりの星座であり、「自我意識の目覚め」を表す星座です。

また牡羊座は、第1段階目の火星座であり、男性星座、活動宮の星座。


第9ハウス(室)に牡羊座が重なることで、「初期衝動」や「第一印象」、「純粋な直感」を大事にするでしょう。

牡羊座と火星の特長は、「素直さ」や「迷いの無さ」ですから、自身が出遭う現象や学びに対して積極的に学ぼうとします。

第9ハウス(室)の牡羊座、また火星が、「冒険」や「挑戦」を楽しむ意識で、学びを深め、積極的に・自由に動き回ることで、閃きと導きに出くわすことになりそうです。

素直であることは、ある意味、「偏見」を持たないことでもあります。

なぜなら物事を「ありのままに捉えること」は、幼稚さや稚拙さではなく、純粋性によって見出されるからです。

その点、第9ハウス(室)の牡羊座は、「興味・関心」や「動機」に素直に従うことができますので、場数がそのまま経験となり、知恵となるでしょう。

以下が、第9ハウス(室)が牡羊座の場合のキーワードです。

  • 冒険心
  • 恐れず突き進む
  • やってみれば分かり、解るまで追究する
  • 初期衝動
  • 出会いがしらの縁
  • 熱心に取り組む情熱
  • 長期旅行を好む
  • 海外旅行を楽しむ
  • 独自の宗教観
  • 思想・哲学を主張に変える努力
  • 短期集中の繰り返し
  • 興味のあることを追究することが好き・得意
  • 周りが見えなくなる
  • 自分の行動の実績が自信となる
  • 野生の勘と知恵のぶつかり合い
  • 折れるまで挑む
  • 諦めることを知らない
  • 頭部:結果から学び、動く時は迷わない、それが生きる道
  • 未知を減らし、冒険を増やすことで、人生に希望が増えて逝く

第9ハウス(室) × 牡牛座

第9ハウス(室)と牡牛座の組み合わせから分かることは、以下の通りです。

  • カスプルーラーは金星
  • 牡牛座的な価値観と行動原理、精神性が反映され、第9ハウス(室)は「価値の追求」を重要視させる
  • 前の星座(牡羊座)が第9ハウス(室)のハウスカスプである場合、インターセプトの星座(狭在星座)である牡牛座の象意は軽減される
  • 第9ハウス(室)のハウスカスプである牡牛座が広域星座で、次の第10ハウス(室)にまたがっている場合、牡牛座の象意が強調される

牡牛座の2番目の星座であり、「所有」と「執着」を知る星座です。

また牡牛座は、第1段階目の土星座であり、女性星座、不動(固着)宮の星座。


第9ハウス(室)に牡牛座が重なることで、「伝統」や「価値」に関して強い関心を抱きます。

牡牛座は「土着」や「固定」といった象意を持つため、じっくりと取り組むことが得意です。

そのため満足感が得られるまで、研究・追究に励むでしょう。

第9ハウス(室)の牡牛座、また金星が、「自分より遠い場所」から豊かさを得られることを教え、海外や未知の知識によって、人生に選択肢と価値がもたらされます。


金星は「喜び」の星であり、牡牛座は「自分を満足させること」を大切にするため、「自分にとって学び」に対してオープンで、長期的な学びを好むはずです。

特に「価値」を感じられる学びは、自分自身だけを満足させるものではない、という「普遍性」への理解と気づきに導きます。

第9ハウス(室)の牡牛座は、「体感」や「実感」によって学びが深まり、自己理解と他者貢献は常に、経験からもたらされる「納得感」が重要な鍵となるでしょう。

以下が、第9ハウス(室)が牡牛座の場合のキーワードです。

  • 実感
  • 体感
  • 自分の感覚に頼る
  • 揺るぎないものへの信頼
  • 長期的に取り組む姿勢
  • 出向いた先に長く居つく
  • 海外出張の縁
  • 地元から離れた場所での学びによる成長
  • 保守的な思想・哲学・宗教観
  • 伝統を信用し、知恵を信頼する
  • 自分のペースで追究する
  • 師を仰ぎ、長期的に教えを乞う
  • 無限の可能性から、唯一の選択に出遭う
  • 励んでいる自分が好き
  • 同じことの繰り返しに飽きることがない
  • 活動範囲が広がることで、臆病さを克服する
  • 導きに押し出され、縁の場所へと出向く
  • 口:学ぶことは食べることのように、好き嫌いがあってこそ楽しめる
  • 学ぶ価値があるものがあるからこそ、学び甲斐がある

第9ハウス(室) × 双子座

第9ハウス(室)と双子座の組み合わせから分かることは、以下の通りです。

  • 第9ハウス(室)と双子座は、物質・精神両面で反対の方向性と質を持つ
  • カスプルーラーは水星
  • 双子座的な価値観と行動原理、精神性が反映され、第9ハウス(室)は「多くの可能性から選び取ること」を促す
  • 前の星座(牡牛座)が第9ハウス(室)のハウスカスプである場合、インターセプトの星座(狭在星座)である双子座の象意は軽減される
  • 第9ハウス(室)のハウスカスプである双子座が広域星座で、次の第10ハウス(室)にまたがっている場合、双子座の象意が強調される

双子座の3番目の星座であり、「言葉」と「対話」を楽しむ星座です。

また双子座は、第1段階目の風星座であり、男性星座、柔軟宮の星座。


第9ハウス(室)に双子座が重なることで、探究や追究に関して戸惑いやストレス、迷いが生じやすくなります。

なぜなら第3ハウス(室)と第9ハウス(室)、双子座と射手座は対極の関係であるため、横軸の意識から縦軸の意識に切り替え、慣れるまでに時間がかかるからです。

第9ハウス(室)の双子座、また水星が、「理解力」や「判断力」を高め、多くの選択肢の中から、自分に必要な学びを選ぶことを促します。

双子座と射手座はどちらも柔軟ですが、双子座の柔軟性は、アンテナをいくつも立て、場面を切り替えることができる、という器用さです。


それに対して射手座の柔軟性は、理解するまでに、いくつもの手段や選択を取り、面倒事や忍耐を受け入れることができる、という器量さを表します。

対極の関係であるほど、「本物」や「真理」に巡り会うことで、真剣度や集中力が発揮されますので、より多くの価値観や知識に触れることが大切です。


「身近な自由」と「遠くの自由」の違いは、自分自身の行動範囲と価値観の差にありますが、双子座が遠くに出向く時、意識は際限なく広がる可能性を秘めています。

ですから「追究する喜び」を体感するためには、他者の意見や体験を参考にすることが、自分が向かうべき「深み」を知るために必要な、肯定的な挑戦の工夫といえるでしょう。

以下が、第9ハウス(室)が双子座の場合のキーワードです。

  • 言葉を辿る
  • 知識から知恵、知恵から真理へと至る
  • 他者の視点・世界観・経験則を取り入れる
  • 柔軟性と忍耐の両立
  • 落ち着きの無さが縁に向かわせる
  • 探究・追究に及び腰
  • 海外旅行が人生を拓く導きに出遭わせる
  • 吸収率
  • 周り回って効率が悪い
  • 舞い戻る
  • 振り出しに戻って重要性を知る
  • 横の繋がりから縦の繋がりに発展する
  • チャンスを掴むが、活かしどころに困る
  • 未知の体験が絶大な喜びとなる
  • 積極的にアポイントメントを取る
  • 運だけでは真理が掴めない
  • 創意工夫が必要
  • 常識を簡単に脱ぎ捨てる
  • 順応力・適応力
  • 首・耳・喉:知らなかった深みに段々とハマり、博識になる自分が好きになる
  • 見聞きしたものを自分が話せるようになったら、理解できていることを悟る

第9ハウス(室) × 蟹座

第9ハウス(室)と蟹座の組み合わせから分かることは、以下の通りです。

  • カスプルーラーは月
  • 蟹座的な価値観と行動原理、精神性が反映され、第9ハウス(室)は「心に対する理解」を促す
  • 前の星座(双子座)が第9ハウス(室)のハウスカスプである場合、インターセプトの星座(狭在星座)である蟹座の象意は軽減される
  • 第9ハウス(室)のハウスカスプである蟹座が広域星座で、次の第10ハウス(室)にまたがっている場合、蟹座の象意が強調される

蟹座は4番目の星座であり、「感情の重要性」と「他者の心」を知る星座です。

また蟹座は、第1段階目の水星座であり、女性星座、活動宮の星座。


第9ハウス(室)に蟹座が重なることで、普遍的に人の感情に響く学びに傾倒します。

蟹座は心に安らぎを求めますので、教えを乞う人も選び、深い絆が探究や追究の大きな助けになるでしょう。

第9ハウス(室)の蟹座、また月が、外交的で刺激の多い場所に対して、最初は戸惑いを覚えさせます。

ですが伝統や他者の思い入れを知ることで、心を開き、導きや直感を得やすくなり、遠い場所であっても「居場所」と「情熱を傾ける対象」を見つけることができるでしょう。


射手座は火のエレメントで、蟹座は水のエレメントであるため、反発や対立を生みやすい組み合わせではありますが、融合した際には爆発的なエネルギーが生まれます。

ですから心細さや依存心を解消し、自分の意志で喜びを獲得することで、人生に対して肯定的な捉え方をすることができるようになるはずです。


火と水の関係性は、男性性と女性性のような、対極性を象徴しています。

衝動的に身(心)を守りたくなったとしても、学ぶことで得られる価値と喜びを、徐々に知ることで、「自分を通して」喜びを広められることを確信するのが、蟹座です。

そのため物理的な変化に伴う、精神的な変容を受け入れることは、蟹座にとっては試練ではありますが、その分豊かさと喜びも与えられるでしょう。

以下が、第9ハウス(室)が蟹座の場合のキーワードです。

  • 琴線に触れるもの
  • 心を開くこと
  • 他力・縁に頼って辿り着く場所
  • 依存心からの自覚と脱却
  • 信頼できる人からの教え
  • 人の心に滋養を与える学びが人生を拓く
  • 家族で旅行をすることを好む
  • 1人で旅行はしない主義
  • 水辺のある場所に縁がある
  • 伝統と絆を重んじる
  • 体裁と常識に守られた人々の心
  • 保守的な宗教観
  • 普遍性と永遠性
  • 心理学
  • カウンセリング
  • 孤独な者同士の化学反応
  • 喜びの前に用意された恐怖心の克服
  • 不安を忘れるほど没頭する
  • 思考を優先させると感情が落ち着く
  • 導きを信じる
  • 心の器を大きくすること
  • 胸:心許なさの原因を解く知恵によって救われ、成長する
  • 直感は挑戦によって冴え、心は学びによって深くなる

第9ハウス(室) × 獅子座

第9ハウス(室)と獅子座の組み合わせから分かることは、以下の通りです。

  • カスプルーラーは太陽
  • 獅子座的な価値観と行動原理、精神性が反映され、第9ハウス(室)は「主体性を引き出してくれる体験」を求めさせる
  • 前の星座(蟹座)が第9ハウス(室)のハウスカスプである場合、インターセプトの星座(狭在星座)である獅子座の象意は軽減される
  • 第9ハウス(室)のハウスカスプである獅子座が広域星座で、次の第10ハウス(室)にまたがっている場合、獅子座の象意が強調される

獅子座は5番目の星座であり、「影響力」と「自己肯定」を司る星座です。

また獅子座は、第2段階目の火星座であり、男性星座、不動(固着)宮の星座。


第9ハウス(室)に獅子座が重なることで、社会的に目立ちやすい学びや研究に挑戦し、資格や肩書を得て、影響力を得ようとするでしょう。

獅子座と射手座は両方とも火のエレメントですから、意志と情熱が明確になると、熱心さと真剣さが発揮されます。

第9ハウス(室)の獅子座、また太陽が、「人生のテーマ」として研究や学問、哲学や宗教を扱うことを促すかもしれません。

第9ハウス(室)は、第10ハウス(室)・MCを迎える前段階ですから、太陽が位置することで、他の星座が比べものにならないくらいに、探究心が強くなるでしょう。

獅子座・太陽は、「注目されること」や「頼りにされること」のために、力をつけ、外見的にも実績としても、信頼されようとします。

それが自己主張や自己表現として表れ、第9ハウス(室)の獅子座の研究や探究は、射手座の象意である「希望」を他者に抱かせるでしょう。

太陽は、自分が良しとする場所で輝くことに注力します。

ですので、自身の研究や探究、追究が持つ影響力が、直接的であっても、間接的であっても構わないのです。

だからこそ第9ハウス(室)の獅子座は、自尊心を高めつつ、他者の期待に応えるために熱心に学びを深めるでしょう。

以下が、第9ハウス(室)が獅子座の場合のキーワードです。

  • 期待されることを好む
  • 熱心に学ぶ
  • 希望を絶やさない
  • 他者(先人)の意志を信じる
  • 熱意に感化され、自身も同じ路を辿る
  • 未知に対する強烈な興味・関心
  • 自分の居場所の獲得のための学びと追究
  • 懐を広く・深くする
  • 度量の大きさ
  • 存在感を感じさせるものに惹かれる
  • 希望を感じさせる人に教えを乞う
  • 贅沢な・豪華な旅行を好む
  • 歴史的に有名な場所に縁がある
  • 形式的な儀式・慣例を重んじる
  • 海外の観光地で思わぬ縁が待っている
  • 主体性を内向的な作業に活かす
  • 目・背中:人生や世界を信頼し、心を開くことで、知恵と希望が与えられる
  • 自分自身と世界を生かしている神秘性や精神性を敬う心が、縁と導きを迎える

第9ハウス(室) × 乙女座

第9ハウス(室)と乙女座の組み合わせから分かることは、以下の通りです。

  • カスプルーラーは水星
  • 乙女座的な価値観と行動原理、精神性が反映され、第9ハウス(室)は「努力と貢献を自分に約束させる意識」を促す
  • 前の星座(獅子座)が、第9ハウス(室)のハウスカスプである場合、インターセプトの星座(狭在星座)である乙女座の象意は軽減される
  • 第9ハウス(室)のハウスカスプである乙女座が広域星座で、次の第10ハウス(室)にまたがっている場合、乙女座の象意が強調される

乙女座は6番目の星座であり、「堅実性」と「繊細さ」の星座です。

また乙女座は、第2段階目の土星座であり、女性星座、柔軟宮の星座。


第9ハウス(室)に乙女座が重なることで、様々な文献を分析・調査し、組織的な研究に貢献することを得意とします。

また思考力と対話力を活かし、人から学びを得ることも得意です。

第9ハウス(室)の乙女座、また水星が、「役に立つ役割」を全うする意識を育て、テキパキと動き、動き回ることも事務作業も上手にこなすでしょう。

乙女座は土星座で、火の要素を受け止める性質があります。

ただこの性質は、自分自身の興味・関心や、許容に合わないものは弾いてしまう、ということでもあります。

乙女座は「自分で判断すること」が、実際的な貢献・献身になることを重要視するため、自分に対して厳しくあるよう努め、オーバーワークにならないように注意が必要です。

思考力や判断料の他、計画性や段取り、環境作りも得意ですので、関係者からは厚い信頼を得ることができるでしょう。

以下が、第9ハウス(室)が乙女座の場合のキーワードです。

  • 堅実さ
  • 義務と喜びの調整
  • 助言を素直に受け入れる
  • 学ぶことに喜びを感じる
  • 役割を与えられることが自尊心に繋がる
  • 論理的に考え、明確に表現しようと心がける
  • 分かりやすい説明
  • 旅行が仕事に繋がる
  • 計画的な旅行
  • 旅行先で気づきを得る
  • スケジュールと進行状況で板挟みに遭う
  • 動くことと止まることのバランス
  • オーバーワーク、身体と心の不一致に注意
  • 野心を抑える癖がある
  • 人の役に立てる自分が好き
  • 貢献・献身
  • 目に見える結果を臨む
  • 立場を弁(わきま)える
  • 謙虚な時と熱血な時の温度差と切り替え
  • 排他的な宗教観
  • 巡礼から学びをヒントを得る
  • 腹部・胃腸:建設的・論理的な思考が、成果に得るための最大の武器
  • 明確な答えを期待しつつ、足元をちゃんと見ることで、目的を見失わない

第9ハウス(室) × 天秤座

第9ハウス(室)と天秤座の組み合わせから分かることは、以下の通りです。

  • カスプルーラーは金星
  • 天秤座的な価値観と行動原理、精神性が反映され、第9ハウス(室)は「相対的な価値観」を認識させる
  • 前の星座(乙女座)が、第9ハウス(室)のハウスカスプである場合、インターセプトの星座(狭在星座)である天秤座の象意は軽減される
  • 第9ハウス(室)のハウスカスプである天秤座が広域星座で、次の第10ハウス(室)にまたがっている場合、天秤座の象意が強調される


天秤座の7番目の星座であり、「客観性」と「バランス」を体験する星座です。

また天秤座は、第2段階目の風星座であり、男性星座、活動宮の星座。


第9ハウス(室)に天秤座が重なることで、「客観性」を活かし、「評価」と「他者との協力」のために学びを追究するでしょう。

ただ天秤座は「妄信」や「信仰」とは無縁の価値観を持つため、どこか冷めた自分も客観視します。

この意識によって「没入感」によってもたらされる、「深い達成感」は得られないこともあるでしょう。

第9ハウス(室)の天秤座、また金星が、「普遍性」に意識を向けさせ、大衆的に評価されることには心惹かれますが、職人的・研究的な学びとは距離を置くかもしれません。


ですが「尊敬できる人」や「お手本」との出会いが、深い学びや探究のキッカケになる可能性があります。

なぜなら天秤座は良くも悪くも、「主体性」を客観性の中で発揮しますので、「比較対象」があることで能力や才能が発揮される性質を持つからです。

以下が、第9ハウス(室)が天秤座の場合のキーワードです。

  • バランス感覚
  • 普遍性
  • 大衆感覚
  • 流行
  • 芸術
  • センスを追いかける
  • 旅行を存分に楽しむ
  • 人付き合い
  • 尊敬できる人との縁が学びのキッカケとなる
  • 海外製品や特産品が仕事のヒントになる
  • 信じるよりも感じることを重視する
  • 距離に関係無く、心惹かれる物を探す
  • 探究心よりも喜びを重視する
  • 体感と感性による満足感が必要
  • 客観性と第3者の視点
  • 表面的な見栄え
  • デザイン・形・キャッチコピー
  • 腰・ウェスト:普遍的な価値に付加価値を付けることに喜びを感じる
  • 比較されることがプレッシャーにもなり、追い風にもなる

第9ハウス(室) × 蠍座

第9ハウス(室)と蠍座の組み合わせから分かることは、以下の通りです。

  • カスプルーラーは冥王星
  • 蠍座的な価値観と行動原理、精神性が反映され、第9ハウス(室)は「追究」を極限まで強める
  • 前の星座(天秤座)が、第9ハウス(室)のハウスカスプである場合、インターセプトの星座(狭在星座)である蠍座の象意は軽減される
  • 第9ハウス(室)のハウスカスプである蠍座が広域星座で、次の第10ハウス(室)にまたがっている場合、蠍座の象意が強調される


蠍座は8番目の星座であり、「秘密」と「変容」を重要視する星座です。

また蠍座は、第2段階目の水星座であり、女性星座、不動(固着)宮の星座。


第9ハウス(室)に蠍座が重なることで、「深層心理」や「神秘性」に並々ならぬ関心を抱くでしょう。

蠍座は「支配欲」や「人間の根源的な欲求」といった象意があるため、研究や探究は大変得意です。

ただ物理的に心身に苦しみや痛みを強いてまで、内省や哲学を追究するため、感情のコントロールが利きにくいことがあります。

第9ハウス(室)の蠍座、また冥王星が、「普遍性」よりも「永遠性」や「神秘性」に意識を向けさせ、心身ともに精力的に活動するように促すでしょう。

蠍座は水星座で、且つ、不動(固着)宮の星座であるため、気持ちが乗らないと動けませんが、明確な目的がある場合は、一心不乱に活動を続けます。

第9ハウス(室)は、蠍座の次の段階のハウスではありますが、場所や環境を変えても、相変わらず蠍座的な集中力や執着の強さは顕在です。

ですが広い視野と多くの選択肢を得ることで、他者との親密な関係性を築く際には、風通しのよさと柔軟性を得ることができるでしょう。

以下が、第9ハウス(室)が蠍座の場合のキーワードです。

  • 秘密
  • 隠されたもの
  • 伏せられたもの
  • 意図を持つ
  • 明確な願望・目的を持つ
  • 研究・探究に貪欲
  • 時間を忘れて没頭する
  • 狂気的
  • スピリチュアリスト
  • 心理学
  • 誘導
  • 介入
  • 導きに委ねる
  • 洞察力と猜疑心
  • マニアック
  • 極端な嗜好
  • 職人気質
  • 不安定さと爆発的エネルギー
  • 生殖器:理解することは理解されることであり、内と外を貫くことが大事
  • 誰かのためになることを確信してからが長い探究の始まり

第9ハウス(室) × 射手座

第9ハウス(室)にとって、射手座はナチュラルサイン。

第9ハウス(室)と射手座の組み合わせから分かることは、以下の通りです。

  • 第9ハウス(室)と射手座は、物質・精神両面で同一の方向性と質を持つ
  • カスプルーラーは木星
  • 射手座的な価値観と行動原理、精神性が反映され、第9ハウス(室)は「際限の無い探究心」を強め、留まることを知らない生き方を促す
  • 前の星座(蠍座)が、第9ハウス(室)のハウスカスプである場合、インターセプトの星座(狭在星座)である射手座の象意は軽減される
  • 第9ハウス(室)のハウスカスプである射手座が広域星座で、次の第10ハウス(室)にまたがっている場合、射手座の象意が強調される


射手座は9番目の星座であり、「挑戦」と「探究」の星座です。

また射手座は、第3段階目の火星座であり、男性星座、柔軟宮の星座。

第9ウス(室)に射手座が重なることで、「肯定的な価値観」と「楽観性」、「意識の拡大」などの意識が強まるでしょう。

ハウス(室)とナチュラルサインが重なることで、物質性と精神性が噛み合い、事象と心(感情)のタイミングが合いやすくなります。

射手座は、内面にある「好奇心」と「発展的な展望」を起爆剤として、多くの機会に挑戦する心の持ち主です。

第9ハウス(室)の射手座、また木星が、「巡って来る縁」や「導き」を受け止め、その中に情熱を感じられるものを見出させます。

主体的に動くことで、小さなキッカケが後になって大きな可能性になったり、他者が見ていてくれることで、縁や気づきを与えてもらえることだってあるでしょう。

特に木星は、行き当たりばったりのようで、人生の流れに合流させてくれるような寛容さを持っています。

射手座の探究心や好奇心、そして情熱は、流れ着く先々で「種まき」をし、後に収穫することを自然に行うでしょう。

探究や追究に限らず、同じことを長く続けるためには、「程よく力を抜くこと」が重要なのかもしれません。

以下が、第9ハウス(室)が射手座の場合のキーワードです。

  • 挑戦的
  • 躍進的
  • 海外との縁
  • 海外生活
  • 海外旅行
  • 海外出張
  • 外国人との交流
  • 国際的な視野
  • 巡礼の旅に出る
  • 新しい価値観を取り込むことが得意
  • 良くも悪くも楽観的
  • 大風呂敷を広げたまま
  • 身体が1つしかないことを忘れる
  • 足跡と爪跡を残す
  • 浪費家
  • 縁が多く、選び切れない
  • 調子に乗ると躓(つまず)く
  • 自然体が寛容的・おおらか
  • よく動きよく考え、大きく成果を出し、評価される
  • 大腿部:知恵を得るために知識を駆使する旅は、刺激と変化に満ちている
  • 場数と追究が人生を豊かにし、人脈と喜びの輪を無限に広げていく

第9ハウス(室) × 山羊座

第9ハウス(室)と山羊座の組み合わせから分かることは、以下の通りです。

  • カスプルーラーは土星
  • 山羊的な価値観と行動原理、精神性が反映され、第9ハウス(室)は「成果と役割」を重んじ、積み重ねを重要視させる
  • 前の星座(射手座)が、第9ハウス(室)のハウスカスプである場合、インターセプトの星座(狭在星座)である山羊座の象意は軽減される
  • 第9ハウス(室)のハウスカスプである山羊座が広域星座で、次の第10ハウス(室)にまたがっている場合、山羊座の象意が強調される


山羊座の10番目の星座であり、物質性の極みを体験し、実利の循環を司る星座です。

また山羊座は第3段階目の土星座であり、女性星座、活動宮の星座。

第9ハウス(室)に山羊座が重なることで、「成果主義」で「計画性」を重んじる意識で、学びを追究するでしょう。

山羊座は、物質性の完成を任されている星座ですから、感情に振り回されることなく、長期的な研究や探究を得意とします。

ですが山羊座の性質は、探究や追究よりも、「管理」や「監督」の役割の方が得意であることを考えると、明確な目的や野心が無いと、ストレスが溜まる一方かもしれません。

第9ハウス(室)の山羊座、また土星が、「評価」や「信頼」を得ることに意識を向けさせるため、伝統的・歴史的な背景があるものに興味・関心を抱かせるでしょう。

山羊座が持つ「安定」や「継続」という象意は、「継承」という側面がありますので、信頼・尊敬できる人の偉業がキッカケで、探究・追究の道に入ることがあるかもしれません。

どのような場合でも、第9ハウス(室)の山羊座は、実質的な価値が無いものには見向きもせず、自分の目で確かめる入念さと真面目さを発揮することによって、評価されるでしょう。

「身になること」と「成果を得ること」を両立させようとするのが、第9ハウス(室)の山羊座なのです。

以下が、第9ハウス(室)が山羊座の場合のキーワードです。

  • ビジネス志向
  • 土台・全体像を把握すること
  • 基礎・基本を大切にする
  • 継承すること
  • 学びを乞い、忠実に従う
  • 堅実的
  • 現実的
  • 計画的
  • 役割を全うする
  • 旅行ではなく仕事で海外に出向く
  • 長期的な出張
  • 歴史が長いものに惹かれる
  • 伝統的な信仰を尊重する・重んじる
  • 縁と導きに従う
  • 熱心さと冷静さを兼ね備える
  • 場所を選ばず評価される真面目さ・誠実さ
  • 倹約的
  • 国内外を問わず、腰を据えられる場所を求める・築く
  • 骨・膝:人を支え、生かす普遍性に沿って生きて、人生の喜びに達する
  • 明確な目的とゴールを定め、過程(プロセス)を踏んで高みに上ることが自分の生き方

第9ハウス(室) × 水瓶座

第9ハウス(室)と水瓶座の組み合わせから分かることは、以下の通りです。

  • カスプルーラーは天王星
  • 水瓶座的な価値観と行動原理、精神性が反映され、第9ハウス(室)は「独創性と可能性」を重んじさせる
  • 前の星座(山羊座)が、第9ハウス(室)のハウスカスプである場合、インターセプトの星座(狭在星座)である水瓶座の象意は軽減される
  • 第9ハウス(室)のハウスカスプである水瓶座が広域星座で、次の第10ハウス(室)にまたがっている場合、水瓶座の象意が強調される

水瓶座の11番目の星座であり、「疑い」と「理想」を活動力とする星座です。

また水瓶座は、第3段階目の風星座であり、男性星座、不動(固着)宮の星座。


第9ハウス(室)に水瓶座が重なることで、普遍的な学びを追究しながらも、独自の思想や次世代の可能性を持ち込もうとする意識が強調されます。

水瓶座と射手座は、「自由」と「理想」、そして「真理」という共通のキーワードがありますが、水瓶座の場合は、「従うこと」や「妄信すること」をしません。

そのため伝統的な教えや従属的な関係性(構造)とは距離を取ります。

第9ハウス(室)の水瓶座、また天王星が、常に「革新」や「突破口」といった可能性を模索させ、「常識が覆ること」を経て、「真実が明らかにされること」を望ませるでしょう。

なぜなら水瓶座のキーワードは、「I Know:我は、知る」であり、俗世間的・常識的に正しいとされている事柄ではなく、「真実を知ること」が重要だからです。

水瓶座は風星座で、第9ハウス(室)は火のエレメントのハウスですので、自分が興味・関心を向けられるものに対しては、風と火の相乗効果で、革新的な進歩を見せるでしょう。

ただ水瓶座は不動(固定)宮ですから、意外と頑固さや融通の利かない性格が、「時代が追いついていない」という理由で、他者の意見を聞き入れないことがあります。

水瓶座は「結果」よりも「進歩」を重要視しますので、「今、すべきこと」を熱心に取り組み、自分の意志が反映される環境で、大変大きな評価を得られるはずです。

以下が、第9ハウス(室)が水瓶座の場合のキーワードです。

  • 規格外
  • 概念を塗り替える
  • 追究は筋肉痛のように成長を促す
  • 外国との縁が多い社会生活
  • 外国人との交流
  • 海外の価値観を取り入れる
  • 器用さと頑固さ
  • 旅行先での事故の暗示
  • 風通しの良い環境に導かれる
  • 縁と縁を繋ぎ、その過程(プロセス)を楽しむ
  • 批判的
  • ニヒル
  • 理性的
  • 論理的
  • 効率と質
  • 依存的な関係性を嫌う
  • 自立心と独創性の発揮
  • 個性的な表現
  • 宗教や信仰に対しては寛容的で柔軟な価値観を持つ
  • 踝(くるぶし):可能性を信じることは、今(現状)を信じることである
  • 自分の通る道が未開の道であればあるほど、情熱が滾(たぎ)る

第9ハウス(室) × 魚座

第9ハウス(室)と魚座の組み合わせから分かることは、以下の通りです。

  • カスプルーラーは海王星
  • 魚座的な価値観と行動原理、精神性が反映され、第9ハウス(室)は「遠くにある神秘性・精神性」に強い関心を持たせ、未知の体験に身を投じることを促す
  • 前の星座(水瓶座)が、第9ハウス(室)のハウスカスプである場合、インターセプトの星座(狭在星座)である魚座の象意は軽減される
  • 第9ハウス(室)のハウスカスプである魚座が広域星座で、次の第10ハウス(室)にまたがっている場合、魚座の象意が強調される


魚座の12番目(最後)の星座であり、「境界線の無い世界」や「真理の世界」に最も近い星座です。

また魚座は、第3段階目の水星座であり、女性星座、柔軟宮の星座。

第9ハウス(室)に魚座が重なることで、海外や未知の世界(環境)に大きな期待を抱くでしょう。

特に「知らない世界」に神秘的なものを期待し、「自分探し」や「癒し」とともに、「人生の旅」のために、遠くへと出かける、それが魚座です。

第9ハウス(室)の魚座、また海王星が、直感力や共感力を発揮するために、心や精神、意識を扱う分野に縁を持たせ、導くでしょう。

魚座と海王星は、矛盾するのですが、制約・制限の無い時間と空間を求めます。

物質世界では、どうしても肉体(物質性)がついて回りますので、真理探究や精神世界の学びは、「短期的な変性意識」しか与えてくれません。

そのため「地に足がつかない」といわれるのも仕方が無いのですが、魚座がひとたび、「現実(物質性)に精神性を発揮する」という順序を受け入れるならば、事態は一変します。

魚座の期待は、外の世界にあるのではなく、内面に真実を見出すことによって、物質世界に「癒し」や「安らぎ」、「真理への理解」を降ろすことが可能になるからです。

そういった境地になるためには、少なからず経験を積み、失敗や痛い目を見て、「現実を受け入れる大切さ」を認めてこそ、真理探究と持ち前の精神性が開花・発揮されていきます。

以下が、第9ハウス(室)が魚座の場合のキーワードです。

  • 場所を問わず真理と繋がる
  • 神秘への期待
  • 現実との乖離
  • 癒しのための旅行
  • 自分探しのために現実をしのぐ
  • 海外でのトラブルの暗示
  • 計画性と境界性を学ぶことの大切さを学ぶ
  • 奉仕的
  • 寛容的
  • 受容的
  • 共依存
  • 妄信的
  • 騙されやすい・信じやすい
  • 乗せられやすい
  • 心のガードが低い
  • 人の良さが縁を結ぶ
  • 導きを求め、導きに従い、次は導く立場になる
  • 宗教行事に足を運ぶ
  • 宗教にハマりやすい
  • 共感能力で苦しむ暗示
  • 自己犠牲と他者貢献のバランスを取ることが大きな学び
  • 物質性・身体性の重要性を知ることが大切
  • 足先:大いなる働きのサインを見逃すことなく、導きに沿って生きることが大切
  • 地に足がつかないことは、一時期の経験であって、存在的な価値ではない

第9ハウスのテーマ性の強弱

第9ハウス(室)のテーマ性がどれくらい強調されているか、については、以下の要素を参考にしてください。

第9ハウス(室)の支配星が位置する場所が、ホロスコープのどの半球にあり、その天体がどのような意識を発揮するのか、ということが重要になります。

  1. 南半球:第7~12ハウス(室):社会的な自己実現・公の意識
  2. 北半球:第1~6ハウス(室):個人的な自己表現・個人(私)の意識
  3. 東半球:第10~3ハウス(室):自分の行動に選択権・決定権を持つ・内的な意識
  4. 西半球:第4~9ハウス(室):他者との繋がり・他者に評価される意識


各ハウスの支配星は、チャートルーラーや上昇星と比べて影響力は高くはありませんが、それぞれのハウスに置ける影響力は大きいと判断されます。

① ハウスの支配星の天体の状況

第9ハウス(室)の星座の支配星は、ハウスに直接的な影響を与えます。

ホロスコープ全体に、ハウス(室)の星座の支配星がどのテーマ(ハウス)で、どういった環境や条件(星座)で影響を与えるか、ということを意識してください。

② ハウスの支配星の位置する場所

もし第9ハウス(室)の星座の支配星が、第9ハウス(室)に位置していれば、それだけ第9ハウス(室)のテーマが強調されるでしょう。

そうでない場合は、そのハウスのテーマ性が、その星座の特徴が強調されることになります。

③ ハウスのナチュラルサインとの関係性

ハウスにはそれぞれ12つのナチュラルサインがあります。

先ほど「バケツリレー」という表現でお伝えしたように、間接的な力の流れを見るために、ハウスとナチュラルサインを見比べてみましょう。

ハウス自体が強調されていなくても、そのハウスのナチュラルサインが位置するハウスと、その星座に位置する10天体や感受点から、影響力を見出すことができます。

【感受点別】第9ハウス(室)の影響力

ハウスに入る天体は、影響の差はありますが、確実にそのハウスのテーマを強調する存在です。

今回は10天体と3つの感受点に限定して、第9ハウス(室)との関係性を解説させていただきます。

第9ハウス(室)は、カデントのハウスで、このハウスに入る天体・感受点は、「精神的・奉仕的・献身的な働き」に興味・関心、また、実際的な探究・追究を促すでしょう。


ですから第9ハウス(室)に入る感受点を知ることによって、「探究・追究したい分野」や「真理探究への理解」などに対する姿勢と在り方を見出すことができます。


第9ハウス(室)は、「遠くにある学び(精神性)」や「特定の分野を追究する」といったことがテーマです。

あなたの興味・関心と実践・挑戦が、やがて自己実現と他者貢献になる、ということを考えますと、あなたの意識が向く分野や環境、現象は、大変重要な鍵になり得ます。


第9ハウス(室)は「縁」や「導き」、「ヴィジョン」といった象意も持ちますので、「社会の流れに導かれること」に注目することも大切です。

それでは、第9ハウス(室)に入る天体・感受点が持つ影響力を見ていきましょう!

*10天体の順序は、年齢領域の順番で解説しています。

第9ハウス(室) × 月

第9ハウス(室)の月は、「心の自由」と「心の探究」を重要視します。

第9ハウス(室)は社会的な自由を得るために、探究と学びを行うハウスです。

月は変化を嫌い、安全圏に留まることを選ぶよう促しますが、社会的な自由に喜びを見出させる第9ハウス(室)が、月の本来の機能(役割)を反転させます。

そのため第9ハウス(室)の月は、自分の心の仕組みを、学問や思想、哲学などを駆使して読み解こうとするでしょう。

ですから第9ハウス(室)の月は、心理学の分野で活躍することを暗示します。

自分の心にも普遍的な構造や作用があることを知ることで、社会や他者に対して心を開く、それこそが第9ハウス(室)の月の気づきであり、探究の題材です。

そうした社会へのオープンさは、第9ハウス(室)の月に、他者との精神的な繋がりと交流を促します。

月は無意識や深層心理を司る一方、社会性は主体性を引き出させますので、第9ハウス(室)の月は、無意識の領域に操られるのではなく、むしろ理解しようとさせるのです。

また月は心を象徴し、潜在意識へのアクセスを司ります。

積極的に心と潜在意識の構造や仕組み、作用を理解することで、自らの意志で心を落ち着かせ、変化に柔軟に対応できるように努力と工夫ができるようになるでしょう。

そして月は第4ハウス(室)・ICと関連があるため、第9ハウス(室)の月は、家庭や子ども、教育などに関して、心理学やカウンセリングの知識を活かすことも適正といえます。

月は蟹座を支配するため、信頼する人や近くに居る人に影響を受けやすいため、第9ハウス(室)の月が思想や哲学、宗教観も影響を受けやすいことは否めません。

遠方への移動や旅行は、信頼できる人やパートナー、共感できる友人などと一緒に出向き、安心感と刺激の両方を味わうことを望みます。

第9ハウス(室)の月にとって重要なことは、「心のありのままを理解すること」です。

心を操ることは支配となり、心を軽視することは不感症といえます。

自己理解と他者理解、そして探究のために心を理解することは、ありのままの自分を受け入れることや、他者の感情を認めることです。

ですから心を縛ることなく、且つ、心の働きを理解することで、不安定な状態を受け入れることもできますし、自分自身と他者にもっと優しくなることができます。

この「心の余裕」こそが、心を探究し、理解することの大きな成果であり、第9ハウス(室)の月が望む深い学びなのです。

第9ハウス(室) × 水星

第9ハウス(室)の水星は、「思考と言語を操ること」を重要視します。

水星は双子座と乙女座の支配星で、第9ハウス(室)との関係性は、「刺激」や「思考実験」、「言語化」のような形で表れるでしょう。

どういうことかといいますと、水星自体は言葉や言語、コミュニケーション、また近距離・遠距離を問わない移動を司る天体です。

そのため第9ハウス(室)の水星は、「遠くへの移動」はもちろん、情報発信や広報といった「広く届けること」を得意とします。

第9ハウス(室)の水星は、「言語化」や「抽象化」といった専門性に精通する暗示があり、執筆や出版、教育などに適正があるといえるでしょう。

水星の影響力は、日々の営みにダイレクトに表れますが、第9ハウス(室)に位置することで、哲学の追究や専門知識の習得を促すかもしれません。

また水星は言語を司り、第9ハウス(室)が持つ「海外」の象意と相まって、言語取得や海外留学、海外生活なども暗示されます。

第9ハウス(室)の水星にとって重要なことは、「知的好奇心」を満たし、その実績を目に見える形で世に送り出すことです。

そのため言葉や言語に縁があり、国内外を問わず、情報を仕入れたり、行動範囲を広く持つことで、人生に充実感と自由をもたらすことができます。

第9ハウス(室)の水星の特長は、「興味があったら試してみる」ですから、学ぶことは賢くなるためだけでなく、経験の機会を増やすことなのです。

第9ハウス(室) × 金星

第9ハウス(室)の金星は、「活躍の場」と「教養」を重要視します。

金星は「好きなもの」や「大切なもの」、言い換えれば「喜び」や「楽しみ」を司る天体です。

そのため金星が位置するハウスは、本人にとって「喜びの種」となることが多いでしょう。

ただ金星は、追究や探究という縦軸の学びよりも、横軸の学びを優先します。

どういうことかといいますと、自分1人で没入することよりも、他者との関わりに喜びを見出すため、孤独で終わりの無い作業や研究、学びは好まないのです。

そのため趣味を多く持ったり、習い事をしても、極めるまではいかないことが多いでしょう。

「究める」は過程(プロセス)であり、突き詰めることで、「極める」は徹底的にやり遂げることを意味します。

金星は「喜び」をもたらし、縁を繋ぐ働きをしますが、内省的・排他的な行いや思想とは食い違うでしょう。

ですが社会的な評価や信頼を得るためなら、一般教養以上の学びを率先して挑戦します。


また第9ハウス(室)の金星は、海外での仕事や出張、外国人のパートナーとの縁の暗示がありますので、将来的には活動範囲が広くなる、と期待してもいいかもしれません。


そして第9ハウス(室)の金星は、芸術や法律、経済学などに適正があります。

その理由は、金星が牡牛座と天秤座を支配し、体感的な満足感と普遍的な価値、正義と平等性、豊かさの循環などに精通するためです。

価値観が変わるような出来事や経験を通して、人生観や恋愛観、自己理解なども大きく変わることでしょう。

なぜなら楽しんで経験することが、即自身の価値観に反映されるだけでなく、その影響を楽しみ、自身の成長と他者からの評価に喜びを感じるからです。

金星は良くも悪くも、「普遍的な価値」に重きを置きますので、例えば贅沢や流行を楽しむ理由は、「他者と喜びを分かち合うこと」を望むからに他なりません。

第9ハウス(室)の金星にとって重要なことは、「学ぶことが喜びの目的と手段」の両方を兼ね備えていることです。

もし目的のために、延々と苦労や忍耐を強いられるとしたら、第9ハウス(室)の金星は手を抜くでしょう。

ですが過程(プロセス)を楽しみ、変化がハッキリと分かるからこそ、第9ハウス(室)の金星は自分自身の成長を叶えてくれる学びと縁に、自らを任せる事ができるのです。

第9ハウス(室) × 太陽

第9ハウス(室)の太陽は、「人生を豊かにする学び」を重要視します。

太陽は「意識的な行い」や「主体的な活動」を表し、「何が自分にとって重要か」を四六時中考えさせる天体です。

太陽が位置するハウスは、人生を通して、長い時間と多大なエネルギーを投資する学びやテーマを表します。

第9ハウス(室)の太陽は、知的好奇心を満たすだけでなく、自己信頼と自己理解はもちろんのこと、自己実現と他者貢献のために探究を続けていくでしょう。

第9ハウス(室)の太陽は、行動範囲やコンフォートゾーンといったレベルではなく、人生のあらゆる場所が「自己表現」の場であると考えます。

そのため国内外を問わず、仕事や趣味、旅行の範囲は広くなり、交流を持つ人もワールドワイドであることが多いでしょう。

ただ海外での事故やトラブルの暗示もありますので、羽目を外し過ぎないことが大切かもしれません。

太陽と獅子座は、「自己アピール」や「演出」が得意ではありますが、地味な作業を続けたり、変化の無いルーティンは苦手です。

そのため刺激や変化が少ない研究や探究は向きませんが、出番や役割が明確で、且つ、人に見られる場面であれば、いつも以上のパフォーマンスを発揮することができます。

また第9ハウス(室)の太陽は、「人生を終えるまで学び」という志を持っていますので、人を励まし、支える思想や哲学、道徳や倫理観なども重要視するでしょう。

そのため精神性を高める活動に参加したり、宗教行事とまではいかなくても、巡礼の旅に出たり、世界遺産を巡り、教養を高めることを好みます。

第9ハウス(室)の太陽にとって重要なことは、「精神活動により人生を豊かにすること」。

健全な心身を持ち、柔軟な価値観を携え、主体的に・自由に動き回る人生、それが第9ハウス(室)の太陽が望む人生です。

自分次第で人生は変わり、自分の輝き次第で、人生に登場する人たちに希望を与えることができるのですから、第9ハウス(室)の太陽は精進し続けることができます。

第9ハウス(室)の太陽にとって、「経験」とは世界を知ることであり、自分自身に輝きを与えることなのですから。

第9ハウス(室) × 火星

第9ハウス(室)の火星は、「自己鍛錬」を重要視します。

火星は良くも悪くも、「自分本位」に考え、行動し、情熱を注ぐもののためなら時間を惜しまず、熱血的に頑張ることができる状態を作る天体です。

火星は男性性(自己を打ち出す方向性)の象徴ともいえますから、目的や対象が明確であればあるほど、その推進力を止めることは簡単なことではありません。

第9ハウス(室)の火星は、自身の思想や哲学に自信を持ち、またそのために勉学に励みます。

その姿勢はどこか闘争的で、自身の実力や正しさを試したい、という気持ちが溢れんばかりに醸し出されるでしょう。

日本ではあまり一般的ではありませんが、海外ではディベートが盛んに行われ、「人格の批判」と「思想への批判」は明確に区別されています。

これの意識の切り替えと価値観は、スポーツマンシップにも通じるものがありますね。

そのため第9ハウス(室)の火星は、弁護士や政治家などの、明確な主張と活動をする職種に向いているといわれています。

ただ火星が位置するハウスは、どのハウスであっても、「自律」と「節制」が必要不可欠です。

火星は努力を惜しまず、必ず結果を出そうとしますが、それが故に、自身の正当化したり、他者に対して攻撃的になったり、自分の非を認めないなどの性質を持ちます。

これは「自己愛性」ではなく、「自意識」の問題かもしれません。

もっといえば、「客観視」が苦手で、そもそも従属することを嫌い、対等よりも優勢を好むのが火星なのです。

また第9ハウス(室)は、親戚の(義理の)兄弟姉妹を表しますので、年齢差や立場を問わず、衝突やトラブルの暗示があります。

第9ハウス(室)の火星は、向学的というよりも、上昇志向や勝気であるため、目的達成のために手段となる事柄を徹底的に追究し、弱点を極力減らそうとするでしょう。

こういった意識によって、海外生活や海外旅行における自己主張は、何の問題もありませんが、価値観や思想の違いで口論に発展しないように注意が必要です。

火星は内面性や精神性を磨くことよりも、対外的な変化や刺激、身体的な実感を優先しますので、崇高で高尚な学びは、明確な目的が無いと進んでのめり込むことはないでしょう。

第9ハウス(室)の火星にとって重要なことは、「自分の成長」であり「学びの結果」です。

火星の行動原理は、単純というよりも「純粋」であるため、迷いや罪悪感がありません。

自分自身を豊かにしよう、幸せにしようという強い気持ちが、日々奮闘し、人生を熱く生きることを可能にします。

そのため主体的に動くことで、変化や成長、人生観や意識の拡張が起こらなければ、退屈さと虚しさで無気力になってしまうでしょう。

もしかするとそうならないために、常に自分自身を鼓舞し、挑戦的で熱狂的に他者や社会に挑むのかもしれません。

第9ハウス(室)の火星は、自己の成長を第一優先としながらも、ちゃんと他者貢献の喜びを知っています。

大切なことは、「目先の利益や喜び」に飛びつくことなく、ひと呼吸どころか、深呼吸をして、余裕を持つって自分を遊ばせることといえるでしょう。

第9ハウス(室) × 木星

第9ハウス(室)の木星は、「挑戦による多幸」を重要視します。

木星は「拡大・発展」、また「楽観性」を象徴し、第9ハウス(室)が最も木星の象意がスムーズ・ストレートに表れるハウスです。

木星は善悪の区別なく、物事の作用を拡大・拡張しますので、楽観性も度が過ぎれば慢心になりますし、探究や研究も行き過ぎれば、妄想や幻想になってしまう恐れがあります。


第9ハウス(室)の木星は、学業や研究の環境と人との縁に恵まれ、導かれるように人生の豊かさを味わい、肯定的に学びを深めていくでしょう。

それはまるで、自らが動くのに合わせて、世界が応じてくれるような、「接待」のような恩恵です。

人にはそれぞれ役割があり、世界(人生)から求められる生き方があります。

第9ハウス(室)の木星は、向上心があり、努力家であることに加えて、大らかで寛容的であるため、人に好かれる場合が多いです。

木星は「運とチャンスは人を通してもたらされる」ということを教える天体でもあります。

この真理を地で体現する組み合わせが、第9ハウス(室)の木星なのです。


第9ハウス(室)と木星の組み合わせは、理解力と柔軟性、そして発展的・肯定的な価値観が特長といえます。

第9ハウス(室)の木星は、第9ハウス(室)の象意の全般に適正と親和性を持ちますので、意志と行動次第で、探究も社会性も、内面性も精神性もいかようにも発展していくはずです。

具体的には、教育、法律、執筆、出版、海外での仕事、宗教、哲学などですが、第9ハウス(室)の木星は、根本的に「人が求める欲求」に応える素養が備わっています。

そのためあまりに酷い環境に育たない限り、主体性を発揮しない、ということはないでしょう。

それどころか、やること成すことが成功し、多幸に恵まれるといっても言い過ぎではありません。

海外や国際交流に縁があり、また親戚の兄弟姉妹からのサポートも期待できます。

第9ハウス(室)の木星にとって重要なことは、「人生を肯定的に生きること」です。

何をしても転ばない、ということは、裏を返せば、苦労や恐怖を知ることができない、ということでもあります。

それは「楽」かもしれませんが、広い視点で見れば「面白みに欠ける」のです。

そういう意味で、人生が良いこと尽くめであったり、他者からもてはやされることで、慢心したり、感謝の心を忘れてしまわないように、客観視がとても大切になるでしょう。

第9ハウス(室) × 土星

第9ハウス(室)の土星は、「継続的な成長」を重要視します。

土星は太陽系10天体の中で、「監督」的な存在で、私たちの人生の行く末を見守りつつ、厳しく取り締まる天体です。

また土星は、「物質世界での責任」を全うする意識を促しますので、土星が位置するハウスは「試練」や「鍛錬」、「苦難」、そして「苦手意識」がつきまといます。

第9ハウス(室)の土星は、「時間をかけること」と「確実な成長」を大切にし、自分自身と他者を分け隔てなく扱うでしょう。

そのため第9ハウス(室)の土星は、「教育者」と「研究者」に向いています。

どちらも長時間・長期間の学びや教育、導きが必要です。

教育の場合は、他者の成長を見守り、研究の場合は、発展や変化の過程(プロセス)を見守りますから、忍耐力と持久力が求められます。

土星は衝動的に動くことが無く、努めて理性的に振る舞おうとしますが、頑固さや融通の利かなさが発揮されると、発展性が萎んでしまうこともあるかもしれません。

土星が位置するハウスのテーマは、長期戦であることが世の常です。

ですが土星の影響力を実感している場合、そのことを受け入れる、というよりも、「諦めている」感覚に近いかもしれません。

この諦めの意識のせいか、確固たる実績や信頼性を重視し、自身も恥ずかしくな行いや学び、振る舞いを遵守しようとします。

第9ハウス(室)の土星は、持ち場を離れることを嫌う(苦手な)ため、滅多な理由や仕事でない限り、海外へ出向くことはありません。

それこそ土星の「強制力」によって、生活基盤を生まれた場所から離れた場所や地域、国に築かざるを得ない暗示もあります。

第9ハウス(室)の土星にとって重要なことは、「期待を裏切らないこと」です。

それは自分自身に対してもですし、他者や社会、更には「お天道様(宇宙・神様)」に対しても同じかもしれません。

土星は意識的にも無意識的にも、人生に義務を、他者に恩を感じさせます。

そのため期待を裏切ることはおろか、自身の価値観以上の成果を上げることを、自分自身に課しつつ、その重荷によって、継続的な成長をし続けることができるのかもしれません。

第9ハウス(室) × 天王星

第9ハウス(室)の天王星は、「先見の明と刺激」を重要視します。

天王星は、火星や土星が「マラフィック(凶星)」的な作用や意識は与えませんが、「突然の変化」や「一般的に浸透しない価値観」をもたらす天体です。

第9ハウス(室)の天王星は、独自の思想と価値観が尊重されることを望み、環境と人を選びます。

もちろん自身には適応力や順応力は備わっているのですが、「必要性」と「論理性」が無ければ、協調性を乱すことも気にしないのが、天王星の純粋性・独創性です。

第9ハウス(室)の天王星は「慣習」や「時代に適さない考え方や手法」は排除し、発展的で斬新な思考や在り方を追究します。

そのため第9ハウス(室)の象意である教育や執筆(表現)、科学、研究、哲学に対しても、風穴を開けるような価値観を見出そうとするでしょう。

特に教育に関しては、最先端の科学技術を導入し、効率的、且つ、画期的なカリキュラムを組み、指導方針で周りと対立する暗示があります。


天王星と水瓶座は、個性と自由を尊重されることを望みますので、第9ハウス(室)の天王星は、自分自身はもちろん、他者に対しても、フラットで論理的に扱いをするでしょう。

また海外での縁にも恵まれますが、期待するような環境や条件、人との関係性に恵まれなかったりしますので、孤独を味わう暗示もあります。

自らの「他者への理解」が受け入れられるまで、ある程度の時間が必要なので、自身の思想や価値観に固執する傾向があり、酷い場合は狂信的に振る舞うことがあるかもしれません。

第9ハウス(室)の天王星にとって重要なことは、「可能性を諦めないこと」です。

第9ハウス(室)と木星、そして射手座は、可能性を諦めず、肯定的に物事を捉え、多角的・俯瞰的な価値観によって、人生を充実させる意識を促します。

そのため第9ハウス(室)の天王星は、自分自身と他者に寛容でありつつ、時間をかけることを許すことが大切です。

いくら文句を言ったところで、やはり私たちは他人を変えることはできません。

更に時代の経過と変化も、最善のタイミングで訪れますから、時代の先を見据える力を抑えることもまた、自己探求と真理探究のすり合わせといえるでしょう。

第9ハウス(室) × 海王星

第9ハウス(室)の海王星は、「夢を忘れないこと」を重要視します。

海王星は「曖昧な状態」や「変性意識」、「境界線の喪失」を司る天体です。

第9ハウス(室)の象意は、真理探究や精神性だけに限定されませんが、海王星の場合は、より非現実的な事柄に意識を向けます。

それは真理とかけ離れ、ファンタジーや妄想の世界、個人的な世界観を膨らませることに発展する暗示もあるため、他者の意見と価値観を真摯に受け入れることが大切です。

海王星は月以上に、自身の感情や意図によって、意識を現実から逸らす働きを持ちます。

そのため第9ハウス(室)の海王星は、神秘性や芸術性に傾倒し、場合によっては宗教にドップリ浸かり、「救世主」や「人格神」を崇める、といったことも無きにしも非ずです。

海王星は金星の上位の天体といわれますが、海王星の場合は、身体性を軽視し、特殊な変性状態や麻痺状態、酩酊状態、忘却状態における快楽・快感を求める傾向があります。

そのため第9ハウス(室)の海王星は、狂信的・妄想的になり、非現実性に拍車がかかる恐れがあるため、明確な目的と役割を自分に与えることが何よりも大切です。

第9ハウス(室)の海王星にとって重要なことは、「理想と現実の区別をつけること」に尽きます。

海王星は、言ってみれば、「現実不可能な願望」を抱かせますので、自身が求める探究と、物質世界での探究には、落差や次元の違いがあることを自覚しなければいけません。

それは決して「絶望」や「空虚」を意味しているわけでも、幼稚さや稚拙さの烙印を押されている、というわけでもないのです。

こういった「聞き分けの良さ」を持つことが、第9ハウス(室)の海王星が持つべき「現実性」であり、物質世界における神秘性や精神性への健全な態度といえます。

期待や憧れ、夢を持つことは自由ですが、実際に自分自身が実現可能であるかをしっかりと把握した上で、自身の共感能力、直感力、感受性、包容性を発揮することが大切なのです。

第9ハウス(室) × 冥王星

第9ハウス(室)の冥王星は、「徹底さと妥協しないこと」を重要視します。

冥王星は、第9ハウス(室)の1つ前の第8ハウス(室)で、大きな変容のためのエネルギーを発揮しました。

ですが冥王星が位置するハウスは、どこであっても、「根源的な欲求」や「死生観」などを想起させ、拭い去ることができない葛藤と揺るぎない意志をもたらされるでしょう。

第9ハウス(室)の冥王星は、俗世間の、一般大衆の価値観とは一線を画し、孤高の立場を築き、説得力と洞察力、そして容赦の無い眼差しで自身と他者、社会を見定めます。

冥王星は、どの星座・ハウスに位置しても、圧倒的な行動力と弛まぬ努力、忍耐力と理解力を与え、内外問わず、徹底して立ち向かう意識を与える天体です。

第9ハウス(室)の冥王星は、自身が経験した変容を、他者にも分かりやすく伝えたいと願いながら、現実的には叶わないことを知っています。

だからこそ宗教や政治、法律関係、心理学、神秘学、宗教などにおいて、人間が最も反応する事柄を学び、大きな影響力を持とうとするのが第9ハウス(室)の冥王星です。

第9ハウス(室)の冥王星は、海外生活や海外留学に興味を持つだけでなく、価値観や文化が違う環境に根差す、精神性を学ぼうとします。

遠方の縁のある土地で出会う人と、深い関わりを持ちながら、自身の価値観を崩し・壊し、両極的な感情の衝突と葛藤を経て、新しい価値観に目覚めるでしょう。

そういった意識と価値観によって、崇高な思想や極限的な死生観を育てることに生き甲斐と、「産みの苦しみ」を体験します。

第9ハウス(室)は占星術やタロット、スピリチュアルな物事も象徴するため、第9ハウス(室)の冥王星は、占い師や神秘家、宗教家になることも少なくありません。

第9ハウス(室)の冥王星にとって重要なことは、「変容の素材を集めること」です。

世の中には普遍的で、分かりやすい学びもあれば、隠れた神秘や真理も潜んでいます。

第9ハウス(室)の冥王星は、人が確実に反応し、時には恐怖するような価値と可能性に触れることで、発展的でありながら、変容的な探究を続けることを続けるのです。

第9ハウス(室) × ドラゴンヘッド

第9ハウス(室)のドラゴンヘッドは、「俯瞰的な視点を持つこと」がテーマです。

ドラゴンヘッドは、人生の方向性を意味し、また人生の全体の流れが向かう学びを表します。

第9ハウス(室)のドラゴンヘッドは、「探究心と好奇心を満たす挑戦」にオープンになり、発展性と可能性を見出すことが重要です。

ドラゴンヘッドが位置するハウスは、「人生の重要な指針」であり、「学び」と「気づき」、そして「思いもしない出会い」が用意されています。


第9ハウス(室)の象意は、「理解力」や「意識」の拡大・拡張ですから、思い込みを外し、人生観を広げる学びが、人生を拓くでしょう。

そのキッカケとして、尊敬できる人とその人の言葉との出会いや、海外文化や外国人との交流、旅行や留学などが挙げられます。

人生の方向性が「深み」や「奥行き」、そして「俯瞰的な視点」となると、やはりコンフォートゾーンを出る勇気が必要になり、ご自分に挑戦する機会を与えることが大切です。

第9ハウス(室)のドラゴンヘッドにとって重要なことは、「人生に希望を持つこと」。


なぜ俯瞰的な視点が必要なのかは、ずばり、世の中に無限に溢れている可能性と、その可能性が導く道を見出すことが可能になるからです。


あなたの人生は、主体性や意識の発揮と、客体性や大いなる働きの合流によって、大きく発展する可能性を秘めています。

ですから「挑戦すること」や「希望を持ち続けること」を大切にしてください。

第9ハウス(室) × バーテックス

バーテックスは「世界(人生)との約束」であり、自分という存在に与えられた役割や性質を発揮する、というある種、「義務に対する誠実さ」を問う感受点です。

第9ハウス(室)のバーテックスは、「精神性を広めること」を学びとします。

バーテックスは、他者から義務を果たすことを求められるとともに、個性や純粋性、才能や能力の発揮を引き出す感受点です。

第9ハウス(室)のバーテックスは、「他者に広める役割」を買って出るとともに、自ら学びを追究し、専門的な立ち位置を獲得することが望ましいといえます。

なぜなら第9ハウス(室)は、執筆や研究、哲学や思想の他、伝達や広報といった「発信する役割」を表すからです。

自分の研究や探究が、そのまま他者の役に立つことが分かると、より自己理解と自己発展に取り組みやすくなります。

また発信する内容は、あらゆる場所やソースから情報を仕入れることによって、博識にもなれば、多様な価値観を触れることにもなるはずです。

与えられた役割によって、成長が促される、それがバーテックスがもたらす恩恵であり、第9ハウス(室)の象意としても、追究・探究が直接的な影響力を持つことになります。

ですからご自分に与えられる役割はもちろんのこと、巡って来る縁と状況を活かし、可能性と発展性を見出してください。

あなたの学びと探究を通して、精神性を高めるキッカケを掴める人が増えるはずです。

第9ハウス(室) × パート・オブ・フォーチュン

パート・オブ・フォーチュンは、自分自身と、他者・世界との豊かさの交差点、または幸運の鍵のようなものであり、可能性の在りかです。

第9ハウス(室)のパート・オブ・フォーチュンは、「探究心が実を結ばせる可能性」がポイント。

パート・オブ・フォーチュンは「幸運の在りか」ですから、特別な他者との関係性の構築の過程(プロセス)に、縁とチャンスが用意されていることを暗示しています。

パート・オブ・フォーチュンは天体でいうところの、木星的な暗示です。

ですから第9ハウス(室)のパート・オブ・フォーチュンは、あなたの探究や研究、学びや遠方での縁が、大きな成功と名誉に繋がることを伝えています。

あなたの興味・関心は、単なる趣味や習い事では収まることを知らず、必ず他者の役に立ち、またあなたの人生を輝かしいものにするはずです。

あなたにとって、学問、海外文化、執筆、出版、宗教、法律などが、人生のターニングポイントを迎えるキッカケになるでしょう。

大切なことは、第9ハウス(室)の象意でもある「導き」に身と心を委ねることです。

幸運は与えられるべくして与えられ、成長と発展を託された人の元に訪れます。

あなたは小さなキッカケを大きな波に変え、あなたを中心として、喜びの輪を広げていく可能性を、自ら見出していくでしょう。

その可能性は、あなたが「自分を幸せにする」という意識を持ち、後にその意識が、「他者を幸せにする」という全体性の意識を目覚めさせるはずです。

そして「与えられる豊かさ」は、有り難く受け取り、形を変えて他者や社会に還元しようとすることが、あなたが世界に期待され、恩を返す手段となるでしょう。

【まとめ】第9ハウス(室)は可能性を掘り下げるハウス!

今回は第9ハウス(室)について解説させていただきました。


第9ハウス(室)は、比較的風通しが良い、自発的に選択し、行動ができる段階です。


人生はどのような「概念」や「価値観」を持って生きるかで、大きな違いが生まれます。


第9ハウス(室)・射手座、そして木星は、可能性を探し、自分自身にチャンスと縁、導きを与える意識を促してくれる、といっても過言ではありません。


なぜなら私たちは、物質世界という、制約・制限や不自由さの中で、自らの意志を発掘し、社会の中で可能性を開拓することが、「太陽の獲得と発揮」となるからです。

第9ハウス(室)は、外交的で社交的ではあるものの、外側の世界に用意された学びに対して、俯瞰した視点や追究する在り方を学ばせます。

これまでの価値観を否定されるような未知の体験に挑みつつ、否定されても何の支障も無い、という価値観を手に入れることが、探究や追究が与えてくれる意識です。

第8ハウス(室)・蠍座では、閉鎖的な空間と完成において、どこか「絶対的な正義」や「逃れられない執着」に縛り付けられる感覚が与えられます。

その感覚から自らを解放し、依存先を増やすことや、選択肢や価値観を多く持つことによって、人生を豊かにできることを知るのが、第9ハウス(室)なのです。


第9ハウス(室)は社会性を高めつつ、自分自身に専門性や探究心という武器(得意分野)を与え、人生をより発展的に、また刺激的にするための学びと楽しみのハウス。

自分だけにしか興味が無い「自己愛性」は、どこまでいっても発展がありません。

それどころか、世界にあるものすべてを利用し、他者貢献はおろか、迷惑行為に発展したり、他者を巻き込む恐れもあります。

間違っても自己愛性が悪である、ということではなく、自分自身に健全で発展的な学びを与えるためには、意識を外に向けつつ、内面を俯瞰する視点が必要である、ということです。


第9ハウス(室)は、自分自身を知るために、他者や現実に理解を示し、あらゆる学びに対して素直さと謙虚さを育てる段階。

それは後々、自分を理解しているからこそ、他者や現実に寛容的・肯定的に臨むことを促しますので、自分の適正や個性に合った専門性を探究することは、大変重要です。


私たちが思い悩む大きな原因は、「可能性が無いと思い込むこと」や「選択肢を持たないこと」であったりします。

また「同じことを考える」だけでなく、「最悪な状況ばかりを連想する」といった習慣によって、私たちは自分自身を追い込んでしまうのです。


ですから私たちは、「思い悩む癖」を止め、「自分を幸せにする意識」を育てるために、より多くの価値観や選択、希望を持つ必要があります。

これが射手座のキーワードである、「I Understand:我、理解する」という、「ありのままの現状(現実)を知る」、ということです。

現実を知ることは、喜びも哀しみも、可能性も絶望も、導きも理不尽さも、あらゆることを認める、ということ。

第9ハウス(室)は、俯瞰した視点と客観的な意識を育てつつ、主体的に考え、動くことによって、「現実はどのようにもクリエイトできる」という確信に行き着くように促します。

「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があるように、導きや働きを見出すためには、置かれている場所で精進しつつ、希望を持ち続けることが大切です。

いくらホロスコープに豊かさや喜びの暗示があっても、行動することが無ければ、導いも働きも迎えには来てくれないのですから。

あなたがご自分に学びと挑戦、そして可能性を与えることは、あなたを通して、他者と世界に豊かさを還元することにもなる、このことを忘れないでくださいね。

この意識は、実に射手座・木星的で、「認めること(肯定すること)」が、いかに無敵であるかがお分かりいただけるのではないかと思います。

ホロスコープリーディングは、時間をかければかけるほど、多くの気づきとヒントを与えてくれますので、是非このまま講座を読み進めてくださいね!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

それでは、次回の「第10ハウス(室)」の講座でお会いしましょう!

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