【天体別】海王星の世界を徹底解説!曖昧さが精神世界の扉を開く!

【天体別】海王星の世界を徹底解説!曖昧さが精神世界の扉を開く!

「初心者が最初に巡り会いたい『深楽しい』西洋占星術講座に」ようこそ!

ホロスコープを読み解く上で、① 星座、② 天体、③ ハウスの3つは特に重要です。

占星術において、天体は主要なキャラクターです。


今回も太陽系10天体について解説させていただきます!

太陽系に存在する星たちは、必ず自分の役割を持ち、今日も宇宙全体の創造活動に貢献しています。

もちろん宇宙全体の中には、あなたも入っていますし、あなたが関わっている人すべての人も一緒です。

個々の天体が持つ力は、宇宙の働きが成り立つために分配されています。


そしてどの天体がどのような力を発揮するのかは、あなたのホロスコープに詳しく描かれているのです。

それでは、ホロスコープを読み解き、あなたがご自分の魂の計画を知る上で大切な、あなたの海王星の役割を見ていきましょう。

今回は天体別の解説の第9となる、海王星の解説です。

どうぞ最後までお付き合いくださいね!

WEBライター。西洋占星術の講座を継続的に執筆中。占いの他、神道の学びやレイキヒーリング、言霊学などを通して、精神探究を続けています。只今、オリジナルの占星術鑑定を計画中です。

一ノ瀬ユイをフォローする

海王星の基本情報

海王星は、占星術において「インスピレーションの源」のような天体です。


海王星と魚座は、目に見えない世界や領域に関わり、私たちの顕在意識とそれ以上の意識をつなぐ架け橋になります。


海王星は「数字的に存在する」とされていた不思議な天体です。

天文学において、海王星は「あるかどうか分からない」というプロセスを経て、1846年に発見されました。

こういった経緯は、私たちの文明や科学技術の進歩が、事象とマッチしていることを想起させてくれます。


トランスサタニアンが発見され、注目されるまで、占星術においても土星が太陽系の支配者だったのですから、占星術も時代の流れを汲んで進歩しているということになりますね。

海王星は「直感」や「芸術」、「アルコール」や「自我の喪失」といったように、「非日常」を予感させる役割を担っています。

私たちが何かに集中する時、「ゾーンに入る」というような表現が使われ、そういった場合の時間の経過は実に不思議です。

まるで私たちの意識は、邪魔になるものが無い時、物質世界からの制約から解放されているように思えるのですから。


海王星は私たちに、「現実逃避」や「非日常」を強要するわけではありません。

現代において海王星に導かれ、バランスの良い人生を送っている人は、どんな人でしょうか?


それは身体 (物質) と心 (感情) の両方を大切にし、更に宇宙の真理や意識の領域と健全に関わる人です。

海王星の影響が人生そのものに表れる人は、芸術家や音楽家、治療家、宗教家、医療従事者、映像クリエイターといった人々。


音楽家のモーツァルトが、作品の出どころは「インスピレーション」と語ったことは有名です。

私たちの現実を、「物質的な夢」や「仮想現実」などの言葉で表現したら、目に見えない世界はあながち「ありえない話」ではなくなるかもしれませんね。


また海王星は、「トランス状態」や「恍惚」といった象意がありますから、私たちの情熱や知的好奇心は、海王星に後押しされている側面もあります。

海王星も魚座も、「目に見えないだけで、誰もがつながっている」ということを教えてくれているのです。


とはいえこの物質世界は、「個の意識」として生きることを体験するためにありますから、肉体を捨てたり、物質世界を否定することは論外といえるでしょう。


私たちは「源」や「大元」の場所から旅を始め、いつ終わりに辿り着くのか分からない魂の進化の物語を歩んでいます。

それは実証したり、信じ込む必要はなく、「そうとしか考えられない仮説」として保留にしておいてもいいのです。

「悪魔の証明」という言葉があるように、私たちにとっての「真実」は、自分自身で体験したことだけ。

いくら再現性があり、科学的に証明できたとしても、それは事実でしかないのです。


海王星はそういった「事実という現実」と、「神秘という真実」の境界線を曖昧にし、実は肉体や物質は「グラデーションの中の特定の位置」でしかないことを伝えています。

あなたがこの世で占星術に触れ、あなたの内側で宇宙の真理が「なんとなく」掴めるのなら、それは海王星のサポートがついているといえるでしょう。


海王星を語る上で、「論理」と「精神性」という概念を柔らかくするために、前置きが長くなりました。

下記に、基本情報をまとめました。

  • 海王星は天王星型惑星であり、天王星と同等の大きさである
  • 海王星は、肉眼で確認できない惑星である
  • 海王星の公転周期は、約164.7年 
  • 海王星の自転周期は、約16時間6分 
  • 海王星は約14年で星座を移動する (=イングレス)
  • 海王星はトランスサタニアンの1つである
  • 海王星を表すキーワードには、目に見えない領域、集合的無意識、同化、夢、忘却、酔い、憧れ、想像力、曖昧さ、希薄な境界線、占星術、神秘性などがある
  • 海王星のナチュラルサインは、魚座
  • 海王星の年齢領域は、老年期以降から寿命までに相当し、肉体からの解放を予感させる

*天体は大きく分けて、① 個人天体、② 社会天体、③ トランスサタニアンに分かれ、海王星はトランスサタニアンの1つで、【現実からの解放】を象徴する天体です。

海王星の年齢領域

占星術には、「年齢領域」または「年齢域」という考え方があります。

太陽系10天体すべてが、人生のステージ・成長段階に対応しているということです。

海王星の年齢領域は85歳~寿命までです。


天王星が「時代」を表すなら、海王星は「生死への準備期間」と表現することができます。


解剖学の分野では、「死の定義」は3つほどあるそうですが、それは観察者からの視点でしかありません。

延命措置や安楽死に絶対的な決定を下せないのは、「当事者の意見」を汲み取ることができないためです。


また人の病気や死に関わったことがある人の多くは、「死期が間近に迫る瞬間」を「お迎えの時」と表現します。

そして死後の世界は、その人の生前の意識が深く関わっているともいわれ、色んな議論や思想、霊視などがありますが、他者の事実を真実とすることができません。

臨死体験を経験する人も多くいますが、「脳の錯覚」や「脳の保護システム」などの解釈されることもありますから、実際のところは分からないものです。


海王星の象意である「目に見えない世界」は、「掴めない世界」であり、「なんでもありの世界」ともいえるでしょう。

私たちが人生を生きていて、好き嫌いが逆転することもあれば、できなかったことができるようになることも、幸運や不運が突如として訪れることもあるでしょう。


この世を上手く生きるためには、「自分の思い込み」を外すことが大切になります。

それは言い換えれば、「物質世界」と「意識の世界」に関わる「割合やタイミングの調整」といえるでしょう。

私たちは24時間ずっと働くことはできませんし、かといって24時間瞑想を続けていては実生活は成り立たないのですから。

私たちは常に「今直面していること」から逃げず、かといって固執せずに生きて、「すべての経験は体験するためにある」という肯定的な生き方が大切になります。


ですから目に見えない世界も、「あるかもしれない」や「あるからこそ生き甲斐がある」という風に捉えることで、恐怖に振り回されない人生にしていくことができるでしょう。

私たちにとって寿命とは、「タイムリミット」や「恐怖」といった側面がありますが、それと同時に「目に見えない世界を受け入れる」バロメーターでもあるのです。

海王星が象徴するもの・キーワード

海王星の象徴

海王星の象徴は、主に3つあります。

  1. 夢・芸術・インスピレーション・神秘性
  2. 変性意識・トランス状態・恍惚感・ヴィジョン・アルコール・酔い
  3. 同化・一体感・曖昧さ・共感・集合的無意識・自我や境界線の喪失


目に見えない領域は、何も瞑想や神秘体験、非科学的な現象の専売特許でも、特別な人しかアクセスできないわけではありません。

先ほどお伝えしたように、占星術は海王星の領域ですから、海王星のエネルギーは、占星術を学んでいると、自然と発揮されていきます。

大切なことは、あなたが内面に意識を向けることです。

私たちは嫌でも寿命を迎えなくてはいけないのですが、私たちの「未知」への好奇心は、「分からないから」こそ高まります。


ですがあなたが日々の生活の中で、少しの時間を取って占星術に取り組むことで、あなたは自然と潜在意識以降の領域へとアクセスすることになるでしょう。

「自己分析」を目に見える事象だけに限定せず、自然の摂理や宇宙の働きにも意識を向けることで、あなたという「個の存在」は全体性に含まれていることが分かっていきます。

突如と降りてくる「直感」は不安定さがありますが、内面を観察していくことで得られる「直観」は、体感を伴ってあなたに何らかの「確信」を与えてくれるでしょう。


それでは、海王星が持つ3つの象意について解説させていただきます。

夢・芸術・インスピレーション・神秘性

私たちを構成する要素を大まかに分けると、物質 (身体)、心 (感情) の他に、魂や精神、意識といったものとされています。

更に細かく分けることはできるのですが、ここでは分かりやすいように、「動かせる身体」と「体感する心」、「コントロールできない領域」の3つに分けることにしますね。


私たちが意図しない時に起こる状態や現象は、「降ってくる」や「入り込む」、「思い浮かぶ」という表現に例えられます。

夢には予知夢や明晰夢、正夢などがあり、表されるものは暗示や願望、記憶の整理など様々ですね。

海王星は顕在意識が働かない「時間帯」に強く働くこともあれば、何らかの条件や状態が揃った「瞬間的」に働くこともあります。

仕事や趣味、生き甲斐に没頭する時に、そういった状態になることもあるでしょう。


また神秘的な場所を訪れたり、行(ぎょう)に取り組むことで、神秘体験や非日常的な経験をすることもあります。

これらはすべて、「意図しないこと」や「条件が揃う」、「自ら意識を変える」という要素がありますが、私たちの意志とは違う働きが関与していることが分かりますね。


海王星のエネルギーは、私たちに物質世界で活かすためのお知らせをしてくれたり、エネルギーそのものが与えられることを教えてくれます。

「必要なことは起こる」と言いますし、また「必要な時のために準備する」ことも大切でしょう。

あなたが海王星のエネルギーを体感したり、引き込むためには、毎日を健やかに過ごし、自然体のあなたで過ごす時間を長く持つことです。

あらゆる天体のエネルギーは、自然体の時や、素直な時などの「自然の摂理に抵抗しない」ことが大事になります。

変性意識・トランス状態・恍惚感・ヴィジョン・アルコール・酔い

目に見えない世界と現実は「重なっている」という表現されることがあります。


もし私たちが目に見えない世界だけを生きているのなら、眠っている時や、酔っている時、非日常を味わっている時、私たちの「実体」はどこに存在しているのでしょうか?

顕在意識が働いていることで、私たちは外部からの無限の情報のほとんどをシャットアウトし、処理できる情報量だけに対応しているといわれています。


では、この顕在意識の働きを鈍らせたり、無効化したら、私たちの体感や意識は、どのようになるのでしょうか?


アルコールを飲んだり、(合法の) 薬物摂取をすることで、筋肉や神経、感覚が鈍り、理性や感情の働きまで変わりますよね。

その他に、瞑想やヘミシンク音源、トランス状態に導く音楽や踊り、映像、儀式などで意識を変えることはできますが、毎回同じ体験をすることが難しいという一面があります。

海王星が持つ「非日常」や「普通ではない」とは、「コントロールできない領域」ですから、ギャンブルに近いため、危険な側面があるのです。

そういう意味では、海王星は判断を鈍らせる働きを持っているため、現実を生きることを放棄しないことが大切。


とはいえ私たちの本能や心理は、恐怖に対して強烈に働きます。

目に見えない世界は、私たちの自我や心だけでは受け止め切れない世界なのかもしれませんね。

そのため時代が進むにつれ、人類は「無理をしなくても」、肉体を持ちながら、また顕在意識を保ちながら、海王星の領域に対する理解が進むかもしれません。


繰り返しになりますが、「無理は禁物」ですから、あなたの自我や精神が崩壊するような方法で、意識の領域を無暗に冒険しないでくださいね!

同化・一体感・曖昧さ・共感・集合的無意識・自我や境界線の喪失

酔いや恍惚感、麻酔といったものは、私たちに一種の「快楽」を与えてくれます。

それは「制限からの解放」を意味しますし、「中毒性」があるため注意が必要です。


海王星と魚座は、「痛みを忘れる」「物質世界の呪縛を外す」といった働きをします。

私たちが「個としての意識」を保っているのは、肉体的・物質的に分離・別離しているからです。


海王星も魚座も、「同化しなければならない!」や「一体化する必要がある!」と主張しているわけではありません。

あくまで私たちは、調和や一体感によって、1人きりでは体験できない感動や喜び、達成感を得ることができる、ということです。

とはいえ私たちは、他者と関わること以上に、「自分と仲良くすること」を大切にしなければいけません。


なぜなら私たちはこの地球で、「自分の魂の計画を再現」しに来ているのですから。

もし私たちが常に誰かと意識を共有していて、情報の何もかもが筒抜けだったら、嫌気がさしてしまいませんか?

私たちは他者と境界線を持つことで、逆に互いに尊重することができます。

それは肉体を持って生きているからこそ、必要な条件であり、恵まれた環境と言えるでしょう。


海王星のエネルギーが厄介な作用をする時、私たちは「個性を投げ捨ててしまう」ことだってあります。

それは人生への冒涜であり、魂に傷をつけることになるでしょう。

宇宙の真理や生命のつながりは、決して私たちを彷徨わせたり、傷つけるものではありません。


ですから私たちは適度に「目に見えない世界」を捉え、逆に現実に活かすような意識を保つことが大切です。

海王星に関するキーワード

補足として、海王星に関するキーワードをまとめました。

  • 理想・夢・憧れ
  • 幻想・妄想
  • 宗教・信仰
  • 想像力・ヴィジョン
  • 変性意識・トランス状態
  • 目に見えないもの・世界・領域
  • 感情のつながり、一体感
  • 非日常・非現実
  • 恐怖が薄れること
  • 他者との同化
  • 自分を無くすこと
  • 忘れること・忘却
  • 浮足立った生き方
  • 共感・同情
  • 酔い・酩酊
  • 依存・依存状態
  • 痺れ・麻酔
  • 境界が薄れること
  • 甘え・受け身
  • インスピレーション・直感
  • 神秘体験・天啓
  • 自己犠牲・献身

 etc

更に深掘りすると、以下のような表現ができます。

  • 明確な夢・予想外の夢
  • 夢を見る力
  • 抽象的なものへの憧れ・欲求
  • 信頼と信用
  • 自分を明け渡すこと
  • 固定概念からの解放
  • 肉体的な痛みの回避
  • 精神的な苦痛の回避
  • 危険への欲求・衝動
  • 現実逃避・現実に対する諦め
  • 現実や事実に恐怖すること・状態
  • 他者との深い関わりへの強い欲求
  • 自己卑下と他者に対する過度の尊重
  • 自我が薄れる快感・快楽、自暴自棄
  • 神秘性・抽象性への過度の期待
  • 誰かの救いになりたいという願望と行為、振る舞い
  • 特別な存在でありたいという願望と現実とのギャップ
  • 曖昧さによって意識を歪めること

   etc

文字だけを追って、少し恐怖心が沸いたなら、あなたの意識は健全です。


私たちの心には、自然や宇宙の働きに対して、「畏敬の念」というものがあります。

それは自己卑下などではなく、「生かされている」という事実に基づく、自然な思いであり、私たちの力が及ばない事実に対する「謙虚さ」です。

海王星は目に見える世界と、目に見えない世界がつながっていることを教えてくれますが、「簡単に掌握することはできない」ということも教えています。


また海王星のエネルギーや働きが、ストレートに私たちに届かない、ということもあり得ます。

それは顕在意識の働きが、私たちが思っている以上に、私たちを物質世界・現実に繋ぎ止めているということ。


そして私たちがそれぞれ持っている価値観・思い込みが、目に見えない世界の捉え方に影響を与えてもいます。

海王星自体が、「願望」や「憧れ」といった心理を呼び起こすため、私たちは過度のリスクを冒してまで、魑魅魍魎の世界へ飛び込んではいけないのです。


真理は「至るもの」であって、「願って与えられるもの」ではありません。

あなたが占星術に触れることで、「内面と向き合う時間」が最も重要であることがご理解していただけるでしょう。


それは突発的な奇跡体験を待つよりも、積極的に「自分を知る作業」に集中することの方が、何より価値があるからです。


あなたには占星術を通して宇宙のシステムに触れていく中で、インスピレーションや夢、ヴィジョンといった、海王星からのサポートが得られる瞬間が訪れるでしょう。

そういった瞬間こそが、あなたと宇宙の歩幅が合った証であり、私たちが自然体で目に見えない世界に接している証拠なのです。

アセンションと海王星

スピリチュアル業界では、2012年から「アセンション」が始まる、といわれていましたね。


ホロスコープにおいて、「アセンド(上昇)する」ということは、「人生の始まり」という意味を指します。

それが上昇点・アセンダントですね。


また対向には下降点・ディセンダントがあります。

宇宙のサイクルは、アセンダントの時期とディセンダントの時期を繰り返し、2012年以前が下降期のクライマックスであった、いわれています。


2012年から10年が経とうとしていますが、アセンションは相変わらず続いていますし、数千万年単位でアセンションは続いていきます。

地球が誕生して約46億年といわれていますから、それは当たり前のことといえるでしょう。


あまり規模が大きすぎると収拾がつきませんので、占星術の観点からお話をさせていただきますね。


海王星の直近の星座移行(イングレス)は、2011年の4月の魚座入座でした。

その後海王星は一旦水瓶座に戻り、本格的に魚座での運行を始めたのは2012年の2月。


海王星は2012年から約14年の間、支配する星座(ナチュラルハウス)である魚座を運行しますので、「精神文明への理解」は2025年まで続くということになります。


そういう意味では、「アセンション」という言葉が流行したのは自然の成り行きといえるでしょう。

なぜなら海王星や魚座は、「集合的無意識」に働きかけるからです。


ところで海王星は、私たちの集合的無意識に、「何を働きかけた」のでしょうか?

それは「宇宙のサイクル」が段階的に進んでいること、となるでしょう。


物事は一瞬ではなく、徐々に変わっていくものです。


どのような分野でも、「先駆者」や「先発組」という呼ばれる人たちがいます。

1番乗りで波に乗るも、流れを見極めて後から乗るも、良い悪いはありません。


ただ言えることは、宇宙からのメッセージやサインを「キャッチする」人がいるということです。

もちろん精神性を高める人が多くなることは、究極的には喜ばしいことかもしれません。


ただ海王星の象意を解説した通り、海王星のエネルギーには「危うさ」もあります。

自分や現実を見失ってしまったり、妄想や幻想、快楽に溺れてしまうことだってあるのですから。

【12星座別】海王星の意味

あなたのホロスコープでは、海王星はどの星座にありますか?


天体は必ずどこかの星座に位置し、占星術では 海王星星座と呼びますが、海王星の公転周期は約165年のため、海王星星座は、獅子座から魚座に限定されます。

海王星と冥王星の2天体は、まだ体験できていない象意でもありますので、世代的な解釈になりますので、ご注意ください。


多くの天体が1つの星座に集中していることもあれば、バラバラに散らばっていることもあるでしょう。

10天体がどの星座にあり、天体同士の繋がり方を知ることで、ホロスコープはあなたの魂の計画を教えてくれます。

天体と星座の関係は、あなたの顕在意識と潜在意識の両方に影響し、その影響力を自覚できるかどうかは、天体によって異なります。

それでは、海王星星座の意味を解説させていただきます。

海王星 × 牡羊座

牡羊座の情熱に、海王星のインスピレーションが乗ることで生まれる性質は、「自分の夢に向かって突き進む姿」です。


牡羊座海王星は夢を見るだけでなく、達成するまで夢を見続けることができる素直さを持っています。

私たちが「続けること」に困難を感じてしまうのは、「選択肢」が多かったり、「余計な考えや感情」に邪魔されてしまうからでしょう。


その点、牡羊座の情熱は、自身で消すまで消えることはありません。

直観力に冴えた牡羊座は、自分自身を疑うことはないでしょう。


牡羊座海王星は、2025年以降に生まれる人に訪れる星回りです。


魚座海王星の運行までの間に、精神文明への理解が深まるとともに、内面への取り組みが広く行き渡った後に、牡羊座が持つ「純粋性」や「情熱」が活性化していきます。

海王星は「直感力」を与える天体ですので、牡羊座海王星は、「自分が良いと思うもの」や「巡って来たタイミング」を大事にするでしょう。

牡羊座が持つ勝負心は、新しい文化や技術に足を踏み込むことはもちろん、人類が精神文明を作っていく「開拓者」になっていくことが暗示されています。


牡羊座海王星の力を発揮する人は、現時点でまだ生まれていませんが、10年~15年後には影響力のある人物が出てくるでしょう。

海王星 × 牡牛座

前の牡牛座海王星の世代は、1875~1887年で、日本では明治維新後の西洋化の時代でした。

これは他国の文化が流入することにより、価値観が変わり、世界観が広がったことで、人々の感性が刺激されたことを表します。

日本以外の視点に立つと、グローバリゼーションが進み、侵略や支配が加速した、と読むことができます。


牡牛座は「物質的な豊かさ」を象徴し、19世紀はまさに物質文明の発展途上でした。


別の角度からこの世代を見ると、「豊かになることで幸せになれる」という幻想を体験した、ということにもなります。

歴史は後になってから、それもインターネットが普及している今だからこそ、俯瞰して解釈することができますね。


次の牡牛座海王星の世代は、2038年以降から始まります。

今から15年以上が経った時代に、何に価値を感じ、物質との関わりはどのようになっているのか、予想することは大変難しいといえます。


ですが現状を見据えた上で海王星の影響を考えると、「本来価値を感じられるべきもの」に意識が当てられる、と読むことができるでしょう。

マーケティングやメディアによって流行が作られ、私たちの購買欲が刺激されます。

買わなくていいものまで買ってしまったという体験や、キャッチコピーやセールスレターで商品やサービスを買ってしまった、ということがなくなる未来が来るのかもしれませんね。

海王星 × 双子座

前の双子座海王星の世代は、1875~1901年で、文学や芸術が広く広まり、新しい価値観が生まれた時代です。


双子座は「知性」や「コミュニケーション」、「交通」や「運送」を司っていますので、感性や精神性を形にしたり、広めたり、またそれを求めることが盛んに行われたのでしょう。


特に「言語化」や「可視化」をするためには、インスピレーションが必要不可欠です。

海王星のエネルギーが、知性や感情表現に働きかけることで、知的好奇心が刺激され、満たされることと同時に、他者に影響を与えることになっても不思議ではありません。


この星回りは、受け取ったインスピレーションをそのまま鵜呑みにしたり、解釈が浅くなり、またそのまま伝えることで、混乱を招く暗示があります。

次の双子座海王星の世代は、2052年以降に生まれてきますから、どのような時代になっているのか、想像がつきませんね。

海王星 × 蟹座

蟹座海王星は、心地良い「環境作り」や「人間関係」を望み、仲間内で生まれる連帯感に強い憧れや欲求を抱くでしょう。


蟹座が大事にする感情は、「家」や「身内」、「近しい人」に向けられ、そこに海王星のエネルギーが注がれることで、その情緒はより深まっていきます。

空想や妄想は、時に誰かを慰めますし、それが作品になったり、誰かの心の支えにもなり、バカにはできません。


水星座である蟹座は、海王星のエネルギーが浸透しやすい星座といえるでしょう。

1つ前の海王星蟹座世代は、1901~1914年で、物質社会がますます発展すると同時に、家庭の在り方も「固定」された時代といえます。

このような生活様式や男女、社会と家庭の在り方は、近代的な狩猟生活と表現することができるでしょう。

男性性が強制的に強く働いたのが、物質文明です。


ですから「家庭」を守ることが女性の仕事とされていたのは、蟹座海王星が強く働いたから、と見ることができます。

歴史を遡れば、その時代時代に合った生き方があったお陰で、現代の働き方や家庭の築き方、性の在り方への取り組みにつながっています。

次の蟹座海王星の世代は、2066年以降になり、私たちがその世代を確認できるかどうか、という線です。

その頃の人間は、どのような生き方や働き方、感情の表現をし、絆を育んでいるのか、見当がつきませんね!

海王星 × 獅子座

獅子座海王星は、「団結」や「同志」といった言葉が似合う星回りです。


牡羊座と似ているところは、「自分から発信する」ということですが、獅子座の炎は「集結」し、規模を広げ、影響力を高めるに至ります。

獅子座といえば、自立心や独立心が強い分、「大切なものを守る心」も強い星座です。

人間性や存在感に華があることで、自然と活動自体も注目を集め、多くの指示を集めるのが、獅子座海王星。


前の獅子座海王星の世代は、1914~1929年の間ですから、戦争や災害を多く体験した世代です。

私たちの祖父母やそれ以前の祖先が、この時代を生き抜いてくれたお陰で、今の私たちと文明があります。


結果論として「良かった」ということではなく、時代に対する人間性として、「敵に立ち向かうことで大切な存在を守った」世代がいたことは事実。

戦争や争い、対立がクライマックスに達していく世代は、「勝つことが理想」であった世代でもあり、その教訓と結果は、後の世代が引き継ぎ、改めていきます。


このように海王星は、実際的な問題や状況を解決する際に、自身の行いはもちろんのこと、国や所属する組織が掲げる意義に「理想」や「夢」を抱かせるのです。

そこに善悪の判断は下せませんが、少なくとも、海王星が人を「夢中にさせる」働きをすることは知っておいて損はありません。


次の獅子座海王星世代は、2080年以降となり、もはや私たちが生きている時代には似ても似つかない新しい時代となっているかもしれませんね。

海王星 × 乙女座

乙女座海王星は、「信念を守ること」で自分も周りも守ることができると信じる星回りです。


「この世の絶対的な正しさ」があるという前提は、おそらく人それぞれの価値観が影響するでしょう。

乙女座は土星座ですし、ルーティンやルールによって自分を律し、物事をやり遂げる星座。

乙女座が持つ実直さに海王星が関わることで、「自分の信念が正しい」という方程式が成り立ち、それを維持するためにエネルギーを注ぐでしょう。


現代は「多様性」が重んじられてきていますが、その多様性とは、1人ひとりの信念が尊重される、ということになります。


ですから時代背景によって、尊重されるやすい信念と、軽視される信念に分けられる、といったことも起こるのも自然かもしれません。


1つ前の乙女座海王星は、1929~1943年で、最も人類が物質文明の利権を争った世代です。

戦争や争いは、国家的・戦略的な戦いであるためには、「自国の利益を得ることが正義」としなくてはならなかったはず。

そこで敗者となってしまったら、権利が奪われる以上に、自身の信念も失われると「思い込む」というところに、海王星のエネルギーが関わっていたのではないでしょうか?


つまるところ、帝国主義や独裁政治、個人的な執着は、「思い込み」をいかに凝縮し、取り扱えるかということに懸かっているのです。

次の乙女座海王星の世代は、2094年以降。

その時代に戦いや争いがあるかは不明ですが、精神文明の成長期に、何に価値を置くべきかを模索する世代となるかもしれません。

海王星 × 天秤座

天秤座海王星は、「立場」や「距離感」を大切にする星回りです。


天秤座は「自己」と「他者」を明確に分け、境界線を濃く引き、対等に相手と関わろうとします。

そこに相対する海王星の「曖昧さ」が混じることで、天秤座の「許容」は緩み、時と場合によってはいつも以上に密に関わろうとするでしょう。

というのも、天秤座は相手のテリトリーを侵すことはせず、またそれを相手にもさせません。


また天秤座は1対1の関係性や、対等になれる環境を好みます。

それらの条件がクリアされる時、表面では予想もしなかった相互理解や、調和の取れた対話を築いて、「一体感」を楽しむでしょう。


シンプルに表現するなら、「求めるもの」が同じであったり、似通っていることで、味方も支援も増え、そのプロセスを楽しむのが天秤座海王星といえます。


1つ前の天秤座海王星の世代は、1943~1957年で、世界的な戦争の終焉の前後に辺り、「平和な暮らし」と「豊かな暮らし」といった夢や理想が強かった時代です。


世界大戦は悲劇としか言いようがない戦争でしたし、今でも世界では紛争が起こり、戦い方は武力だけではなくなっています。


「調和の取れた関係性」とは、「負ける要因が無い」から成り立つのでしょうか?

この世代における戦争によって、核爆弾が抑止力となり、世界は常に緊張状態にあります。

それは「綱引き」という天秤座海王星的な働きの結果かもしれませんね。


次の天秤座海王星の世代は、2108年以降ですが、地球の環境がどうなっているのでしょう。

人類は自然はおろか、人類同士で協調しているのかは知る由もありませんが、精神文明を日常生活に活かしていることを祈るばかりです。

海王星 × 蠍座

蠍座海王星は、「神秘性」や「未知の世界」、「精神分析」などに強い関心を持ち、他者と深いつながりを持つことを願います。


海王星は蠍座の「探究心」や「同調」をより一層強めるため、他者にとっての「特別の存在になりたい」という願望も強めるでしょう。


蠍座は高い集中力と、過敏な神経を持つ星座ですから、精神性を高めることに関しては、爆発的な行動力と影響力を持ちます。

蠍座海王星の直感は、相手の感情を見抜き、また自分が何をしてあげられるかを瞬時に悟らせるでしょう。


それが結果的に自分と相手、双方のためになるのかはその時々次第ですので、「自分が救世主である」という自惚れや、過度の期待と執着は控える必要があります。


感情は精神世界への鍵であり、そのことを最もよく知っているのが蠍座です。

蠍座は依存することも、依存されることも好みますが、海王星が関わることで、より一体感を持ちたいという欲求が強まります。


蠍座は親密さを築くことで、簡単には崩れない信頼関係を築き、その状態を維持しようと膨大なエネルギーを使うでしょう。

人間は物質的に満たされたり、社会的な成功を収めたりと、「この世的な満足」を得た先には、精神世界へと興味が移るとされています。

成功者や著名人、頭脳明晰と呼ばれる人たちが、宗教や信仰的な生活を大切にしたり、心の拠り所にすることも少なくありません。


1つ前の蠍座海王星世代は、1957~1971年で、「物の豊かさが争いの種になる」ということに嫌気が差し、真理探究や精神性を高める重要性に気づいた人が表れ始めた時代です。

もちろんそれは大多数ではなかったかもしれませんが、蠍座は「ひっそり」と研究や探究を進め、少しずつ同志を増やしていきます。

海王星の働きは、その人が持つ欲求を「正当化」し、助長する側面があるため、蠍座の「支配欲」が強くなり過ぎることは危険です。


蠍座のルーラーは冥王星ですが、海王星と蠍座の相性ほど、「諸刃の刃」になる組み合わせはないかもしれません。

詐欺や精神支配、カルト集団といったものは、華々しさよりも、いかに個人の心を「掴む」かということに重きを置き、時間をかけて信頼関係を築きます。

時間をかけてできあがったものが、実は「毒」であったとしたら、それは悲劇になりますよね。


ですから「精神性」や「感情」、「見えない世界」は、本当に丁重に扱わなければいけないのです。

次の蠍座海王星世代は、約100年後の2122年以降。

その頃の人類の時間に対する認識、また心の分野の分析はどのように変わっているのか、興味がありますね。

海王星 × 射手座

射手座海王星は、「真理探究」や「霊性の研究」に強い関心を抱きます。


星座は「自己」と「他者」に意識を交互に移していくため、射手座は「自己理解」に焦点を当てる星座です。

射手座海王星は、世界を自分の内面の世界で理解するため、知識や神秘性を集めるために世界を旅します。


海王星は射手座の探究心を刺激するとともに、広い視野を持つことで募る「閉塞感」への疑いを持たせ、どんどん知的好奇心の道へと導くのです。

私たちは成長するために、組織や団体に所属したり、会社の元で働いたりすることで、「外部からの教え」を蓄えます。


そのため私たちは知らず知らずのうちに、宗教や組織の理念や価値観、地域や国の風習や道徳観といったものが、私たちの価値観や思考、感情のベースになっているのです。


ですがそれらがもし、私たちを「利用するためのもの」だったら、逆に、私たちを「神秘から遠ざけるもの」だったら、どうでしょうか?

射手座海王星は、意識を広げ、深めていくうちに、「真の理解」を求めるようになり、それまで信じてきたものが「まやかし」ではなかったかを追求します。

射手座の楽観性は、自制心が必要になりますが、それを海王星が助長することで、収拾がつかないこともあるでしょう。


海王星は「終わりの無い精神世界」へと導いてくれますが、手取足取り教えてはくれません。

射手座海王星が「究極の真理」を求めるあまり、地に足がつかなくなったり、実生活が伴わなくなると危険です。


1つ前の射手座海王星の世代は、1971~1984年。

この時代の人々は、戦争後に築かれた物質的な豊かさを謳歌するとともに、宗教や秘教、魔術といったものに注目しました。

「昔からの教えが正しい」とする人もいれば、「自らが新しい教えを作る」人も現れるなど、精神探究は盛んに取り組まれるようになったのです。


とはいえこの時代は、「自分の足」を使って教えを学びにいく時代で、今のように簡単に真理につながる情報に出会うことは難しかったでしょう。

私たちは誰もが、才能や天才性といった、何かしらの「特別なもの」が自分にあると信じたいものです。

スピリチュアルムーブメントが起こった背景には、戦争の体験と物質的な豊かさが実現し、より一層心を満たそうとした証拠といえるでしょう。

流行は「仕掛ける人」がいてこそ始まりますが、需要に応えていることもまた事実。

射手座海王星の時代は、現代の精神探究へのプロセスであり、多くの人が研究と検証を重ねた「膨張期」と表現できるのではないでしょうか。


次の射手座海王星の世代は、約114年後の2136年以降です。

100年後以降の世代を書き記すのは、手応えが感じられませんし、精神性がどのように発展しているのか、イメージが全く沸きませんね!

海王星 × 山羊座

山羊座海王星は、「仕組み」や「循環」を作ることに「夢を見る」星回りです。


「夢を見ること」を別の表現で表すと、「山登りを続けたい」となるでしょうか。

何かを望む時、私たちが楽しんでいるのは「途中経過」であったりします。


もちろんゴールした時の達成感は、高揚し、感動しますが、喜びや幸せは一時的です。

苦しさ辛さはあるけれど、「目標」や「目的」に向かっている時ほど、私たちの心に充足感が育っていきます。

山羊座海王星は、こういった「プロセス」に喜びを感じ、それが多くの人のためになるということを誇りに感じるでしょう。


先ほど「山登り」を「夢を見ること」と表現したのは、まさしく「成長過程」を感じられるとともに、実際に自分が「作っていること」を実感するからです。

山羊座は土星座の最終段階の星座であり、物質の頂点を目指す星座。


ですから精神世界にどっぷりと浸かる、という方向性というよりは、高い精神性を実社会に活かすでしょう。

経営者やリーダーは、「道理」や「義理」という「摂理」を重んじますし、豊かさが循環することを身をもって知っている人が多いものです。

山羊座海王星は、そういった「満足感」や「充実感」が長く続くことを願う半面、物や形はいつか失われることを恐れてもいます。


そのことを象徴しているのが、バブルの崩壊です。

1つ前の山羊座海王星の世代は、1984~1998年で、物質の価値が広く、高く評価された時代でした。

「栄枯盛衰」という言葉と、「諸行無常」という言葉は、山羊座にとって最も恐ろしいかもしれません。


この時代を謳歌する人々にとって、「富を持つこと」が心の充足感であり、限り無い欲を極限まで高めた過程と結果を実現することができました。

ですから山羊座海王星時代を体験した人と、その後の時代の人の価値観にはもの凄い開きがあります。


この世代間の「埋められない溝」は「ジェネレーションギャップ」という言葉で集約されていますね。

この世代の山羊座は、時代が切り替わることを身を持って体験しているため、現状維持や安定志向で、「頑固な人」が多いかもしれません。

「歴史は勝者が作る」という言葉がありますが、それを覆していくのがこれからの時代です。


次の山羊座海王星の世代は、2150年以降。

自然の摂理と実社会、人間の生き方と科学技術は、どのような形で成り立っているのか、人間の精神性はどのような発展を遂げているのかは、未知数です。

海王星 × 水瓶座

水瓶座海王星は、風の時代を作る前段階で、多くの可能性や選択肢、問題と課題が噴き出した、今の時代を生きる人です。


時間が経てば、常識は上書きされますし、利権や支配力は維持できなくなっていくもの。


水瓶座は風星座の最終段階の星座で、公平さや理想の社会を求め、新しい可能性に挑戦します。

誰に見向きもされなくても、いつかのタイミングで評価される時が訪れますが、水瓶座海王星は我が道を突き進むだけです。


それは情熱的であるとか、物欲が強いとか、感情的・衝動的であるというわけではありません。

水瓶座海王星は、内面にある理想や夢に、知的好奇心が追い風を吹かせ、道なき道を歩んでいくのです。


海王星が理想を実現させることに夢中にさせ、制限から解放されることで、水瓶座的な思想が徐々に普及していきます。

今の時代や社会を否定や拒否をすることは簡単ですが、今置かれた状況・環境で、夢を温め続けることは簡単ではありません。

現在社会を変える起爆剤を次々に世に放っているのは、独創性と柔軟性、理想や夢を持っている水瓶座海王星の世代といえるでしょう。


なぜならインターネットが普及した、1998~2011年が。水瓶座海王星の世代だからです。

IT業界とインターネットの技術革新は、私たちの意識進化を更に加速させました。

私たちの価値観は、生まれた環境にあったもので大きく変わります。


生まれた時点で、既にインターネットが整備され始めているわけですから、この世代は情報化社会になんなく対応できたでしょう

現在はインターネットを使えば、どこにいてもリモートワークができますし、距離や時間を問わず、価値のある人材や資材を活用できるようになりました。


それは水瓶座の理想とする、「自由」や「公平性」が実現され、個々の精神性が守られるための準備期間だったのです。

この世代から既に水瓶座の時代が始まっていた、という一説もありますが、何事も「前触れ」があるということでしょう。


次の水瓶座海王星の世代は、2164年以降。

こんな風に公転周期の長い惑星のイングレスを見ると、宇宙の壮大さが感じられるようですね。

海王星 × 魚座

海王星の約165年の公転周期の中で、最も海王星のエネルギーが現実化しやすい14年。

それがまさに、現在進行中の魚座海王星です。


私たちは今、何を感じるように促されているのでしょうか?

土の時代が終わりを告げ、風の時代が始まった、と言われたところで、物質世界のシステムが大きく変わっていないように見えます。


ですが世界の変化は「内側」から変わっていくものです。


そして世界中で「分離」や「隔離」という体験をし、半ば強制的に「内面」を見つめることを余儀なくされています。

こういった事象は、占星術で前々から予感されていましたが、言葉や文章、書籍や情報を仕入れることと、実際に体験することの両者には、天と地の差があります。


どのような流行も「周期的」に流行るものですが、2020年末の木星と土星のグレート・コンジャンクションとグレート・ミューテションは、流行の比ではありません。

この講座では、私たちが「小宇宙」であり、外側に見える「大宇宙」とつながっている、という表現を繰り返しお伝えしてきました。

占星術は自己理解と真理探究を、同時に起こす画期的なツールです。

占星術を学問と呼ぶ人もいれば、真理と呼ぶ人もいますし、漠然とスピリチュアルである、と表現する人もいます。


ちなみに「スピリチュアル」という言葉は、ラテン語の「spiritus」が語源になっていて、霊魂や魂、呼吸や風といった意味があるようです。

スピリチュアリズムは魚座海王星の領分ですが、海王星の「曖昧さ」があるため、次の牡羊座海王星の世代までに、「ふるい」がかけられる時期でもあります。


「内面を見つめる」ことは、流行や自己啓発のレベルではなく、自分を「無」にする境地まで続く長い道のりです。

スピリチュアルという差別化が必要無くなるまで、私たちは内面を見つめることになるでしょう。


魚座海王星の世代は、自然体でいることが上手で、目に見えない世界に抵抗がなく、かといって現実逃避を好んでするわけでもありません。

生まれた時点で、対立や支配が強かった時代の概念や価値観が無いために、トランスサタニアンのエネルギーも受け取りやすいでしょう。


次の魚座海王星の世代は、2176年頃です。

もはやどのような表現も思いつきませんが、大宇宙と自然との調和が成立していることを祈るばかり。

これこそ魚座海王星的な発想でしょうか。



現在海王星は魚座を運行中なので、2025年までの数年の間、海王星の本領が発揮されてきます。

最も天体の影響が出るといわれているのが、星座を出る時です。

魚座は海王星のナチュラルハウスなので、その影響力は大変大きなものになるかもしれません。

今を生きる人にとって、新しい世界が幕を開けることになるのか、それとも恐ろしいと捉えるのかは、私たち次第。

ですが占星術を活用し、内面を客観的に見つめることができていれば、海王星のサポートを得られることは間違いないでしょう。

海王星の影響力

海王星は1つの星座を約14年かけて運行し、約165年で太陽系を1周するため、現実にじわりじわりと影響を与えると考えることができます。


海王星の影響が最も強く出る時期は、魚座を運行中の今この時です。


海王星が他の天体とアスペクトを取る時は、そのアスペクトの状況によって異なります。


魚座を運行中の海王星と、2025年以降の牡羊座を運行中の海王星では、海王星のエネルギーの出力量が違う、と表現できるでしょうか。


運行期間が長いため、トランスサタニアン同士のアスペクトはあまり種類がありませんし、ネイタルチャートの海王星と運行中の海王星が重なることもまずありません。


私たちが基本的に見るべきは、海王星が個人天体と社会天体とアスペクトを取る時です。

ただ海王星は、10天体の中で最も「掴みにくい」エネルギー。


天王星の講座では、変化を受け入れるためには、「自分に素直になること」とお伝えしたように、海王星のエネルギーも、抗わないことが大切です。


ですが重要なことは、「何でもかんでも鵜呑みにしない」ということ。

目に見えない世界への理解は、ただ受け入れるだけでなく、「一旦は受け止める」というステップを挟むと、危険な選択や体験をしなくて済むでしょう。


なにより2,000年を境に、宗教的や修行といったものによって、真理を掴もうとする時代は終わりました。


物質社会を解体し、自然と情報化社会の融合がこれからの時代のテーマとなります。

それを調停する意識が、海王星的な「未知なるもの」への理解であり、「盲目的に信じない生き方」と言えるでしょう。


これから占星術は、ますます需要が高まっていき、多くの人に知られていくといわれています。

それは海王星が十数年前から、地球にエネルギーを注ぎ続けていた結果が表れているからかもしれません。

私たちは「小宇宙」という存在ですから、「大宇宙」を知るためには、まず自分自身を知る必要があります。

この姿勢は同時に、海王星的な「未知の領域」へのアクセスにもつながりますから、「今の自分」から人生を認めることが、あなたの精神性を高めることになるでしょう。

海王星が支配する星座に、他の天体はある?

少しテクニカルなことになりますが、今のうちにと他の天体の絡みを覚えておくと、後でホロスコープを読む解きにラクになります。


海王星のナチュラルサインは魚座でしたね。


あなたのホロスコープでは、魚座に天体は入っているでしょうか?


古典占星術では、木星が魚座のルーラーでしたが、海王星が発見され、魚座の象意を吟味したところ、木星はルーラーとはみなされなくなりました。

これは科学技術の限界だけでなく、「時代の移行」という風に捉えることができます。


魚座ほど海王星の象意にマッチする星座はありません。

天体の働きは星座を通して表れますから、天体が魚座にある場合は、魚座の講座と今回の講座がお役に立てることでしょう。


魚座も海王星も、感情や意識に焦点を当てます。

個人の感情や意識は、「集まる」ことで、流行や時代の流れにもなるのですから、私たちには強い力が備わっていることになりますね。


身体と心は一心同体ですから、どちらも大切にしなければいけませんが、魚座に天体が複数集まっていると、「感情の取り扱い方」を学ぶことになるかもしれません。

自分自身の感情を良く知ることは、他者との関わりを充実させることにつながります。

海王星と魚座が持つ「同化したい」という願望は、ただ他者に依存するのではなく、お互いに自立した上での、「調和」に発展させることが望ましいでしょう。


魚座に天体が無くても、あなたに海王星や魚座の影響が無い、ということではありません。

他の天体が海王星とアスペクトを取っていたり、感受点、小惑星との関わりもありますし、10天体の魚座での運行もあります。

ここでは魚座に天体があるか無いか、だけに留めておき、全体像を把握することに徹しましょう。

チャートルーラーとしての海王星

まずホロスコープで重要視されるのは、① 星座、② 天体、③ ハウスです。

ハウスについては天体別の解説後に解説していきますが、今回は海王星の解説ですので、チャートルーラーとしての海王星について少し触れておきますね。


チャートルーラーとは、アセンダントの星座の支配星のことを指します。


アセンダントとは、「東の地平線」で、星が上昇していく地点です。

ホロスコープでは、アセンダントが生まれ持った性格や性質を表すため、重要視されます。


そのアセンダントに位置する星座の支配星が、チャートルーラーとなり、ホロスコープで影響力の強い天体と考えられるのです。


以下に、チャートルーラーの一覧を挙げておきますね。

  • アセンダントが牡羊座:チャートルーラーは、火星
  • アセンダントが牡牛座:チャートルーラーは、金星
  • アセンダントが双子座:チャートルーラーは、水星
  • アセンダントが蟹座:チャートルーラーは、月
  • アセンダントが獅子座:チャートルーラーは、太陽
  • アセンダントが乙女座:チャートルーラーは、水星
  • アセンダントが天秤座:チャートルーラーは、金星
  • アセンダントが蠍座:チャートルーラーは、冥王星と火星
  • アセンダントが射手座:チャートルーラーは、木星
  • アセンダントが山羊座:チャートルーラーは、土星
  • アセンダントが水瓶座:チャートルーラーは、天王星
  • アセンダントが魚座:チャートルーラーは、海王星 (と木星)


海王星が支配する魚座がアセンダントにある場合、あなたのチャートルーラーは海王星です。

昔は木星が魚座のルーラーであったため、魚座は2つのルーラーを持つ、という意見もありますが、海王星のみをルーラーとみなす人が増えています。

木星の「楽観主義」が行き過ぎると、魚座的な「曖昧さ」が表れることは事実です。


ですが木星が海王星以上に、魚座の象意にマッチする天体とは考えにくいのも事実。

ここでは時代の流れを汲んで、海王星をルーラーとさせていただきました。


アセンダントについては、後の講座で詳しく解説させていただきます。

チャートルーラーを意外と意識をしていない!ということもありますので、是非チェックしておいてくださいね!

海王星とハウス

ハウスについての解説は、ハウス別の講座で行いますが、軽く海王星が入るハウスについても触れておきます。


10天体すべては、あなたの心・魂・意識の要素です。

ハウスは、あなたの人生や時間の流れ、成長段階のテーマを表します。


海王星が入るハウスに着目することで「精神世界への理解」や「精神エネルギーの使い方」を知ることができるでしょう。


土星までの天体と違って、トランスサタニアンの3天体は、私たちの人生の晩年から死後の年齢領域に対応しています。

土星までの6天体によって作られたシステムは、トランスサタニアンのエネルギーによって「再構築」されていくといえるでしょう。


物質文明が頂点に達した時、私たちの好奇心は「精神文明」に切り替わります。

「私たちはつながっている」という表現は、あくまで目に見えない領域や側面での話です。

それを実際に体感し、納得するためには、海王星的なエネルギーが必要になります。


「物質社会だけがすべてである」という意識を融かし、精神世界への理解が今後の時代を歩む上での鍵となるでしょう。

地に足をつけながら、あらゆる可能性にオープンでいる限り、「夢物語」や「幻想」を抱くことは、決して愚かなことではありません。


ですから海王星のエネルギーを引き受けるためには、人生に準備されている経験を1つずつ消化していくことが大切になるのです。


星座は「生き方」を表し、ハウスは「人生のテーマ」を意味します。

天王星とハウスの関係を掘り下げることで、天王星が位置するハウスを中心に、あなたの人生に大変化が起こす要素が用意されている、という風に捉えてください。


ハウスに関する詳細は、後の講座で詳しく解説しますので、楽しみにしていてくださいね!

海王星が位置する星座の度数

ホロスコープは12分割して、12つの星座とハウスが配分されているということは、月の講座でお伝えしましたね。


また360度の円を12分割し、それぞれの星座には更に30度の部屋があり、あなたの海王星が位置する度数によって、「あなたの海王星」の特徴が分かります。

ちなみに1つの星座の度数は、0度~29.99度の間で、30度は次の星座の0度となります。


また1つの星座は、1~9度、10~19度、20~29度の3つの区分けで考えられます。

違う考え方として、5度毎にグループ分けをして、更に細分化する解説もあります。

物事は細分化することで、より深く、また明確に特徴を掴むことができますが、最初のうちは3グループに分けるところから始めてみましょう!

サビアンシンボル

サビアンシンボルとは、星座の度数の1つひとつに、意味やメッセージがあるというものです。


サビアンシンボルについては、また後の講座で解説していきますが、あなたの海王星が位置する星座の度数をまずチェックしてください。


そして、海王星の度数に+1度足したサビアンシンボルのメッセージを読んだり、その度数のサビアンシンボルの解説の中からビビッと来た言葉や表現を選びましょう。


サビアンシンボルに限らず、天体が位置する度数の前後1度、合計3度を合わせて見ると「流れ」が掴みやすくなります。

サビアンシンボルは、度数自体に関するメッセージですから、あなたの海王星と、海王星が位置する星座とハウスと絡めると、より多くの情報や閃きが沸いて来るはずです。


とはいえ、現代占星術ではホロスコープリーディングの際に活用されますから、10天体のサビアンシンボルだけでもチェックしておいてくださいね!

海王星は物から意識を引き離す天体!

今回はトランスサタニアンの2つ目の天体である、海王星について解説させていただきました。


前回解説させていただいた天王星は、全く肉眼で確認できないわけではないため、海王星が実質肉眼で確認できない最初の惑星(天体) ということになります。

言葉や概念と、事象や時代には「整合性」があるもので、海王星の発見から、人間の意識は徐々に物質性とともに成熟してきているといえるでしょう。


「古き良き」にこだわることは悪いことではありませんが、昔には無くて今は存在するからこそ、実践が困難であったり、逆に真に価値が理解される、ということがあります。

海王星は姿かたちによって、私たちの時代には沢山の「白黒つけられないこと」があることを見せてくれているようです。


10天体の誕生から、現在の運行状況に辿り着くまでの時間は、私たちの人生の比ではありません。

必要だからこそ誕生し、休まず運行し続けているのですから、「宇宙の計画」の全貌を解読することは困難極まりないことです。


海王星は時に、私たちを物質世界の制限から逃がしてくれますが、それはあくまで一時的な間だけ。

私たちは「人生」という現実と夢、また宇宙という「フィールド」から出ることはできません。


ですから海王星は、精神的な面での限界や、精神から身体にアプローチをするサポートをしてくれるのでしょう。

時間と空間の中で生きる私たちは、「日進月歩」のペースで生きるだけです。

それは膨張と収縮という宇宙のサイクルと全く変わりがありません。

ですが「人生=修行」と思い詰めてしまうよりも、夢や曖昧な世界に意識をつなげることも大切です。


海王星は「物質がすべてではないこと」や「生命活動の働き」に意識を向けさせる天体です。

それは同時に、死を受け入れることにも繋がり、冥王星のエネルギーにつながっていきます。


天体別の解説は、残るは冥王星だけになりましたね!

このまま冥王星についても深く知っていきましょう!

それでは、今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

次の天体別・冥王星の講座でお会いしましょう!

コメント