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伝統占星術におけるアスペクト解説!アスペクトは天体を主体に考える!

伝統占星術におけるアスペクト解説!アスペクトは天体を主体に考える!

「初心者が最初に巡り会いたい『深楽しい』西洋占星術講座」にようこそ!

前回の講座では、天体自体の影響力と、天体同士の繋がりの仕組みについて解説しました。

占星術は、①天体、②星座(サイン)、③ハウスの3つの要素が重要とされますが、天(宇宙意志)から地上に降りる影響を示す配役は、ホロスコープ上を運行する天体です。

星座(サイン)が天空に整備された、12つのエネルギーの区分(背景)であるとすれば、ハウスは地上に配備された、12つの区間(前景)という2つの異なる要素といえるでしょう。

更に、星座(サイン)は時間的な構造・働きを持つのに対して、ハウスは空間的な象意・意味を持ち、天体が持つ機能・影響力は、地上から見た天体が位置する特定の場所(星座(サイン)とハウスが合わさる場所)によって変化します。

その合わさるは、結局のところ地上であるハウスとなるわけですが、天体は星座(サイン)のエネルギーを背負うことで、エッセンシャル・ディグニティとアクシデンタル・ディグニティを持ちます。

また地平線を境界線として、昼夜の区分により、天体は機能・影響力を発揮する度合が決まり、ホロスコープ全体・人生における、天体の役どころ(活躍の仕方)が表されます。

更には、天体は、①ハウスが持つ明確な象意・象徴に対して、直接的な影響力を持つとともに、②星座(サイン)のルーラーシップを介して、他の天体との独自の連絡手段を持ち、主にセクトとエッセンシャル・ディグニティによって、他の天体への影響力と、他の天体から受ける影響力を総合してはじめて、アスペクトが示す事柄を読むことができるようになります。

今回の講座は、これまで引き延ばしにしてきましたアスペクトについての解釈です。

ただ、今回のアスペクト解釈は、伝統占星術の概念に基づくものですので、メジャーアスペクトのみしか扱いません。

マイナーアスペクトについては、また別の講座で扱いますので、是非お楽しみにしていてください。

本講座では、伝統占星術と現代占星術の双方の立場に理解を示しながら、法則性(ルール)と独自性(個性)の両方を尊重するスタンスを取っています。

今回の講座も、あなたのホロスコープリーディングの理解に対する気づきやヒントになれることを意図して、言葉を紡いでいきたいと思います。

それでは今回も、最後までお付き合いください!

ネイタルチャートはホールサイン・ハウスシステムを使う

ハウスシステムの講座でお伝えした通り、伝統占星術ではホールサイン・ハウスシステムを採用します。

*今回はネイタルチャートについての解説なので、ホールサイン・ハウスシステムをご紹介します。*

今更で申し訳ないのですが、ホールサイン・ハウスシステムでのチャートの出し方をAstrodient.comを例にお伝えします。

  1. まず、Astrodientのサイト(Astro.com)に移ります。
  2. サイト上部の三本線(ボックス/ドロワーメニュー)をクリックし、
    【出生データによるいろんなチャート】をクリックして、次のページへ移ります。
  3. 出生データを入力します。
  4. 【ハウス分割法】のボックスを開き、【ホールサインハウス】を選択します。
  5. 伝統占星術のホロスコープの読み方をするため、
    【表示オポジションと計算オプション】では、
    ①真性の交点(ドラゴンヘッド)
    ②平均の交点(ドラゴンヘッド)
    ③月の交点(ドラゴンテイル
    ④天王星、海王星、冥王星を表示しない
    ⑤カイロンを表示しない
    ⑥主なアスペクトのみ
    の6項目にチェックを入れます。

    *伝統占星術ではノード軸をそれほど重要視しませんが、ここでは選択するに留めておきます。
    また、その他のオプションも現時点では選択せず、基本的な情報のみの入力に留めておきます。*
  6. 【クリックしてチャートを表示】をクリックして、ホロスコープを出します。
  7. 【データ表をもっと見る】をクリックすると、PDFでホロスコープの詳細を見ることができます

ホールサイン・ハウスシステムによる占断

ホールサイン・ハウスシステムは、12つの星座(サイン)それぞれが、均等に12つのハウスに相当するホロスコープを作り出します。

そのため、インターセプトやダブルハウスといった、複数の星座(サイン)がハウスの間に挟まれたり、複数のハウスを跨ぎ、実際的な現象を読み解くことが困難になる、といったことがありません。

ハウスシステムによって、ASC/アセンダントに重なる星座(サイン)が、第12ハウスと共有となる場合があります。


これまでの講座で、ASC/アセンダントの重要性をお伝えしてきましたが、その理由は、第1ハウスが「上昇宮」という位置づけが、太陽が地平線を登ることを起点とすることが、実際的な現象と占星術による占断(概念)を成立させるからです。

そのため、第12ハウスと第1ハウス(ASC/アセンダント)が星座(サイン)を共有するとなると、地上から見る(ホロスコープ上で見る)太陽が登る地点(東の地平線)と、星座(サイン)の位置に不一致が起こることになります。

*日の出が第12ハウスで起こるということは、不自然である、という表現もできます。*

また、地軸の影響から、東の地平線をASC/アセンダントと定めても、DSC/ディセンダントは西の地平線とはならないので、起点をASC/アセンダントに定めることが重要となります。

ですから、伝統占星術では、客観的(実際的)な占断を下すためのハウスシステムとして、ASC/アセンダントを起点とし、ハウスに重きを置いて、星座(サイン)の幅を合わせることで、自然の摂理としての天体の動きを、空間的に把握しようと試みているわけです。

もちろん特殊な場面や条件において、他のハウスシステムが優位である場合もありますし、ホラリー占星術では、レギオモンタヌス方式を採用した方が良い場合もあります。


今回の講座では、ネイタルチャートを読む際には、ホールサイン・ハウスシステムを採用する、という認識で留めていただけると幸いです。

ホールサイン・ハウスシステムでホロスコープを出した場合、第1ハウスと重なる星座(サイン)は、ASC/アセンダントの星座(サイン)の度数が0度に移動します。

そのため、人によっては大きく星座(サイン)が反時計回りに動き、見慣れたホロスコープではなくなりますが、伝統占星術での占断の際のホロスコープと、現代占星術(プラシーダスなどの方式による)ホロスコープを使い分けて使用することが重要です。

ちなみに、ホロスコープを4つのアングルで分割し、アングル同士の間を3つずつに区切る方式を、「四分円方式」と呼びます。

季節によって、昼と夜の長さが変わるように、ホロスコープ上でも天体の機能・影響力の発揮され具合が、星座(サイン)によって変わり、その影響力が顕在化・表面化する場所がハウスです。

ホールサイン・ハウスシステムには、1点だけ弱点があるといわれます。

既に以前の講座でお伝えした通り、ホールサイン・ハウスシステムでは、4つのアングルが、それぞれの星座(サイン)とハウスの起点にならないことです。

ホロスコープを出してみると分かりますが、東の地平線とASC/アセンダントがズレてしまいます。

またMCにいたっては、第9ハウスや第11ハウスに移動する場合もありますので、あれほどASC/アセンダントが重要だとお伝えしてきた内容が破綻してしまいそうに思えてしまいますね。

ここで、シンプルにハウスシステムと自然の摂理について以下にまとめました。

  • ホロスコープは、ハウス(空間的認識)を起点に作成されるものである
  • ホロスコープは、天体の黄道上の位置を平面に投影したものである
  • 日の出は、第1ハウスで起こるものである
  • ホールサイン・ハウスシステムは、ハウスと星座(サイン)のカスプを揃えることで、それぞれの区分を12等分に切り分ける
  • ホールサイン・ハウスシステムでは、太陽の日の出の位置にある星座(サイン)を第1ハウス(上昇宮)と定め、ASC/アセンダントは、第1ハウスと星座(サイン)の中で変動する
  • 実際の天頂の位置は、地表に対して垂直(90度)にある地点を指し、地球の地軸は傾いていることと、黄道面に差があることから、ホロスコープにおける天頂の位置(MC)は、必ずしも第10ハウスのカスプに来るとは限らない
    *「MC=南中点」は、実際の天頂の位置とはズレる*
  • MCはチャートの上部を移動する感受点として働くため、MCが位置するハウスや星座(サイン)に、MCの意味が付加される

「第1ハウス=ASC/アセンダント」という定義が崩れることに、どうしても違和感を感じてしまうと思いますので、表現を変えてみようと思いますね。

  • 「第1ハウスの始まり=東の地平線」
  • 「ASC/アセンダント=人格の芽生え(誕生)、魂の肉体への受肉、身体機能の開始」


ハウスシステムを解説した講座で、古代の占星術では、①ホールサイン・ハウスシステムと、②ポーフィリー/ポルフュリオス・方式の2種類のハウスシステムが使用されていた、とお伝えしました。

ポーフィリー/ポルフュリオスのハウスシステムは、ASC/アセンダント – DSC/ディセンダントの軸とIC – MCの軸を中心に解釈し、トランジットやプログレスに向いているとされています。

ホールサイン・ハウスシステムは、ネイタルチャートでのリーディングに相応しいのですが、その読み方として、人間側(観測者側)の視点ではなく、地球や天球、天体、星々の運行の働きが主体となっている、といえるでしょう。

そのため、ホールサイン・ハウスシステムを採用したホロスコープを見る際は、地球の視点といいますか、自分自身を俯瞰する視点による考察・分析をすることが適切な姿勢といえます。

アスペクト解説

伝統占星術では、コンジャンクションはアスペクトとして見なしませんが、コンジャンクションを含めると、計5種類のアスペクトのみが採用されています。


メジャーアスペクトという言葉でお馴染みですね。

メジャーアスペクトは、以下の5種類です。

  1. コンジャンクション(conjunction):0度
  2. セクスタイル(sextile):60度
  3. スクエア(square):90度
  4. トライン(trine):120度
  5. オポジション(opposition):180度

アスペクトは、「天体同士の連絡の取りやすさ・取りにくさ」という風に例えられます。

また、天体同士の連絡は、星座(サイン)を通して行われるため、星座(サイン)にまつわる二区分・三区分・四区分・エレメントの4つの要素が関係します。

加えて、天体同士の星座(サイン)の位置関係によって、エッセンシャル・ディグニティとアクシデンタル・ディグニティが加わるため、単なる天体同士の力比べではありません。

天体は星座(サイン)とハウスに支配力・影響力を持ちます。

そしてホロスコープと天体のセクトの兼ね合いや、アヴァージョンなども考慮に入れますと、天体同士の関係性は、表面的・平面的な繋がりではなくなります。

そのため、これまで多くの前提知識や概念をお伝えしてきました。

上記の5つのアスペクトを更に詳細に説明したものが、以下の表です。

【アスペクト】【角度】【星座(サイン)】 【区分】
コンジャンクション  0度同じ星座(サイン) 同じ区分
セクスタイル  60度2つ隣の星座(サイン) 二区分が同じ
スクエア  90度3つ隣の星座(サイン) 三区分が同じ
トライン120度4つ隣の星座(サイン) 二区分とエレメントが同じ
オポジション180度6つ隣の星座(サイン) 二区分・三区分が同じ

アスペクトは星座(サイン)の位置関係が重要ですので、以下にアスペクトと星座(サイン)の関係を表にまとめました。

牡羊牡牛双子獅子乙女天秤射手山羊水瓶
牡羊0°60°90°120°180°120°90°60°
牡牛0°60°90°120°180°120°90°60°
双子60°0°60°90°120°180°120°90°
90°60°0°60°90°120°180°120°
獅子120°90°60°0°60°90°120°180°
乙女120°90°60°0°60°90°120°180°
天秤180°120°90°60°0°60°90°120°
180°120°90°60°0°60°90°120°
射手120°180°120°90°60°0°60°90°
山羊90°120°180°120°90°60°0°60°
水瓶60°90°120°180°120°90°60°0°
60°90°120°180°120°90°60°0°

上記の表で、空白となっている場所は、30度と150度の角度となる星座です。

伝統占星術では、特に本講座ではホールサイン・ハウスシステムを採用していますので、星座(サイン)の場所=ハウスの場所となりますので、30度と150度の場所はアヴァージョン(嫌悪の場所・見えない場所・連絡が取れない場所)を空白にすることで、逆に目立つようにしました。

アスペクトとは?

「アスペクト」という言葉には、「見る」という意味があります。

ホロスコープ上で、太陽は、太陽系における「光の光源(恒星)」です。

太陽だけが主要な光源なのですが、他の6天体は、地球から見ると、太陽の光を連絡し合っている関係性であると見えます。

そのため、地上から見た配置(場所)によって、天体同士で光の連絡が取れる場合と取れない場合があるのです。

取れない場合とは、アヴァージョン(30度と150度)の位置関係にあるわけですが、伝統占星術で採用されるハウスシステムは、ホールサイン・ハウスシステムですので、星座(サイン)とハウスの幅が一致し、アスペクトが正確に形成される条件を下支えし、アヴァージョンに在室する天体とはアスペクトが形成されません。

ホロスコープは、ジオ・セントリックであるため、地表に立って天空を観測しますので、天体同士の光の投げかけと受け取りの範囲は、星座(サイン)によって決まります。

星座(サイン)とハウスの幅が同じであるホールサイン・ハウスシステムは、星座(サイン)を基本に形成されたアスペクトが、そのまま地上に表現(影響)される、ということが大前提となります。

アスペクトの条件

繰り返しになりますが、アスペクトの主な意味は、「天体同士の連絡の取りやすさ」です。

この前提条件に基づいて、アスペクトは以下の7つの条件によって形成されます。

  1. 伝統占星術では、4つのアスペクトのみを採用する
    ⇒ トレミック・アスペクトと呼ぶ
  2. マイナー・アスペクトであるセミセクスタイル(30度)とインコンジャンクト/クインカンクス(150度)にある星座(サイン)・ハウスの位置は、アヴァージョンとなり、天体同士が全く連絡を取れない(アスペクトとして採用されない)
  3. アスペクトは、星座(サイン)を基本に形成される
    ⇒ ホールサイン・アスペクト
  4. 星座(サイン)同士の区切りは明確に区切られている
    ⇒ 角度が近くても、天体が星座(サイン)を超えていれば、アスペクトとは見なさない
  5. オーブは、天体に属する
    ⇒ オーブは、アスペクト自体に与えられていない
  6. コンジャンクションは、厳密にはアスペクトではないが、星座(サイン)の位置関係における最も近い関係性を表す
  7. セクスタイルとトラインは、天体同士の親和性の高さを示し(ソフト・アスペクト)、スクエアとオポジションは、天体同士の親和性の低さを示す(ハード・アスペクト)

次に、天体が持つオーブについて触れたいと思います。

天体毎のオーブ

オーブ(orb)は、ラテン語「orbis」を語源とし、天体が周囲に放っているオーラのようなものを指します。

オーブは元々、「天体の持ち物(機能)」であるとされるため、星座(サイン)やアスペクトによって変動することはありません。

アスペクトは、天体同士の正確な位置関係・角度を指しますが、天体毎のオーブによって、アスペクトの形成を見なす許容範囲が少し広がります。

ですが、アスペクトの形成とその関係性の親密さ(深さ)を知るためには、星座(サイン)同士がアスペクトを形成する角度(配置)になっているかを検討する方が、優先度は高いです。

以下が、7天体それぞれのオーブです。

 【天体】  【オーブ】片側
  土星     9度
  木星     9度
  火星     8度
  太陽    15度
  金星     7度
  水星     7度
       12度

ルミナリー(ズ)である太陽と月は、オーブが広いです。

土星と木星は上位の天体である一方、地球からは遠い天体となるため、「光の弱い天体」と見なされますが、下位の天体である水星と金星よりもオーブが広くなります。

ですが、アスペクトは、天体同士の度数の差が小さいほどに、そのアスペクトの象意は強まりますし、度数の差が無い方が正しいため、オーブを考慮に入れる場合は、オーブの半分以内が適当であるとされます。

それは、太陽に近づくことでコンバストとなる、水星・金星・火星の状態を考えれば明白ですね。

アスペクトは、星座(サイン)同士の関係性によって成り立ちますが、天体が持つオーブによって、アスペクトの形成の範囲が変わることになります。

アスペクト自体にオーブがある場合に比べると、やはり伝統占星術は天体の支配力・影響力を主体に考えていることがわかりますね。

それでは、コンジャンクションと4種類のアスペクトについて、1つひとつ解説していきます。

コンジャンクション

コンジャンクションの特徴は、以下の通りです。

  1. 複数の天体が同じ星座(サイン)に在室すること
    ⇒ 度数に関わらず、同じ星座(サイン)に在室すること
    :二区分・三区分・四区分がすべて共通する
  2. アプローチ(近づく)天体は、セパレート(離れる)天体よりも、相対する天体からの影響を強く受ける
    ⇒ 天体同士の星座(サイン)内での距離間が狭まるほどに、コンジャンクションの影響力は強まる
  3. コンジャンクションの影響力は、他4種類のアスペクトよりも強い
  4. 星座(サイン)内で3つ以上の天体があり、吉星・凶星に挟まれる天体は、ビシージング/ビシージメントの状態となる
  5. 天体はホロスコープ上を反時計回りに動き、反時計回りの後方に位置する天体の方が、前方に位置する天体よりも原則的に強い影響力(圧力)を持つ
    ⇒ エッセンシャル・ディグニティとアクシデンタル・ディグニティによってその関係性は変動する

コンジャンクションは、同じ星座(サイン)に在室しますから、連絡が取りやすい状態を指します。

表現を変えるなら、障害物が無い、嫌でも目に付く、距離間隔が近いとなるでしょうか。

関係性が近いということは、干渉を受けやすい、影響を与えやすいということですが、相互関係と上下関係が相まって、コンジャンクションとなる複数の天体が示す関係性は実に様々です。

ですが、天体の機能(働き)は変わらず、変わるのは天体の機能が発揮される状態かどうかです。

コンジャンクションは「合」とも呼ばれますが、これは天体の「融合」や「一体化」ではなく、あくまで星座(サイン)内で近い距離・関係性を持つという意味です。

コンジャンクションに関しては、同じ星座(サイン)に在室していることが唯一の条件ですので、天体が持つオーブは、影響力の度合いの変化を指します。

セクスタイル(60度)

セクスタイルの特徴は、以下の通りです。

  1. セクスタイルは、星座(サイン)が2つ離れている状態を指す
  2. セクスタイルは、「360度の6分の1」を意味する
  3. 2つ離れた星座(サイン)は、二区分(男性格or女性格)が共通する
  4. セクスタイルは、トラインと比べると少しの抵抗や困難があるものの、それほど問題無く事が運ぶことを意味する

スクエア(90度)

スクエアの特徴は、以下の通りです。

  1. スクエアは、星座(サイン)が3つ離れている状態を指す
  2. スクエアは、三区分(活動宮・不動宮/固定宮・柔軟宮)が共通する
  3. スクエアは、達成の難易度が高いことを意味するが、困難でもなんとかやり遂げられる象意でもある
  4. スクエアは、ソフトアスペクトに比べて親和性は低い
  5. アンティション/アンティシアの関係にある星座(サイン)同士は、親和性がある
    ⇒ 昼と夜の時間が同じ星座同士
    :牡牛座 ⇐【90度】⇒ 獅子座・蠍  座 ⇐【90度】⇒ 水瓶座
  6. コントラ・アンティションの関係にある星座(サイン)同士は、親和性がある
    ⇒ 太陽の登るスピードが同じ星座同士
    :牡牛座 ⇐【90度】⇒ 水瓶座・獅子座 ⇐【90度】⇒ 蠍  座
  7. 共通の支配星を持つ星座(サイン)同士は、親和性が高くなり、物事の完成はスムーズになる
    :双子座 ⇐【水星】⇒ 乙女座、射手座 ⇐【木星】⇒ 魚  座

トライン(120度)

トラインの特徴は、以下の通りです。

  1. トラインは、星座(サイン)が4つ離れている状態を指す
  2. トラインは、二区分と四区分が共通する
  3. トラインは、「360度の3分の1」を意味する
  4. トラインは、物事がスムーズに運ぶことを意味するが、吉意と凶意のどちらの作用も働きやすいことも意味する

オポジション(180度)

オポジションの特徴は、以下の通りです。

  1. オポジションは、星座(サイン)が6つ離れている・正反対の位置にある状態を指す
  2. オポジションは、「逆」や「対等」、「敵対関係」などの意味を持つ
    :牡羊座 ⇔ 天秤座・牡牛座 ⇔ 蠍 座・双子座 ⇔ 射手座
     蟹 座 ⇔ 山羊座・獅子座 ⇔ 水瓶座・乙女座 ⇔ 魚 座
     
  3. オポジションは、二区分と三区分が共通する
    ⇒ 同じ性格(三区分)であっても、反対の性別(二区分)を持つため、極端さが目立つ

アスペクトの意味

天体のオーブやアスペクトの特徴をご紹介したところで、次にアスペクトに持たされている意味について見ていきたいと思います。

伝統占星術の場合、天体同士が関係性(アスペクト)の前に、それぞれの天体がどのような状態(ディグニティ・ルーラーシップ)にあるかが前提となりますので、天体と天体の間にどのような力関係や方向性が生まれるのかを知ることが必要となります。

それでは、コンジャンクションを含め、アスペクトが持つ意味を見ていきましょう。

コンジャンクション:結合・連結

*天体が星座(サイン)に位置する*

コンジャンクションがアスペクトに含まれない理由は、天体同士が同じ場所に居ることで、連絡を取る行為・工夫が不要になる他、逆行を除けば、天体は常に前への方向に進んでいるため、近くにある天体に対しては、「光を投げかける」必要が無いためです。

7つの天体は、天空(黄道)を運行し、自身と関係のある星座(サイン)に機能(影響力)が自動的に切り替わります。

また天体は、地上のハウスを支配し、常に「見ている」わけですが、ホロスコープを読む観測者側としては、天体が地表から見えない場合には、天体は支配するハウスのことを気にかけながら、実際的に影響を与えることができません。

こういった天体の天と地に向ける「視線」が異なることに加え、同じ星座(サイン)に位置する天体同士の視線は同じ方向を向いているため天体同士は向き合うことにはないのです。

そういった観点から、コンジャンクションは「見る」行為ではなく、「結合」という状態に近い位置関係といえるでしょう。

ホロスコープ上における天体の振る舞いは、「後ろを見ない(見えない)」状態で、自身に備わっている光を放ちながら運行している、と考えます。

それぞれ7つ天体は、それぞれのペース(運行スピード)で、お気に入りの場所(ハウス)や、機能の強弱を左右する背景(星座/サイン)を移動しながら、他の天体と影響を与え合っています。

コンジャンクションは、天体同士の影響の与え方が一方通行である、というようなニュアンスを持ちます。

コンジャンクションにある2つの天体は、同じ方向を向いています。

前(先)を運行している天体が逆行することで、向き合うこととなりますが、コンジャンクション自体の意味は、遠くから(客観的に)見れば、「光が混ざり合う」状態です。

そのため、今回の講座では「結合」「連結」という言葉を使いました。

列車や新幹線の結合・連結が良い例ですが、天体が同じ場所に居合わせるといっても、星座(サイン)内でのことですから、それぞれの軌道から外れることはありません。

コンジャンクション(結合・連結)とは、「互いの光が最短距離で出会う」ということなのです。

セクスタイル:穏やかさと調和

*天体が、1つの星座(サイン)を挟んで連絡を交わす関係性*

セクスタイルは、360度を6等分する角度です。

等しく割り切れるということは、「争いが無い」ことを意味しますので、天体同士の間は穏やかな関係性がある、と解釈することができます。

セクスタイルは、4種類のアスペクトの中で最も影響力が弱く、それはセクスタイルの「穏やかさ」「平穏さ」が要因です。

良いことと悪いこと、どちらの面にも、それぞれ悪くなる要素と良くなる要素が備わっています。

セクスタイルによる関係性は、「話の馬が合う」関係性ともいえますが、それは互いに異なる要素に対して敏感にならずに済む、ほどほどの関係性だからです。

強い刺激や魅力、衝動性を引き出されない、ともいえるでしょう。

そのため、自発的に変化を起こそうとか、相手を変えたくなる衝動が起こりにくい、という側面がある一方で、三区分と四区分が異なることで、互いに小さいけれど、少し視野が広くなるような気づきを与え合うことができる関係性がセクスタイルです。

そのような穏やかさは「緩い調和」と呼ぶこともできます。

セクスタイルがもたらす調和とは、何も異分子が無い状態ではなく、相手に押し付けたり、相手から押し付けられるような衝突が無い、更には、過剰な干渉や介入が起こらず、互いが自分のことに集中できる状態です。

セクスタイルは、2つ隣の星座(サイン)に相手が見えるわけですから、近過ぎるわけでも遠すぎるわけでもありません。

ワンクッションを置いた関係性というのは、相手のことが見え過ぎることが無いため、穏やかな関係性が築かれるということですね。

スクエア:衝突・妨害・遅延

*天体が、2つの星座(サイン)を挟んで横目で睨み合う関係性*

スクエアは、縦の線と横の線のように、混じり気の無い間柄を表します。

相手を横目で見る場合と、正面から見ている場合、また斜めから見ている場合では印象が変わりますが、スクエアは、車の運転でいえば、脇見くらいの視野の広さで相手の存在を捉えるような立ち位置といえるでしょう。

縦と横の線は、それぞれが違う方向性を持っていることを意味しますが、一方で、三区分が同じであるために、やり方は違うけれど、どこかのタイミングでぶつかるというような、危うさがスクエアが持つ角度的な作用です。

スクエアが持つ主な意味は、自覚・無自覚に関わらず、衝突や妨害といった、手間を取らせるような、物事がスムーズに進まなくなる睨み試合のようなものといえます。

突発的・衝動的に湧いてくる怒りや焦りから、必要のないところで、目的地に向かうことを忘れ、障害物を排除する・無効化することが目的となり、時間やエネルギーのロスが起こる、という偶発的、且つ、自発的に起こる争いが、スクエアが引き起こす振る舞いです。

ただ、何事にも両面性があるように、穏やかさや調和の関係の中に居ては生まれない、チャンスや成果が実ることもあります

特に、レセプションによって、スクエアは互いを高め合う関係性に反転する場合があるのです。

スクエアは、実は、自分では見えないところを、相手によって見させられる、というチャンスのアスペクトでもあります。

トライン:価値観の共有・同調&調和

*天体が互いの価値観を共有でき、連絡が取りやすい関係性*

トラインは、意志疎通が最もスムーズに取れるアスペクトです。

天体に例えるなら、吉星の木星なのですが、これは二区分と四区分が同じだからこその関係性といえます。

なぜなら、天体と星座(サイン)は共通して、エレメントと寒熱乾湿が共通することで、価値観や行動原理、感情の扱い方(起こり方)に親和性が高まるからです。

4つのアスペクトを大別すると、ソフト・アスペクトはセクスタイルとトライン、ハード・アスペクトはスクエアとオポジションとなります。

トラインはセクスタイルの上位のソフト・アスペクトといえますし、別々の立ち位置に居ながら、同じ方向性に向かうことができるため、流れに乗りやすい、波を大きくしやすい関係性なのです。

ですが、価値観と意思疎通が共通している以外に、利害関係が一致しているがために、調和的な関係性が維持される場合もあります。

それは天体のエッセンシャル・ディグニティや、天体同士のレシーヴのやり取りによって、トラインの関係性にありながらも、ただの仲が良い関係性で繋がっているわけではない、という場合もありますので、トラインだからといって、必ずしも問題や悩み、弱点が一切無い、ということは無いのです。

ただ、アスペクトとして見ると、トラインの関係で繋がっている天体同士は、連絡が取りやすいため、障害や精神的なストレス、プレッシャーからは解放され、それぞれの天体の機能が発揮されやすく、時に助け合うことができる間柄といえるでしょう。

オポジション:対立・分裂・後悔

*天体が互いを真正面に捉え、逃げられない立ち位置で相手を見続ける関係性*

オポジションは、円形のテーブルで向かい合って座り合うような立ち位置が短時間(短期間)・長時間(長期間)続くことを意味します。

オポジションとなる星座(サイン)の対極性は、天体同士の相手に対する振る舞いに影響を与えることで、星座(サイン)のエネルギーが天体同士に反発・反作用の働きを引き起こすのです。

とはいえ、主導権は常に天体にあります。

天体同士が良いレセプションを投げかけ合うことができていれば、オポジションはN極とS極のように、反発や反作用「反転」という形で化学反応を起こし、互いの利益に繋がることもあるでしょう。

ただ、オポジションが持っている主な象意は、真向いからぶつかってくる方向性・関係性です。

オポジションは、スクエアの時よりも緊張度が増し、それ以上に、お互いに逃げ場がありません。

睨めっこをし続けることは、大抵の場合、相手に負けまいと疲労します。

なぜなら、そういった行動や状態を続けなければいけない状況では、相手を負かすか、自滅するかという極端な選択肢しか見えなくなるからです。

客観的に見れば、自分自身も相手も、そういう役柄・役割・配役でしかないのですが、実際的にお互いの存在が障害・対立の対象となっていることは事実です。

そして、オポジションによる影響がハウスに投影されることで、私たちは苦労や苦境を味わうことになり、互いが互いを認め合うことができなければ、後悔に終わってしまう、ということにもなるでしょう。

満月の時の太陽と月の関係がオポジションの代表例といえますが、太陽は不変性、月は流動性を象徴し、地上に澄む私たちは時間と空間によって支配されていますので、時が経てば、オポジションによる呪縛的な関係性は解かれます。

ネイタルチャートにおいて、オポジションのアスペクトを持つ天体同士は、特にハウスにおいて、象徴的・根源的な葛藤が先天的にもたらしていることを意味します。

対して、トランジットやプログレスにおけるオポジションは、時間の経過によって、登りと下りの違いはありますが、必ず突破口が見つかります。

ネイタルチャートでは特に、天体のディグニティやセクトにおける機能の強さは、オポジションというアスペクトがどのように人生に影響を与えるか、ということに作用するでしょう。

最も重要なことは、スクエアやオポジションというハード・アスペクトでさえ、必ずチャンスと幸運が巡ってくる体験をもたらす余地が与えられている、ということです。

伝統占星術は、棚ぼた的な幸運や、一喜一憂することで落胆に陥るような占断を下すことを善しとしません。

象徴や状況に対して解釈や意味付けを加えるのは、あくまで私たち自身ですので、ハード・アスペクトだからといって、凶意に恐れることはないのです。

アスペクトに関連する用語

【アプリケーション(apllication)】見なす

:より速く動く天体が、他の天体とコンジャンクションをする、アスペクトを形成しつつある状態を指す

エンゲージメント(engagement)

:3度以内のコンジャンクション、もしくは、アスペクトの天体の状態を指し、アプローチでのエンゲージメントは特に効力を発揮する

⇒ 月のみ、例外的に13度までもエンゲージメントとみなされる

【バーリング(barring)/ブロッキング(blocking)/プロヒビション(prohibition)】

:「妨害」や「禁止」という意味で、ある天体が他の天体と結び付き、コンジャンクションやアスペクトを形成しつつある状態に対して、第3の天体が遮ることを指す

⇒ 2つの天体の間で完全なアスペクトを形成される前に、第3の天体がそのアスペクトが出来上がる前にアスペクトを形成することを指す

【フラストレーション(frustration)/エスケープ(escape)】

:「欲求不満」や「頓挫」という意味で、2つの天体がコンジャンクションやアスペクトを形成しようとしている状態に、2つのうち重い(運行スピードが遅い)天体の方が、先に別の第3の天体とアスペクトを形成してしまう状態を指す
⇒ ある天体に対して、もう一方の天体が逆行をし始め、アスペクトの完成が成就しない状態をも指す

【コレクション・オブ・ライト(collection of light)】

:重い(運行のスピードが遅い)天体が、メジャーなアスペクト内にある他の2つの天体の光を集め、結び付けるような働きを指す

⇒ アスペクトをしていない場合や、アスペクトが解消された後であっても、第3の天体によって結び付きが残ると見なす場合を指す

【デキスター・アスペクト(dexter aspect)】

:ある天体が、右側(時計回りの方向)に位置する天体に対してアスペクトを形成しようとする状態を指す
⇒ ある天体が、右側の星座(サイン)に位置する天体にアスペクトを持ちに行くこと

【シニスター・アスペクト(sinister aspect)】

:ある天体が、左側(反時計回りの方向)に位置する天体に対して、アスペクトを形成しようとする状態を指す
⇒ デキスター・アスペクトとは逆に、ある天体が、左側の星座(サイン)に位置する天体にアスペクトを持ちに行くこと

【リフレンネーション(refrenation)】
:「折り返し」や「後戻り」という意味で、ある天体が、別の天体に近づき、コンジャンクションやアスペクトを形成しつつある状態で、逆行に転じ、コンジャンクションやアスペクトが完成しない動きを指す

【レンダー(render)】

:「与える」や「提供する」という意味で、ある天体が、コンジャンクションやアスペクトを形成する他の天体に対し、何かしらの影響を与える・押し付ける働きを指す

2つのカスプ

星座(サイン)とハウスは、隣り合う星座(サイン)とハウスに対する境界の概念に違いがあります。

カスプ(cusp)は、「入口」「先端」という意味です。

占星術では、星座(サイン)は30度という領域(幅)が決められており、星座(サイン)は互いに反発・否定し合う配置となっています。

そのため、隣合う星座(サイン)の間には、明確な線引きが引かれ、「境界線」という意味・働きを持ちます。

一方で、ハウスの場合、カスプは「玄関」「玄関のドア」の2つの役割を持ちます。

これは「5度前ルール」と呼ばれますが、星座(サイン)のような明確な境界線のようには働きません。

言い方を変えますと、ハウスは、カスプのプラスマイナス(±)5度までの範囲を敷地内と見なす、ということです。

土地と家(玄関)をイメージしていただくと、「ハウスカスプが玄関」で、「5度手前の範囲が敷地」というような考え方です。

そのため、天体にとって、ハウスは5度前から始まり、天体は敷地に入ってから玄関に入る、というような段階を踏みます。

ハウスは地上の土地ですから、家と敷地、公道が地続きになっていて、門と玄関を設けることで、領域を区切っている、と考えてください。

ちなみに、星座(サイン)には、5度前ルールは適用されません(できません)。

ただし、本講座で解説している伝統占星術では、ハウスと星座(サイン)が一致するホールサイン・ハウスシステムを採用していますので、ハウスの5度前ルールは採用されない、ということが注意点です。

尚、他のハウスシステムでは、星座(サイン)とハウスのカスプは異なり、ハウスに5度前ルールが適応されます。

ですが、ハウスのカスプの5度前ルールは、星座(サイン)を超えることはできません。

例えば、牡羊座の3度にハウスカスプがあった場合、5度前ルールを適応できる範囲は、牡羊座0度までです。

なぜカスプについて説明したのかといいますと、星座(サイン)がカスプ(境界線)によって、隣の星座(サイン)と明確な線引きをすることで、星座(サイン)を超えたアスペクトは成立しない、ということを強調するためです。

天体は他の天体に光を投げかけることで地上に変化をもたらす!

今回は、星座(サイン)とハウス、ハウスシステムなどを踏まえ、伝統占星術におけるアスペクトを解説しました。

伝統占星術では、コンジャンクションがアスペクトではないことや、扱うアスペクトは4種類だけであるとか、多くの専門用語やルールなどが合わさることで、予想以上に解釈が難しくなる、といったことに頻繁に出会います。

ですが、占星術に出会ったばかりの時も、未知の世界観やルール、概念、解釈に出会った時、あなたはやはり占星術の難しさとともに、楽しさも感じたはずです。

伝統占星術におけるアスペクトは、星座(サイン)を基本とした、天体同士の関係性と、連絡の取りやすさが重要で、天空で結ばれたアスペクトがハウス(地上)に照射され、私たちは象徴的な出来事に出会ったり、長期間をかけて課題に取り組むことになったりします

「天体は常に前を向いている」や「天体は常にハウス(支配地・領地)を気にかけている」、「天体は他の天体に光を投げかけている」といった表現は、日常的に思いつきませんし、実際に目に見える天体たちが、宇宙空間でそういった振る舞いをしているわけではないのですが、そうとしか思えない体験や実感を与えてくれるところに、占星術の魅了を感じてしまいますね。

本講座でお伝えしている内容は、伝統占星術のすべてをお伝えすることができていませんが、伝統占星術に触れたことが無い方や、ホールサイン・ハウスシステムを採用されていない方にとっても、アスペクトに限らず、占星術に対して、1つでも新しい発見や気づきを得ていただけたら幸いです。

次の講座で、伝統占星術に関する解釈は一旦終わりとさせていただき、再び現代占星術の解釈へと戻り、再びアスペクトの解説をさせていただいた後に、天体の順行や逆行、月の満ち欠けなどについて詳しく解説させていただく予定です。

繰り返しになりますが、伝統占星術と現代占星術は対立・否定する関係性にはありませんから、正解ではなく、より善い解釈のために、ルールや法則性を受け入れて、今後の占星術の学びへと本講座をお役立てていただければ幸いです。

今回も最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます!



それでは、次の講座「伝統占星術で扱う恒星・ロッツについて」でお会いしましょう!

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