【星座別】蟹座の世界を徹底解説!感情というギフトが物語を彩る!

「初心者が最初に巡り会いたい『深楽しい』西洋占星術講座に」ようこそ!

今回は黄道12星座・星座別解説の第4弾として、蟹座の世界を解説させていただきます!

すべての星座別・徹底解説のページは、「太陽星座」のみの解説ではありません。

今回も占星術のシステムにおける、蟹座の世界観や、星座に関する深い知識を解説していきます。

それでは、蟹座の世界にご招待いたします!

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蟹座の季節

蟹座の時空間である季節は、6月22日~7月22日の間です。

夏が本格的に始まる気配が強まる季節ですね!

日本では日差しが強くなっていき、日照時間が長くなります。

ということは、大地に降り注ぐ太陽のエネルギーが多くなるということ。

後に詳しく解説しますが、蟹座は水星座ですから、夏に蟹座の季節がやって来ることに違和感を感じるかもしれません。

ですが星座の成長物語は、段階を経ていくため、季節や現実と表面的に則さないこともあります。

占星術において大事になる概念は、『抽象的なモノ』が『顕在化』する時に、表層的なことに囚われてはいけない、ということです。

どういうことかと言いますと、蟹座や月は心や内面の世界に意識を傾けます。

そういった目に見えない事柄は、『抽象的』で、『潜在的』なものです。


そういった隠れたものを分かりやすくするには、『光の下に当てる』ことで理解が早まります。

それは満月が、月そのものの輝きではなく、月が太陽の光を反射していることと似ています。

心や無意識の領域が、星座の成長の早い段階で訪れることで、目に見えない世界と物質世界との関係性が明確になります。

太陽の力が強くなるということは、目に見えるモノに意識が向きやすいということです。

ですが宇宙の原理として、一方の力が強まれば、もう片方の力も同じ分だけ強まります。

それは「陰と陽」の関係でよく知られていますね!

身体により多くの熱が降り注ぐ時、内面でも多くの感情が動きます。

蟹座は太陽に照らされる月のように、現実に対しての反応や反射が起こり、それらを自覚することで、内面的な成長も促されるというわけです。

蟹座の季節は、外の世界が騒がしくなっていく中、内面に意識を向けざるを得ない面も出て来るでしょう。

それは自分の内面だけでなく、家族や身内、親しい人との関係性に表れる、切っても切れない関心事。

蟹座の世界を深く知っていただき、星座の成長物語の続きをどうぞお楽しみください!

蟹座の世界

蟹座という星座は、『内』と『外』とをハッキリと分け、『内向き』の意識が強い世界観です。

赤ちゃんが生まれ、体感を頼りにし、移動した後、また自分のコンフォートゾーンに戻って来るのが蟹座。

色んな動物に『帰省本能』があるように、私たちの人生も、特に幼少期は自分の「居場所」が1番安全で、心地が良いものです。

蟹座はこれまで培った経験と、その間に獲得した宝物を守ろうとする本能と性質が大変強くなります。

それは、失うことへの恐怖心や不安もありますが、それ以上に、もっと心地良い『繋がり』を持ちたい、という願望が芽生えるからです。

蟹座は星座の物語で、初めての水星座で、感情に深い関わりがある星座です。

赤ちゃんや幼い子どもは、初めての出来事に対して、喜怒哀楽ではなく、『驚き』と『真似』をします。

成長の初期段階では、自我というものが定まっていないため、『持つべき感情』という制限がありません。

ですが世界と出会い、冒険をし、少なからず経験を積んだ時、蟹座は自分の中に芽生える感情を見つめ直すために、立ち止まるのです。

また「知ることで不自由になる」という現実があります。

幼かった頃の私たちは、まさにスポンジのように、周りの人のあらゆる言動を吸収しました。

予備知識が無ければ、『事実』を事実として受け取り、初めての経験は、私たちの記憶に深く刻まれるのです。

そうして蟹座は、自分の周りで起こる出来事に敏感になった際、感情の処理が終ってからでないと旅は続けられない、と判断し、立ち止まります。

それが蟹座の季節であり、世界観です。

自らの選択によって立ち止まったのですが、ここでは主体的に、というよりは、『限界』を感じて家に戻る、という感じでしょうか。

蟹座の姿勢は、成長や変化に対して消極的であるように見えて、実はとても深く、そして今後続いていく成長の見えないテーマになっていきます。

それこそ、私たちを動かす『感情』の世界です。

蟹座は自分の感情に初めて触れるとともに、どこまで内省してよいのかに戸惑う星座でもありますが、それは『通過儀礼』のようなものと言っていいでしょう。

初めての体験は、いつでも未知の体験だからです。

蟹座のキーワード

蟹座ほど、情緒や自分を支えてくれる人を大切にする星座はありません。


その真心は、身近な人に限らず、あなたの心を揺さぶるあらゆる存在に向けられます。

蟹座のキーワードは、「I Feel 」=「私は感じる」


この現実世界において、「事実と感想は違う」というフレーズが飛び交い、時に苦しくなってしまうことはありませんか?


確かに感情は主観的で、非常にプライベートなものです。

あなたに感情を起こさせるあらゆる出来事には、善悪の基準はありません。

私たちは人生の主役であると同時に、誰かの人生の脇役。

また誰もが「世界の観測者」です。


それらを総合した時、感情をどのように扱っていいのか分からなくなり、感情的な状態は揶揄 (やゆ) されてしまうことがあるのでしょう。


ですが私たちが心を無くし、感情を失ってしまったら、宇宙はとても悲しみます。

なぜなら「感情を体験する」ことこそが、私たちを成長させ、様々な体験から収穫を得る原動力になるからです。

よく「負のエネルギー」を原動力にし、大成する人の自叙伝や、成功法則が人気を集めます。

もちろんビジネスが、マーケティングや心理、印象などを上手く駆使することで、多くの人の注目や人気を集める、という現実は確かにあります。

だからこそ「感情に訴えかける」ことは、他者に大きな影響を与えます。

その訴えには必ず、「物語」と「変化」、そして「新しい世界 (現実) 」が描かれるからです。


蟹座は、私たちが普段意識しない領域に意識を向けます。

無意識や潜在意識の領域は、深海のように、太陽の光が届かないくらい暗く、どこまで広がっているのか分からない空間です。

それは月の世界であり、私たちの心に無限の感情を供給する場所でもあります。

「私は感じる」ということは、『あなたにそのように感じさせるものが世界にはある』ということです。

自然にその意識に乗り、太陽に背を向けて、蟹座は深海へと潜っていきます。

そしてその世界、月の世界に、懐かしさやトラウマ、温かみ、安らぎを見つけ、時には癒しを、時には救いを求めるのが、蟹座の成長する姿なのです。

蟹座の支配星

蟹座の支配星 (ルーラー) は月です。

先ほど蟹座が、普段は意識しない領域にアプローチする、というお話をしましたね。

それは月が蟹座を管理し、現実世界から目に見えない世界に誘 (いざな) うからです。


現代の科学でも、月の正体は謎とされています。

月の謎については、天体の個別の解説で取り上げますが、ここでは1つお伝えしておきたいことがあります。


それは『未知の世界』と『妄想』についてです。

未知とは、まだ知らないことを指しますが、更に言えば、『忘れてしまったこと』も含みます。

それは時に、夢やインスピレーションとしてあなたに訪れるかもしれません。

月は、宇宙の決まり事として、私たちから大切な何かを奪い、取り戻すように促している星でもあります。

このことは、妄想や期待と混同しやすく、誰も絶対的で普遍的な答えを持っていません。

物語の1/4を迎えた際に、蟹座はこのような重大な秘密の『触り部分』を、半ば強制的に体験させられるのです。


自然現象だけでなく、占星術でも月は太陽とともに、非常に重要な天体です。

それは『二極性』についてもですが、宇宙の原理を支える二大巨頭だからなのです。

蟹座は、月を後ろ盾になっているというよりは、月に牽引されています。

それは前から引っ張られるのではなく、後ろから押されるような感じです。

蟹座は、感覚が現実に紐づけされているので、夢遊病的な生き方はしません。

ですが心や深層心理が傷つけられた時は、深く、静かな癒しの時間が必要になることは間違いないでしょう。

蟹座の段階には、内面を潜りながらも、ある時点まで自分を試すような時間の流れがあります。

その時間には怖さが伴いますが、必ず帰結点に繋がりますから、足元を大事にすることは、決して間違った選択ではないのです。

蟹座とハウス

蟹座が対応するハウスは、第4ハウス (室) です。

ハウスについては、後の個別のページ深く解説させていただくとしても、双子座と第4ハウス (室) の関係性だけはピックアップしていきます!

第4ハウスのテーマは、以下の通りです。

  • 心、心の仕組み
  • 個人的な生活
  • 両親から受けた影響、継承
  • 幼少期からの価値観
  • 本音、本心
  • 普段は気づかない感情、情緒
  • 家族、家庭、育った環境
  • プライベートな空間と時間 etc

蟹座と第4ハウス (室) のベクトルは、内向きです。

内面を育てるものは沢山ありますが、「初期設定」として、家庭や両親に強い影響を受けます。


家庭環境は、良い意味でも悪い意味でも、その後の人生に長く影響を与えます。

それはあなたからしたら、『選べないこと』という風に考えてしまうかもしれません。

ですがホロスコープとは、あなたの「魂の計画書」です。


あなたに与えられたものは、あなたの魂自身が望んで準備をした、という側面を知ると、他者に責任を押しつけることにブレーキがかかります。

ブレーキをかけることで、理性的になり、感情を深く理解することができるようになるのです。


第4ハウス (室) は、あなたにとっての、安らぎや心地良さを象徴する部屋ですが、別の角度から見ると、『内面的に学ぶこと』が凝縮した部屋でもあります。

それは家庭やプライベートの問題や課題かもしれませんし、大いなる宇宙との調和のための『感覚』を研ぎ澄ませるための材料かもしれません。

また第4ハウス (室) は、「父」を象徴し、『守られる・守る経験』や『育てられる・育てる経験』について人生をかけて、あなたに学ばせる部屋でもあります。


家庭や内面、心は、社会や生き方・在り方にダイレクトに反映されます。

もし家庭やプライベートが疎かであれば、必ずバランスが崩れ、社会活動が上手くいかなくなります。

第4ハウス (室) は、あなたに地盤を整える大切さと、「生まれた場所」から成長し、「死んでいく運命(さだめ) 」について深く考えさせるのです。

それは蟹座が月の影響を受け、延々と彷徨いながらも、うっすらとした感覚として、自分の内側に『還るべき場所』へのアクセス権があることを教えます。


蟹座と第4ハウス (室) が対応し、深い内面の世界に、時間をかけながら意識の幅を広げていくことが非常に重要なのです。

蟹座と身体の関係

星座は、私たちの身体の部位と対応しています。

蟹座が対応する身体の部位は、「胸」です。


月が支配星ということもあり、蟹座は『心』の在りかである胸・ハートに対応しています。

胸には第4チャクラが位置していますから、心に安らぎを持つことがいかに重要かが分かります。


なにより、私たちは「感情的な生き物」です。

確かに理性によって現実を動かしている側面もありますが、それ以上に、私たちは感情によって突き動かされます。

目に見える物を頼りにする私たちですが、内面にはしっかりと感情と心という目に見えないものを抱えています。

蟹座が求める安らぎや安心感は、足元や、すぐ近くの人との信頼関係と距離感によって築かれます。

ですから蟹座の対応するハウスが、第4ハウスであることに納得がいきますね!


あなたが幼い頃、お母さんはあなたを寝かしつける時、胸の辺りをポンポンと撫でてくれませんでしたか?

また緊張したい時や安心した時、私たちはふと胸を撫でるものです。

それは胸と心が繋がっている証拠ではないでしょうか?

実際のところ、私たちの意識や心は身体の中、つまりこの物質次元にあるわけではありません。

次元は重なっていて、位置や場所に、異なるポイントが繋がっているのです。

心や意識は、私たちの肉体がある次元よりも高次の世界に存在しています。

この講座では、何度も世界との『一体化』や『分離』という表現をしている理由は、このような構造があるからです。

あらゆる感情は、物の中からは生まれません。

意識が心という器を生み、心が現実に反応することで、感情は生まれます。

蟹座は、この仕組みを知りたくて仕方なくて、また人の中にも同じ構造があることを察知し、その働きを繋げることを望みます。

また『ハグ』は、最も簡単に人を癒せる方法と言われています。

人を癒すことができるのは、心が通い合うからですし、目に見えない繋がりを、物理的に近づき、体感することで、心に備わっている癒しの力が伝わるのでしょう。

蟹座はこういった心や感情に関することを追求し、またそれを周りにも気づいてもらおうと、真心を広げていきます。

それは身体の中心である心と、高次元を繋ぐ通路を、この世で感じたいがためなのです。

蟹座と夏至

牡羊座の解説で、春分点がとても重要であることを説明させていただきました。

星座と4つの季節の変わり目の関係は、以下の通りになります。

  1. 春分 = 牡羊座の季節の始まり
  2. 夏至 = 蟹座の季節の始まり
  3. 秋分 = 天秤座の季節の始まり
  4. 冬至 = 山羊座の季節の始まり

春分の日に、牡羊座の季節が始まるとともに、牡羊座に太陽が入ることで、占星術の流れが始まります。

そうなると、2つ目の季節の変わり目は夏至となり、蟹座に太陽が入るということになりますね!

これは星座の物語が第2章に入ったことを意味します。

占星術は太陽系システムの物語で、太陽が太陽系の中心ですから、当たり前ではあるのですが、星座を絡めて理解すると、占星術の理解が深まります。

星座は、蟹座を起点として、感情を初めて重大なテーマとして扱うことになり、その後の物語で感情や目に見えない世界への意識が強まっていくのです。

これから夏が始まる!という時に、感情に触れるというのは、双子座までの活動により一定の成果が得られた証拠。

何事も体験をすることで、自分の中で思考が働き、新しい感情が生まれるのです。

蟹座の季節に感情に触れ、深層意識や無意識の世界を垣間見ることで、その後の成長に大きな影響を与えます。

太陽が最も輝かしい星であるとすれば、蟹座の支配星 (ルーラー) は、最も影のある星です。

太陽が活躍する前に月の影響が訪れるのは、日の出の前に夜があるということと似ていますね!

暗闇を知り、未知なる感情を抱くことで、光の眩さと、成長するための材料や原動力が手に入ります。

ですから蟹座の季節とは、大きな成長の転換点でもあるのです!

蟹座を構成する要素

蟹座を構成する、属性・宮・性の3つの要素について解説していきます。

蟹座の属性

蟹座の属性は、水です。

感情は水のように広がり、無自覚・無意識であっても繋がる働きを持ちます。

星座の物語が始まって、最初の水星座ですが、それは感情との出会いや気づきという風に表現することができます。

感情に寄りかかることもあれば、感情によって救われたり、助けることもあります。

蟹座は変幻自在で、予想不可能な感情の世界に立ち入ることで、世界の広さを改めて知る星座と言えます。

蟹座の宮

蟹座の宮は、活動宮です。

これは感情が無尽蔵に動くことからも分かる通り、内的な動向が活発であることを意味します。

表に出てこない意識や、見て見ぬふりをしてきた感情は、蟹座によってスポットライトが当てられます。


それは今までの物語には無かった動きであり、今後の物語を大きく左右する性質と言えます。

蟹座の性

蟹座は、女性性の星座・女性星座です。

月が支配星 (ルーラー) であることからも、感情は女性性が司ることが分かります。

反対に男性性は理性を司るため、その関係性は決して対立関係ではありません。


蟹座の働きにより、世界に目に見えない働きがハッキリと流れ込み、それは感覚や感性よりも深い、霊的・エネルギー的な働きをも察知します。

蟹座とその他の11つの星座との関係性

他の11つの星座からすると、蟹座は『か弱さ』とともに『母性』を感じさせてくれる星座です。

少女がお母さんになる、という変身ではなく、今この瞬間に、処女性 (純粋性) と母性を同時に感じさせる、というイメージが分かりやすいでしょうか。

それでは蟹座と、その他の星座の関係性を見ていきましょう。

蟹座・の属性とその他の星座

属性別に星座を表現する時、以下のように表現していきます。

  • 火の属性 = 火星座
  • 土の属性 = 地星座
  • 風の属性 = 風星座
  • 水の属性 = 水星座

蟹座 (水)  x 火星座

蟹座にとって、牡羊座同士・獅子座・射手座の3つの火星座は、真逆の性質を持つ星座です。

反りが合わなかったり、最初は理解し合えなかったり、反発し合ったりしますが、男性性と女性性のように、支え合うこともできます。

火と水は、生き物にとって不可欠な要素です。

その2つがぶつかる時、水の方が勝ってしまうのですが、混ざり合うことで、第3の存在が生まれます。

それは子どもであり、新たな可能性であり、変化や成長です。

それらを成就させるのは、水と火の関係性で、お互いに押すところと引くところを計ることが大事と言えます。

蟹座 (水)  x 地星座

地星座は、牡牛座・乙女座・山羊座の3つです。

蟹座にとってこれらの星座は、親和性が高い星座たちで、協力関係や友好関係を結びやすいと言えます。

お互いに良い影響を与え合うのですが、特に蟹座はこれらの地星座に、エネルギーを与えるため、重宝されます。


蟹座が感情的になり過ぎると、地星座に背中を向けられてしまったり、相手を感情に引き込んでしまうことがあるため、感情を整えることが大事です。

蟹座 (水)  x 風星座 

風星座は、双子座・天秤座・水瓶座の3つです。

蟹座にとって、これらの星座は『掴みどころがない』存在と言えます。

フットワークが軽かったり、発想が奇想天外だったり、慣習や過去に基づかないことを材料にするため、蟹座は戸惑うことがあります。


ですが適度な距離を保つことで、蟹座は風星座によって助けられ、また蟹座も情緒的な繋がりをこれらの星座に教えることができます。

蟹座 (水) x 水星座 

蟹座以外の水星座は、蠍座と魚座の2つです。


同じ水属性と言えど、感情の深さや規模が違います。

蟹座は蠍座に対して、排他的に感じ、魚座に対しては、曖昧さを感じます。

ですが協力関係に発展することで、お互いの感情を癒し、または同調することで、その場のエネルギーを発散することができるでしょう。

ただ感情を増幅し、歯止めが利かなくなることは避けるべきです。

蟹座 (活動宮) と固着宮/不動宮・柔軟宮

占星術的なシステムについては、何度も同じ表現を繰り返しますが、それはあなたに「いつの間にか覚えていた!」という感覚を掴んでいただきたいからです。

3つの宮は、「トリプリシティ」といって、星座を3つの分類をするシステムです。

宮は、星座毎の性格や雰囲気ではなく、自然のサイクルの3つの流れを役割として持っています。

  1. 活動宮 = 始まり
  2. 柔軟宮 = 変わり目
  3. 固着宮 (不動宮) = 定着

蟹座 (活動宮) x 固着宮 (不動宮)

固着宮 (不動宮) の星座は、牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座の4つです。


感情を大きく振る蟹座にとって、堂々と構えているこれらの星座は、頼りになる存在になります。

マイペースさや自分軸、洞察力、公平さなどは、蟹座にとって勉強になるからです。

蟹座がこれらのことを学ぶことで、衝動的・突発的なことに動揺しなくなるでしょう。

それは『肝っ玉』という風に表現できます。

蟹座 (活動宮) ) x 活動宮

蟹座以外の活動宮の星座は、牡羊座・天秤座・山羊座の3つです。


司る属性が異なるため、協力関係を結べる場面も異なります。

ただ共通して言えることは、心を開くかどうか、が焦点になるということ。


感情を素通りしていた牡羊座と、損得勘定や他者からの評価が気になる天秤座、そして体裁を気にする山羊座は、蟹座とスタンスが大きく異なるのです。

蟹座 (活動宮)  x 柔軟宮

柔軟宮の星座は、双子座・乙女座・射手座・魚座の4つです。

蟹座にとって、これらの星座は、慣れるまでに時間がかかる関係性と言えます。

魚座は蟹座の『未来の姿』と言えますが、山羊座以降の星座は、ある意味現実現実離れしているため、蟹座がついていけない時があります。

属性の違いも相まって、双子座が持つ軽薄さや、乙女座が大事にする段取り、射手座が求める理想にまで、蟹座は意識が行き届かないこともあるでしょう。

ただ時間をかけることで、感情的な繋がりができれば、蟹座は忍耐強く相手を包み込みます。

やはり『お互い様』という在り方は、良い信頼関係を築くのです。

成長段階が蟹座に移ったことで、新たな『トリプリシティ』が始まりました。

それは同じことの繰り返しではなく、1つ目のトライアングルを発展させ、ホロスコープ上に六芒星を描きます。

宇宙の原理は、突き詰めると最小単位に戻りますが、際限無く発展していく可能性が秘められています。

蟹座は、星座に感情を持ち込み、これまでとは違った活動宮の働きを見せることで、新しい水の流れを起こすのです。

2極の性と星座の移り変わりについて

男性星座・双子座からの切り替わりは、やはり内面へのベクトルの方向転換に焦点が当たります。

特に蟹座は、感情や特に近しい人との関係性に意識を絞るため、その極端なUターンは激しいと言わざるを得ません。

あんなにフットワークが軽かった双子座が、今度は引きこもる、というのは言い過ぎではないでしょう。

蟹は甲羅を持ち、外界からの影響を出来る限り防ごうとします。

その真意はやはり、大切なものや、その時の最大関心事に時間を費やすためです。

星座の移り変わりは、反動や反発という風に表現されますし、この講座でもそのようの表現してきました。

それだけ男性性と女性性の働きは、真逆であり、対極を交互に体験し、その強引な切り替えに引きずられることで、両側面の働きを体験することになるのです。

また私たちそれぞれの中に、どちらの性の働き両方を持ち併せています。

この性別の意識や概念そのものが、宇宙から分離した証拠です。

双子座で発揮していた男性性は『営業』のようなもので、蟹座に切り替わった時、事務職や清掃、はたまた専業主婦 (主夫) の仕事に切り替わるのようなもの。

蟹座の後には、また激しく切り替わることになるのですが、切り替わりを重ねる毎に、引き出しも体験も増えていき、テーマも順々に変わっていくでしょう。

蟹座を客観視するのは?

蟹座の場合、正反対に位置する星座は「山羊座」です。

山羊座の宮は活動宮で、属性は蟹座の正反対の属性である火。


蟹座と山羊座の関係性を例えると、『海』(蟹座) と『大地』(山羊座) となるでしょう。

水は水分が一体となることで海になるのに対して、大地は色んなものが混ざり合わさっています。

山羊座は「構造」や「システム」を象徴する星座で、蟹座にとって山羊座は、現実性を見つめ治すことを教えてくれます。

この構図は、感情と理性の関係性にも似ています。

感情的になり過ぎれば、『机上の空論』になります。

山羊座は実質的な枠組みによって、誰もが分かる組織形態を作り出すのです。


また山羊座は「社会性」を重んじる星座でもあり、深層心理や家庭を重んじる蟹座とは対照的です。

これら2つの星座は相互関係にあり、蟹座がより一層の成長を望む時、足元だけではなく全体に意識を向けることが重要になります。

そして星座の物語は、山羊座の段階をもって、目に見える世界の実質の完成を迎えます。

もちろん足元や心を満たすことによって、山羊座の段階へと進むことができることは忘れてはいけません。

大事なことは、『大は小を兼ねる』と同時に、『小は大を兼ねる』という表裏一体の原理を知り、バランスを取ることです。

蟹座にとって山羊座は、最も苦手で、怖い相手かもしれませんが、それはどの星座にも言えることで、私たちはこの「二元性」を味わい尽くす宿命を生きています。

客観性とは、足元を照らすだけでなく、全体の中で自分自身を確立するために、最も重要な立ち位置です。

蟹座は丁度、物語の1/ 4の地点。

これからもっと物語は深みを増し、世界との一体化が進んで行くのです。

蟹座と数秘【4】

双子座で、物語は宇宙の原理数の3を迎えました。

そして物語は、新たな世界を作っていきます。

4=2+2 or 1+3ですから、数秘は限り無く1・2・3の3つの数字の影響を繰り返していくことになります。

数秘術とは、宇宙の原理を1~9の数字で表したものです。

蟹座は12星座の4番目の星座であり、数秘4の意味合いを持ちます。

数秘4には、以下のような意味があります。

  • 安定、安全
  • 保守的、秩序
  • システム、構造
  • 客観性
  • 制限
  • 堅固、実際的 etc

果たして蟹座・数秘4は、何のために『安全』や『安心』を求めるのでしょうか?


それは決して、変化や成長、進化を拒むための『退行』や『防御』ではありません。


確かに私たちは、常に過去を判断材料に使っています。

ですが蟹座や月、数秘4は、自分が体験した事実という過去を絶対視し、『懐かしさ』に溺れることを望んでいるわけではありません。


私たちが本当に求めているものは、もっと本質的で、すべてを内包する力や働きに意識を向けることです。

それは『母胎回帰』のような、宇宙の源に思いを馳せるような、深淵な繋がり。


不安だから安定させようという考えは、どこか非現実的です。

なぜならその考え方は、『今が良ければいい』という後ろ向きで、未来を、そして宇宙を信頼していない証拠だから。

確かに数秘4は、緊張や危険を免れるために防衛策を練ります。


それによって得られる価値とは、安心や安全というものは、『源泉』に意識を傾けられる余裕や時間を持てることにあります。

あなたがこの世界のどこに居ても、宇宙はあなたを中心に回っています。

小宇宙であるあなたは、大宇宙を凝縮した存在だからです。

ですが自分自身が中心であるからこそ、外側から中心を見る必要があり、外側から見ている時のあなたは、源泉から分離しています。

そのため物語を始めて、しばらく経った時、ふと歩みを止めて、『始まりと終わり』はどこなのか、ということを考えたくなるのです。


そのためには、安全で安心できる場所や環境が必要になり、そこに甘んじることなく、物語・数秘は続いていきます。


それは蟹座自身も予感していますが、時間が許す限り、じっくりと心を満たす役割をきちんと全うしているのが蟹座であり、数秘4なのです。

それは『我慢』とも言えますし、『贅沢』とも表現できるかもしれません。

タイマーが鳴り響けば、今度は内面で練って練り上げた気持ちを『貫く』ものが表れます。

それが次の星座である獅子座が持つ「意志」であり、数秘5であり、物語は更に深みと広がりを見せていきます。

蟹座とタロットカード

蟹座に対応するタロットカードは、「戦車:The Chariot 」です。

「戦車」のカードには、以下のような意味があります。

  • 勢い、スピーディー
  • 挑戦、発展
  • コントロール勝ち取る
  • 旅行、移動 etc

これらの意味は、一見蟹座の象意にそぐわないと思われるかもしれません。

ですが、星座は何のために成長しているのでしょうか?

それは循環とは何か?ということを解き明かしながら、自身を変化させ、世界と一体化するためです。

それは言い換えると、「真理の謎」を解き明かすことでもあります。

蟹座は目に見えない世界や、謎、秘密などを見つめる星座です。

何より月を支配星に持つため、無意識の世界に没入しながら、地にも足をつけています。

その姿とは、どこかフワフワしているようで、意識はきちんと自分という小宇宙と大宇宙の双方に繋がっているのです。

戦車とは、前に進み続けるだけでなく、何かを「勝ち取って家路につこうとしている姿」を表現しています。

それは内面的な旅であり、後に実際に世界を開拓していく獅子座の物語に繋がっていきます。

冒頭で、「循環と物語は破壊と再生の繰り返し」とお伝えしましたね。

それは「内面と外側の行き来」という意識の切り替わりにも同じことが起こっています。

ここまでだと決めていてよかったものの先に、実は続きがあり、オセロの黒と白がひっくり返るように、意識は変容していくのです。

黒が白に、白が黒に変わろうと、宇宙の原理は変わりません。

目の前の変化に一喜一憂するのではなく、果てしない魂の物語は、反転の繰り返しであるという全貌が分かるためには、その都度破壊と再生が必要になるのです。

戦車のカードは、蟹座の無意識の世界の没入と、顕在意識の世界への帰還の描写でもあります。

それはあなたの意識が変わり、普段見ていた現実に、新たに気づくものが増えることを意味します。

ですがあなたは意識をしていなかっただけで、実は既にそこに気づきはあった、というのが、この世界の不思議なところです。

進み続ける毎に、手がかりは増え、その手がかりには糸のようなものが先へ先へと続いていることも発見してしまうでしょう。

蟹座は感情で繋がり、身内を守る星座!

今回の講座では、蟹座の全貌を詳しく解説させていただきました。

蟹座のテーマは、感情を知り、他者と感情で繋がることを重んじる星座です。

大切な人を守るためには、自分の中にある感情を掌握する必要。

蟹座にとって必要な成長は、自分とは何者であるのか?というところまでは至りませんが、双子座が持ち帰った情報に触発されて、感情を生むことにあります。

私たちが1人ぼっちでこの世界に生きていたら、きっと痛みはないかもしれませんが、成長はなく、孤独が強まるだけでしょう。

蟹座とは、自分を守るために感情を包み込み、また他者の感情を癒せるだけの器を作っていきます。

それは孤独な作業かもしれませんが、慌ただしい外の世界ではできないことです。

内にこもり、気が晴れるまで、感情と向き合い、味わうことは、修学旅行の終わりが帰宅するまで、ということと同じ。

生まれたものは、望まなかったり、意図しなかったとしても、責任を持って自分で昇華する必要があります。

そうではないと、心には不完全燃焼のまま、行く当ての無い感情が積もっていくことになります。

蟹座の成長は、目に見えない世界との対峙であり、また現実世界に戻るための休息と準備の段階でもあります。

この期間が充実させることができれば、安心して次の旅に向かうことができます!

自分の心を大切にできない人は、他者の心も大切にできないことを、蟹座は教えてくれるでしょう。

それでは、次の獅子座の講座でお会いしましょう!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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