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メジャー・アスペクト解釈・現代占星術編その2

メジャー・アスペクト解釈・現代占星術編その2

「初心者が最初に巡り会いたい『深楽しい』西洋占星術講座」にようこそ!

いつも記事を読んでいただきまして、本当にありがとうございます。

前回の講座では、現代占星術のアスペクトの概要を解説させていただきました。



アスペクトは、天空で天体が他の天体と星座を通して関係性(繋がり)を持ち、地上へと複数の天体のエネルギーが降ろされる形や象徴、働きです。


宇宙空間において、上下・左右、また時間の概念は必要が無いため、天体たちの地球への影響は、私たちが日々無自覚的に認識・採用している「常識(という枠)」を貫くように、まるで、地表から地球のコア(格)にまで浸透するように、現象化・顕在化します。


さて、前回はアスペクトの概要や基本知識にのみに触れましたので、今回はメジャーアスペクトの解釈について解説していきます。


前回の講座でもお伝えしたとおり、大げさに言えば、メジャーアスペクトは目に見える形での自然の摂理を、マイナー・アスペクトは、人為的な意図を持って、自然の摂理を掘り起こす形で表現(提示)された「意味のある角度」です。

ネイタルチャートにメジャー・アスペクトが表示されていると、どんな意味があるのだろう?と気になってしまいますよね。

今回はメジャー・アスペクトの意味をそれぞれ解説していきますので、ホロスコープ上の天体たちが、私たちの人生にどのような「運命」を託し、私たちはそれをどのように捉えることができるかの判断材料にしていただければ幸いです。

それでは今回も最後までお付き合いくださいね!

アスペクトの原理

前回の講座で解説し切れなかった部分がありますので、補足させていただきます。

アスペクトを考える上で、以下の3つの原理があります。

  1. 太陽と月のアスペクトを明確に定義する
  2. 重い天体(運行スピードが遅い天体)と軽い天体(運行スピードが速い天体)とで形成されるアスペクトは、重い天体の意図が発揮・浸透・起動されるために、軽い天体の機能が貢献する
  3. アスペクトには、①正確なアスペクト(完成・調和の状態のアスペクト)と、②天体が他の天体に接近することで形成されていくアスペクトと、③天体が他の天体から離れることで正確なアスペクトが崩れていくアスペクトの3種類がある
  4. 天体の持つ意図は、星座の区分によって変化・変質して発揮される
  5. 天体の持つ意図は、ハウスのテーマ・分野に沿って発揮される

太陽と月のアスペクトを明確に定義する

占星術では、太陽と月によって、人の動的な状態と静的な状態の関係性が表されます。

本講座では、「二元性の原理」と表現しています。

また、これは筆者独自の見解ですが、太陽を「未来性」、月を「過去性」と見なしています。

*この表現は、「今を生きる人生以外の人生」についてを解釈するためではなく、「今」という瞬間以外は、過去(完了した現実)・未来(起こっていない現実)である、という概念を基にしていることにご注意ください。*

以前の講座でお伝えしたことで、「人生とは、自分に出会うことだった」という旨の文章を書きました。

それは太陽が未来へと向かっていく意識であるのに対し、月は、幼少期の守られるべき存在であることを許された世界観(自我の体験記憶)であり、月の世界観は時間が止まった内的空間だと考えられるからです。

その内的空間を、私たちは「心」と認識しています。

私たちは「今」という瞬間にしか生きることができません。

また、今という瞬間は、光の点滅のように、瞬間的に過去になっていきます。

どのような感覚で自分自身と世界を捉え、表現するかは人それぞれですが、「今」という瞬間以外に、私たちが生命の営みを体験することはできません。

そういう観点において、月は常に「過去の私」、特に幼少期という親の庇護の下、「私の人生に必要であるプログラムの基礎」を継承されていた時という過去の地点に源泉を持ちます。

継承とは、親とそのまた親…という具合に、幾人もの先祖からの肉体的な遺伝と精神的な観念が託される・押し付けられる・植え付けられることです。

私たちが最も自分自身に対して力を引き出せる状態は、リラックスした状態ですが、その際たる状態は、赤ん坊の時で、そのような無防備な状態の時、私たちは空からのスポンジでした。

十分に周囲からの影響を極限にまで吸収することを許され、強制される時期というのは、今の私たちからすれば、自分自身で意思決定ができないため、「過去の私」であり、「過去世の私」という表現が当てはまります。

ホロスコープ上において、未来世を示すのはドラゴンヘッド、過去世を示すのはドラゴンテイルである、という認識が一般的だと思われますが、本講座では、「今世以外の私」から逸れた概念は扱いません。

そのため、本講座におけるノード軸の定義は、前世やカルマに触れることなく、星座のエネルギーにおける、「命の流れの方向性」であると定義しています。

話を戻しますと、ホロスコープ上で表される天体同士の関係性の中で、太陽と月のアスペクトや、太陽と他の天体とのアスペクト、月とその他の天体とのアスペクト、また太陽と月とその他のアスペクトが絡む複合アスペクトの3点を、ホロスコープの重要な要素として位置づけることが重要です。

それは「私という存在(生命)」の始まりから、「死という未来」に向かっていく人生の流れが、太陽と月によって表されるからです。

もちろん、太陽と月が陰陽の関係にあること以外に、太陽が生命力の根源、月がプライベートな私、などの複合的な意味を持っていることは承知していますが、アスペクトを読んでいくに当たり、この2つの天体がそれぞれに持つアスペクトについては、大変重要である、ということをご理解いただければ幸いです。

軽い天体と重い天体が絡むアスペクトは、重い天体の意図が優先される

これは、天体に与えられた原理・法則的な役割で、占星術の根本的な概念として、天体の影響力には序列があるためです。

少し奇妙な表現になりますが、火を消すために、小さなバケツを組んでは水を掛けるという行動を繰り返すのと、ホースで断続的に水をかけるのとでは、鎮火のスピードには雲泥の差が出ます。

それと同じように、影響力の強い天体は、弱い天体に対して、優位な立場にあります。

伝統占星術では、月・水星・金星を下位天体、火星・木星・土星を上位天体と呼びますが、現代占星術では、トランスサタニアンを加えることで、上位の天体である土星の領域を超え、物質的・精神的・根源的な影響を持つことで、天体の関係性には確実に優劣の差があると考えます。

そのため、アスペクトを形成する天体の内訳は、地上に影響を与えるアスペクトは、重い天体の意図が有利に働く構造があります。

ただ、軽い天体のエネルギーや意図は無視されるのかといいますと、そうではなく、「貢献」や「奉仕」という意味で、軽い天体の働きは十分に果たされ、またその働きを期待されている(与えられている)のです。

ちなみに、別の講座で複合アスペクトの解説をする予定ですが、3つ以上の天体が絡んでアスペクトを形成する場合、方向性として、最も重点を置かれる1つ以上の場所(天体・星座・ハウス)にエネルギーが集中します。

言い換えると、影響力の差があっても、特定の地点のために、複数の天体がエネルギーを注ぎ込む、ということです。

もし、重点を置かれる場所に影響力が弱い天体が位置すれば、他の地点に位置する影響力の強い天体は、サポート役に回りますので、メジャー・アスペクトと複合アスペクトとでは、影響力の出方に違いが出る、ということを頭の隅に置いておいてください。

逆に、重点を置かれる場所に影響力が強い天体が位置すれば、吉意・凶意に関わらず、その天体の意図を達成するために、他の天体のエネルギーが活用されることになります。

太陽系のシステム、大きなものから小さなものまで、すべてが1つの生命体のように駆動しています。

それは、私たちの肉体と同じで、どこか1つの身体部位が勝手な機能を働かせたりしないように、すべては必ず循環し、その循環のためにすべての小さき存在が自分の役目を果たしています。

ですから、アスペクトを読む際は、天体の影響力の強弱を指標として、アスペクトの意味を紐解いていきましょう。

3種類のアスペクト

前回の講座で、アスペクトとは、「意味のある角度」であり、「完成・調和の取れた星座の関係性にある天体同士の繋がり」という定義をお伝えしました。

物事は必ず、「始まり」があり、「過程(変化のプロセス)」を経て、「終わり」という順序を辿ります。

始まりも過程も、終わりも、どの地点も、瞬間的にはすべて完成・完全な状態なのですが、「連続性」や「時制」となると、点と点を繋いでできる線は、「変化」を動機としています。

アスペクトの変性を3つに分けると、以下のようになります。

  • ①正確なアスペクト(完成・調和の状態のアスペクト)は、「ピークのアスペクト」
  • ②天体が他の天体に接近することで形成されていくアスペクトは、ピークに向かって上り詰める「上昇/接近のアスペクト」
  • ③天体が他の天体から離れることで正確なアスペクトが崩れていくアスペクトは、「下降/分離のアスペクト」

天体同士の関係性は、星座の3つの区分により決まり、区分によって組み合わされるアスペクトは、①ピーク(完成・調和)、②上昇(接近)、③下降(分離)の3段階があるのです。

影響力の順番は、①ピークのアスペクト、②上昇・接近のアスペクト、③下降・分離のアスペクトですが、②と③は入れ替わる場合があります。

ベネフィックである太陽・月・金星・木星が、他の天体に接近する場合、凶意の影響や傾向に歯止めをかけることがあります。

逆に、マレフィックである火星・土星・天王星・海王星・冥王星は、他の天体から分離する場合に、吉意を半減させることがあります。

*水星に吉意・凶意は与えられていません。*

そのため、上昇(接近)のアスペクトと、下降(分離)のアスペクトの影響力の強弱を見る際は、必ず天体の位置が重要となります。

これは、伝統占星術のアプローチ(接近)とセパレート(分離)の概念を適用したアスペクトの考え方です。

ホロスコープ上で、天体は反時計回りに回り、追いかけられる天体は劣勢、追いかける天体は優勢となりますが、そこに天体の影響力の強弱が加わることで、アスペクトが形成される意図が変わる、ということを忘れないでくださいね!

天体の持つ意図は、星座の区分によって変化・変質して発揮される

「星座の区分」というと、なんだか難しそうに思いますが、「星座の違い」という認識と同じなので、あまり難しく考えなくても問題ありません。

星座の違いは、単にエレメント(火・土/地・風・水)の違いではない、ということを強調しているだけですので…。

アスペクトは、星座同士の関係性で結ばれる天体の繋がりです。

星座同士の関係性は、二区分・三区分・四区分の親和性・共通性の高さ(多さ)によって、変わり、それが様々なアスペクトとなります。

2つの天体によって形成されるアスペクトは、2つの星座の位置による線のアスペクト、3つ以上の天体によって形成されるアスペクトは、3つの星座の位置によって形成されることで、立体のアスペクトに発展しますが、基本的には、区分の組み合わせです。

それを簡略化すると、星座の組み合わせとなるのですが、区分は重要ですので、詳しい説明をさせていただきます。

天体には序列があり、アスペクトに関係する天体の意図は複合的・融合的なものとなり、星座の区分によって、その意図の伝わり方・表現のされ方が変わってきます。

例えば、牡羊座に位置する天体が、他のエレメントの星座に位置する天体と関係性(アスペクト)を持つとします。

  1. 牡羊座 – 牡羊座:コンジャンクション(0度)
  2. 牡羊座 – 双子座:セクスタイル(60度)
  3. 牡羊座 – 蟹 座:スクエア(90度)
  4. 牡羊座 – 獅子座:トライン(120度)
  5. 牡羊座 – 天秤座:オポジション(180度)

既に解説してきた内容ですが、改めて区分の親和性・共通性を確認していきましょう。

上記の星座の組み合わせを共通する区分でまとめると、以下の通りになります。

  1. 牡羊座で同座の場合は、「男性宮」(二区分)、「活動宮」(三区分)、「火(熱・乾)」(四区分)のすべてが共通する
  2. 牡羊座と双子座は、「男性宮」(二区分)のみが共通する
  3. 牡羊座と蟹 座は、「活動宮」(三区分)のみが共通する
  4. 牡羊座と獅子座は、「男性宮」(二区分)と「火(熱・乾)」(四区分)が共通する
  5. 牡羊座と天秤座は、「男性宮」(二区分)と「活動宮」(三区分)が共通する

以上の5つのアスペクトだけで考えても、天体の意図は、区分によって表現のされ具合が違います。

星座は天空の背景であり、それぞれの領域には支配星の特色があります。

アスペクトを形成する際に、支配する星座に巡ってくる場合とそうでない場合があることも踏まえると、天体の意図の表現のされ方は思ったよりも多くなっていくことが分かりますね!

天体の持つ意図は、ハウスのテーマ・分野に沿って発揮される

ハウスは「テーマ」や「分野」を司り、天体のエネルギーが表現される実践場です。

「運命とは?」について、何度も熱く語ってきましたが、天体の意図が地上(現実)で現象化することを、私たちの魂は計画する側で、肉体を持った私たちは、身をもって体験する側といえるでしょう。

そのため、天空で天体が叶えようとする意図の表現の方向性は、ハウスに沿って実現する、というのがアスペクトの着地点、という認識が最もスムーズかもしれません。

天体が叶えようとする意図に対してだけではなく、私たちはあらゆる場面において受容的な存在ですから、天体が地上に降ろすエネルギーや影響の大部分が、地球という舞台で生きる私たちにとって、「運命」という出来事になるわけですね。

イメージだけの話になりますが、私たちがホロスコープの中に入り込むとすれば、天体たちと同じ、星座とハウスに挟まれた空間になります。

それは意識体として、なのですが、実際のところ、天体は私たちの分身であり、全体で私たちの存在を表しますので、それほど理解に苦しむことはないかと思います。

大げさな言い方になりますが、天体たちは星座の組み合わせ・繋がり方によって、運命の表現のされ方が計画され、ハウスによってテーマ・分野が決まり、実際に私たちが体験するため、運命とは、「天と地の共同創造」であり、私たちは当事者であると同時に、観測者といえるでしょう。

それが「天・地・人」という言葉で表現され、私たちは見守られている存在であるとともに、運命という出来事を体験することを囃(はや)し立てられ、期待されている存在であり、これこそが、本講座の根底にある「生かされている意味・価値」の回答として、「私という存在は、世界から望まれている」という意識に繋がっています。

もちろん、この記事を読んでくださっているあなたも、世界(宇宙)から望まれて生まれ、期待されているから生かされている大切な存在です。

また、その感覚を受け入れることで、あなたは他者に対しても、この意識を使うことで、他者を存在として肯定できます。

それは、誰もが運命を体験する現場隊員として派遣されたことによる、同志への眼差しです。

人は親密度を持つほどに、共感性を高めますが、それが覆される時、凶暴性に転じます。

ですが、それは総じて、誰もが同じような境遇に生き、同じような本能プログラムを持ち、同じような運命を共時的に体験していることの証です。

個人天体(パーソナル・プラネット)は個人体験に強く影響し、社会天体(ソーシャル・プラネット)は社会全体に強い影響力を持ち、トランスサタニアン(トランスパーソナル・プラネット)は、世代的な影響力と根源的な変容に関与します。

アスペクトが持つ象意は、絡む天体によって影響力が変わり、星座によって表現のされ方も変わり、そしてハウスによって、テーマに沿って実現化が成就する、ということですね。

ホロスコープ上の主導権

本講座は、ネイタルチャートのリーディングを主軸としています。

あなたの出生ホロスコープは、大宇宙があなたという小宇宙を創造する意図が宿っている、という立場の基、ホロスコープの全体像を掴んで、山登りをするように、重要なポイントを1つひとつ確認しながらリーディングを進めていきましょう。

大宇宙とあなたの魂の約束の基、10つの天体は意味のある場所に位置しています。

それぞれの天体に与えられている本来の役割は、表面的な上下関係や敵対関係ではなく、働き(仕組み)としての機能です。

あなたのホロスコープには、あなたという小宇宙の発展・進化のために、天体たちが意味のある関係性を持ち、それがアスペクトとして表現される、と考えてみましょう。

それでは、以下の5項目に沿って、アスペクトを読んでいく優先順位を見ていきます。

  1. ホロスコープの全体像を把握する
  2. 10つの天体が司る役割・機能、影響力を理解する
  3. 12つの星座に与えられている象意・意味を理解する
  4. 12つのハウスに根ざしているテーマ・分野・領域を理解する
  5. 天体同士の関係性によるアスペクトを分析し、理解する

ホロスコープの全体像を把握する

ホロスコープリーディングを始める時、どこから見ていいか分からず、とりあえず気になる天体や星座、ハウスをしらみつぶしに見ていく、というのも手ですが、順序良く見ていくと迷いません。

そこで、まずは3つの要素から始めていきましょう。

  1. 東の地平線・ASC/アセンダントを確認し、チャートルーラーを知る
  2. 太陽の星座とハウスを確認する
  3. 月の星座とハウスを確認する

ホロスコープでは、「チャートルーラー」がとても重要視されます。

チャートルーラーをシンプルに表現すると、「魂の性格の表現者」となるでしょうか。

天体は、星座とハウスの両方を支配し、星座はエネルギー的な影響力を持ち、ハウスは顕在化の影響力にそれぞれ関与します。

チャートルーラーは、ASC/アセンダントに重なる星座の支配星で、人生全般において、源泉(宇宙意志)からエネルギーを受け取り、そのエネルギーを生涯にわたって活かしていく存在です。

伝統占星術では、ネイタルチャートにおいて強い影響力を持つ天体は、エッセンシャル・ディグニティ(品格・品位)が高い天体とされていますが、ここでお伝えしている「ホロスコープ上で主導権を持つ天体」とは、ASC/アセンダントの星座の支配星(ルーラー)を指します。

どのようなハウスシステムであっても、かなり特殊な例を除いて、ASC/アセンダントと重なる星座は変わりません。

西洋占星術では、牡羊座0度を起点としていますので、東の地平線は大変重要です。

日本で馴染みのあるプラシーダス・ハウスシステムでは、東の地平線とASC/アセンダントはイコールとなっていますが、ホールサイン・ハウスシステムでは、東の地平線とASC/アセンダントはズレることが多いですので、「起点」とは何か・どこか?ということを知ることは、ホロスコープリーディングの根幹に関わりますので、覚えておいてくださいね。

ネイタルチャートは、ただの出生時間の瞬間の天空図ではありません。

人生の設計図(羅針盤)であり、一生涯に渡って土台となるものです。

非物質の存在であった私たちの魂が、肉体を手に入れて、この世で生命の息吹を体験し始め、その息吹は出生場所からどんどん離れていって、宇宙の果てにまで到達する。

そのようなイメージを持っていただくと、私たちが生まれてきた価値や生かされている証は、誰の承認を必要とせずとも、物質世界に情報として残り続けることの意味が分かります。

このような表現、どこかで見聞きしたことはありませんか?

宇宙の起源についての真偽は定かではありませんが、ビッグバンが起こった時の、たった1つの「揺らぎ」の膨張が、現在とこれからの宇宙を創造したといわれ、原初の宇宙の姿を知ろうとする時、その揺らぎの膨張の痕跡を辿っていくことが重要となります。

私たちの人生に当てはめてみると、まさに東の地平線が、私たちの小宇宙の原点なのです。

そして、その原点となる東の地平線・ASC/アセンダントに接している星座は、間接的に私たちの人生に影響力を持つ天体(チャートルーラー)と見なすことができます。

ですから、ホロスコープの全体像を把握する時は、まず東の地平線・ASC/アセンダントに目を向けてくださいね。

次に、太陽と月の配置についてですが、以下の項目を参考にしてください。

  • 太陽は、自己像(セルフイメージ)を実現していく意志を象徴し、その実現の表現のされ方(性質)が星座に、その実現が最も際立ち・発揮される場がハウスに表される
  • は、不変的な心・純粋性を象徴し、心の安定を獲得する方法(性質)が星座に、心が落ち着く環境・条件がハウスに表される
  • 太陽は、求心力として、他の天体に対してエネルギーを与えて活性化し、他の天体からのエネルギーを還元する
  • 月は、受容体として、他の天体に対して受容的な立場を貫き、傷つくことや吸収することを主な働きとして持つ
  • 太陽が絡むアスペクトは、意志に関係する
  • 月が絡むアスペクトは、感情・情緒に影響を与える

先ほど、太陽は「未来性」、月は「過去性」を表す、とお伝えしました。

ネイタルチャートにおいて、太陽と月がアスペクトを持つ時、「今」という瞬間に対して、「感化的な刺激」が継続的に生まれます。

なぜなら、ネイタルチャートに表れるアスペクトは、トランジット(経過)やプログレス(進行)のチャートと常に連動するからです。

また、他者との相性を見る際(シナストリー)も、自分と相手のネイタルチャートを重ねますので、お互いの太陽と月の星座とハウスは、根本的な相性の判断基準となります。

アスペクトを見る前も、アスペクトを読み解く際も、①東の地平線・ASC/アセンダント、②太陽、そして②月の星座とハウスの場所は、大変重要であることをご理解いただければ幸いです。

10つの天体が司る役割・機能、影響力を理解する

10つの天体は、それぞれに役割・機能・影響力を持ちます。

天体別解説にて、詳しくそれぞれの天体の力については解説済みですが、以下に、簡単ではありますが、天体の象意をまとめました。

 【天体】 主な象意・役割・機能・影響力
  太 陽意志、または実現するための意志、生命力、自分を輝かせること、創造性の源泉、未来性、本来の・魂の自己の在り方/振る舞い
    受容性、心、または内的世界観とその再現、個人的な心理構造、自己防衛反応、自己保存本能、無意識の反応、依存力、母性の力、心地良さの習慣
  水 星自己主張、表現の力、言語能力、知的好奇心、知性、技術的な関心、意思疎通に関する行為、伝えようとする熱意、太陽の意志を運ぶ役目
  金 星楽しみ・喜びの欲求、自分を満たす感性、愛情を表現することを望む気持ち、感覚・感性、芸術を楽しむ能力、情感・官能の力、幸福感の受容体
  火 星行動力、直接的・身体的に働きかける力、衝動性、性的なエネルギー、争い・競争の欲求、反発する力、変化を起す力、攻撃性、勝利を求める欲望
  木 星拡大・発展、援助力、向学心、大らかさと寛大さを望む気持ち、善意、恩恵、楽観性、(自分自身を含めた)信頼に基づく関係性、保護的な気持ち
  土 星実現力、拘束力、収縮、責任、凝固、固定、忍耐、持続性、長期的な計画、安定性、組織力、理性的な判断力、形式・構造を活用・利用すること
  天王星突破力、突然変異、予測不可能なアイディア、劇的な転機、従来の物を変えたい気持ち、自立心・独立精神、従属に反する気持ち、自由の実現、個性
  海王星無意識、自分を無くし大きなものへと融合したい気持ち、夢見の能力、忘れること、酔い、同化・同調・共感の力、曖昧さに傾倒する状態
  冥王星変容、再生力、生と死・性に関わる根源的な力、終わりをもたらす力、支配力、外宇宙の力を取り込む力、富を創造し、また喪失する力(作用)

上記に挙げたキーワードは、星座によって表現のされ方がマイルドになったり、逆に助長されたりします。

また。ハウスによって、物質的・現実的な出来事や変化として表れる場合もあれば、内的・精神的な変容・変化として表れる場合もありますので、天体が位置する場所によって、アスペクトとして表れる天体の意図は変わります。

12つの星座に与えられている象意・意味を理解する

単に、12つの星座と考えるのではなく、二区分・三区分・四区分の違いを知り、理解した上で、星座と天体の組み合わせ、そして形成されるアスペクトの形を考えると、星座に与えられている象意や意味に対して、洞察力と想像力が生まれるはずです。

以下に、12星座の主な象意・意味をまとめました。

【星座】 【キーワード】【主な象意・意味】
 牡羊座   ”I am“始まり、純粋性、自己主張、自我の目覚め、勝負
 牡牛座 “ I have” 豊かさの享受、所有、美しいもの、五感、不動、豊穣 
 双子座 “ I think“知性、移動、知的好奇心、言葉、情報、意思疎通、多重
 蟹 座 “ I feel“感情、共感、心を重んじること、守ること、育てること
 獅子座 “ I will”肯定する力、意志、自己表現、求心力、演出力、輝き
 乙女座 “ I analyze”分析力、整理する力、豊かな感性、繊細さ、問題解決
 天秤座 “ I balance”均衡、正義、一対一の関係性、完全性、秤、客観性
 蠍 座 “ I desire”秘密、支配欲、集中力、同化、変容、不屈の精神
 射手座 “ I understand”冒険心、向学心、楽観性、挑戦、本能と知性、遠い場所
 山羊座 “ I use”実現力、実行力、建設性、構造、継承、責任、社会性
 水瓶座 “ I know”自由、平等性、独自性、反骨精神、発明的、理想、未来
 魚 座 “ I believe”共感性、非物質性、境界を溶かす、幻想、想像力

12つのハウスに根ざしているテーマ・分野・領域を理解する

ハウスについてですが、ネイタルチャートにおいて、ハウスは時間の流れに沿うものではないため、ハウスを星座のように地続きに考えないことが重要です。

なぜなら、出生ホロスコープは、生まれた瞬間の大宇宙と魂の約束であり、人生に起こる運命のおおよその計画だからです。

どういう意味?と思われるかもしれませんが、ここからは、「出生ホロスコープ(=生まれた瞬間)を、人生そのもの」という不思議な概念をお伝えします。

何か1つの出来事が起きました。

そこには、原因と結果の両方が揃っています。

ですが、結果は見えません。

原因は目に見えますが、結果は見えるようになるまで時間を要します。

そして時間を要することは、空間を要することと同じで、時間と空間が同じになる間(過程)に、変化が生まれます。

その変化というのが、私たちの人生に相当するわけですが、いつもこんな風に考える必要はありません。

ただ、人生とは何だろう?だとか、世界と私とはどんな関係だろう?という時に、「全体性」や「ワンネス」という意味や感覚が、「始まりと終わりが同じ」という時間と空間の喪失(不要さ)と、逆に、それが認識できないからこそ、私たちが生きている意味があることが日常を肯定することになります。

*これは神秘体験を否定するものではなく、あくまでも現実を生きる私たちの実体に焦点を当て、私たちが自分自身を肯定しよう、という旨の表現です。*

そうなりますと、「私はあなた、あなたは私」を物理的に経験できないことが、逆に当たり前である以上に、正解・最善ということです。

そういった感覚や世界観を語ることは楽しいですし、有意義なのですが、それを実現できない、体験できないことを悲観する必要はどこにもありません。

それを体験する人は体験する運命であっただけで、そうでない人は、体験する人が体験しない人生との違いが分かる、ということを認識できるまでですし、逆に、体験しない人が可能性を持つことになるだけです。

そこに優劣は一切ありませんし、誰もがそういった神秘体験をする必要もありません。

その「違い」こそが、私たちが観測者として地上に生まれ落ちて体験したかったことです。

重要なことは、「私と出会うこと」であって、「他の人を私にする」ということではありません。

これは、日常的・一般的な感覚・捉え方とは異なりますので、抵抗が生じて当たり前ですが、例えるなら、あなたが空気を吸い込む時に、世界から空気が減る、というようなあなたと世界の関係性(変化)のようなものです。

世界からは空気は減っていないし、そんなこと感じられるわけもない。

確かにそうですが、もし、世界があなたに空気を減らしてもらうことを望み、あなたが世界から空気をもらうことを望んでいたら、どうでしょうか?

これは「思考実験」ですので、証明のしようもありませんが、ビッグバンが起きた時に、宇宙の終焉が決まっていた、という話と通じる話です。

覚醒体験や一瞥体験、体外離脱などで、そのような感覚に触れた、という人は少なくありません。

ですので、こういった概念や感覚を言語化すると、上記のような妙な表現になります。

それで、ハウスと運命、ホロスコープの関係性に話を戻しますが、ネイタルチャートが一生にかけて影響を及ぼす、ということを、別の表現をするならば、「始まりと終わりは同じ」です。


私たちが時間の経過と空間の変化において体験している過程(プロセス)は、時間の経過を挟まなければ、ライトを点ける時の一瞬の点滅の瞬間をズームアップして、光と闇が入れ替わる間隔を限りなく広げて、広げる力が無くなった時に寿命を迎えることで、間隔は消え去ります。

何だか頭が痛くなるような話ですね。

それもそのはずで、宇宙の果てへと意識を飛ばそうとしても、なかなか辿り着きません。

裏表が繋がっている構造を、二次元では「メビウスの輪」と呼び、三次元では、「クラインの壺」と呼びます。

そして、そういった構造の中で物事が動き、循環する形を「トーラス」と呼び、あらゆる物事は内から外へ、外から内へ、異なる方向性が異なる方向性を成り立たせている、ということですね。

そうすると、私たちが生まれた瞬間に、宇宙の視点では、私たちの人生が終わっている瞬間も同時に生まれた、ということになりますね。

ただ、私たちは客観的に自分自身の誕生の瞬間と、人生の終末の瞬間を見届けることができません。

当事者としての体験は、常に過程(プロセス)と変化にあり、その他はすべて、観測者や関係者の視点で、他者や世界、物事を見ています。

ネイタルチャートを深堀することは、もしかしたら、人生の始まりと終わりを結び、その間の過程(プロセス)を、どのように体験していくのか、という自分の生き方と在り方が示されているのかもしれない、という可能性に触れることになるでしょう。

こういった視点は、自分自身に向けるものであって、他者に向けるものではありません。

私がリンゴを食べたいからといって、あなたにもリンゴを食べてもらう必要が無いのと同じくらい、平凡なマナーのようなものかもしれません。

ただ、占星術やホロスコープを通じて、意思疎通をしたり、運命について語らう時、このような視点は役に立つのではないでしょうか。

話があっちこっちにいってしまいましたが、星座とハウスが別々の概念(時間と空間)に基づいていますが、私たちが最も合理的に解釈できるように設計されたのものが、ホロスコープである、ということをお伝えしたかったのです。

そこで、ネイタルチャートでは特に、ハウスを時系列から話して捉えることで、あなたの人生において、天体が持つ象意や影響力と、ハウスが持つテーマ性や分野、領域の関係性に深みが増ししていく、というお話でした。

さて、ハウスに話を戻しますね。

12つに分けられた地上の領域は、天体が間接的に影響を注ぎ、時間と空間によって「変化」と「進化」が表現される舞台です。

それぞれの領域は、地続きになっているようで、そうでもなかったりします。

これは伝統占星術が主張する「プライマリー・モーション」が、天体の運行の流れである「セカンダリー・モーション」と流れが逆だからです。

天体が反時計回りに回る流れは、第1ハウスから第12ハウスへと運行しますが、東の地平線から太陽が昇り、西へと降りる方向は、第12ハウスから第1ハウスへとの流れで、実際の太陽の進行方向とは正反対になります。

ホロスコープ上では、2つの相反する流れが両立していますので、どちらを採用するか、となりますと、星座は時間の流れに基づいた流れですので、反時計回りで問題ありませんが、ハウスは空間に基づいた流れですので、時計回りになります。

そのため、ハウスが地続きになっているとしたら、辻褄が合わなくなります。

問題は、星座とハウスを同じ視点で捉え、扱うことです。

星座は刻一刻と位置を変えているので、天文学上の実際の星座と、占星術での概念的な星座とは異なりますが、牡羊座を起点として定め、ある種、ホロスコープ上では現実の時間の経過と矛盾する側面があります。

ハウスも同じように、東の地平線から下った地点に第1ハウスがあり、自然の法則に反して生命活動がスタートし、順々にハウスが続いていきます。

また、東の地平線から昇った地点に第12ハウスが配置されているのに、「隠された部屋」という象意が与えられていますから、よくよく考えると、複数の異なる要素を二次元の世界・平面に凝縮すると、色々と矛盾や混乱が生じるのです。

細かいことは抜きにして、私たちは時間と空間に「連続性」を求めます。

物質世界において、私たちが五感で認識・体感する物事には因果関係が無くては、辻褄が合いません。

その辻褄合わせをホロスコープ上で行うと、星座とハウスの順番が同じになる、という結論に至ります。

そういった問題点や矛盾を解決するものは、時間と空間という異なる概念がホロスコープに畳み込まれている、という視点です。

実際のところ、天体はホロスコープ上を反時計回りし、星座とハウスの流れ(順序)が同じでも、不都合はありません。

不都合な点は、現実世界において、「時間=空間」という認識を感じられないことであり、もしそれが感じられたら、物質世界から追い出されてしまいます。

なぜなら、地球上において生きるすべての存在は、時間と空間を分けることによって、物質世界を体験することを許されているからです。

話が長くなりましたが、冒頭の「ネイタルチャートにおいて、ハウスを地続きに考えない」ということが原点に考えてください。

本当に遠回りをしましたが、以下に12ハウスのテーマ・分野・領域を簡単にまとめました。

【ハウス】【テーマ・分野・領域】
第1ハウス生命・肉体、自分自身
第2ハウス財産、金銭、所有
第3ハウス兄弟・親類、知識、意思疎通
第4ハウス両親・不動産、家庭
第5ハウス子ども・喜び、創造
第6ハウス奴隷・病気、勤務、従属
第7ハウス配偶者・争い、協同、人間関係
第8ハウス死・恐れ、遺産、遺伝
第9ハウス宗教・旅行、意識、精神
第10ハウス仕事・名声、職業、業績
第11ハウス友だち・希望、願望
第12ハウス敵・悲しみ、障害、秘密

天体同士の関係性によるアスペクトを分析し、理解する

最後に、ようやく天体同士の関係性を見ていくことで、ネイタルチャートの示される「私(あなた)に託された宇宙の意図」を紐解く段階に入ります。

ネイタルチャートは、実は、一生かけて読み解くものです。

年齢を重ねることで、以前は見えなかった景色を体験し、思い込みが払拭されたり、逆に意志通りに現実化を体験するなどして、ホロスコープの理解は変わっていくものだからです。

そのため、占星術に携わる人は、常にネイタルチャートに戻り、自分自身との対話を続けます。

それは、ネイタルチャートが宇宙の意図が反映された、私(あなた)だけのギフトだからです。

アスペクトの解釈をしていくことは、「絶対的な答え」を探すものではありません。

運命があなたを訪ねて来る際の導き手として、あなたを通して、世界の奥深さが表現されることを、逆に世界に送り出すためです

そのために必要なこと、特別なことはありません。

ただ、毎日を、今日という日を丁寧に生きるのみです。

不安に駆られた時やトラウマを思い出す時でさえ、あなたの本質は、人生を恐れからではなく、「体験できる喜び」を動機とすることを教えてくれます。

そのきっかけとなるものが、アスペクトであり、(星座・ハウスの位置による)天体の働きと、天体同士が協調して実現される働きなのです。

ですから、表面的・反射的な「吉凶」の判断や、憶測、偏見が出た際には、素直にノートに書いてアウトプットして、リーディングの妨げにならないようにしてください。

それでは、ようやくですが、メジャー・アスペクトの解説に入ります。

メジャー・アスペクトの解釈

今回の講座では、アスペクト別の解釈をするに留め、次の機会に、星座別・ハウス別のアスペクトや、天体同士のアスペクトについて解説させていただくことをご了承ください。

また、天体の組み合わせによっては、メジャー・アスペクトの象意や意味は変わることもしばしばありますので、その都度理解を深める必要があることも併せて覚えておいてください。

以下に、メジャー・アスペクトのみを表にまとめました。

牡羊牡牛双子獅子乙女天秤射手山羊水瓶
牡羊0°60°90°120°180°120°90°60°
牡牛0°60°90°120°180°120°90°60°
双子60°0°60°90°120°180°120°90°
90°60°0°60°90°120°180°120°
獅子120°90°60°0°60°90°120°180°
乙女120°90°60°0°60°90°120°180°
天秤180°120°90°60°0°60°90°120°
180°120°90°60°0°60°90°120°
射手120°180°120°90°60°0°60°90°
山羊90°120°180°120°90°60°0°60°
水瓶60°90°120°180°120°90°60°0°
60°90°120°180°120°90°60°0°

コンジャンクション(conjunction):【合】:0度 / ハードアスペクト*ソフトアスペクトにも変化する*

コンジャンクションは、2つの天体が黄道上で近接して、ほぼ同じ角度にあることで形成される状態(角度)です。

伝統占星術では、コンジャンクションはアスペクトには含まれませんが、現代占星術ではアスペクトとして扱っています。

コンジャンクションは、地上から見た際、「天体が天球上で同じ星座で重なり合う状態」のように見えます。

そのため、コンジャンクションとなる天体同士の関係は「互いの力が強められる作用」を持つと考えられています。

その理由は、2つ以上の天体が同じ星座に在室し、星座のカラーに染まることで、天体の性質が「結合する」からです。

また、アスペクトにおいて、コンジャンクションは最も影響力が強い星座の関係性であり、天体の意図が最も強まります。

そして、天体はコンジャンクションする星座のエネルギー(性質)を高め、(ホロスコープ上で)対応するハウスのテーマ・分野・領域にエネルギーが降ろされることで、私たちはコンジャンクションする天体の意図を現実的に受け止めることになるのです。

この点において、現代占星術が星座に重きを置く、という特徴や傾向は妥当といえます。

なぜなら、コンジャンクションは、星座を通して伝えられる天体の意図が、星座のカラー・エネルギー・雰囲気を強くまとうからです。

ただ、同じ四区分(エレメント)同士で高められる影響力は、過剰にその気質や特徴が強められる、ということでもあります。

極端な例になりますが、真夏にサウナスーツを着て、鍋料理を食べるというようなことが、火の星座で、太陽と火星がコンジャンクションすると起こります。

コンジャンクションはそのため、基本的にハードアスペクトと見なされ、ですが、その他の天体のアスペクトがあることによって、ホロスコープ全体としては、その過剰な働きが抑えられる、ということもありますので、コンジャンクションが常に暴走的に働くわけではありません。

ですから、コンジャンクションの「質」という観点においては、どの星座(またはエレメント)で、どの天体が接合・連結の状態を作っているのか、ということが重要になります。

それに加え、ハウス(地上)がどの半球に位置し、どのハウスのテーマや分野にコンジャンクションの影響を顕在化させるか、ということを着地点として、ホロスコープの全体像を確かめるようにしてください。

コンジャンクションの関係性にある天体は、互いの性質を強調し合うことで、新しい力を生み出す関係性にあります。

コンジャンクションにある状態をシンプルに表すとすると、同じ価値観や価値基準を共有できる間柄です。

もちろん天体同士での影響力の差はありますが、同じ方向性を持つ者として、利害が一致し、重い天体の意図が優先されますが、この場合においては、軽い天体は同意する形で収まります。

ある天体に対して、もう1つの天体の力が注ぎ込まれる関係性は、コンジャンクションが最も反映されるアスペクトといえるでしょう。

そしてその結果、無自覚な衝動性が強まるといわれています。

以下に、コンジャンクションの特徴をまとめました。

  • コンジャンクションは、アスペクトとして扱われない場合がある
    その理由として、天体が同じ星座に位置することは「結合」「連結」を意味するからである
  • 伝統占星術では、天体が同じ星座に位置することをコンジャンクションと定義する
  • コンジャンクションは、2つ(または2つ以上)の天体が同じ星座の中で接近する状態を表すとともに、近づかれる天体近づく天体の位置関係をも表す角度である
  • コンジャンクションは、オーブが小さければ小さいほど、アスペクトとしての影響力が増すが、それとともに、優位にある天体の意図が強く作用することを意味する
  • コンジャンクションは、他のアスペクトと違って、天体が同じ方向を向いているため、意思疎通や連携といった関係性は成立しない
    *前の天体が逆行をする・している場合を除きます。*
  • コンジャンクションは、ソフトアスペクトとハードアスペクトのどちらにも変化するが、根本として、ハードアスペクトの部類に入る
  • コンジャンクションは、全天360度をで割った角度である
  • コンジャンクションは、数秘を表し、太陽の数に対応する
  • コンジャンクションは、別名、「太陽のアスペクト」と呼ばれる
  • コンジャンクションは、天体が互いの力を強める作用を持ち、天体が同じ星座に同室することで、星座の影響力そのものを強める位置関係(角度)を象徴する
  • コンジャンクションのキーワードは、「強調」である
  • コンジャンクションは、最も強い影響力を持つアスペクトである
  • コンジャンクションのオーブは、±8度であるが、それ以上の度数でもオポジションと見なされる場合がある
    ただし、オーブが小さいほどに、正確なアスペクトであることは変わらない

コンジャンクションは、2つ以上の天体が同じ星座に位置することを前提に、3つ以上の天体がコンジャンクションの状態にあれば、「グランド・コンジャンクション」と呼ばれ、その星座の影響力が更に強力も作用することになります。

グランド・コンジャンクションは、別名「ステリウム」・「オーバーロード」と呼ばれます。

ステリウムとオーバーロードの違いは、天体の位置関係やオーブの違いによるものです。

オーバーロードは、グランド・コンジャンクションのように、3つ以上の天体が同じ星座に位置する状態を意味し、星座による判別になります。

ステリウムは、3つ以上の天体が同じ星座内で、オーブ5〜6度以内に位置する時のアスペクトとなり、オーブによる判別となり、オーバーロードよりも影響力が強いグランド・コンジャンクションです。

またオーバーロードとステリウムの影響力の違いは、オーバーロードが星座に起点を置くのに対して、ステリウムはハウスに起点を置いてグランド・トラインの影響の顕在化を読み解く必要があります。

複合アスペクトについては、後の講座で詳しく解説させていただきますので、楽しみにしていてください!

オポジション(opposition):【衝】:180度 / ハードアスペクト

オポジションは、2つの天体が黄道上で、ほぼ正反対の位置(星座)にあることで形成されるアスペクトです。

最も分かりやすいオポジションは、地球を挟んで、太陽と月が向かい合う満月ですね。

オポジションの象徴は、激しい緊張や切迫状態、葛藤、対立を作り出します。

いわゆる「綱引き」の状態ですね。

綱引き状態にある両者は、互いの持ち場や立ち位置を死守しようと踏ん張りますが、コンジャンクションとは逆に、互いに否定し合う・拒絶し合うことで、予想外にも、相手を鼓舞し、行動のキッカケを与えるアスペクトになり得るため、極度に怖がる必要がありません。

天体が向かい合うことは、正反対の星座同士のエネルギーのぶつかり合いであり、互いを鏡合わせにした時に、見たくない自分自身の姿を見せられることで、相手を拒否・拒絶しているようで、実は、自分自身を受け入れることを避けていた、という気づきにもなり得ます。

「他者は自分の鏡」「私はあなた、あなたは私」とは、実体(肉体を持つ姿形)としての自己と他者ではなく、本質・存在としての非我の自分たちを認め合うことを指す言葉です。

*言葉の表現・理屈として、の話ですが、要するに、同じ土俵に居ない相手に対しても、実際に物質的な肉体をまとって生きている以上、フォーカスを当てるべきなのは、物質次元である、ということです。*

単にそれらの言葉や表現が真実を指すと言っても、その真実に至る個人的な体験をしていなければ、話が通じません。

そのため、私たちが他者に対して積極的に説得しよう、諭そうとしている時、それは鏡で自分に語り掛けているに過ぎないのです。

相手を存在として受け入れることができるのは、自分自身を丸ごと受け入れることができて初めてできることですが、完璧に自己受容が出来ている必要はありません。

他者に語り掛けること、働きかけることの動機が、「相手を変えたい」という欲求から来るのであれば、それは他者を攻撃することでしかなくなるでしょう。

逆に、自己開示をし、相手に自分の弱みも強みも見せるとともに、相手の弱みだけでなく、強みも一緒に気づかせようとする時、対立は協調に転じます。

それが綱引き状態の両側面で考える違いであり、意識の持ち方による、関係性の違いです。

ただ、基本的にオポジションは、緊張や葛藤を生み出しやすいアスペクトであることには変わりはありません。

オポジションは、一方の天体が、もう一方の天体に向かって積極的に働きかける配置でもあります。

この位置関係は、天体が反時計回りに回ることと、天体同士の影響力の差が関係することで、ハウスに注がれるエネルギーの質が変わることが特徴です。

オポジションは、スクエアとともに、外に向かって何かを表現する時に必要となるアスペクトといわれています。

このアスペクトによって引き起こされる出来事は、困った状況や停滞している環境において、突破口を与える気づきを与えるからです。

以下に、オポジションの特徴をまとめました。

  • オポジションは、全天360度をで割った角度である
  • オポジションは、数秘を表し、の数に対応する
    2は「自分に対する他者」を表し、太陽に対して満月を表す
  • オポジションは、別名、「月のアスペクト」と呼ばれる
  • オポジションは、2つの力の間に働く引力や反発力を表す
  • オポジションは、2つの可能性に対する迷いや二者択一を示す不安定な角度である
  • オポジションは、外に向かって何かを表現していく時にトリガーとなる角度である
  • オポジションは、コンジャンクションに次いで、重要・影響力のある角度である
  • オポジションのキーワードは、「拮抗(きっこう)」である
  • オポジションのオーブは、±8度であるが、それ以上の度数でもオポジションと見なされる場合がある
    ただし、オーブが小さいほどに、正確なアスペクトであることは変わらない

オポジションのアスペクトが2つ組み合わさることで、複合アスペクトである「グランド・クロス」が形成されます。

グランドクロスについては、複合アスペクトの後の講座で解説させていただきますが、オポジションが「拮抗」や「対立」、「互いを高め合う関係性」などを抑えておいていただければ、複合アスペクトの理解も深まります。

オポジションが絡む他のアスペクトは、以下の通りです。

  • Tスクエア(直角二等辺三角形)
  • グランド・クロス
  • クリスタル
  • クレイドル(ゆりかご)
  • グランド・セクスタイル(六芒星)
  • メディエーション(調停)
  • カイト
  • ミスティック・レクタングル

トライン(trine):【三分角】:120度 / ソフトアスペクト

トラインは、2つの天体が黄道上で、それぞれ約120度離れた位置にあることで形成されるアスペクトです。

トラインは、天体の持つ性質を順調に発展させるとともに、幸運の援助によって、物事が容易に成功へと導かれることを象徴とします。

トラインは、同じエレメント(四区分)の関係性によって形成されるアスペクトであるため、元素の力が強まります。

エレメントが共通するということは、同じ気質(働き)による影響力を持つことと同義です。

四大エレメントは、細分化すると「寒熱乾湿」に分けられることは以前の講座でお伝えしましたね。

また、12星座をエレメント別に分けると、4つのグループに分けられ、それぞれのエレメントのグループは、第1段階・第2段階・第3段階という具合に、気質(寒熱乾湿)の働きの度合いが強まっていきます。

12星座の中に序列はありませんが、同じエレメント内では、段階によって気質が変わり、トラインによって繋がる同じエレメントの関係性は、「調和」・「循環」がキーワードとなります。

それは、同じエレメントの働き・性質によって、一方方向にエネルギーが流れ、勢いが絶え間なく続き、調和の状態が維持されるからです。

ただ、そこには発展の無さや退屈さ、安易な方向に流れやすくなるなど、油断が生まれるという特徴がありますから、完全無欠の状態ではないことを知っておく必要があります。

トラインは、木星の数に対応していることから、幸運や恩恵を受けやすい反面、大風呂敷を広げて収拾がつかなくなったり、楽観視が過ぎたりすることで、流されるままに動いていると、自分の首が締まる、ということもあり得ます。

何事も「過ぎること」は控えた方がいいですが、良いことが起きたら、絶対に次は悪いことが起きる、という信じ込みもよろしくありません。


トラインのアスペクトには、そうした用心深さや思慮深さを必要としない心持ちをもたらすほどに、状況に恵まれる、ということが基本的な象意・意味といえます。

以下に、トラインの特徴をまとめました。

  • トラインは、全天360度をで割った角度である
  • トラインは、数秘を表し、木星の数と対応する
  • トラインは、同じ四区分(エレメント)の中で起こるアスペクトである
  • トラインは、木星の影響から、最も幸運な角度とされる
  • トラインは、2つの力が支え合い、バランスを取る角度である
  • トラインは、「安定」「調和」を象徴する
  • トラインは、問題の無い自然な状態を表す
  • トラインは、2つの天体が互いを肯定し、力を伸ばす角度である
  • トラインは、天体本来の力が妨げられずに、スムーズに発揮される天体の関係性を表す
  • トラインのキーワードは、「調和」である
  • トラインは、生まれつき与えられた幸運や成功を表す角度と考えられている
  • トラインのオーブは、±8度である

トラインは、2つの天体が120度の角度を取る時のアスペクトですが、3つの天体がそれぞれ120度の角度を持つと、複合アスペクトの「グランド・トライン(大三角)」が形成されます。

また、グランド・トラインが2つ形成される場合、複合アスペクトの「グランド・セクスタイル(六芒星)」が形成されます。

グランドセクスタイルの場合は、単にグランド・トラインが2つ重なるだけではありません。

厳密には、6つのセクスタイルと6つのトライン、3つのオポジションの3つのアスペクトによって形成される複合アスペクトです。

複合アスペクトは、主要10天体で形成される場合のみを採用する場合と、天体以外の感受点やアングルを含めての形成を採用する場合と2通りがありますが、天体によるアスペクト形成の方が影響力が強い、という前提があります。

トラインが絡む複合アスペクトは、以下の通りです。

  • グランド・トライン(大三角)
  • グランド・セクスタイル(六芒星)
  • ミニトライン(小三角)
  • ホームベース
  • クレイドル(ゆりかご)
  • メディエーション(調停)
  • カイト
  • ミスティック・レクタングル

複合アスペクトについては、後の講座で詳しく解説させていただきます。

スクエア(square):【矩(く)】:90度 / ハードアスペクト

スクエアは、2つの天体が黄道上で約90度離れた位置にあることで形成されるアスペクトです。

スクエアに対応する図形は、直角三角形です。

スクエアは主に、克服しなければならない障害や困難があることを意味するとともに、その体験に対して努力することを求めるアスペクトです。

三区分のみ共通するスクエアは、逆を言えば、対極性(性別)とエレメント(気質)において、対立する関係にある、ということになります。

スクエアは、よく「横やりが入る」という風に表現されるアスペクトです。

正面から互いを見合うオポジションとは違い、スクエアは、真横から見る・見られるという関係性にあります。

アングルは、文字通り四角形を表す言葉ですが、ホロスコープを十字に切り分けることで、三区分の分類を作ります。

対して、アスペクトのスクエアは、エレメントによって星座を分類して四等分に分けます。

それにより、12つの星座が4分割され、スクエアの関係性にある星座は、端と端の星座同士となり、反発・反作用の働きが強調されることになります。

スクエアはオポジションの半分の角度で、真正面からは見えない視点を相手に見せる、という作用を持ちます。

一般的に、スクエアのアスペクトがネイタルチャートに表れる場合、困難や障害、犠牲を体験し、それまでの状況を打開しようと努力・工夫を強いられることで、新たな力を獲得する、という特徴があります。

私たちはどうしても、不快なことや違和感のあること、困難なことや未体験のことを避けたがりますが、それは本能的に仕方がないことです。

私たちの心(月)は、現状を守ること、イコール心地良い状態に浸ることを望み、時間が止まった世界に、馴染みのあるものを引き入れたい、という原型的な欲求を持っているからですが、太陽(未来性)の自分に出会うためには、その世界観から離れ、また戻ってくればいい、ということに気づく必要があります。

そうした変化の功能(よい結果の働き)に納得し、内的世界や心が誰にも奪われたり、支配されることがないことを確信することで、私たちは過去ではなく、今を生き、向かってくる未来を受け止めることができるのです。

それがスクエアとオポジションというハードアスペクトがもたらす気づきであり、私たちが甘んじて受け入れるべき運命なのです。

そうなりますと、ネイタルチャートにスクエアやオポジションが表れない場合には、自ら努力や困難を体験する必要性に駆られる、もしくは、魂の要求として、突発的に慣れない状況や環境に遭遇する、という見方もできます。

耳障りの良くない表現となりますが、努力や困難を知らない場合や苦手な場合は、自分自身に対して、挑戦やまだ見ぬ景色(世界)を見せる機会を逃すことになります。

「実りのある苦労」と「自己犠牲」は、表面上同じような境遇に見えますが、本質的には、ベクトルが異なり、前者は強制的であろうと、自らが望もうと、それはただの苦しみに終わりません。

ですが、自己満足の自己犠牲や、他者の力(創造力・存在としての力)を損なわせるような自己犠牲は、動機(原因)と結果はいずれも恐怖心や不安、不運にフォーカスが当たっています。

そのため、私たちはハードアスペクトから、自分に必要な体験(運命)が、必ず最善の道へと導いてくれることを見つけることができるのです。

こういった「内的な真実」は、誰かに言われるものではなく、自分自身で気づき、採用し、そして肯定するものであるとともに、他者に向けるものではありません。

ネイタルチャートに表れるアスペクトは、他のどのような要素と同じく、一概に良い・悪い、吉・凶といった風な断片的な判断ができないことを、ハードアスペクトが教えてくれるのですね。

以下に、スクエアの特徴をまとめました。

  • スクエアは、全天360度を4で割った角度である
    直角に位置し合う関係性を表す
  • スクエアは、数秘を表し、天王星の数と対応する
  • スクエアは、二区分・四区分の異なる星座同士によって形成される角度である
  • スクエアは、全中の中を十字で切る(クロスする)2つの力によって生まれる角度である
  • スクエアは、2つ以上の天体のエネルギーがぶつかり合う状態を表す
  • スクエアは、現状を打開し、新しい状況を作り出すエネルギーを象徴する
  • スクエアのキーワードは、「強化」・「過剰」である
  • スクエアは、別名、「試練の角度」と呼ばれる
  • スクエアのオーブは、±8度である

スクエアが2つ形成され、その両端がオポジションのアスペクトを形成すると、複合アスペクトのTスクエアが形成されます。

凶意のアスペクトが2つ結合するため、なかなかに厳しい状況を暗示します。

その他には、4つの天体が4つのスクエアのアスペクトを形成すると、複合アスペクトのグランド・クロスが形成されます。

この複合アスペクトは、Tスクエアが4つ形成された時点で、2つのオポジションも同時に形成されます。

グランド・クロスは、まさに「十字を切る」象徴的なアスペクトですね。

スクエアが絡む複合アスペクトは、以下の通りです。

  • Tスクエア(直角二等辺三角形)
  • グランド・クロス(正四角形)
  • クリスタル

複合アスペクトについては、後の講座で詳しく解説させていただきます。

セクスタイル(sextile):【六分角】:60度

セクスタイルは、2つの天体が黄道上で約60度離れた位置にあることで形成されるアスペクトです。

セクスタイルは、好機会が与えられることを意味し、物事が円滑に運ぶことを象徴するアスペクトで、トラインとともに、幸運や調和に直結する象意を持ちます。

ソフトアスペクトとハードアスペクトの違いは、苦味と甘味のどちらを先に、または後に味わうか、という違いですが、ネイタルチャートにセクスタイルが表れているのであれば、先天的な要素として、人生の生き方や在り方に、周囲からのサポートが入りやすいことを示しています。

セクスタイルは、トラインの半分の角度です。

セクスタイルは二区分(性別)が共通する星座同士の繋がりであるのに対し、トラインは、二区分に加えて四区分(エレメント)も共通しますので、トラインの方が、星座間で価値観の共有がされるため、調和の状態が実現されやすいといえます。

ですから、セクスタイルの場合、同じ二区分であったとしても、繋がっている他の星座の価値観に対して理解を得ようと創意工夫が必要となる、という点において、刺激と成長、可能性を自ら掴みに行く、という作用が働くのです。

以下に、セクスタイルの特徴をまとめました。

  • セクスタイルは、全天をで割った角度である
  • セクスタイルは、数秘を表し、金星の数と対応する
  • セクスタイルは、トラインの半分の角度であり、トラインの象意が弱められた角度であるが、基本的に吉意を持つ角度である
  • セクスタイルは、四区分(エレメント)の組み合わせとして、火と風土と水の星座の間でのみ形成される角度である
  • セクスタイルは、互いの天体の影響力をスムーズに出す角度である
  • セクスタイルのキーワードは、「協調」である
  • セクスタイルは、幸運と援助をもたらす角度であるとされる
  • セクスタイルのオーブは、±6度である

セクスタイルは、メジャー・アスペクトの中で最も弱い影響力を持つアスペクトとされます。

そのため、他のメジャー・アスペクトのよりも、オーブは小さめです。

セクスタイルは、トラインよりも小さなソフトアスペクトですが、他のアスペクトと絡むことで、より強い影響力を生み出します。

控え目ながら、間接的に相手をサポートするような働きが、セクスタイル単独でも、複合アスペクトに絡む場合でも読み取ることができます。

それはセクスタイルのキーワードである「協調」に相応しい働きといえますね。

セクスタイルが絡む複合アスペクトは、以下の通りです。

  • ミニ・トライン(小三角)
  • グランド・セクスタイル(六芒星)
  • クレイドル(ゆりかご)
  • クリスタル
  • ホームベース
  • メディエーション(調停)
  • ミスティック・レクタングル
  • ヨード/ヨッド

複合アスペクトについては、後の講座で詳しく解説させていただきますので、楽しみにしていてくださいね!

アスペクトを持たない天体・アスペクトに関与しない星座・ハウス

ホロスコープは、12つの星座・12つのハウスがあるのに対して、10つの天体とその他の感受点があり、どの星座・ハウスにも満遍なく天体や感受点が位置することはありません。

そのため、空っぽの星座やハウスがあったり、天体が集中することが当たり前にあります。

それでは、アスペクトを一切持たない天体は、影響力が無いのか?といいますと、そうでもありません。

シングルトン・単独で影響力を持つ天体

アスペクトを持たない天体は、他の天体から刺激されることが無い、という状態にあります。

その状態は、言い方を変えれば、他の天体からサポートを得られない、ということにもなりますが、状況によっては、どちらの状態も吉意・凶意になり得ます。

シングルトンとは、天体が他の天体とアスペクトを持たず、ポツンと星座・ハウスにあることを意味します。

一匹狼であることは、注目をされるよりも、注目されない時の方が多いようにも思えますが、実際のところ、大衆的な注目や評判を得ることを目的とせず、ただ、黙々と自分がすべきことに集中していて、ある時に、あるきっかけで、あるタイミングで、多くの人の目に触れてちやほやされたり、祀り上げられたりするわけです。

ネイタルチャート/ホロスコープに、シングルトンの天体がある場合、以下の項目を参考にしてください。

  • シングルトンの天体が、(第12ハウス側の)ASC/アセンダントから5度以内の位置にあれば、上昇星(ライジング・スター)と見なされ、影響力を持つ
  • シングルトンの天体が、MCから5度以内の位置にあれば、カルミネートの天体と見なされ、将来的な活躍のエネルギーと、分野やテーマ性を示される
  • シングルトンの天体が、自身が支配する星座に位置していれば、その天体は単独で強い影響力を持つ
  • シングルトンの天体が、チャートルーラーが支配する星座・ハウスに位置していれば、それぞれエネルギー的・現実的な側面において、間接的な影響力を持つ
  • シングルトンの天体が、メジャー・アスペクトを形成している天体のいずれかが支配する星座・ハウスに位置していれば、その天体は間接的に、もしくは補助的な働きを担う可能性がある
  • シングルトンの天体が、ノード軸(ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル)に近い(コンジャンクション)やメジャー・アスペクトを形成している場合、天体同士のアスペクトとは異なった形で、内面的な変化に関与している可能性がある

シングルトンの天体の働きは、上記以外にも考えられますが、アングルや感受点、支配星と星座の関係性に絡むアスペクトとなると、以上の6項目を抑えておくと、シングルトンの天体の存在価値や機能性を考察する際に役立つと思います。

これもまた、アスペクトが有る・無しだけで、大宇宙の意図としての天体の働きは分からない、ということですね。

アスペクトに関与しない星座・ハウス

天体が位置しない星座やハウスは、ダイレクトな影響を示さないだけで、全体的なホロスコープのシステムの中で駆動している要素ですから、何かしらの役割を果たしている、という観点で見ることが重要です。

天体がアスペクトを形成するためには、形成されない部分が無ければ成立しません。

では、裏方として、アスペクトに関与しない星座やハウスは、どのように考察すればよいのかといいますと、そのまま「裏を読む」ということをしていきます。

といいますのも、表立って象意や象徴が表されないだけで、点と点を繋げていけば、何かしらの役割や意図を引き出すことができるからです。

そういった観点に役立つ項目を以下にまとめました。

  • メジャー・アスペクトを形成する天体が支配する星座・ハウスであるかをチェックする
    *特に影響力が強い天体に注目する。*
  • 東の地平線にかかる、もしくは、ASC/アセンダントの起点となる星座・ハウスであるかをチェックする
  • 星座・ハウスが、ノード軸(ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル)が位置しているかをチェックする
  • 太陽と月に対して、アスペクトの形成に関与しない星座とハウスが、正反対の位置にあるかをチェックする
  • 昇星(ライジング・スター)の支配する星座・ハウスであるかをチェックする
  • カルミネートの天体の支配する星座・ハウスであるかをチェックする
  • メジャーアスペクトや複合アスペクトを形成する天体の位置に対して、正反対の位置にあるかをチェックする

星座とハウスがアングルや感受点に重なっていれば、ストレートにその星座とハウスは重要視されます。

また、星座とハウスが太陽と月や、メジャーアスペクトや複合アスペクトが形成される位置と正反対の場所に位置していれば、間接的ではありますが、対極性の働きによって、その現象や影響力の受け皿となったり、反転させて、突破口を見つける手立てとして、星座とハウスを分析・考察することができます。

「無」とは、何も無いわけではなくて、見えないだけ、何かしらの要素が隠れている、ということを覚えておいてくださいね!

トランスサタニアンと吉凶

10天体は、吉星(ベネフィック)を太陽・月・金星・木星、凶星(マレフィック)を火星・土星・天王星・海王星・冥王星に分類し、水星は吉凶を持たない天体とされています。

太陽と月は、表と裏の顔、未来と過去のように、陰陽の関係性にあります。

金星と火星は、女性性と男性性、受信と発信のように、対極の関係性にあり、性別に限らず、私たちにはどちらの要素も備わっていますが、男性であれば男性性が優位に、女性性であれば女性性が優位に働く、という点で、相性を見る際の基準ともなります。

吉星と凶星の天体の内訳を見ていただくと分かるように、個人天体(パーソナル・プラネット)と社会天体(ソーシャル・プラネット)は、対となって、吉凶の対極性を表しています。

カルディアン・オーダーは、伝統占星術の土台となっている概念ですが、伝統占星術でも現代占星術でも、水星は除け者であると同時に、どちらの派閥・勢力からも自由な立ち位置を与えられています。

そのため、以前の講座で、「水星は幸運を掴む方法を教えてくれる星」という表現をしましたが、これがまさに、吉凶のレッテルを貼られない存在だからです。

個人天体の5つの天体のうち、水星を除いて、太陽と月、金星と火星は、それぞれ二元性の原理(法則)の働きを担っています。

個人天体というものは、私たちが変化を生み出すことを選択する際に、自分自身の中に固定化されたパターンがあることに気づくことを促すだけでなく、現状維持を続けるのか、それとも新たな可能性を開くのか、という内的な動機に直結している天体です。

内的な動機は、私たちの意志によって変えることができる、これが5つの天体が司る領域であり、私たちが運命に対して能動的に働きかけることができる事柄となります。

対して、木星と土星は、社会天体であることから、私たちが能動的に働きかけるというよりも、社会の流れや流行といった、大きな流れに対応しています。

その大きな流れにおける吉凶というものは、木星が「拡大」、土星が「収縮」というように、遠心力によって可能性を出来る限り広げ、求心力によって正当性を吟味する、という具合に、バランスが保たれています。

カルディアン・オーダーの構造・階層では、地球を核として、月、水星、金星、太陽、火星、木星、土星という順序がありますが、同時に、太陽を中心点として、月・水星・金星を下位天体、火星・木星・土星を上位天体とすることで、地球に対する天体の関係性と、太陽に対する天体の関係性の両方が成立しています。

その関係性を超えようとする存在(天体)が、トランスサタニアンである天王星・海王星・冥王星の3つの天体です。

面白いことに、これら3つの天体は、すべて凶星(マレフィック)に分類されています。

準凶星とも呼ばれます。*

また、天王星は水星のハイ・オクターヴの天体、海王星は金星のハイ・オクターヴの天体、冥王星は火星のハイ・オクターヴの天体と見なされているため、実質的に、太陽系で最も脅威・凶意を持つ天体は、冥王星といえるかもしれません。

公転周期が長い天体ほど、太陽よりも遠い位置に存在し、トランスサタニアン同士のアスペクトは、それほど数が多くなりません。

一方で、ひとたびアスペクトを形成したら、トランスサタニアン同士のアスペクトも、トランスサタニアンのいずれか1つの天体と他の天体とのアスペクトは、軽い天体が星座を移動しない限り、長期間に渡ってその影響を地上に注ぎ続けることになります。

ネイタルチャートにおいては特に、トランスサタニアンが絡むメジャー・アスペクトがある際は、他の7つの天体以上に、吉凶を超えた解釈が必要となります。

木星と土星が社会的な流れを司る一方で、トランスサタニアンは、私たちの一生という時間の規模を遥かに超えた、世代的な流れを司るからです。

トランスサタニアンは、社会天体以上に、私たちが能動的に働きかけることが不毛な働きを持つ天体ですから、大宇宙の意志が、どれほど壮大な計画であるのか、ということに意識を向けざるを得ません

とはいえ、トランスサタニアンが(準)凶星とされていることは、私たちの都合や社会構造、時代が築き上げてきたシステムを上から、または内側から、揺さぶりをかけて来るという点で納得がいきます。

現在は、人生100年時代と呼ばれますが、私たちは天王星の影響を非常に強く受け止めている最中です。

2018年頃に天王星が牡牛座に入り、2025年に双子座に移りますが、水瓶座を支配する天王星は、肉体を持ちながら、二元性を超えた意識を獲得するようにと、私たちに刺激を与えています。

海王星は、「アセンション」という言葉が世間から認知されるようになった2012年頃から、自身が支配する魚座に入座(イングレス)し、2025年まで「無意識の力」や「境界線」、「非我の境地」などに対する意識を高めるよう働いています。

月と金星で「母」を象徴する、ということを以前お伝えしましたが、海王星は、個人の母性を超えた「大いなる包容(包容性)」を象徴します。

物質的な側面では、ほとんどの生命体が母親の身体から生を受けるように、エネルギーの循環や統合も、大いなる受容性によって駆動されますが、そのような領域は私たちには認識できない、個人の無意識の領域を超えた、広大な集合的無意識や超意識と呼ばれる領域です。

そういった領域を司る海王星ですから、天王星と同じく、私たちの内的な真実や信念、思い込みなどにはお構いなしの影響を振るう、ということにも納得がいきますね。

そして冥王星は、火星のハイ・オクターヴの天体とされることから、生命活動において、土星以上にカルマや罪に関係し、その発端・動機となる本能や衝動に関連すると考えられる天体です。

冥王星は、2006年に惑星から準惑星に格下げされましたが、占星術では、惑星は概念的に扱われますので、冥王星は現在でも、太陽系外縁天体としての立場を死守しています。

ある一説では、冥王星は「先祖の罪」に関わっている、といわれますし、「冥界」を司るともいわれていますが、私たちには、天王星の影響でさえも強大過ぎて、海王星と冥王星の働きを明確に定義することも難しく感じてしまいます。

2023年の3月末~2024年の11月末の間、冥王星は山羊座と水瓶座を行ったり来たり(順行・逆行)を繰り返し、他のトランスサタニアンと足並みを揃えるように、占星術的な観点では、2025年が大きな流れの転換点であると予測が立てられているのが現状です。

ネイタルチャートでの冥王星が絡むアスペクトは、言ってみれば、「誰もが太陽系の一員として、大宇宙と創造活動を共同で行っている」という視点を与えてくれます。

トランスサタニアンの3つの天体は、どれほど「吉凶」や「善悪」というレッテル貼りが刹那的で、断片的な判断でしかないか、ということを教えてくれるかのようです。

痛みを喜びに変える、そんな仰天な発想ではなく、元々私たちが持っていた概念や信念は、本当に私たちの本音から作られたのか?はたまた、誰のせいでもないけれど、至るところに漂っている情報や概念、観念を吸収し、いつの間にか我が物として扱う中で、同化してしまっている現状に気づくことから、私たちの意識の脱皮、成長、進化が始まります。

深刻過ぎる思考や、思いつめすぎる感情ではなく、「本当の私の所在は魂にある」ということだけを忘れずに、だけれど、「私の心は魂と繋がっている」ということを日々思い出しながら、「この世の体験すべてが、魂の喜びであり、大宇宙への貢献である」という概念を持てば、私たちは多くの呪縛や重圧、罪悪感から自由になることができるでしょう。

ネイタルチャートに示されるトランスサタニアンが絡むアスペクトは、「世界は私1人の責任ではない」ということをこっそりと囁くとともに、そのことを肯定できるのは、「世界が私という存在の責任を果たしてくれている」ということに気づいた時かもしれません。

トランスサタニアンは、私たちの価値基準が変わってもいいこと、社会の在り方や人との繋がり方がもっと自由でいいこと、自分の心に対して自分自身がオープンであることを促してくれます。

ただ、その諭し方・気づかせ方というのが、最も激しく、最も厳しく、そして、最も辛い局面や体験と伴ってやって来る、というところが曲者なのですが…。

とはいえ、トランスサタニアンであっても、太陽を中心点としています。

ですから、トランスサタニアンの3つの天体が抗うことができない天体であったとしても、大宇宙と対称関係にある私たち(小宇宙)を傷つけるために存在しているのではない、ということだけ覚えておいてくださいね。

ソフトアスペクト・ハードアスペクトと吉凶

ソフトアスペクトは、イージーアスペクト、ハードアスペクトはディフィカルトアスペクトとも呼ばれますが、本講座では、ソフトアスペクト・ハードアスペクトという名称で統一させていただきます。

占星術は本来的に、自己都合による吉凶という意味での吉凶を占断する、ということはありません。

それは、時間軸において、先に都合が良い現象が起こるか、悪い現象が起こるか、また、後で都合が良い結果に辿り着くか都合が悪い結果に辿り着くか、という違いが、私たちにとって歯がゆく、簡単には腑に落とせないからです。

それは、単に私たちが辛抱が足りないとか、目先の利益を追い求めるだとか、はたまた、辛いことや苦しいことは見たくない、という心境を持っているから、ということだけが原因ではありません。

私たちが「今」という瞬間にしか生きられないこと自体に、時間の流れや物質的な変化を認識することができない、ということを意味します。

裏を返せば、始まってしまったことや終わってしまったことは、手の施しようが無く、心配や後悔をすることが無駄である、という正論が答えになってしまうわけです。

ですが、人生や現実をそんな風に一刀両断することができないのが私たちの常識、習慣、もっと言えば、業(ごう)というものですよね。

また、占星術は、占断の仕方や方法、占断者の表現力によって異なりますが、「運命」と「現実化」の解釈において、原因と結果を指し示しながらも、「今」という瞬間だけを切り取ると、どうしても「(都合が)良い」と「(都合が)悪い」という二元的な判断を下さざるを得ません。

そのため、ソフトアスペクトが吉意、ハードアスペクトが凶意を表すのは、そうした断片的・刹那的な判断であるという認識を持つことが重要です。

ネイタルチャートで示されるアスペクトが、ソフトアスペクト・ハードアスペクトのどちらが多いかということも、発展途上においての「自己認識」や「自分像」、そして「課せられた運命・条件」の判断基準になりやすいことは仕方がありませんが、それは自ら、自分の可能性と運命を誤解したり、損なうことになりかねません。

そのため、占星術に限らず、日頃の認識において、私たちが内面で創造する「善悪の基準」がいかに、自己都合や偏見、思い込みによって築かれ、その度合いによって、私たちは自分自身と世界に対して不信感を持っているか、ということに気づく必要があります。

アスペクトは、天体同士が連絡を取り合うことで生まれる、星々のメッセージです。

ネイタルチャートにおいては特に、ソフトアスペクトとハードアスペクトの象意(メッセージ)は、「早とちりしないように」という戒めとともに、私たちの人生が、どのような運命によって運ばれていくか、ということを端的に、そう、シンプル過ぎる表現で示めされているのです。

本講座でお伝えしている内容は、「自分自身を俯瞰してみる視点」を大切にしてください、ということを土台に解説をしています。

それはネイタルチャートが、人生の起点で在り続けるからですが、「過去の今の判断」と、「今の今の判断」が同じじゃなくてもいいのです。

また「今の今の判断」を見直して、「過去の今の判断」に立ち戻ってもいいのです。

「運命を受け入れること」は、「自分自身を受け入れること」であり、「世界を受け入れること」です。

こういった「自分と世界の一体」を腑に落とすために、または、腑に落とす体験をしたいがために、私たちの魂は肉体という器を与えられ、その時々の努力や停滞、成就や未達成などのあらゆる経験値を大宇宙に還元しているといえるでしょう。

ですから、占星術を通して取り入れる知識や概念を、是非、抽象度を上げ、俯瞰して自分自身を眺めるような感覚で活用してください。

メジャー・アスペクトは天体の法則的な関係性を表す

今回は、メジャー・アスペクトについて解説を命題とし、星座同士の関係性についての深堀とともに、ネイタルチャートにおける「運命」や「象意」の表示に対しての健全な立ち位置について解説させていただきました。

メジャー・アスペクトは、天体同士の繋がり・連絡の取りやすさが、星座の区分によって決まるという法則的な関係性(角度)を表します。

特に、ネイタルチャートで示されるメジャー・アスペクトは、一生涯に渡って私たちの生き方・在り方に影響力を持ち、その影響力に指南を受けながら、私たちの魂と大宇宙の約束の基計画された人生を着実に歩んでいきます。

ですから、アスペクトに限らず、天体や星座、ハウスなど、ホロスコープ上にあるあらゆる要素が、この世を成り立たせる要素であるとともに、私たちの人生(運命)を成り立たせるための素材であることを腑に落とすことが重要です。

そこから、断片的・表面的、そして、反射的な吉凶・価値基準に振り回されることなく、「私の魂が体験したいこと」や「大宇宙が個別に運命を与えていること」などに意識を合わせた上でのホロスコープリーディングは、洞察力と多様な価値観とともに、体感と実感によって占星術の奥深さを味合わせてくれるでしょう。

繰り返しになりますが、メジャー・アスペクトは、自然法則に則った天体同士の(星座における)角度です。

この角度は、私たちに目に見える形でその影響を表します。

対して、マイナー・アスペクトは、人為的に割り出された角度であるため、私たちはより内省的・洞察的な視点が必要となります。

次回の講座では、マイナー・アスペクトについて解説させていただきます。

マイナー・アスペクトは、まだまだ研究途中である側面がありますので、明確な答えや断定的なキーワードというものがなかなか見当たりませんが、出来る限りの解説をさせていただきますので、是非次回の講座も楽しみにしていてください!

今回も最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございます!

それでは、次の講座「マイナー・アスペクト解釈・現代占星術編その3」でお会いしましょう!

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