【感受点別】感受点ブラックムーン・リリスを徹底解説!満たされない月とは?!

【感受点別】感受点ブラックムーン・リリスを徹底解説!満たされない月とは?!

「初心者が最初に巡り会いたい『深楽しい』西洋占星術講座に」ようこそ!


復習になりますが、ホロスコープは、「特定の瞬間の宇宙の時空間」を切り取り、平面に描写したものです。

これを「魂のブループリント(青写真)」と読んだり、宇宙からのメッセージと受け取ることができます。


ホロスコープを読み解く上で重要となるものは、これまで解説してきました、惑星 / 小惑星・星座とハウスです。

ハウスの解説をする前に、「感受点」を説明させていただきます。


今回の講座は「感受点ブラックムーン・リリス」です。

感受点ブラックムーン・リリスは、月の遠地点で、実在しない、計算上の感受点。

一般的に感受点ブラックムーン・リリスは、「抑圧された欲望」や「封じられた女性性」、もっと過激な表現をすると、「眼圧されたメス性」と呼ばれています。


ですがこの西洋占星術講座では、感受点ブラックムーン・リリスを「満たされない月」と表現させていただきますね。


どういうことかといいますと、太陽は月と対の存在で、感受点ブラックムーン・リリスはいわば、月の影です。

月そのものは光を発しない天体であるため、月はそもそも闇や夜の領域を担当しています。


その月に影があるとすれば、「影の影」であり、感受点ブラックムーン・リリスは、太陽に照らされることがない、「満たされることがない月」だからです。

この「満たされない月」は、私たちの心の底、顕在意識と潜在意識(精神世界の領域)の狭間にあるため、簡単には意識することができません。


意識できないけれど、私たちに確実に影響を与える闇の領域、それが感受点ブラックムーン・リリスなのです。

今回解説する感受点ブラックムーン・リリスを知ることで、あなたは「受け入れるべき闇」を知ることができます。

これまでの多くの講座でお伝えしたように、私たちの人生は、太陽の輝きを獲得していく物語です。

その過程(プロセス)において、私たちは月を否定・放棄などできず、かといって、月に捕まってしまっては、成長・進化が妨げられます。


そこで私たちは、月をより肯定的に捉えるために、月を別の角度から見る必要があるのです。

今回解説させていただく感受点ブラックムーン・リリスは、最も遠い場所(角度)から、あなたの月(心)を再認識する機会になるでしょう。

次回の講座では、地球と感受点ブラックムーン・リリスの中間に見出される、「ダークムーン・リリス」を解説させていただきます。

月の世界は大変複雑ですので、順を追って説明させていただきますね。

それでは今回も、最後までお付き合いください!

WEBライター。西洋占星術の講座を継続的に執筆中。占いの他、神道の学びやレイキヒーリング、言霊学などを通して、精神探究を続けています。只今、オリジナルの占星術鑑定を計画中です。

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感受点とは

感受点とは、ホロスコープ上に示される重要な位置(ポイント) です。

感受点に、以下のようなものを意味します。

  • 太陽系10天体・小惑星
  • 点星点(アセンダント・MC・ディセンダント・IC) / ハウスカスプ
  • 計算上のポイント
    ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル、バーテックス・アンチバーテックス、
    パート・オブ・フォーチューン、パート・オブ・スピリット、
    ダークムーンリリス、
    トゥルーブラックムーンリリス・ミーンブラックムーンリリス etc


感受点は、「時間と空間を指定することで移動し、また特定されるポイント」ということです。

ホロスコープを構成するあらゆる要素は、時間が経てばそれぞれ動きます。

これは私たちの日常と全く同じですし、至極当たり前の現象ですね。


実は、太陽系10天体や小惑星も感受点です。

惑星や小惑星の講座で感受点という言葉を使わなかった理由は、ホロスコープのシステムに関わる用語によって混乱したり、難しさを感じていただきたくなかったから。


今回解説させていただく「感受点ブラックムーン・リリス」は、ドラゴンヘッド / テイルのように、計算上のポイントで、実在しません。


占星術では、自然現象や法則性に「何らかの意味」を見出し、名前や象徴を見出し、物質世界と精神世界の交わりを解明しようとする学問です。


この西洋占星術講座では、天体別解説を月から始めさせていただきました。

月の講座でお伝えしたように、月は私たちの心や深層心理、幼少期の世界観(価値観)を司り、私たちは一生をかけて月と向き合い続けていきます。


月は謎多き天体(衛星)で、太陽とともに地球に住む私たちに、日常的な影響を与え、私たちが自分の感情と向き合う時、必ず月の影響を知る必要が出てくるはずです。

これまで太陽系10天体と5つの小惑星や、感受点について解説してきましたが、ここにきて再度月の世界に戻ってきました。


なぜ感受点・ブラックムーン・リリスを、月や小惑星・リリスと別に解説したのか、といいますと、「月の多重構造」を段階的に知っていただくためです。


月は地球の衛星で、私たちに豊かさと飢え、願望と欠乏の両方を映し出してくれる天体。

月が地球から最も離れた位置にある、感受点ブラックムーン・リリスは、満たされない月の世界を意味し、更にいえば、「心の奥底に宿る闇」を表します。

望んでも満たされることがない月の世界は、「満ち欠けをすることがない闇の世界」です。


これまで様々な天体と感受点を解説してきましたが、月をコントロールすることは、実質不可能といえます。

月は「心」の表れであり、深層心理や潜在意識の世界、またその奥の精神世界や黄泉の世界に通じる領域。


私たちは地球(地)に根差し、生涯をかけて、太陽の自分を育てながら、月を満たし続けていきます。

もし私たちが幼少の頃の、「与えられる世界」に留まることを選び続けるとすれば、本来の月の願望は満たされることはないでしょう。


月は時間の止まった世界です。

そして地球から最も遠い月の軌道に、満たされることがない月の世界が隠されています。


その隠された月、つまりあなたの最も闇の部分を教えてくれるのが、感受点ブラックムーン・リリス。

感受点ブラックムーン・リリスは満たすことができませんし、月の言いなりになるべきではありません。


ですが私たちは感受点ブラックムーン・リリスを知ることで、更なる月の引力(魔力)を軽減することができます。


私たちは誰もが「生かされている存在」ですので、完全に思い通りに生きていくことはできません。

そんな私たちができることは、自分自身を知り、本来持っている純粋な願望を見出した上で、意志を持つことです


感受点ブラックムーン・リリスは、満たされることがないからこそ、または制約・制限があるからこそ、現実で意志を貫くことができることを教えてくれます。


ホロスコープリーディングは、いわば、自分という小宇宙のあらゆる天体や感受点を認める作業といえるでしょう。

この西洋占星術講座では、「認めること」はイコール「愛すること」に繋がる主体的な意識と定義しています。

あなたがご自分を愛している時、あなたは現実(世界)をも受け入れることができているはずなのですから。

黒き月は照らされない存在

感受点ブラックムーン・リリスは、太陽に照らされることがない、闇の世界を表しています。


感受点ブラックムーン・リリスを分かりやすく例えるなら、「黒い背景に描かれた黒い点」です。

「確実に存在しているはずなのに、認知されない」ということこそが、感受点ブラックムーン・リリスの正体といえるでしょう。


感受点ブラックムーン・リリスは「黒き月」と呼ばれ、私たちにとって「満たされることがない月」です。

満たされないことが決定しているということは、「永遠の孤独」「永遠の不完全性」を表します。


月の講座で、月は心を表すものの、心の中に巣食う「欠乏」「損失」の働きをする、とお伝えしました。


月は「影の存在」だからこそ、太陽の光が必要となるのです。

月の衛星である月は、地球を見守りながら、太陽に見守られています。


ところが感受点ブラックムーン・リリスは、誰からも見守られることも照らされることもありません。


感受点ブラックムーン・リリスは「認められない存在」だからこそ、色を持たず、閉鎖された世界なのです。

黒という色は、原初的な色で、あらゆる影響を無効化する側面もあれば、エネルギーを吸収する側面も持ち併せています。


黒という世界は、何色にも染まらないからこそ、強大な力を秘めているのです。

黒き月は、満たされないことで完成している世界であり、それと同時に、満たされないことに現実に対して、非常に凶暴な一面を見せます。

この凶暴性や破滅的な一面が、感受点ダークムーン・リリスで端的に表され、ある意味、忌み嫌われるゆえんです。

この講座では、黒き月の働き全体を解説させていただき、次回の仮想点ダークムーン・リリスの講座にて、凶暴性について解説させていただきたいと思います。

理由を必要としない行動原理

感受点ブラックムーン・リリスは、「野性性」「原初性」を持つため、あらゆる価値観や観念に縛られることがありません。

私たちには理性と感情、概念や観念があるため、自身の言動に責任を持つことができています。

ですがこれらの要素が外された時、私たちが何をしでかすかは、私たち自身でも分からないでしょう。


白き月(地球の衛星としての月)は、必ず心を満たすための理由を持っています。


幼少期の「与えられるべき存在」としての世界は、他者によって創られたといっても過言ではありません。

なぜなら私たちを生み育てる存在、保護者である両親は、「支配者」でもあったからです。


それに対して黒き月は、白き月の世界が創られるともに育っていきます。

黒き月はある意味、「封印された欲求や願望」といえるかもしれません。


白き月の世界は、良くも悪くも、私たちの心のシステムのベースとなる世界です。


私たちが無意識的に持っている思考や感情の癖・パターンの原型は、白き月の世界で育てられたもの。

私たちの心の中には、様々な癖が積もっては絡まり、次第に凝縮され塊となっていきます。


その集まり、固まった塊は黒き月となり、私たちの最も意識化することができないところに眠るのです。

物事は習慣・繰り返しにより調整され、強化されていきますから、黒き月はいわば、「不満足の集積所」になっていきます。


そしてある時から黒き月は、「満たされないこと」を悟り、改善や変化を求めることを止めてしまったのでしょう。

希望や展望が見当たらない時、誰かに認められようとか、受け入れられようという意識は消え失せます。


黒き月が野性的・原初的な働きを見せる理由は、それこそ成長や変化、進化をする理由が無いからです。

私たちが人生をかけて「太陽の輝き」を獲得していく中、内面の奥底には、黒き世界が眠っています。


私たちには誰しも、「理由無き野性性・原初性」が眠っているため、心が決壊し、感情が暴走した際には、心の底から凶暴性や野性性が目覚めるのでしょう。


黒き月は閉じた世界であり、時間の無い世界。

その世界が開く時は、あなたの心が酷く傷つけられたり、願望を阻害する場面に遭ったり、長期間の支配・束縛を強いられる時かもしれません。

感受点ブラックムーン・リリスは、私たちにとって「悲しむべき存在」に映るかもしれません。


ですがその悲しむ理由さえも、感受点ブラックムーン・リリスには無いのです。

理由が無いからこそ、黒き月は黒く、闇が満たされています。


そして感受点ブラックムーン・リリスは、「闇」を受け入れる重要性を教えてくれるでしょう。

私たちにとって最も難しい学びは、「恐怖」を愛することなのですから。

感受点ブラックムーン・リリスが示すもの

感受点ブラックムーン・リリスは、「満たされない欲求」を示します。

この欲求は、叶える・叶えないという目的や理由のために動くのではありません。


満たされないことが決定してるからこそ、感受点ブラックムーン・リリスはあなたに、野性的な振る舞いや感情を抱かせるでしょう。

感受点ブラックムーン・リリスは、計算上のポイントであり、私たちの心の奥底にある、最も暗い部分です。

満たされることを望まない、原初の闇が、あなたの中に存在していて、その闇をも認めることで、あなたの心は奥行きを持つでしょう。


感受点ブラックムーン・リリスは、「闇」に意識を当てさせますが、この闇は決して損や罰、不足を表すわけではありません。

光は影があってこそ、その輝きが映えます。


私たちの意識は、意識的になることもあれば、無意識的になることもありますが、無意識の力が圧倒的に強いです。


感受点ブラックムーン・リリスは、私たちにとって存在するものの、掴むことができない存在。

ただ心の奥底にあり、私たちの袖を引っ張ることがあります。


私たちは月(心)を大切にしながらも、太陽に向かい成長しつつ、満たされない、叶わないことを認める必要があるのです。

認めない、認識しないうちは、闇や影の力に翻弄されてしまいますので、是非、あなたの「満たされない欲求」を知ってください。

感受点ブラックムーン・リリスが持つ意味や象徴を、表現を変えて以下にまとめました。

  • 感受点ブラックムーン・リリスは、月の軌道の遠地点である
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、心の奥底にある「満たされない欲求」である
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、心の最も暗い部分(黒き月)を表す
  • 感受点ブラックムーン・リリスの周期は、8年10ヵ月である
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、1つの星座に約9ヵ月滞在する
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、最も野性的な側面を表す
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、個人の純粋な性的エネルギーの表現を表す
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、白き月から降下した「願い」である
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、神聖な闇の部分を司る
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、魅力の裏側や影を表す
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、自覚・意識することが難しいものの、確かな影響を持つ
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、人生のおいて、闇の領域を認めるために存在する
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、満たす・解放することを目的としない
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、闇や影に光や希望を見出させる


感受点ブラックムーン・リリスは、決して「絶望」を意味するわけではありません。

満たされないことが分かっていることは、ある意味役割であり、感受点ブラックムーン・リリスに振り回される必要がないからです。


だからといって、黒き月を認める必要が無い、ということではありません。

感受点ブラックムーン・リリスは、月の世界の最も暗い世界が投影されているため、恐怖心を抱かされることもあるでしょう。


ですが恐怖心や不安は、不明確なままであるほど、あなたを翻弄します。

ですから感受点ブラックムーン・リリスは、闇や影、夜の存在として認め、白き月を守りながら、太陽の輝きを強めることにエネルギーを注いでください。

感受点ブラックムーン・リリスは、悲しみや哀れみを求めてはいません。


ただ「満たされない世界」や「最も暗い領域」が存在することで、あなたの人生が成り立っていることを認めて欲しいのです。

深海に光が届かないように、暗い世界があってこそ、明るい世界が成り立っているのですから。

感受点ブラックムーン・リリスの5つの要素

これまで長々と説明を続けてきましたが、感受点ブラックムーン ・リリスを理解する上で、やるべきことはそれほど多くはありません。

感受点ブラックムーン ・リリスの重要性を知るための5つの要素を、以下にまとめました。

  1. 感受点ブラックムーン・リリスの星座
  2. 感受点ブラックムーン・リリスに近い惑星や小惑星
  3. 感受点ブラックムーン・リリスとアスペクトを取っている惑星や小惑星
  4. 感受点ブラックムーン・リリスのハウス
  5. 感受点ブラックムーン・リリスのサビアンシンボル

感受点ブラックムーン・リリスは、白き月のように満ち欠けをしません。


新月のような状態を常に保ち、感受点ブラックムーン・リリスと接点のある部分は、意識的に探さなければ分からないのです。


そのため上記に挙げた5つの要素は、掴みにくい感受点ブラックムーン・リリスを知るために大変重要になります。

星座は、感受点ブラックムーン・リリスの傾向や性質を表し、ハウスは、感受点ブラックムーン・リリスの満たされない欲求のテーマです。


また感受点ブラックムーン・リリスとアスペクトを持つ惑星や小惑星は、願望や欲求に対する「刺激」を表す場合があります。

なぜなら感受点ブラックムーン・リリスが、願望や欲求に対する執着を無効化したり、悲観的な感情を抱かせるからです。


物質的な成果や責任を問う土星と違い、感受点ブラックムーン・リリスは精神的な圧力を与えます。


感受点ブラックムーン・リリスの圧力は、一見「邪魔」や「阻害」のように思えますが、私たちが意識的になればなるほど、「起爆剤」や「原動力」になるでしょう。

個人の心にある「叶えられない現実」や「満たされない事実」は、歩みを進めることで、形を変えて、新たな可能性として生まれ変わります。


そういう意味では、感受点ブラックムーン・リリスは、希望を見出すための「背景の闇」となるでしょう。


月の軌道は、常に地球の周りにあるため、感受点ブラックムーン・リリスが持つ力は、私たち個人に注がれます。

感受点ブラックムーン・リリスは、闇という神聖さを持ち、排除すべき要素ではありません。


ですからあなたがあなたのすべてを認めるために、感受点ブラックムーン・リリスを受け止めてください。

正位置(トゥルー)と平均位置(ミーン)の感受点

感受点ブラックムーン・リリスは、ドラゴンヘッド / テイルと同様に、正位置(トゥルー)と平均位置(ミーン)があります。


ホロスコープを読む人の志向や好みによって、どちらを採用するかは分かれますが、比較的正位置(トゥルー)の方が採用されることが多いようです。


この講座でも、正位置(トゥルー)を採用することをおススメします。

その理由は、ホロスコープを読み解く上で、星座の度数とサビアンシンボルを割り出すことが大切だからです。

神聖な闇を受け入れるということ

私たちにとって「個人の闇」とは、忌むべき対象ではありません。

それどころか、神聖さは闇があってこそ成り立ちます。


感受点ブラックムーン・リリスは、「個人の闇」の象徴です。


「空」や「無」とは、すべての可能性を内包しますが、外側からは空虚に見られます。


私たちが「闇」や「影」を拒絶したがる理由は、空虚にエネルギーを奪われると考えるからです。


感受点ブラックムーン・リリスは、「満たされない世界」ですが、裏を返せば「満たす必要がない世界」といえます。

だからこそ感受点ブラックムーン・リリスは、「渇望」や「絶望」ではなく、野性的・本能的な欲求として表れるのです。


あなたには、神聖な光と闇が宿っています。

あなたが生理的・概念的に拒絶しようとする闇は、本当はあなたを害したりしないのです。


私たちが「ありのまま」に感情を認めないことで、心から反作用が起こります。


月はコロコロと表情を変え、時間が過ぎれば落ち着きますが、感受点ブラックムーン・リリスはそうではありません。


「満たされない欲求・願望」を受け入れるまで、黒き月は恐れる対象となり続けるでしょう。

月の光は、本来太陽の光の反射ですから、私たちが月を受け入れようとする時、「月の闇」を見る必要があります。

感受点ブラックムーン・リリスは、最も暗い月(心)の表情を表し、私たちが最も目を背けたい対象なのです。


このことさえも私たちは無自覚であるため、占星術を活用して、恐怖の対象としての闇を、神聖な闇へと変えることができます。

これはすべて心(内面)の変化であって、外の世界に求めることではありません。

私たちが自身の闇に向き合おうとしない時は必ず、他者を通してその闇が表現されます。

だからこそ私たち自身は他者にとって鏡であり、他者は私たちにとって鏡に成り得るのですね。


鏡を向かい合わせにした時、同じ景色が延々と続きます。

鏡合わせの世界は、反射を繰り返し、最も先(奥)に行くほどに暗くなりますね。


その最も暗い部分が、心の底であり、感受点ブラックムーン・リリスなのです。


鏡は事実をありのままに映しますが、それをどのように見る(捉える)かは、私たち次第。

あなたが感受点ブラックムーン・リリスをありのままに見える時は、神聖な闇を受け入れることができる時です。


闇を受け入れる(認める)ことは、自分の中に満たされない欲求があることを許すことでもあります。

あらゆる感情が認められたがっているように、最も暗い部分にある私たちの欲求は、満たされないながらも、認められる時を待っているのです。


あなたの心の中にあるものはすべて、あなたの一部ですから、怖がらずに感受点ブラックムーン・リリスを受け入れてくださいね。

黒い光の魅力

月は自身では光を放つことができない、受容的な天体です。

また感受点ブラックムーン・リリスは、光が届かない深淵の闇。


もし闇の世界が忌み嫌われるべきであるならば、宇宙空間の大部分を締める闇もまた、忌み嫌われるべきといえるでしょう。


心理学を取り上げなくても、人は「秘密」「隠し事」に興味を示し、「暴きたい」という欲求を持ちます。

これは物質性がもたらす明るさよりも、精神性が持つ不可解さや不明瞭さの方が、私たちの興味関心を誘うからです。


私たちが好奇心を失った時、それは精神性の成長が止まることを意味しています。

なぜなら私たちは「未知」に可能性を見出し、その可能性に希望を見出しているからです。


闇には莫大なエネルギーと可能性が秘められています。


感受点ブラックムーン・リリスは、心(月)が満たされない極限の姿ですが、この闇を絶望でも希望でもなく、根源的な光と捉えることで、私たちの意識は一変するでしょう。


光には3種類あります。

1つは明るい光、もう1つは黒い光、そしてそれら2つの光を内包する全体性の光です。


明るさは能動的な意識を、暗さは受動的な無意識を表します。

感受点ブラックムーン・リリスは、黒い光だからこそ、物質的に観測されない感受点なのです。


私たちの心は常に暗く、感情という光が一時的にスパークすることで、私たちは内的な動きを掴みます。

感情の種類によって体感が異なるのは、感情が持つ性質が異なるからです。


闇や影に繋がる感情は重く、沈殿するかのごとく、心に溜まります。

より良い自分になるために、「高い波動」や「軽いエネルギー」を掴まなければならない、という概念は、闇の自分を否定することになりかねません。


また自分自身を否定することは、全体性の光を成り立たせる、黒い光を自ら手放すことになります。


向き合いたくない感情は、本当にあなたを傷つけるものなのでしょうか?

見たくない自分の心の奥底には、あなたの純粋なエネルギーを見つけるヒントになるのではないでしょうか?


闇や負の影響やエネルギーに魅力され、空想や妄想、霊的な事柄ばかりに没入することは健全とはいえません。

自分の中に存在する闇は、誰でもない自分の一部であることは事実です。


確かに「役割」や「レッテル」を与えた方が、心が落ち着くでしょう。

ですが否定すればするほど、反作用としての闇の部分は強くなるばかりです。


ここで強調したいことは、闇を健全な心の姿として捉えることで、神聖な闇(黒い光)を見出してください、ということ。


感受点ブラックムーン・リリスは、あなたの中に宿り続け、否定すべきではない心の一部です。

太陽の光を直視し続ければ視力が失われますし、夜(闇)の世界に意識を向け続ければ、自然のサイクルが乱れます。


大切なことは、自分自身をすべて受け入れようとする時、最も暗い部分も受け入れる必要がある、ということです。


私たちがこれまで培ってきた知識や教養、常識による価値観は、見方を変えれば「借りもの」といえます。

多くの人が「闇は避けるべき」と言い、実際にそうしてきた歴史があり、その概念や価値観は私たちに受け継がれているため、立ち止まる必要があるでしょう。


感受点ブラックムーン・リリスは、ある意味「魅力の源泉」となり得ます。

なぜなら理由や恐怖、恥をもろともしない心(黒き月)は、他者の闇をくすぐるからです。


それはあなたも同じで、他者に引き寄せられる理由が、その人が持つ黒い光の魅力かもしれません。

「力」とは、扱い方を知ることで、危険を回避することができます。


あなたが感受点ブラックムーン・リリスを知ることは、満たされない欲求を知り、ご自分の闇を受け入れるとともに、魅力という光を引き出すことにもなるのです。

繋がりは光と闇によって結ばれる

感受点ブラックムーン・リリスは、個人の中にある「満たされない心(月)」です。


私たちは誰もが他者にとっての鏡ですから、他者が私たちの内にある闇に勘付いたり、触れないわけがありません。


白き月は日常的な心(精神状態)や、心地良さを求める条件、影など、様々な要素を持っている天体です。


その複雑さの影である黒き月、感受点ブラックムーン・リリスは、内在する闇によって他者を引き寄せることもあるでしょう。

「傷の舐め合い」や「危うさに惹かれる」といったことは、闇が持つ魔力といえるかもしれません。

ホロスコープに示される様々な要素は、すべてあなたという小宇宙を構成する要素ですから、影響の大小はあれ、全く影響が無いということはありえません。


私たちは根源的に他者との繋がりを持とうとする存在です。

そういった時に重要視されるのは、天秤座以降の社会性、第7ハウス(室)以降の発展性、土星以降の順応性と実現性。


感受点ブラックムーン・リリスは、白き月が持つ軌道の遠地点にあり、あなたの成長を見守っています。

それと同時に、あなたが内々に持つ闇という光を、誰に捧げるのか、といったことも重要になるでしょう。

闇は人を寄せ付けもしますが、追い払いもします。

あなたが持っている闇(黒い光)は、他者の中にある感受点ブラックムーン・リリスを刺激することもあるのですから。


感受点ブラックムーン・リリスが個人天体である、月・水星・金星・太陽・火星の5天体とアスペクトを持つ時、互いの闇の結びつきを検証することができます。

今回は相性や関係性についての解説は省きますが、月(心)の奥底にある感受点ブラックムーン・リリスは、他者にとっての黒い光であることもあるわけです。


感受点ブラックムーン・リリスは、満たされない闇の世界であって、至って純粋な世界ですから、ホロスコープを通して、闇を受け入れていきましょう。


あなたがご自身の闇を受け入れることで、あなたの他者の中にある闇に対する意識も変化します。

私たちが唯一変化させることができる対象は、常に自分自身です。


光であれ闇であれ、すべてはあなたの一部分ですから、あなた自身の闇はもちろん、他者の闇に対しても、肯定的な姿勢を育てるようにしてください。

”私”という意識から解放されたい

私たちは物質世界に生まれ、他者と分離し、個の存在として生きているからこそ、「私」という意識を大切にすることができます。


ただこの物質世界は、二元性の世界ですから、どちらかを取れば、どちらかを諦めなければいけない世界でもあるため、私の意識は苦しみの根源ともいえるでしょう。


感受点ブラックムーン・リリスは、抑圧された欲求や願望を表します。


ではその欲求や願望は、誰によって抑圧・眼圧されるのでしょうか?


それは「他者」であることは間違いありませんが、突き詰めれば「私」という意識に囚われている他者です。


何が言いたいかといいますと、私たちは自分の人生を生きることで、他者に良くも悪くも影響を与え、また他者からも影響を受けています。

それは人類の歴史の始まりからの影響ですから、誰か1人の責任というわけではありません。


ただ事実として、「私」という個の意識は、他者の自由や願望を阻害する要因にもなり得るということです。

それが世代的に続いて来たわけですから、私たちの心には、遺伝的にも精神的にも、「叶わなくて当たり前」という概念や観念が継承されています。


感受点ブラックムーン・リリスが「満たされない心(月)」を表すのは、現実世界だからこそです。


物質世界は制約・制限によって成り立っているため、感受点ブラックムーン・リリスの存在は当然といえば当然なのかもしれません。


そして私たちがこの「満たされない心(月)」から解放される時は、肉体から離れる時です。


「死」という出来事は、哀しみの感情を生み出すと同時に、当人が抱えていた「自意識の囚われ」という苦しみからの解放を意味します。

ですから私たちは、常に「満たされない心(月)」という闇を抱えていますが、その闇は哀しむ必要が無い、という見方もできるのです。


「ありのまま」とは、エコヒイキをすることなく、執着や所有といった個人的な欲望から解放された境地。


感受点ブラックムーン・リリスは、私たちに闇の受け止め方を教え、現実(人生)を通してありのままの境地を築かせようとしているのでしょう。


私たちにとって月は、最も身近な存在でありながら、最も謎の多い天体です。

そして私たちは、心の底にある感受点ブラックムーン・リリスを経て、潜在意識や超意識、集合的無意識に繋がることができます。


私たちは自分の闇を受け入れることなく、簡単に「私たちは繋がっている」ということを言うべきではないのかもしれません。


闇の部分を見捨てる(排除する)ということは、他者の中にある神聖さを否定することにもなります。

ですから私たちは、まず自分自身を認めることが大切です。


自分の中の怖いと思ってしまう闇や、自分では当たり前だと思っている長所もすべて、平たく受け止めることで、あなたの心は整います。


そして人生を生き抜くこと。

どのような現実や環境が与えられていようと、私たちは現実を生き続けることでしか、自分と他者を愛することはできません。


太陽の輝き(意識の光)を高める上で、感受点ブラックムーン・リリスがもたらす闇を認めることは必須といえます。

今のあなたの人生は、あなたと大宇宙の共同創造ですが、実際に生きていくのはあなた自身です。

その人生には、酸いも甘いも、暗さも明るさも混在しています。


生きるからには、闇も認めていきましょう、というのがこの西洋占星術の提案です。

【星座別】あなたの満たされない月(心の闇)とは?

この西洋占星術講座では、感受点ブラックムーン・リリスを「満たされない欲求(願望)」と表現させていただいています。

満たされない欲求(願望)とは、心の奥底にある闇です。

感受点ブラックムーン・リリスは、月(心)の最も暗い部分を表し、照らされることのない闇。

この闇を受け入れることで、あなたはご自身の心の根底に触れることができます。

心の奥底にある闇は、満たす必要も、恐れる必要もありません。

ただ感受点ブラックムーン・リリスが囁くメッセージに耳を傾け、これまでの人生(経験)の中に、黒き月がなかったかを振り返ってください。

感受点ブラックムーン・リリスを読み解くポイントは、星座とその支配星、サビアンシンボル、そして他の感受点とのアスペクトです。

その中で、感受点ブラックムーン・リリスの星座とその支配星が、あなたの世界との約束を最も掴みやすい要素。

星座はホロスコープを外円で閉じる役割を持っていますので、大変重要な要素です。

ホロスコープリーディングに慣れていくと、星座が与えてくれるメッセージに深みが増していきますので、是非引っかかる言葉を見つけてくださいね!

感受点ブラックムーン・リリス x 牡羊座

牡羊座の感受点ブラックムーン・リリスが持つ「満たされない心(月)」は、「自分の思い通りにならない現実」です。

一見当たり前と思えることですが、思い通りにならない現実というものは、牡羊座にとっては大変重く圧し掛かります。

牡羊座は12星座の始まりであり、私たちの自我意識の中に生まれる「意志」の象徴です。

また牡羊座の支配星である火星は、自分の中の意志を燃やすことで、外へと存在感を表す天体。


感受点ブラックムーン・リリスが「思い通りにならない現実」を心の奥底にしまい込むことで、牡羊座は自身が持つ主体性に、疑問や不安定さを抱えてしまうのです。

感受点ブラックムーン・リリスは、顕在意識や日常的な心にまでは上がることがありません。


ただ自己否定と自己不信が積もりに積もった場合、心の奥底に眠る感受点ブラックムーン・リリスは、気配を消してあなたの心に浮上してくるでしょう。

感受点ブラックムーン・リリスを受け入れるということは、光を支える闇を受け入れるということです。

牡羊座の主体性は、自分自身を知るために生まれた意志であり、思い通りにならない現実を受け入れるために物質世界に生まれました。


あなたの闇は、誰もが持つ根源的な不安という普遍的な側面を持つため、あなたは他者に素直になり続けることで、ご自身の闇を受け入れることができるようになるでしょう。

闇とは排除すべきではなく、受け入れるべきもの。

満たされない現実は、向上と成長を促してくれるのですから。


あなたの「思い通りにならない現実」を受け入れようとする姿や在り方は、「魅力」や「熱意」として他者の目に映ります。

「思い通りにならないことは当然」という事実は、決してあなたの心を傷つけるためにあるのではなく、あなたを成長させるためにあるのです。


牡羊座は最も純粋さを持つ星座ですから、純粋な闇は、受け入れることで成就し、白き月にも安らぎをもたらすでしょう。


牡羊座の感受点ブラックムーン・リリスの満たされない心(月)のキーワード

  • 終わりの無い行動
  • 手探り
  • 模索
  • 自分探し
  • 自己中心的な在り方と不本意な結果
  • 冒険
  • 熱意
  • 自我意識
  • 他者へに対する素直さ
  • 鏡である他者を受け入れる強さ
  • スタートライン
  • 自分自身に対する忍耐
  • 存在意義を求める心

感受点ブラックムーンリリス x 牡牛座

牡牛座の感受点ブラックムーン・リリスが持つ「満たされない心(月)」は、「物質的な満足感」です。

牡牛座は土星座で、執着の始まりの星座でもあります。

牡牛座の支配星である金星は、喜びと親愛の天体で、牡牛座は自分自身の身体と体験を最も信頼し、価値を置く星座。

牡牛座の感受点ブラックムーン・リリスは、心の奥底で、「物質だけでは満たされない真実」を抱えています。

黒き月の闇は、物質や所有に対する欲望や執着、安心感は一時的で、心の奥底まで満たすことができないことを教えているのです。

牡牛座の感受点ブラックムーン・リリスが持つ闇は、決して現実を否定しているわけではなく、物質に囚われる自分自身への問いかけといえるでしょう。

白き月は、定期的・安定的に安らぎを与えてあげなければ、心が不安定になります。


月は1つの星座(サイン)に約2日半だけ滞在し、すぐに移動してしまうことから、月(心)がいかに移ろいやすいもので、コントロールできないかは明白です。

牡牛座の感受点ブラックムーン・リリスの闇は、物質に対する執着と限界の無い欲望が、心を形骸化させてしまう可能性を表現しています。


そこで大切な視点は、「物質は借りものである」ということです。

あらゆるものには寿命がありますから、私たちは愛着や執着からいつかは卒業しなければいけません。

この事実から目を背け、次から次に新しいものを手元に手繰り寄せることは、牡牛座の感受点ブラックムーン・リリスの闇に対する裏切りとなるでしょう。


そして牡牛座の感受点ブラックムーン・リリスの心に向き合う上で、最も重要なことが、「感謝」を忘れないこと。

物質的な豊かさは永遠ではありませんが、ひとときの喜びを味わえることは、感情を体験するために生まれた私たちにとって、大変有意義なことです。

社交辞令的・義務的な感謝ではなく、身の回りの雑音や内面の雑念に気を取られないほどの、静かな満足感が生まれる時、あなたは心から感謝の念を感じるでしょう。


あなたの感受点ブラックムーン・リリスは、あなたにご自身を満足させる大切さとともに、豊かさを与えてくれる大宇宙や大自然への配慮を促しています。


闇は光をも支える深い世界です。

物質が頼りにならない、目に見えるものは味気ない、という気持ちになることもあるかもしれません。


ですがそんな時こそ、あなたは本当に恵まれている現実を思い出し、物質を生み出す力と働きに意識を向けてください。

牡牛座本来の在り方は、主観的・利己的な満足感ではなく、天と地と繋がり、この世に肉体を持って生きている喜びを体現することなのですから。


閉鎖的な世界観(価値観)を緩め、世界と繋がり、物の価値を体験を通して伝えることで、あなたの魅力は発揮されていきます。

満たされない闇(心)は、量を増やしたり、高い価値を求めることでは成就せず、逆に本物の価値を知り、無駄な物が一切に無い環境でこそ、あなたの心は満たされるのです。


牡牛座の感受点ブラックムーン・リリスの満たされない心(月)のキーワード

  • 感覚を研ぎ澄ます
  • 身に回りを固める
  • 断捨離
  • 愛着と執着
  • 保守
  • 価値
  • 五感に倣い、心に従う
  • 変化を嫌う
  • 体幹
  • 一貫性
  • 着実性
  • 楽しみ・喜び
  • ひとり遊び
  • 物質性から精神性を学ぶ
  • 現実主義・個人主義
  • テリトリー

感受点ブラックムーンリリス x 双子座

双子座の感受点ブラックムーン・リリスが持つ「満たされない心(月)」は、「すべてを知ることができない現実」です。

双子座は言葉やコミュニケーションの星座で、興味関心や好奇心が立つところには飛んでいくような身軽さを持っています。

双子座が持つ軽いフットワークは、行き止まりや行き詰りに遭うと、すぐに踵(きびす)を返し、不足感が芽生えた際に大変便利かもしれません。

それゆえに、双子座の感受点ブラックムーン・リリスが持つ闇は、「立ち入ることができない」という制約・制限を表しています。

これはある意味、「不自由さ」に対する不服といえるでしょう。

ですがこの世は制約・制限の世界で、あらゆるところに領域や枠があるため、双子座は迂回をしながら、この世界や他者との関係性の仕組みを学ぶ必要があります。


心の奥にある闇、それはある意味、「他者と分離している現実」を受け入れながらも、我慢し、抑えつけている世界かもしれません。

「理想と現実は違う」のは当たり前ですが、求められるがままに生きていると、それこそロボットになってしまいます。

私たちには意志がありますから、個性を発揮し、自分の力で現実を創造し、気の合う人とは喜びを共有したいと思うのが自然です。

こういった欲求に制約・制限があるとなると、自由や気軽さが大切な双子座は、大変動きづらく、現実に面白みを感じなくなります。

双子座の感受点ブラックムーン・リリスは、現実には数えきれないルールや決まり事がある中、他者や世界に対する好奇心を捨てないで欲しい、という闇の表れです。


時に闇は人を匿(かくま)い、慰め、休息を取らせてくれ、再度現実に向き直るまで静寂を与えてくれます。

双子座の感受点ブラックムーン・リリスの月(心)は、「知りたい」という気持ちとともに、「知る必要がない」という気持ちが一緒になった状態です。


ですが実際には、やってみなければ分からないのが現実ですから、経験を積みながら、時間と労力を割くべきことが分かるようになる、ということが重要になるでしょう。

双子座の支配星である水星は、金星とともに、太陽を輝かせるために補佐として、働き者の一面を持っています。


四六時中思考を働かせたり、忙しく行動し、好奇心を満たしたり、成果を得ようとすることも大事ですが、一端立ち止まり、「本当に知りたいこと」にも意識を向けてください。

他者は確かに鏡の存在ではありますが、あなたよりもあなたのことを知り、納得と実感を得られる人は存在しません。

ですからあなたの心の奥底にある闇は、あなた自身が触れ、認めていくしかないのです。


双子座の感受点ブラックムーン・リリスは、裏を返せば、「知らなくていいこと」から手を引き、「知らなければならないこと」へとあなたを導いているといえます。

あなたは持ち前の好奇心と行動力で、既に魅力と威勢の良さを発揮していますが、真理に繋がる言葉を頼りに、内面へ潜ることで、あなたの魅力に深みが増すはずです。

あなたほど言葉の力を知り、言葉によって世界が成り立ち、あなた自身を成長させることを知る人はいないのですから。

双子座の感受点ブラックムーン・リリスの満たされない心(月)のキーワード

  • 軽やかさ
  • 知的好奇心
  • 踵を返す
  • 散漫
  • 同時進行
  • 移り気
  • 素早さ
  • 高い順応力
  • 飲み込みが早い
  • 機敏さ
  • 垣根の無い繋がり
  • 自由自在
  • 適応
  • 言葉を操る
  • 心を表現する
  • 知識の集積
  • 器用貧乏
  • 根無し草
  • 深みにハマらない
  • 罪悪感を持たない
  • 磁力の反発

感受点ブラックムーンリリス x 蟹座

蟹座の感受点ブラックムーン・リリスが持つ「満たされない心(月)」は、「自分の思い通りの愛は与えられない現実」です。

蟹座の支配星は月であるため、「与えられる意識」が強く、与えられなかった愛情や繋がりが無条件で与えられることを望む傾向があります。

この意識の傾向自体に良い・悪いはありませんが、親元においても、社会においても、本当は何もせず理想は叶えられることはありません。

現実と他者との繋がりは、当たり前ですが思い通りにいくはずはなく、私たちは人生の中で、沢山のしくじりや恥ずかしさ、虚しさを体験します。

蟹座は水星座の最初の星座で、自分の感情をベースに世界を見ながら、他者との関わりをどのように構築すべきかを学ぶ星座。

蟹座の感受点ブラックムーン・リリスの闇とは、「主体的な働きかけ」こそが、愛を実現させることを表しています。

現実を受け入れるとは、変化を受け入れることです。

蟹座は「安らぎ」や「心の交流」を大事にし、心を開く人を選びますが、それによりチャンスや縁を逃すことにもなりかねません。

蟹座の黒き月は、「自分に与える愛」を他者から得ようとすることで、逆に虚しさを体験することを暗示しています。

「自分を愛するように他者を愛する」といいますが、まずは自分自身を受け入れることが第一前提です。

そのため蟹座の白き月は、常に外(他者)との繋がりを得ようとし、それが叶わない場合に自分自身を責めたりするでしょう。


物事には順序がありますし、あなたの人生はあなた自身が決めなければいけません。

感情を司る水星座のうち、蟹座は最もナイーヴで、繊細。


そのため心を許した相手には、多大な影響を受け、主体性や自分軸を失ってしまうという弱点があります。

蟹座の感受点ブラックムーン・リリスは、「他人の愛への依存」が闇であり、愛や自由、理想は、すべて自分自身への愛があってこそ生まれるのだと教えているのです。

蟹座は特に、自分自身の感情や在り方をジャッジし、型にはめようとすることで、自己不信と自己否定が生まれます。

ですがあなたを愛したい人の立場に立った時、相手があなたに求めることは、「自分自身を愛して欲しい」ではないでしょうか?

自分自身を愛することが学び、実際に自分の心を大切にしながら、毎日を丁寧に生きることができるようになった時、あなたは気づくはずです。

「思い通りの愛は支配である」ということを。

蟹座の感受点ブラックムーン・リリスの月(心)は、「他者を愛するため」に、自分自身を愛することが重要であると伝えています。

そうして自分の感情を認めていくことで、あなたは他者から与えてもらおうとしていた愛が、実は自分自身から湧き出ることを知るでしょう。

そしてあなたが漠然と思い描いていた「愛を与える人」が、自分自身であることが、いかに素晴らしいことであるかということにも気づくのです。

蟹座は月の影響をダイレクトに受け、心と愛について哲学する星座。

そのため自分自身を受け入れることが、人生を飛躍的に豊かにするでしょう。

心とは愛の器であり、あなた自身が愛の人になることが、かつて「与えられること」を夢見ていた過去を成就させるのです。

自分自身を愛し、肯定する人は無敵ですし、あなたは着飾ったり、見栄を張ったりする必要が無くなります。

あなたが存在しているだけで、「人は生きているだけで素晴らしい」という精神性が伝播していくでしょう。


あなたは闇を受け入れ、自分自身を愛し、他者を包む力があります。

ですからご自身の心(月)の奥底に触れることを恐れないでください。


蟹座の感受点ブラックムーン・リリスの満たされない心(月)のキーワード

  • 包容力
  • 感受性
  • 母性的
  • 寛容的
  • 依存的
  • 非論理的
  • 感情的
  • 忠誠的
  • 共感
  • 育むこと・育てること
  • 甘えること・甘えさせること
  • 身内・親しい繋がり
  • 躊躇
  • 自分軸への憧れ
  • 過去への執着
  • 感情の繋がり
  • 心の不可解さ
  • 作用・反作用
  • 引力
  • 目を閉じた世界
  • 水面
  • 波紋
  • 母親役
  • 頑固さ
  • 優しさ
  • 日陰

感受点ブラックムーンリリス x 獅子座

獅子座の感受点ブラックムーン・リリスが持つ「満たされない心(月)」は、「1人では何もできない恐怖」です。

12星座はホロスコープのように、4つの星座を3段階に分けることができます。

獅子座は2段階目のグループであり、火の星座の第2段階目の星座。

そのため自分の意志と行動をある程度把握し、また他者からどのように見られているか、ということに対しても認識しています。

また獅子座は太陽を支配星に持っているため、存在感やオーラを留めることは難しい星座といえるでしょう。

とはいえ、どれだけ個人に発言権や影響力があっても、他者がいなければ、何事も成し遂げることはできません。

獅子座の感受点ブラックムーン・リリスの闇は、「孤独」に意識を向けさせ、太陽と最もかけ離れた暗闇の世界を映しています。

獅子座の感受点ブラックムーン・リリスが示す「1人では成し遂げることができない」という現実は、意志の強さを問い、自己信頼と自己肯定の是非を問うのです。

私たちが自分事から目を背け、他者の人生についてあれこれ口出しをする時、たいていの場合は何の成果を得ることもありません。

太陽は存在しているだけで、生きとし生けるものすべてにエネルギーを注ぎ、生命には同じ働きや構造が与えられていることを教えてくれます。

獅子座は自分自身の振る舞い次第で、他者にどのような影響を与えるのかを自覚することで、実現する現実が変わるのです。

影響力を持つことは、時に恐怖となりますが、反対に、孤独であり続けることもまた恐怖。

獅子座は強い生命力を持つからこそ、自分軸をしっかりと立て、影響力を持つことは、自分自身だけではなく、他者のためであることを学びます。

獅子座の感受点ブラックムーン・リリスの月(心)は、太陽に照らされない闇の世界ですから、他者の存在の有り難さを強調しているのです。

黒き月は、最も意識することが難しい心の領域ではありますが、人の上に立ったり、人を引っ張っていく時に起こる、戸惑いや恐怖心に糸口を見出すことができます。

あなたの心は常に満ち欠けをするように、コロコロと表情を変え、他者への影響も変わるかもしれません。

ですが主体性の星座である獅子座の黒き月は、心にいかに荒波が立とうと、揺るがない信念を貫くことを促します。

それはあなた自身への挑戦でもあり、自己信頼と自己肯定の獲得のための学びであり、他者への貢献です。

ですからご自分の中にある闇を受け入れることを恐れず、他者に対して心を開くことを止めないでください。

あなたの内なる輝きは、闇があるからこそ映え、他者にまで届きます。

獅子座の感受点ブラックムーン・リリスの闇は、誰もが孤独な存在でありながら、だからこそ人は力を出し合い、心を繋げるということを教えてくれているのです。

孤独な存在の代表となることは、大変素晴らしいことですし、それは闇を昇華させる現実創造になります。

あなたの本来の魅力は、他者の存在のお陰で発揮され、その自覚こそがあなたの自信となるでしょう。

獅子座の感受点ブラックムーン・リリスの満たされない心(月)のキーワード

  • 生命力
  • 力強さ
  • 強い信念
  • 人生の喜び
  • 自己肯定
  • 自己信頼
  • 親分肌
  • 人を楽しませること
  • 大胆不敵
  • 影響力
  • 自己演出
  • 目立つこと
  • 自己表現
  • 孤独に耐える
  • 見栄を張る
  • 支配と力
  • 主観・主体性
  • 支持
  • 人気
  • 集団の力
  • リーダーシップ
  • 他者の声を集める
  • 求心力
  • ストレートさ
  • オープンな心
  • 男性性のエネルギー
  • 褒められること
  • 影を存在させること
  • 小さな声に耳を傾けること
  • 代弁

感受点ブラックムーンリリス x 乙女座

乙女座の感受点ブラックムーン・リリスが持つ「満たされない心(月)」は、「人に認められない虚しさ」です。

乙女座は土星座の第2段階目の星座で、実利的に物事を考え、実際に行動します。

私たちが最も軽やかに行動できる状態は、思考と感情、そして行動が一致している時です。

乙女座はルールや決めごとを守り、些細なことに配慮をするため、「優等生」や「完璧主義」で喩えられます。

乙女座は、思考(理性)と行動は合致しているものの、感情(心)は後回しになることが多いでしょう。

乙女座の感受点ブラックムーン・リリスの闇は、「自分に課したルール」により、身を滅ぼす恐れと、人には理解されない孤独感を表しています。

「そこまでしなくてもいい」という意見があっても、潔癖さや頑固さにより、自分に対して厳しくすることはよくあることかもしれません。

乙女座は水星を支配星に持ち、思慮深さや分析力だけでなく、「どのように振る舞うべきか」という在り方と生き方に、強い意識を向けています。

脳内では電気信号が猛スピードで駆け巡っているため、私たちは常に考えることを止めることができません。

乙女座の感受点ブラックムーン・リリスの月(心)は、「本当に実になること」が何なのか、という問いかけをします。

動機や始まり、過程(プロセス)、そして結果や成果はどれをとっても重要です。

ですが1人っきりで、全速力でリレーマラソンを走ることはできません。

乙女座はワーカホリックになりやすかったり、早い段階で悩み事や思い癖を解消することが苦手です。

私たちはこの物質世界に生きている時点で既に、数多くの制約・制限を受けています。

それにも関わらず、「自分自身が自分を見ている」という強迫観念に駆られ、自分自身に厳しくあり続けることは、修行に近いといえるでしょう。

乙女座の感受点ブラックムーン・リリスの闇は、「自分が認めるまで止めない」という意識が、いつまで続くのか、ということを尋ねています。

「自分に厳しくも優しい」というのは綺麗事に聞こえるかもしれません。

ですが実際に私たちの人生は、私たちの思考・感情・行動の3つの要素によっていかようにも変わります。

乙女座は実務的・実利的な働きに重きを起きながらも、献身的・奉仕的な精神も持ち併せているため、自己犠牲の精神が強くなることもあるでしょう。

だからこそ乙女座の感受点ブラックムーン・リリスは、「人に認められない虚しさ」を受け入れることを促しています。

「人に認められなくてもいい」のであれば、本当は精神的なストレスを抱えることはありません。

ですが「認められたい」という心をも排除し、見栄を張ることは、あなた自身を傷つけることになります。

乙女座の感受点ブラックムーン・リリスの月(心)は、あなたの心という海の底にあり、あなたの感情の全てを見渡し、見守っている存在です。

どうか心を押し殺してまで、ご自分の心身を酷使したり、他者の仕事や役割の肩代わりをしないでください。

あなたの存在は既に認められていますが、認められていることを自覚することが大切です。

あなたの真面目さと献身さは、あなた自身が自覚することによって、更に磨きがかかり、他者とより善い繋がりをもたらすでしょう。

乙女座の感受点ブラックムーン・リリスは、あなたには虚しさをも超える力があり、その力を受け入れることによって、あなたは輝くことを伝えています。

乙女座の感受点ブラックムーン・リリスの満たされない心(月)のキーワード

  • 繊細・デリケート
  • 真面目
  • 能率・効率
  • ルーティン
  • 神経過敏・神経質
  • 潔癖
  • 献身的
  • 自己犠牲
  • オーバーワーク
  • 清潔
  • 環境
  • 整理整頓
  • 完璧主義
  • 現実主義
  • 実務的
  • 衛生観念
  • 秩序
  • ルール
  • 自律
  • 思考回路
  • 論理的
  • 細やかさ・細かさ
  • こだわり
  • マイルール
  • リラックスできない
  • 緊張
  • 背筋が伸びている
  • 他者への施しを自分自身にすること

感受点ブラックムーンリリス x 天秤座

天秤座の感受点ブラックムーン・リリスが持つ「満たされない心(月)」は、「社会性への恐怖」です。

天秤座は12星座の7番目の星座で、自意識から「他者との調和」に物語が移った星座であり、個人的な意識は社会に拡大しようとしています。

個人天体である月・水星・金星・太陽・火星の5天体は、どれだけ成長・拡大しようとも、社会天体である木星や土星のように、規模や範囲を超えることはありません。

これは行動範囲や精神的な器も同じで、個人の領域を出ることによって、私たちの意識は拡大し、人生は豊かになっていきます。

天秤座の感受点ブラックムーン・リリスの闇は、「個人でいられなくなること」に対する恐怖であり、社会に飛び込まなければいけない恐怖です。

その恐怖は、一歩踏み出したら最後、個人の領域を守りながら、社会の領域に挑み続けなければならないことを意味しています。

天秤座の感受点ブラックムーン・リリスの月(心)は、「与える立場」であるために、常識的な感覚や普遍性を取り込み、恐怖心に蓋がされていくことを暗示しているのです。

天秤座はある意味、未だ実現していない理想に向かい、我慢や苦渋の決断を強いられる星座といえるでしょう。

なぜなら「他者との繋がり」は、双方向からの働きかけだけでなく、ルールや体裁が絡むからです。

それゆえ天秤座は、真向いの牡羊座とは違い、自分自身の意志や感情を表に出すことが苦手で、自分を満たすことを後回しにしがちになります。

天秤座の感受点ブラックムーン・リリスの闇は、他者と繋がることにより、自分自身のことをよく知る機会に恵まれると同時に、自分自身を見失う危険性があると訴えているのです。

黒き月は、人の行動原理や深層心理をよく知っています。

社会に出ることや、他者と表面上の付き合いをすることなどによって、あなたが自分自身を見失うかもしれないこと、またそのことを誰も見抜いてもらえないことを恐怖するのです。

ただこの恐怖は、成長段階において出遭うべくして起こる成長材料であり、あなた自身も他者にとって恐怖をもたらす存在にも成り得ます。

そのため天秤座の感受点ブラックムーン・リリスは、「社会の領域」でどのように自分を育て、個性を発揮し、他者と繋がることができるか、という命題ともいえるでしょう。

私たちには「順応力」や「適応力」という素晴らしい能力があります。

ただ常に心の内には、意志や信念、真心、誠意といった精神性を持っていることが重要です。


そのために他者の存在は、あなたの「私の信じること」を明確にしていくためのサポートをしてくれるはずですし、あなた自身も他者に力を貸すことになるでしょう。

天秤座の感受点ブラックムーン・リリスの月(心)は、「自分が自分でなくなる体験」を恐怖でありながら、自分の枠から脱却するための糧でもあります。

「私」という価値観や概念は、常に変化していくものですし、執着する必要はありません。


だからこそ天秤座の感受点ブラックムーン・リリスは、自分自身を成長させ、心の奥底から意志を見出すために恐怖を温めています。

あなたが闇に対峙し、自分自身を受け入れることができれば、他者を恐怖の対象として見ることは無くなるでしょう。


私たちは誰もが社会的な存在であり、誰もがお互いに「役割」を与え合っています。

個人としての役割と、社会人としての役割は違って当然です。

ですから安心して他者と繋がり、自分自身の恐怖を体験し、認めていってください。


あなたは他者と繋がることの素晴らしさを分かち合い、広げていく力を与えられています。

あなたの黒き月は、恐怖や闇でさえも、あなたを成長させるための宝物であり、宝物は経験によって獲得できることを教えてくれているのです。


天秤座の感受点ブラックムーン・リリスの満たされない心(月)のキーワード

  • バランス感覚
  • 理想主義
  • 仲裁
  • 調和
  • 美意識
  • 普遍性
  • 合意
  • 契約
  • 表面
  • 綱引き
  • 表面張力
  • 霊性さ
  • 依頼
  • 応答
  • 八方美人
  • 妥協
  • 譲歩
  • 波風を立てない
  • 社交的
  • 後に引けない
  • 立場
  • 正義感
  • 他者・社会からの要求
  • 自己主張の不在
  • 自力の不在

感受点ブラックムーンリリス x 蠍座

蠍座の感受点ブラックムーン・リリスが持つ「満たされない心(月)」は、「依存への恐怖」です。

蠍座は水星座の第2段階目の星座で、心(感情)の体験に重きを置き、特定の他者の存在に意識とエネルギーを注ぎます。

また蠍座は、太陽系の天体の中で最も影響力が強い冥王星を支配星に持つことで、「変容」という大きなテーマを与えられているため、内面的な葛藤を抱きやすい星座。

蠍座の感受点ブラックムーン・リリスは、自意識と他者の意識に架け橋を創る上で、依存や執着といった「コントロールできない感情的な働き」が恐怖であると伝えています。

私たちは決して、他者とすべてを共有したり、完全に理解し合うことはできません。

なぜなら個々に与えられた人生や意志、生きる目的や目標が異なり、別々の器(肉体)を借りて、自分の物語(人生)を生きることで、他者や世界、大宇宙と繋がっているからです。

蠍座の感受点ブラックムーン・リリスの月(心)が示す「依存への恐怖」は、他者への思いやりや意識が、自分自身を保つことができないほどの衝動や情動に育つことを示しています。

恋愛や結婚に限らず、蠍座は「特定の他者」や「特別な他者」との繋がりを大事にする星座。

その心の内は、「自分のため」でありながら「他者のため」であるために、心身ともに力を尽くし、「揺るぎない絆」の実現を目指しそうとするでしょう。

蠍座の感受点ブラックムーン・リリスの闇とは、そういった繋がりのために、自分自身が滅んでしまったり、他者を失ってしまうことに対する恐怖です。

ただ蠍座は強靭な精神力と忍耐力、洞察力、飽くなき向上心が備わっているため、葛藤や恐怖に飲まれながらも、時間をかけて脱皮を実現させることができます。

台風や嵐が過ぎ去っても尚、その影響力を残すように、蠍座の心には、様々な体験が色濃く残り続け、他者との特別な体験が、心の成長と現実創造を促す糧となるでしょう。

蠍座の感受点ブラックムーン・リリスの月(心)は、自分と他者を同一視することに憧れを持つ一方、衝動的・破滅的な言動や現実が、本当に望ましいことなのかを問いかけています。

これまで何度もお伝えしてきたように、私たちが唯一思い通りにすることができるのは、「私たち自身」だけです。

蠍座は根源的(生的・性的)なエネルギーを与えられていることによって、過度の依存や執着が、「支配」に取って代わり、理性を失ってしまう危険性を持ち併せています。

蠍座は12星座のうち、最もミステリアスで、秘密や隠し事、秘め事を象徴する星座。

そのため蠍座の感受点ブラックムーン・リリスは、他者にも同等の誠意や愛情を求めることで、依存や執着、支配が拒否・否定されることを恐怖すべきである、と教えているのです。

蠍座は、他者を必要としない自愛と慈愛を見出し、自分自身を満たすことが大きな学びとなっています。

すべての星座の黒き月(心)にとって、「思い通り」という言葉が共通のキーワードになりますが、殊更蠍座にとっては、「支配」と「調和」の分別が大きな学びとなっているのです。

あなたには他者を癒し、導くだけの懐の深さと力が与えられています。

「特別な他者」でさえ、あなたをに取って代わる存在には成り得ません。

だからこそあなたは、ご自分の闇を受け入れることで、他者にとっての「特別な存在」となることができます。

あなたの黒き月は、魔力や魔性といった引力だけでなく、自愛による包容力を内面から引き出すことが最も重要であると伝えているのです。

あなたが依存や執着から解放され、支配欲さえも昇華する時、あなたの心(月)は、純粋に自分を愛することが、他者を愛することであることを悟るでしょう。

私たちは心の奥底を抜けた潜在意識以降で繋がっています。

あなたはそのことを直感し、確信するために感情を体験するだけでなく、他者との深い関わりを望んでいるのです。

ですからどうか、あなたは他者に向ける愛情を、ご自身に向け、自愛を育ててください。

自愛とは、あなたが世界を癒し、他者が自分自身を受け入れる大きな愛のエネルギーなのですから。

蠍座の感受点ブラックムーン・リリスの満たされない心(月)のキーワード

  • 秘密
  • 儀式
  • 秘め事
  • 隠し事・隠され伏せられている事
  • 貪欲さ
  • 支配
  • 執着
  • 一点集中
  • 集中力
  • 感情
  • 核心
  • 不屈の精神
  • 生まれ変わり
  • 変容
  • 変身
  • 嫉妬
  • 復讐
  • 見返り
  • しつこさ
  • 大胆さ
  • ミステリアス
  • 鋭さ
  • 毒・毒気
  • 言葉の真意
  • 策士・攻略
  • 確執
  • 思い込み
  • 衝動的
  • 情動的
  • 激しさ
  • 大いなる愛・包容力
  • 奇跡

感受点ブラックムーンリリス x 射手座

射手座の感受点ブラックムーン・リリスが持つ「満たされない心(月)」は、「答えが存在しないことへの不満」です。

射手座は12星座の3つ目のグループの星座であり、最終段階の火の星座であり、思考・感情・行動を操り、自己実現にエネルギーを注ぎます。

また射手座は社会天体である木星を支配星に持ち、幸運をもたらす天体である木星によって、楽天性や楽観性、広い視野とチャレンジ精神を与えられている星座。

そのため射手座は、12星座の中でも最も肯定的といえるでしょう。

射手座の感受点ブラックムーン・リリスは、真理の答えや悟りが決して外には無く、内面に見出すまで旅が終わらないことを暗示しています。

そのため射手座の感受点ブラックムーン・リリスは、内面に気づきを見出せない限り、世界に対して不満が募り続けることを危惧しているのです。

内と外は繋がっていますから、世界に対して疑問や猜疑心、不信が募るほどに、私たちは自分自身への信頼も失ってしまう恐れがあります。

射手座の探究心や向上心は、自意識から放たれた好奇心によって前進し続けますが、ひとたび腰を折られる体験をすると、回復するまでに多くの時間が必要になるかもしれません。

世界には沢山の知識と知恵が用意されていますが、すべてに目を通し、理解することは不可能です。

ただ「縁」や「導き」に沿って世界と対話し、内なる真理に至るために、射手座は頭と足を使います。


射手座の感受点ブラックムーン・リリスの月(心)は、そういった努力が無駄になることで、本来の特性・気質とは正反対の、閉鎖的・否定的な境地になることを恐れているでしょう。

あなたの目と心から見える世界は、実はあらゆる知識や観念、概念によって本来の彩りでは見えてはいないでしょう。


それは誰もが同じなのですが、真理探究を進めていくうちに、賢明さや博識さを獲得していくうちに、自惚れや慢心が生まれてしまうことは珍しくありません。


射手座の感受点ブラックムーン・リリスの闇は、世界がすべての人にとって異なっているにも関わらず、同じ真理が働いていることに途方に暮れてしまうことを示しています。

時間と労力を費やした分、裏切られたような気分(気持ち)になった時の心境は、虚しさや理不尽さでいっぱいになることでしょう。


ですから世界を冒険したり、人生に挑戦しながらも、必ず内面に意識を向けることを忘れないでください。

あなたの肯定的で楽観的な生き様は、他者に明るさと希望を与えています。

だからこそあなたが世界(現実)を生きる上で、真理は常に内にあり、その精神性を獲得するために世界を冒険してください。

射手座の感受点ブラックムーン・リリスは、誰もが持つ意識進化への憧れの影ともいえる、「現実逃避」の危うさを物語っています。


あなたは心の奥底にある恐怖に触れ、生きて、生かされているという単純な事実こそが真理であることを実感するでしょう。

遠くにも真理のヒントがあるように、必ず日常にも真理のヒントがあります。


そしてあなたの心は小宇宙であり、自分自身を受け入れることこそが、自愛という真理であると悟るのです。

それほど自愛や自己肯定、自己信頼は重要であり、自愛という真理によって、私たちは他者に大きな愛を持って接することができるのですから。


射手座の感受点ブラックムーン・リリスの満たされない心(月)のキーワード

  • 肯定的
  • 自由の謳歌
  • 発展的
  • 楽天的
  • 向上心
  • 判断力と行動力のバランス
  • 大げさ
  • 気まぐれ
  • 俊敏さ
  • 素直さ・率直さ
  • 真理探究
  • 宗教学
  • 哲学
  • 大風呂敷を広げる
  • 可能性
  • 挑戦
  • 広い視野
  • 希望
  • 意識進化
  • 解放的
  • のびのびとした在り方
  • 大らかさ
  • 迂回
  • 遠い場所
  • 意志を育てる
  • 火(希望)を分け与える

感受点ブラックムーンリリス x 山羊座

山羊座の感受点ブラックムーン・リリスが持つ「満たされない心(月)」は、「精神性の喪失に対する恐怖」です。

山羊座は土星座の最終星座であり、物質性を象徴する星座。

また山羊座は現実性と物質性を監督する、社会天体である土星を支配星に持ちます。

そのため山羊座は、社会性を獲得するために、自己中心的で、自然体のままの個性を封印し、感情よりも理性が優勢になる傾向が強くなるでしょう。

山羊座の感受点ブラックムーン・リリスは、個性や個人の精神性を封印されることで、内面と外面のバランスが傾き、精神性が失われることを暗示しています。

この場合、物質的な価値や成果主義が、精神性から意識を話すことで、安らぎや居心地の良さ、感情的な交流が蔑ろにされることが危うい、という意味です。

山羊座の感受点ブラックムーン・リリスの月(心)は、ハッキリとした濃淡で、物質性と精神性が分かれ、個性が沈殿し、素直さや純粋さが発揮されないことを危惧しています。

山羊座は物質性の象徴であり、この世を成り立たせる重要な役割・立場を担っている反面、感情に対立し、心を明け渡すことを自分に許すことが学びであり、苦難といえるでしょう。

物質的な豊かさを獲得するために努力し、またその恩恵を十分に楽しむことはもちろん十分大切なことですが、そこに個性や素の心が伴わない場合、何が生き甲斐となるでしょうか?

山羊座と土星は私たちに、現実的な成果だけでなく、人生の喜びとしての「手応え」、つまり「生きている実感」を感じるための努力や試練を受け入れることを教えてくれます。

ですが従属意識や被害者意識では、個性は失われ、恐怖による生き方が当たり前になった世界(社会)は、とても居心地が良い環境とはいえません。

だからこそ山羊座の感受点ブラックムーン・リリスの闇は、個性や感情を見失うほどに、物質性を追いかけることは危険であると、訴えているのです。

何事も突き詰めた時、または人生で大きな挫折や失敗を経験した時、私たちは何のために生き、時間という寿命を使って現実を生きているのだろうと、立ち止まります。

山羊座は最も現実的な星座だからこそ、現実に飲まれ、そこから這い上がることで、自己理解と自己信頼、そして自己肯定を獲得する星座です。

誰もが「人生の成功者」を目指す中、真の成功とは、真の幸せとは何かという命題について、明確な答えを持つためには、自分自身をより深く理解する必要があります。

山羊座の感受点ブラックムーン・リリスの月(心)は、人生の成功や自己実現は、物質的な物差しだけでは成就しないことを伝えているのです。

私たちはどんなに努力をしても、「もう少し時間があれば」という気持ちを抱くもの。

物質的な豊かさを追い求め続ける中、心の豊かさを後回しにし続けることで、個人の成功と幸せは遠のいてしまいます。

山羊座の感受点ブラックムーン・リリスの闇とは、精神性の喪失であり、自分自身にチャンスを与えないことです。

あなたの誠実さと勤勉さは、人生の土台を作り、他者と繋がるための回路を築いています。

その土台と回路は、心の豊かさに至るためにありますから、どうか自愛を育て、精神性を見失わないようにしてください。

「我を忘れない」とは、物質性であれ精神性であれ、主体性を見失わず、思考と感情、行動を一致させるということです。

山羊座の感受点ブラックムーン・リリスは、特に感情を軽視することなく、むしろ心を丁寧に扱うことで、自分自身と他者の繋がりを強めることを促しています。

私たちはいつか物質(肉体)から離れてしまうわけですから、借り物の物質を楽しむ心を、個性という存在の中枢を見失ってしまっては、人生の醍醐味は半減してしまうのですから。

山羊座の感受点ブラックムーン・リリスの満たされない心(月)のキーワード

  • 誠意
  • 誠実さ
  • 慎重さ
  • 分別
  • 伝統
  • 歴史
  • 仕事
  • 社会性
  • 義務
  • 計画性
  • 社交辞令
  • 支配
  • システム
  • 陰気さ
  • 成果主義
  • 現実主義
  • 攻略・戦略
  • 物質主義
  • 打算的
  • 苦労症
  • 頑固さ
  • 習慣
  • 慣習
  • 体裁
  • 忍耐力
  • 確実性
  • 管理者
  • 精神の器

感受点ブラックムーンリリス x 水瓶座

水瓶座の感受点ブラックムーン・リリスが持つ「満たされない心(月)」は、「集団での個性の発揮に対する恐怖」です。

山羊座は10番目の星座で、10という数字は完成を表し、社会天体がもたらす物質性の感性が実現しました。

物質性の完成に続く学びである水瓶座は、社会性から全体性への学びの流れに入ります。

水瓶座は風星座の最終段階の星座であり、既成概念や固定観念に風穴を空ける役割を与えられた星座です。

水瓶座の支配星は、トランスサタニアンである天王星で、「革命」や「革新」、「新世界」を象徴する天体。

蠍座は最後のトランスサタニアンである冥王星を支配星に持ちますが、物質性の学びの枠に留まっていることと、自意識の領域に縛られる星座でもあります。

そのため実質的に水瓶座が、私たちの意識が物質性から精神性、社会性から全体性に移行する重要な役割を担っているといえるでしょう。

水瓶座の感受点ブラックムーン・リリスは、完成された物質世界(社会)において、「独創性」を発揮する際に生まれる、戸惑いや躊躇が障害となることを示しています。

独創性とは、内面に生まれる意志や純粋性を表現し、誰もが多様性の一因(一員)であることの鍵です。

独創性は、単に芸術センスや文学的な才能を意味するわけではなく、「自分に素直であること」や「自分の理想を表現すること」といえます。

私たちは誰もが独創的で、個性的な存在ではありますが、社会性にまとうことで、感情や精神性、更にいえば、「神聖な力」を封印することを要求されるものです。

物事には順序がありますし、宇宙的な視点から見れば、時代の流れと私たちの意識進化は共鳴していますから、独創性が発揮されるためのタイミングを待つ必要があります。

そんな時に水瓶座は、持ち前の主体性によって、個人の意志や自由、理想が尊重されるべく、自由奔放さを発揮し、時代を先取りするように見受けられることが多いでしょう。

水瓶座の感受点ブラックムーン・リリスの闇とは、本来認められるはずの個性が、集団性や慣習によって迫害され、排除されることへの恐怖です。

黒き月は心の奥底の領域であって、太陽星座とは異なり、現実に対する恐怖心がストレートに表されます。

水瓶座の感受点ブラックムーン・リリスの月(心)とは、自分自身の振る舞いによって、理想や個性が踏みにじられることを危惧し、慎重に行動することを促すのです。

ですが人生の転機を向かえたり、人との縁によって、心の底にまで意識を向けるキッカケが起こることで、この恐怖心(闇)を認めざるを得ない時がやって来るでしょう。

恐怖や闇との対峙は、決して簡単にやり過ごせるものではありませんが、一端内なる闇に出遭ってしまうと、黒き月は闇に向き合うことを促します。

水瓶座とは、自立し合う者同士が、必要な時と場面で集い、互いを尊重し合うことで新たなコミュニティを創造する、非常に知的な星座です。

現状を変えるために最も必要なことは、自分自身の中にある概念や価値観を外し、新しい世界観を持つことといえるでしょう。

そういった世界観は、土着の価値観や従属的な意識で迎えることはできません。

水瓶座の感受点ブラックムーン・リリスの闇は、恐怖から発展へ、支配から創造へと意識を切り替えるための受難を表しています。

あなたの心の奥底には、ちゃんと理想や希望があり、闇を通じて他者の深層意識と繋がっているため、あなたが恐怖を認めることで、他者との関係性も変わっていくはずです。

水瓶座が「天才性の星座」と呼ばれる理由は、自分自身の個性を認めるだけでなく、他者の個性を認め、尊重する点にあります。

そのような意識が広まることで、人類の意識進化は加速し、新たな世界観が定着することで、これまでの価値観は塗り替えられていくことでしょう。

あなたの黒き月は、あなた自身が個性を認め、他者に何を言われても表現し続ける勇気を持つことを促しています。

勇気は意志にから生まれ、あなたの思考と感情、そして行動を一致させるための起爆剤です。

あなたは勇気を持つことで、あなたの独創性を伝播させ、他者に希望を与える存在になっていきます。


ですからご自身の中にある、歴史や慣習、集団性に飲み込まれることへの恐怖が幻想であることを覚えておいてください。

現実は意識できないレベルではありますが、刻々と変化し、時代も流れ続けています。


その些細な変化を察知し、時代の波に乗る鍵こそが、独創性や個性、個人の精神性の発揮なのです。

水瓶座の感受点ブラックムーン・リリスの闇は、まずあなたに集団性や歴史からの呪縛から解放されることを促しています。

あなた1人の意識、言動、在り方の変化は、決して小さな力ではありません。

なぜなら私たちは内なる闇を受け入れることで、感受点ブラックムーン・リリスを超えた先の精神世界で繋がっているのですから。

水瓶座の感受点ブラックムーン・リリスの満たされない心(月)のキーワード

  • 独創的
  • 個性的
  • 天才的
  • 発明的
  • 技術革新
  • 反社会的
  • 普遍的
  • 独自の価値観
  • 新世界
  • 新しい価値観の共創
  • 正直さ
  • 論理性
  • ユニークさ
  • 理解
  • 突破口
  • 現状突破
  • 革命
  • 確信
  • 他者との利益の分配
  • 自立
  • 小さなコミュニティ
  • 既成概念からの解放
  • 思い込みからの卒業
  • 集団性からの脱却
  • 個性の自覚
  • 発見
  • 博愛

感受点ブラックムーンリリス x 魚座

魚座の感受点ブラックムーン・リリスが持つ「満たされない心(月)」は、「精神性を信じることへの恐怖」です。

魚座は12星座の最後の星座であり、水星座の最終星座。

魚座はトランスサタニアンである海王星を支配星に持ち、最も精神世界に親和性が高い星座といえます。

また魚座は、人生が感情によって左右され、物質的な成果はすべて感情に捧げられていることを確信している星座でもあります。

この事実は、物質主義から距離を置くことで獲得される境地です。

魚座の感受点ブラックムーン・リリスの闇は、物質世界において、肉体という借りものの物質性をまといながら、精神性を信じることが不毛になる確率が高いことを意味しています。

魚座の場合、目に見えない力の働きが、科学的に証明されるかどうかは問題ではなく、いかに他者に実感してもらえるかが重要です。

科学性や物質性は、目に見える形で表現されるだけでなく、目に見えない精神世界からの働きによって生まれることを魚座は確信しています。

その確信は、決して普遍的で、科学的な方法で証明されることは、今のうちはできないかもしれません。

ただそれが証明されたところで、人間が物質世界で生きることには変わりがなく、重要なことは、精神性をどのように捉えるか、ということです。

魚座の感受点ブラックムーン・リリスの月(心)は、他者の目を気にして、精神性を信じぬくことに迷いや疑いを持っていないかを問いかけます。

この世は日々の、さらに言えば「今、この瞬間の心の在り方」によって現実が創造される世界です。

心の在り方や自分軸に最も重要なものとは、「意志」であり「確信」で、迷いや疑いは主体的な現実創造の障害になります。

魚座は最も精神世界に近い意識を持つ星座ですが、だからといって地に足をつけて生きていることには変わりはありません。

つまり魚座は物質世界に生きながら、最も精神性への理解と確信、そして信頼を育てるという学びをしているのです。

そのため魚座の感受点ブラックムーン・リリスは、魚座に「生き仏」のような境地に達するためには、あらゆる迷いや疑いを捨てることを促します。

これは物質世界に生きながら、精神性を肯定する、ということです。

魚座の感受点ブラックムーン・リリスの闇は、潜在意識以降の精神世界の流れを迎えるための、ある種の試練といえるでしょう。

なぜなら他者には理解し、認めてもらえない現実を受け入れながら、自分軸がブレることなく、「今、この瞬間」に意識を繋げ続けなければならないからです。

あなたには他者と心で繋がるだけでなく、心の奥底にある闇を昇華し、他者が闇に対峙する際の揺るぎない安心感と励ましの力が宿っています。

この力は、まずはあなた自身が精神性への信頼と理解を確立させることで、黒き月は成就し、飛躍的な意識進化と新しい現実の実感が得られるでしょう。

物質性も精神性も、優劣はありませんが、先発組と後発組に別れてしまうことは至極自然なことです。

あなたは癒しと安らぎ、そして精神性への導きを与えられていますから、安心して先発組として精神的な豊かさを体験していってください。

そうすることで、あなたは自然と他者の意識進化をサポートするようになり、その生き様は、黒き月の闇が成就した証拠となるでしょう。

魚座の感受点ブラックムーン・リリスの満たされない心(月)のキーワード

  • 受容的
  • 寛容的
  • 幻想的
  • 神秘的
  • 芸術的
  • 感傷的
  • 境界性の無い境地
  • 曖昧さ
  • 非現実
  • 非物質性
  • 共感
  • 共鳴
  • 共振
  • 主体性と客観性の融合
  • 溶け合うこと
  • 無私
  • 空・無への進歩
  • 調和と混沌の世界
  • 精神世界への理解と信頼
  • 自愛と他愛の融合
  • 夢見
  • インスピレーション
  • 導き
  • 深層心理の先
  • 潜在意識へのアクセス
  • 連帯感
  • 二元性を超えること

【まとめ】自愛は闇を受け入れることで生まれる!

今回は感受点の第9弾として、感受点ブラックムーン・リリスについて解説させていただきました。

最後に、感受点ブラックムーン・リリスの重要事項を以下にまとめました。

  • 感受点ブラックムーン・リリスは、月の軌道の遠地点、黒き月と呼ばれる
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、心の奥底にある「満たされない欲求」を表す
  • 感受点ブラックムーン・リリスの周期は、8年10ヵ月で、1つの星座に約9ヵ月滞在する
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、最も野性的な側面、個人の純粋な性的エネルギーの表現を表す
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、白き月から降下した「願い」である
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、神聖な闇の部分、魅力の裏側や影を表す
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、自覚・意識することが難しいものの、確かな影響を持つ
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、人生のおいて、闇の領域を認めるために存在する
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、満たす・解放することを目的としない
  • 感受点ブラックムーン・リリスは、闇や影に光や希望を見出させる

感受点ブラックムーン・リリスは、決して恐れたり、避けたりすべき世界(感受点)ではありません。

私たちの人生は、常に心を育てることが中心軸になっています。

日頃の心(白き月)をなだめるだけでも大変ですが、占星術・ホロスコープリーディングを通して、自己分析と自己理解を進めながら、徐々に闇を受け止めていってください。

感受点ブラックムーン・リリスは、ある意味、完成された世界(心)です。

満たされないことが決まっている、ということで、感受点ブラックムーン・リリスが闇を当てる事柄に対して、違和感や不和を拭い切れないかもしれません。

また感受点ブラックムーン・リリスを満たすべき、癒すべき、救うべき、と思い立っても、完成された世界を作り変える必要が無いことを悟るでしょう。

感受点ブラックムーン・リリスは、悪の権化ではありませんし、私たちの不完全さや未熟さを思い知らせる感受点ではありません。

それどころか、光あるところに闇があり、闇をも受け入れることによって、真の自己信頼と自愛が生まれます。

これまで白き月と黒き月を解説しましたが、次回解説させていただく「感受点ダークムーン・リリス」で、月の多重構造の全貌がお分かりいただけるでしょう。

月は私たちにとって安らぎと不足、どちらをも与える不思議な天体です。

月を受け入れ、愛することは、成長や変化の無い世界に閉じこもり、心の言いなりになることではありません。

感受点ブラックムーン・リリスは、白き月がちらつかせる魔力よりも、更に濃い闇を持っていますが、黒き月はブレることなく、完成された闇の光を持っています。

あなたが感受点ブラックムーン・リリスを見出すことは、闇の光の存在を肯定し、あなたの心の全体を受け入れることになるでしょう。

闇を受け入れることさえも、太陽の輝きを育てるために必要となります。

言葉で説明すると、大変難しい話のように聞こえるかもしれませんが、私たちが夜に眠るように、闇は光を支えている、というシンプルで、当たり前の話です。

占星術・ホロスコープリーディングは、私たちがいかに偏った観念・常識を持っているかを教えてくれます。

その時々の気づきは、私たちをニュートラルで、肯定的な視野へと発展し、より深く自分自身を受け入れることができるようになるでしょう。

自分自身を受け入れることができて初めて、他者を受け入れることができます。

感受点ブラックムーン・リリスは、闇という光でありながら、自分自身を真に受け入れることがいかに簡単ではないことを教えてくれるでしょう。

それだけ心というものが、自由で、私たちの個性が投影される器で、大切に扱い、時間をかけて知る必要があるということですね。

これからも引き続き、ホロスコープを深読みしながら、現実を生きるあなたを認めていってくださいね!

それでは、今回も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

次の感受点別「仮想点ダークムーン・リリス」でお会いしましょう!

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